それでは、連載第251回目は、EF67をお届けします。
「西の箱根」とも呼ばれる、セノハチ(山陽本線瀬野~八本松)区間は、永く後補機を必要としており、SLの時代から名を残す補機運用がありました。旅客運用では不要となったこの補機運用、現在も貨物列車は補機を着けます。その補機が、EF67です。
大きく分けて0番代1~3と、100番代101~105があります。0番代は、EF60改造機、東京方にデッキがあり、走行解放を可能としていますが、100番代はEF65改造機、デッキは廃され、走行解放は行いません。
写真、手前のデッキがある機関車が1、後が101です。
向きを変えて、手前101、奥が1です。こちら側では、塗色以外では区別がつきません。
永く、走行解放を行っていましたが、現在は広島貨物ターミナル~西条で運用され、西条で停止して切り離します。コキフ50000等、走行解放に対応する貨車が引退したのも理由です。
それでは、次回をお楽しみに。