現在、上越市の直江津地区で‘直江津停車場線(通称:安国寺通り)社会実験’が行われています。
安国寺通りを車は一方通行にすることで歩行者スペースを確保し、歩行者の視点からまちの魅力を探そうという主旨のものです。
知り合いの建築士さんが参画していることもあり、昨日、家族で見学に行ってきました。
この実験に合わせ、安国寺通りの各所でイベントが行われていました。一番賑わっていたのはイトーヨーカドー駐車場付近で行われていたフリーマーケットなどのイベント。うちの子供も魚のつかみ取りコーナーを興味津々で見ていました。(まだ小さいのでつかみ取りに参加はできませんでした。)但し、賑わっていると感じたのはここのみ。残念ながら他はそれほど賑わっているというものではありませんでした。
多分、イトーヨーカドーのイベントに来られた方はイトーヨーカドーへ車で来られてイベントを楽しんだだけで、そこから安国寺通りを歩いては各イベントヶ所まで行かなかったのではないでしょうか。この通りで大きな駐車スペースといえばイートーヨーカドーしかなく、そこが起点となってしまいます。その起点で興味あるイベントが行われているので、そこからどこかへ行こうとは考えにくかったのかもしれません。私たちも車はイトーヨーカドーに停めて、安国寺通りを歩きました。私たちが歩いている時は我々のように歩いている人は多く見受けられませんでした。
この実験は直江津地区のまちづくりを考えていくきっかけになればというものですが、昨日見たところでは賑わいを取り戻そうという方向に考えていくのは難しいと感じられました。車社会の現在、車を降りて歩いて訪れようと考える街というのは全国でも少ないのではないでしょうか。歩いてみたいという街は人を集める何か魅力があるのでしょうが、正直、安国寺通りにそれがあるかというと難しいところです。
安国寺通りも雁木が残されているのですが、高田の雁木に比べ知名度もなく、良い状態であるかといえばそうでもなく、なかなかウリにはできない現状ではないでしょうか。商業的な魅力があるかといえば、比較的夜のお店が多く、日中買い物に行くという感じの通りでもありません。
人に訪れてもらって、賑わいを取り戻そうという観点からすると大変難しいと言わざるおえない気がします。
私も高校の3年間、この通りを毎日通ったものですから、良い街、通りになってもらいたいのはやまやまですが、私の頭では現在良い案は浮かんできません。この実験によって、街の人たちに良い方向性が生まれればと願うばかりです。
どなたか良いアイデアがあったらご提案ください。
安国寺通りを車は一方通行にすることで歩行者スペースを確保し、歩行者の視点からまちの魅力を探そうという主旨のものです。
知り合いの建築士さんが参画していることもあり、昨日、家族で見学に行ってきました。
この実験に合わせ、安国寺通りの各所でイベントが行われていました。一番賑わっていたのはイトーヨーカドー駐車場付近で行われていたフリーマーケットなどのイベント。うちの子供も魚のつかみ取りコーナーを興味津々で見ていました。(まだ小さいのでつかみ取りに参加はできませんでした。)但し、賑わっていると感じたのはここのみ。残念ながら他はそれほど賑わっているというものではありませんでした。
多分、イトーヨーカドーのイベントに来られた方はイトーヨーカドーへ車で来られてイベントを楽しんだだけで、そこから安国寺通りを歩いては各イベントヶ所まで行かなかったのではないでしょうか。この通りで大きな駐車スペースといえばイートーヨーカドーしかなく、そこが起点となってしまいます。その起点で興味あるイベントが行われているので、そこからどこかへ行こうとは考えにくかったのかもしれません。私たちも車はイトーヨーカドーに停めて、安国寺通りを歩きました。私たちが歩いている時は我々のように歩いている人は多く見受けられませんでした。
この実験は直江津地区のまちづくりを考えていくきっかけになればというものですが、昨日見たところでは賑わいを取り戻そうという方向に考えていくのは難しいと感じられました。車社会の現在、車を降りて歩いて訪れようと考える街というのは全国でも少ないのではないでしょうか。歩いてみたいという街は人を集める何か魅力があるのでしょうが、正直、安国寺通りにそれがあるかというと難しいところです。
安国寺通りも雁木が残されているのですが、高田の雁木に比べ知名度もなく、良い状態であるかといえばそうでもなく、なかなかウリにはできない現状ではないでしょうか。商業的な魅力があるかといえば、比較的夜のお店が多く、日中買い物に行くという感じの通りでもありません。
人に訪れてもらって、賑わいを取り戻そうという観点からすると大変難しいと言わざるおえない気がします。
私も高校の3年間、この通りを毎日通ったものですから、良い街、通りになってもらいたいのはやまやまですが、私の頭では現在良い案は浮かんできません。この実験によって、街の人たちに良い方向性が生まれればと願うばかりです。
どなたか良いアイデアがあったらご提案ください。
この一方通行化はある東京のコンサルが主体となって市とともに創った「直江津地区まちづくり戦略プラン」に施策として計画されたものを、実験したのですがどうも急ぎすぎた感が否めません。
社会実験するにしても、今年予算が付いたからでは無く地元商店主、住民、飲み屋のママなどを含めて充分な議論や通りの将来像、そして直江津全体の街の姿をイメージしながら行うべきだったと感じています。(まだ半分しかすぎていませんが・・・)とりあえず今はこの実験を通して問題点、住民の思いを浮き彫りにして次につなげていく事でしょう。
ここで停まっては結局、廃れていくばかりなのですから・・・