8月30日(土)、大阪・吹田市民会館で開催された
「紙芝居から見える戦争そして平和」に参加してきました。
古橋理絵さんは、プロの紙芝居師さん。今も大阪・豊中にある
稲荷山公園で水曜と土曜に紙芝居をされています。
紙芝居は全国でも数か所でしかやっていないそうです。
まずはじめに披露してくださったのは「街頭紙芝居」。
1枚1枚が手描きされている紙芝居。他にはない一点もの。
さすが、古橋さんは素晴らしいお声
おもしろいお話に、小さな子どもも釘付けです
これはクイズ。
「なんて読むのでしょう」
「は~い」とZANが元気に手を挙げました。見事正解!
ごほうびにラムネをいただきました。
紙芝居屋さんは、水あめや駄菓子を売って、お話をするのですが、
ちょうど面白いところで、「続きはまた今度・・・」となります。
こんなに子どもの心をつかんでしまう紙芝居。
戦時中に軍部がこれを利用したんですね。
それが「国策紙芝居」。
手足の細いだるまさんたち。
イチニ、イチニ、・・・ではなくて
「ケンミン(健民)・ケンミン・ケンミン・・・」と掛け声をかけて
毎日毎日、行進します。精進の結果、だるまさんたちの手足は
太くたくましくなります。「これで、立派な兵隊さんになれるぞ」
というわけです。
古橋さんは「紙芝居をやる者として、二度と国策紙芝居のような
ものがあってはならないと思っている」とおっしゃっていました。
第二部で、SDCCからアピールしました。
辺野古にすむジュゴンが危機を迎えていること、
IUCNバルセロナ会議で、ジュゴン保護を訴えてくることなどを
人形劇で表現しました。
ちょっとわかりづらいですが、ジュゴンのセレナとカクレクマノミの
ニモが、辺野古のこと、IUCNのことを語り合います。
動画も撮ったので、そのうちにアップできたらいいなと思っています。
ZAN
クイズの答えは「たいこ」 たこの中に‘い’があるからです。