ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2010年国際ジュゴン年キャンペーンを

2007年01月15日 | ジュゴンブログ
 皆さん。ジュゴン保護キャンペーンセンター事務局長の蜷川です。本年もよろしくお願いします。2007年も松が明けて、忙しい日々をお過ごしだと思います。19日の普天間協議会を前に、新基地建設に焦る日本政府と県民への公約「V字形反対」を反故にしたい仲井間知事との駆け引きがニュースとして新聞紙上をにぎやかしています。要するに、ジュゴン保護を求める国際世論や沖縄県民をなだめながら、早く新基地建設を進めるための方便なのでごまかされてはなりません。

 さて、通常国会も間近に迫り、参議員選挙をにらみながら、国会請願署名の提出するタイミングと方法を考えなければなりません。皆さんからのご意見をお待ちしています。2010年国際ジュゴン年キャンペーンも始まっています。ますます、国際的なつながりが重要になってきています。SDCCスタッフの吉川さんがJapan Focus に「沖縄の闘いを世界にー沖縄の知事選挙とアメリカの中間選挙の意味」を投稿しました。長い論文ですが活用してください。海外にいる知人、友人に転送していただけたらありがたいです。
Japan Focus のホームページの記事は下記にあります。
 http://japanfocus.org/products/details/2314  コチラ
 題名は「Internationalizing the Okinawan Struggle:
     Implications of the 2006 Elections in Okinawa and the US」です。


1/13大阪駅前陸橋行動

2007年01月13日 | ジュゴンブログ
今日は久しぶりに大阪駅前陸橋上で署名集めをしました。
暖冬、とはいえ陸橋上には、強風が吹きつけていました。
ポケットに手を入れたままの方が多くて、
なかなかチラシも受け取っていただけません。
でも、快く署名に応じてくださり、がんばってください、
という声をかけて下さる方もいて、元気付けられました。

少しでも多くの方にジュゴンのことを知ってもらうために
これからもがんばります!

ZAN

イラストは事務所に送られてきた署名用紙の裏に
描いてあったものです。素敵なイラストありがとうございました。



海草藻場を守りましょう

2007年01月10日 | ジュゴンブログ
辺野古の海草(リュウキュウスガモ)

年が明けてから、V字形案について色々な報道が出ています。
今朝の沖縄タイムスには
防衛相、逆「ハの字」検討/南滑走路を沖へ

「ハの字案」とは、

『V字案で先端部分が重なる二本の滑走路を分離させ、カタカナの「ハ」の字を横にしたような形状にする。』
『「ハの字案」は代替施設を辺野古沖にある長島にかからない範囲で、沖合側に数十メートル拡張。これに伴い、離陸専用とされる南側の滑走路を同じ方向にずらす。』

というものだそうです。

『久間防衛相はほかに、代替施設を(1)沖合側(2)辺野古崎南西の藻場側―にそれぞれ数十メートルずらす修正案に言及している。』

と、いくつかの案があるようです。
現行の案でも、ジュゴンの餌場である海草藻場は10-20ha埋め立て
られることに、なります(影響範囲はもっと大きいでしょう)。
沖合いにずらすことになれば、藻場への影響は更に大きくなります。

普天間移設V字案、藻場移植調査へ (琉球新報1/7)
『防衛庁は米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設で影響を受ける藻場について、別の場所に種子を移植し、育成させることが可能かどうかを検討するための文献調査を実施する』

とのことですが、海草の移植に関しては、同じ沖縄県の泡瀬干潟の移植実験で
失敗が報告されています。
沖縄・泡瀬干潟 海草の移植実験は失敗です。(日本自然保護協会のH.Pより)

辺野古の海草は辺野古にあってこそ生育し、一度壊されたらもとに戻りません。
辺野古の藻場を守り、ジュゴンの保護区を作りましょう。


辺野古の海草(ウミヒルモ)

TA-KE


1/6京橋陸橋行動

2007年01月06日 | ジュゴンブログ
今日は、京橋のOBPへの連絡橋上で、今年最初の街頭行動をしました。

土曜の午後は、いつもなら結婚式に参加してきたいっぱい機嫌の方々が
たくさん通られるのですが、さすがに今日はそういう方は少なく、
かわりに家族連れの方々が多かったです。長野県から帰省中のご家族も
署名してくださいました。

「仲間の生きものを殺すようなことをしていると、
人間社会もあと100年もたないんじゃないか」と署名してくださったり、
「これ辺野古のことでしょ。ひどいね」とカップルで署名してしてくださったり。
ちょっとユニークなところでは、歯科技工士と思しき方、
手に歯型(歯茎もついたりっぱなやつ)を持ったまま、署名してくださいました。

今年は暖冬で、温暖化傾向は喜んでいられないのですが、署名にはありがたい気候です。

多くの署名とカンパもいただき、幸先の良い年始めの行動となりました。
ありがとうございました。

ZAN




今年もよろしくお願いします

2007年01月03日 | ジュゴンブログ
 
じゅごんの見える丘からの眺め

昨年SDCCは、3月に東京・沖縄でアジア太平洋ジュゴン保護ネットワーク・シンポジウム
2月、3月にジュゴン連続セミナー(東京 大阪
7月には大浦湾モニタリングツアーヤンバルの森訪問ツアー
10月に鳥羽水族館バックヤードツアーなどを開催しました。
その他、継続的に取り組んでいる大阪駅前陸橋行動や
様々なイベントへの参加のなかで署名をお願いし、ジュゴン保護と基地建設反対を
訴えてきました。→2006年活動報告 東京 関西 沖縄

年明け早々、沖縄タイムス(1月1日朝刊1面)に以下の記事が載りました。
海域調査 同意申請へ/国、来月にも提出
普天間移設/県、作業加速に柔軟姿勢

『施設局は、県が政府案(V字形案)の修正でシュワブ沿岸部への移設を容認する方針を固めたことで、移設作業を一気に加速化させる構えだ。』
『施設局は一月中にアセス方法書を県に提出し、知事意見を求める考え。方法書作成手続きが完了次第、公共用財産使用協議書の同意申請を行う方針。』

仲井真知事は公約を反故にして、基地建設を容認しようとしています。
公約を守れ!の声を上げていきましょう。
また、いい加減な環境アセスを許さないために、出来るだけ多くの方に
意見書を提出していただけるよう取り組んでいきます。

今年も様々な活動を通じて、ジュゴンの海を守る取り組みを、
広げていきます。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

ZAN