ジュゴン掲示板

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2018じゅごんの里ツアー 番外編~チビチリガマと野仏

2018年07月07日 | 活動報告
じゅごんの里ツアーの前日に読谷村へ行ってきました

2018年2月26日の朝日新聞の記事
「野仏と、泡盛のヨーグルト割り」を読んで
野仏を見に行こうと心に決めていました

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毎日新聞 4月3日
チビチリガマ損壊、少年ら鎮魂の野仏 7日に慰霊祭

チビチリガマ
遺族の方々には大事な慰霊の場
73年前の沖縄戦で集団強制死が起こった場所
沖縄県読谷村にある
今は、二度と戦争をしないための平和学習の場でもある

その場所が去年の9月に荒らされた
故意の破壊行為かとぞっとした
けれど、無知であるが故の少年4人による行為だった
とまどった

保護観察処分を受けた少年4人の保護観察担当を金城実さんが引き受けられた
金城実さんは4人に課題を与える
1つ、このチビチリガマはどういう場所なのか各自で調べてレポートを提出すること
2つ、この像が共同制作されるまでの遺族の苦しい心の内はなんだったのかを
   ドキュメントや映画に収録されている資料で学習すること
3つ目は、もう一度遺族とともに私のもとで新しい作品を作る
                      (大獅子通信第25号より抜粋)
そうして、遺族の方々と一緒に野仏はつくられた

それらの野仏がチビチリガマの周りに安置されている















私は野仏を一通り眺めながら
なんとも言えない空気に包まれました
そこは優しく癒しの場になっているように思え
祈りの場になったように思いました







金城実さんのアトリエにお邪魔すると
ご本人がいらして、お話しを聴くことが出来ました
金城さんは、4人の青年とこれからも向き合っていくといわれた

不正やうそやごまかしが蔓延し
誰も責任をとろうとしない日本の社会

野仏は大人の責任ということを教えてくれる

訪れてほんとうに良かった




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