昨日の続きを書こうと思っていたのですが、
今日は前期実技試験の前日だというのに、授業オーケストラの演奏会があったので
それについてサクッと書こうと思います。
試験前日に本番だなんて、なかなか厳しいスケジュールです。
2・3年生によるAオケと3・4年生によるSオケ、2つのオケの演奏会でした。
Aオケの2曲目が終わった後の休憩時間から入りました。
Aオケの3曲目は、チャイコフスキー 祝典序曲 「1812年」。
1812年は、ナポレオンのロシア遠征が行われた年です。
大編成、大音響の派手な曲。
途中、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の旋律が何度か繰り返し現れます。
今、下の娘が練習中のシューマンにも「ラ・マルセイエーズ」の旋律が組み込まれています。
どうしてこんなふうに使われるのかしら。
余談ですが、うちの娘たちは、パリ日本人学校小学部時代に習った「ラ・マルセイエーズ」を
いまだにフランス語ですべて歌えますw
Sオケの曲目は、
メンデルスゾーン 「フィンガルの洞窟」 序曲
メンデルスゾーン 交響曲第5番 「宗教改革」
休憩を挟んだとはいえ、「1812年」の後だったので、地味な印象は否めませんでした。
Aオケの方は、この演奏会での曲目を4月からずっと練習してきたわけですが、
Sオケの方は、5月に北陸地方での演奏旅行があり、
その時に演奏した曲とはまた違う曲を演奏旅行後2ヶ月ほどで仕上げたわけで、
スケジュール的にだいぶ厳しい面があったと思います。
今回、1stヴァイオリンで演奏する娘をなるべく客観的に眺めてみました。
いろんなことを発見しました。
コンマス、1st、2ndと、ヴァイオリンパート全体を眺めていると、
今の娘の立ち位置がまさにあの辺だということがとても納得できました。
一人一人の音は聴き分けられなくても、弾いている姿で上手いか下手かはだいたい判断できます。
娘はまだまだまだまだです。
本人も私もわかってはいましたが、今日は突き付けられた思いがしました。
シンガポール駐在時代の友達が聴きに来てくれました。
お花とお菓子を頂いてしまいました。
気を遣わせてしまい、申し訳ないです。


ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!
