先週金曜日から土曜日にかけて、
娘たちが通う高校では卒業実技試験が行われました。
弦楽器は土曜日でした。
試験ではありますが、公開です。
夫と下の娘と一緒に聴きに行って来ました。
場所は大学のホール。
上の娘は、試験開始時間よりだいぶ早めに行って、
大学の練習室で最終練習及び伴奏者さんとの合わせをしたようです。
体調を崩すことなく、この日を迎えることができて、まずはホッ。
会場に入ると、すでに審査員の先生方は着席されていました。
さっと見渡しただけで、錚々たるメンバーがお揃いです。
「なんとか時間を作るね。」とおっしゃってくださっていたY先生も、
審査員席にいらっしゃいます。
他に、O先生、A先生、T先生を確認できました。
クラシックギター、チェロ、ヴィオラも一緒なので、
そちらの先生方もいらっしゃり、総勢10数名だったと思います。
娘は、ヴァイオリンのトップバッター。
ヴィオラの生徒が弾き終わり、10分休憩が入ってからの最初の奏者です。
伴奏者さん、譜捲りをお願いした友達と共に、娘が出て来ました。
チューニングをして、いよいよ本番です。
サン・サーンス ヴァイオリンコンチェルト3番 第1楽章。
出だしからいきなり音程の取り難い箇所があって、
時々外してしまうことがあるのですが、とても目立つフレーズなので、
ここは絶対に死守したいところ。
夫曰く、音程は気合で合わせるのだとか。
娘が外すと、「気合が足りない!」とよく叫んでいます。
確かに、難しい音程とはいえ、しっかり取れる時の方が多いわけだから、
外す時というのは、微妙に弛んでいるのかもしれません。
なのでこの日の朝は、私も、「気合だよ!」と言って送り出しました。
本番、しっかり気合が入っていたようです。
最初のフレーズ、綺麗に決まりました。
良かったー

その後も順調、無事最後まで弾き終わりました。
今の彼女の持つ実力は発揮できたのではないかな?
それにしても、やっぱり男子はすごいです。
例のSくんはもちろんのこと、Mくんも思っていた何倍も素晴らしくて、
ぐいぐい惹き込まれてしまいました。
2人とも無伴奏曲。
どちらも超絶技巧の超難曲といわれています。
どれだけ練習を重ねたんだろう。
弦楽器のメンバーはとても仲が良いので、LINEでいつも密に繋がっています。
たまに、そのほんの一部の内容を娘から聞くことがあるのですが、
2人ともものすごく努力家なのです。
努力なくして、人を感動させる演奏ができるわけがない。
感動しました。
本当にかっこ良かった。
卒業実技試験が終わったら、
「GIOTTO」のケーキを食べたいと言っていたので、
帰りに買って帰りました。

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