goo blog サービス終了のお知らせ 

クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

いろいろ伝わってきました

2015-10-26 | 上の娘ごと

土曜日、大学のホールにて、選抜メンバーによる弦楽アンサンブル演奏会がありました。

夫の両親、私の両親、下の娘と一緒に鑑賞して参りました。

夫は、自分のオーケストラの練習と重なってしまい、そちらに行くことを選びましたw

5月初旬にメンバーが選抜されてから、約半年間練習してきた成果の発表となります。

毎週、Aオーケストラで3時間半練習したすぐ後に、

このアンサンブルでさらに3時間程練習するというハードなスケジュールでした。

娘は、2ndヴァイオリンで参加。

特別特待奨学生の1年生女子がコンサートミストレスを務めました。

指導教授は、娘がお世話になっているY先生。

当日も、コンミスの隣の席に座られ、弾き振りをされました。

曲目は、

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番 弦楽合奏用

ベートーヴェン 大フーガ 弦楽合奏用

どちらも、ベートーヴェン最晩年の弦楽四重奏曲の中で、名作と言われている作品だそうです。

娘がレッスンの時に聞いた話ですが、

Y先生は、すべての作曲家の中でベートーヴェンが最もお好きだそうで、

中でもとりわけ、「大フーガ」を愛していらっしゃるそうです。

ベートーヴェンはこの「大フーガ」を創作活動の集大成と考えていたらしいですが、

すでに耳が聴こえなくなってからの作品なわけで、驚愕としか言いようがありません。

演奏する側にとっても非常に難解な曲だそうで、Y先生も挨拶の中でおっしゃっていました。

「とても難しい曲に挑戦させてしまいましたが、学生たちが良く頑張ってくれました。」

娘も、今回はどちらも本当に難しかったと言っていました。

ちょっとでも気を抜くと、とたんに落ちてしまうと。

同じ楽器の中でもなかなか合わなかったり、

1st、2nd、ヴィオラ、チェロの掛け合いもなかなか合わなかったり、

とにかく一筋縄ではいかない難しい曲だったそうです。

前日の最後の練習の後、Y先生は、

「今回の曲は、体力はそれほど使わないけれど、精神力をものすごく使うから、

 今日は早く寝て、ゆっくり休んでね。」

と大学生相手におっしゃったくらいです。

それほど全神経を研ぎ澄ませて集中しないと弾けない曲なのですね。

本番は、とても感動的でした。

もちろんノーミスの完璧な演奏とはいかず、ところどころ綻びはあったようですが、

Y先生がベートーヴェンを、特にこの曲を愛する気持ち、

Y先生がこの曲の真髄をなんとしてでも伝えたいという強い気持ちが、学生たちにしっかり伝わり、

そして学生がそのY先生の思いを精一杯の力で具現化していたように思います。

Y先生と学生たちが一体化しているように感じました。

それは、弾き終わった後のY先生の表情からも知れました。

とても嬉しそうで、満足げなお顔。

はっきり言って学生たちよりも笑顔が輝いていました。

この日で、このアンサンブルは解散です。

そのことにも触れて、Y先生も寂しいとおっしゃっていました。

Y先生は、オーケストラの神様と言われている方です。

そんな方に毎週指導していただいて、その薫陶を少しでも受けられたこと、

学生たちにとっては貴重な経験になったことでしょう。

娘も、

「全身全霊傾けて頑張った。 やりきった感がある。」

と満足そうでした。

娘は、今日早速、Y先生のレッスンが入っています。



夫の両親からの頂き物。







ずっしり濃厚、ハチミツが効いていて美味しかったです。



ランキングに参加しています。
クリックしてくださると嬉しいです!