九州釣遊記
フライフィッシングを中心とした釣行記と日常いろいろ
 



ボーンフィッシュの聖地 キリバス共和国 クリスマス島
その昔、キャプテンクックがクリスマスの日に発見したことから名付られたそうです。

珊瑚礁で出来た島、内湾の広大なラグーンには無数のフラットがあり、手つかずの自然はボーンフィッシュをはじめたくさんの魚達のパラダイスになっています。

当時、フライフィッシングを始めてから、カタログや雑誌等で「走る魚」としてボーンフィッシュという魚とその聖地としてクリスマス島を知りました。もちろん、私にとって技術的な面も含めて夢の魚でありました。
約10年程は渓流を中心に活動していましたが、その後ひょんなことから高番手ロッドの釣りに傾注して、圧倒的な釣行回数(釣れませんが 笑 )とキャスティング練習により、日々精進しました。少しずつ、ボーンフィッシュ釣行も不可能ではないと自分なりに考えるようになり、内に秘めながらチャンスを待っていました。
そして、ようやく今回、杉坂研治さん達のクリスマス島遠征に同行させて頂くことになりました。

クリスマス島に日本国内から直接アクセスは不可能です。数年前までフィジーから飛んでいた飛行機も廃止になり、現在ではホノルルからの週一便で、ホノルル時間の火曜日の往復便だけなので、行けば最低でも1週間は現地に滞在することになります。日本からは標準的には10泊11日が必要になります。
このことがこの島への壁となり、あまり外国人が入れなく、結果として楽園が維持されているのだと思います。


ホノルルからはここから出発です。
出国も含めてこのエントランスから入ります。


ここから後ろを振り向けば綺麗な虹が出てました。
良い釣行になりますように。


17人乗りのプロペラ機。この日クリスマス島行きは搭乗者12人でした。
私達6人の他は島でのビジネスや現地の人達が乗っていました。


約4時間のフライト、機内の様子です。
機内食はサンドイッチ、飲み物はコーヒー、ジュース等です。


着陸体制に入り、クリスマス島のラグーン上を通過している時です。
窓のフィルムで写真はあまりよくありませんが、最初見た時は本当感動ものでしたよ。


クリスマス島の空港です。
入国手続き時にフィッシングライセンスとしてUS$50必要です。
この島はボーンフィッシュ フィッシングを重要観光資源としているので、ランセンスの裏側にはキャッチ&リリースの徹底と記載があります。
実際、フックを飲み込んだボーンフィッシュもガイドの信じられない(笑)針外しにより、見事に蘇生しました。


空港を出るとロッジからの出迎えを受けました。
チーフガイドのenglishと若手ガイドのkuritaro。
この車の後方に荷物と一緒に乗り(笑)、ロッジに出発です。日本ではありえませんね。


南国ならでは風景。
この道路は精度は低いながらアスファルト舗装でした。
島内にバスや自家用車等もたまに走っていますが、ほとんどが日本車!この国でも日本車が重宝されているようです。さすがmade in japan。
また、港や各施設は日本企業が出資したり、工事を行っているため、島民は親日的でしたよ。


現地の人達の標準的な住居です。
強烈な日差しのため、昼間はさすがに現地の人達も日陰にいるようです。


空港から約1時間、フィッシングロッジに到着しました。ロッジ名はあえて書きませんが、一般的にフィッシングで使う国営のホテルではありません。
2006年築の新鋭のロッジで、なんとクーラー&水洗トイレ&温水シャワー完備。先程の現地の人達の住居写真からすると外国人釣り客はVIP待遇のようです。
海沿いの立地です。


到着してまだ昼だったので、早速フィッシングに出発することになりました。
ロッジの敷地に直接迎えに来てくれるトリガー船で、陸から行けないフラットまで運んでもらえます。


(続く)

次回からはクリスマス島での
○ボーンフィッシュ編
○トレバリー編
○ブルーウォーター編
○動画編(検討中)
に分けて投稿します。

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