Treve(Motivator×Trevise-Anabaa)牝・10生
9代血統表:http://pednet.k-ba.com/cgi-bin/ped/pedigree.pl?gene=9&data=236235
主:5 結:5 土:4 弱:6 影:2 質[近]:3 質[遠]:3 SP:3 ST:4
合計:35点 クラス:3B 芝:9~12F ダ:8~11F
日本適性:□ 成長力:○ 成長型:遅め
芝適性:○ 砂適性:□ 重馬場適性:○ 距離短縮適性:□ 距離延長適性:○
○ 主導 (5)
主導は、Nasrullah(=Malindi)7・7・8・8・8×5・7・7の系列クロス。非常に明確に見えるが、当馬の場合Northern Dancer4×4・5の中間断絶クロスや、Turn-toを伴う、Hail to Reason6×5が存在し、その状態は決して明確であるとは言えないのが惜しまれる点であるが、この三者がNearcoで強固に連動したのは幸いだと言えるだろうか。
○ 結合 (5)
主導たるNasrullah(=Malindi)と6代目までに存在するクロスである、Northern Dancer、Hail to ReasonはNearcoで、Court MartialはPharos(=Fairway)で直接結合をはたしている。Native DancerはNorthern Dancerを通じて、LalunはHail to Reason内Teddyを通じて、Somethingroyal~PrincequilloはNorthern Dancer内Traceryを通じて、間接結合を果たしている。全体的に間接結合が多いものの、ひとまず結合を完了しているのは幸いだが、乱雑な血統構成であるのは否めない点であるのは指摘しておきたい。
○ 土台 (4)
土台構造は、Pharos(=Fairway)が18ヶで形成。単一の土台構造としてはまずまずの堅牢さで、Blandfordが7ヶでアシストしたのも、プラスだといえるだろう。
○ 弱点 (6)
5代目を基準とした、各ブロックにおいて弱点・欠陥は存在しない。近親度が強い配合ではあるものの、ブロックの殆どにおいて、主導勢力に含まれているクロスが存在しているのは特筆すべき形態であると言えるだろう。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(7-3-5-13)と決して良好とはいいがたいが、主導勢力を含む母母方をしっかり強調できたのはプラスだと言えるだろう。
○ 質[近] (3)
近い世代を構成する血の質は全体的に高い。底力勝負可能な血統構成。
○ 質[遠] (3)
主導たるNasrullah(=Malindi)や影響の強いHail to Reasonは決して質の高い血統だとは言い難いが、その他のクロスの質は比較的高い。総合的には平均的と言えるだろうか。
○ スピード (3)
主導たるNasrullah(=Malindi)を中核に、Hail to Reasonがサポートした形態。スタミナ勢力のアシストもある為に、短距離向きのスピードというより、中距離向きのスピードが強調されていると考えられる。
○ スタミナ (4)
Somethingroyal~Princequillo及び、Hurry Onを伴うCourt Martialを中核にした形態。この両者の主導との連動性は、決して高いとは言い難いものの、ひとまず結合している為、この部分の引き出しかた如何によっては、ある程度の距離延長への適性を見せても不思議は無い事を指摘しておきたい。
総合的にみると、主導勢力の不明瞭さはあるものの、結合の強固さや土台構造の堅牢さなど、見るべき点も多い血統構成となっている。また、牝馬としては重厚な血統構成で、本質的には10F以上での自力勝負に向いた血統構成だと言えるだろう。それだけに主導勢力の不明瞭さが、惜しまれる点ではあるが、全体的には良くできた血統構成で、当馬の戦績がそれを雄弁に物語っていると言えるだろうか。
9代血統表:http://pednet.k-ba.com/cgi-bin/ped/pedigree.pl?gene=9&data=236235
主:5 結:5 土:4 弱:6 影:2 質[近]:3 質[遠]:3 SP:3 ST:4
合計:35点 クラス:3B 芝:9~12F ダ:8~11F
日本適性:□ 成長力:○ 成長型:遅め
芝適性:○ 砂適性:□ 重馬場適性:○ 距離短縮適性:□ 距離延長適性:○
○ 主導 (5)
主導は、Nasrullah(=Malindi)7・7・8・8・8×5・7・7の系列クロス。非常に明確に見えるが、当馬の場合Northern Dancer4×4・5の中間断絶クロスや、Turn-toを伴う、Hail to Reason6×5が存在し、その状態は決して明確であるとは言えないのが惜しまれる点であるが、この三者がNearcoで強固に連動したのは幸いだと言えるだろうか。
○ 結合 (5)
主導たるNasrullah(=Malindi)と6代目までに存在するクロスである、Northern Dancer、Hail to ReasonはNearcoで、Court MartialはPharos(=Fairway)で直接結合をはたしている。Native DancerはNorthern Dancerを通じて、LalunはHail to Reason内Teddyを通じて、Somethingroyal~PrincequilloはNorthern Dancer内Traceryを通じて、間接結合を果たしている。全体的に間接結合が多いものの、ひとまず結合を完了しているのは幸いだが、乱雑な血統構成であるのは否めない点であるのは指摘しておきたい。
○ 土台 (4)
土台構造は、Pharos(=Fairway)が18ヶで形成。単一の土台構造としてはまずまずの堅牢さで、Blandfordが7ヶでアシストしたのも、プラスだといえるだろう。
○ 弱点 (6)
5代目を基準とした、各ブロックにおいて弱点・欠陥は存在しない。近親度が強い配合ではあるものの、ブロックの殆どにおいて、主導勢力に含まれているクロスが存在しているのは特筆すべき形態であると言えるだろう。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(7-3-5-13)と決して良好とはいいがたいが、主導勢力を含む母母方をしっかり強調できたのはプラスだと言えるだろう。
○ 質[近] (3)
近い世代を構成する血の質は全体的に高い。底力勝負可能な血統構成。
○ 質[遠] (3)
主導たるNasrullah(=Malindi)や影響の強いHail to Reasonは決して質の高い血統だとは言い難いが、その他のクロスの質は比較的高い。総合的には平均的と言えるだろうか。
○ スピード (3)
主導たるNasrullah(=Malindi)を中核に、Hail to Reasonがサポートした形態。スタミナ勢力のアシストもある為に、短距離向きのスピードというより、中距離向きのスピードが強調されていると考えられる。
○ スタミナ (4)
Somethingroyal~Princequillo及び、Hurry Onを伴うCourt Martialを中核にした形態。この両者の主導との連動性は、決して高いとは言い難いものの、ひとまず結合している為、この部分の引き出しかた如何によっては、ある程度の距離延長への適性を見せても不思議は無い事を指摘しておきたい。
総合的にみると、主導勢力の不明瞭さはあるものの、結合の強固さや土台構造の堅牢さなど、見るべき点も多い血統構成となっている。また、牝馬としては重厚な血統構成で、本質的には10F以上での自力勝負に向いた血統構成だと言えるだろう。それだけに主導勢力の不明瞭さが、惜しまれる点ではあるが、全体的には良くできた血統構成で、当馬の戦績がそれを雄弁に物語っていると言えるだろうか。