夢日記

最近努力すれば夢が叶うような気がして、夢⇒実現すれば良いな・・・

最終回 骨休め

2009-11-16 | 旅行(国内)
次の日は42号線の日置川大橋を上流方面へ向かうと気持ちの好い道路が続きます。あてもなく出発し昼食に入った喫茶店で、またも大阪から白浜に移住して農業をされている一家と出会いました。最近は老後を田舎で過す方が増えているのかもしれません。
田舎暮らしの良し悪しを披露して頂き、住む場所は変わっても生活の基盤?は必要不可欠だとおもいました。

話しは変って、昨日のブログ作者の方も言っておられましたが、山中を走っていると、こつ然と2車線の立派すぎる道路、橋、トンネルが現れ、少し続くとまた農道然として対向車とのすれ違いもままならない道になったりします。一本の幹線道路だけではなく、災害時の予備道路は必要なのは当然ですが、文字道理の継ぎ接ぎ道路行政はもう沢山だと感じました。
この日はスケッチしたい場所も見つからず、のんびりドライブ(道路視察?)に終始した1日でした。

最終日はこれまでも何度か通過するだけだった「紀伊田辺」を訪れ、雑誌で紹介されていた宝来寿司で「太刀魚丼」を注文しました。
新鮮さと焼き加減が相まりあっさりとして穴子丼のようです。店の主人によると本来の名物は「ひとはめ寿司」だそうなので、こちらはお土産に持って帰りました。


田辺と言えば【南方熊楠】を抜きにしては、というわけで顕彰館を訪れました。
これまであまり関心を持っていなかった偉人ですが、館内の展示物から人となりが伺え面白く鑑賞。


再建された生家で案内をしていただいた上品な老婦人は身内の方らしく(後で判った)、道理で案内にも好感が持てたと納得しました。
顕彰館の職員さんの厚意に甘えて駐車場(無料)に車を置かせてもらって、自転車で市内を観光に出発。
これも名だたる【天神崎】へ向かいました。
岬を一周(自転車で来て良かった)途中でスケッチをしてのんびり過ごし、日が暮れてからは駅前の喫茶店で時間つぶしをしました。
こちらの店主がまた話し好きな方で、地元の政治、経済事情を休む間もなく話され、思わずその熱心さに引き込まれあっという間に3時間近くが経過し、ちょうど良い時間(高速道路の割引時間)になり帰宅の途に。帰路では先程の店主の方の話し(高速道路の開通が地元にもたらした色々な影響)を思い出し、複雑な気持ちで運転していると眠気も覚めました。

一人旅では人情の機微に触れることの面白さ、楽しさが不可欠ではの思いを強く持ちました。
ということで今回が「南紀旅行記」の最終回となりましたが、気侭な旅行記にお付き合い有り難うございました。


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