空間設計堂blog(ブログ)

新潟県上越市大潟区の建築設計事務所のブログです。

‘柄’は難しいでしょう....。

2018-12-26 09:25:12 | 建築関係

今朝テレビを見ていたら、大阪の地下鉄駅の模様替え案の評判が悪いとのこと。

テレビ画面に映し出されたパースは、確かに、なかなか.......。

 

数駅の案には、天井や壁に‘柄’が配されています。

正直なところ、建築のインテリアに‘柄’がでてくるのは、カーテン等のファブリックな素材ばかりなので

半外部空間とも思える地下鉄の駅に‘柄’がでてくるのは、建築を多少見てきている私でも違和感がありますし、一般の方もそう思っているのではないかと。

‘固い’空間を‘柔らかく、カワイイ’にしたいのかな。それなら、他に方法はなかったのか。

 

百歩譲って、‘柄’をヨシとしても、それはどんな素材や工法でやるのでしょうか?

そのあたりのリアリティは、パースでは読めません。

 

これを提案したところは、どういうところなのでしょう?どんなデザイナーなのでしょう?

素材のあたりをちゃんとクリアした、チャレンジ案だったとしたら、見てみたい気もします。

建築デザインは、場合によっては、突き抜ける必要があるとは私は思っています。

ただ、リアリティない絵空事だったら、厳しく見ないといけません。

 

あのデザインをちゃんと世に出しているのだから、かなり優秀なところかもしれません。

デザインを世に出すまでは、いろいろな人達を説得しないといけないので、それをクリアしてきたわけですから、相当の下資料(デザインコンセプト、実現する工法、費用等)があるはずです。

デザインを実現するまでには、それを実現しようとするデザイナーの熱量が必要です。

 

頭が固くなってきているのかな...‘柄’もありなのかしら.....。(でも、ペンキで‘柄’を描くわけにいかないよな....‘柄’をプリントしたシート(不燃でね。)を壁天井に貼るか?‘柄’をタイルで実現すると逆にレトロ?...お金もかかるか。私は‘柄’じゃなくて‘サイン’をより建築化していくことに興味はあるのですが.....。)



 

 

 

 

 

 

 

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年末は慌しく

2018-12-26 09:13:06 | 趣味その他

クリスマスが終わって、本格的に年末になりましたが、なんだか落ち着きません。

朝から、子供たちを学校や児童館へ送っていかなければならず

いつもからは30分、始業が遅れていますし。

やらなければならない仕事があるのですが、その資料がまだ届かない..... でも、28日には結論が必要。

 

他にやらなければならない仕事もあって、そちらをやっているのですが

28日結論の仕事のほうも気になって、手が思いのほか進まない....。

 

そうこうしてたら、下の子を医者に連れて行かなければならないことになって、慌しさは更に増して。(インフルではありません。乾燥で肌トラブルです。)

 

救われるのは、年賀状作業を3日連休でやってしまったこと。

今朝、出してきました。

 

ここ3日が正念場かな。

 

 

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