2007年 全16話 パク・シニャン パク・ジニ キム・ジョンファ シン・ドンウク
ストーリー エリート証券マンとして順風満帆のクム・ナラだったが、父が多額の借金を残して自殺したために、ヤミ金業者に追われ、金も職も婚約者も、全てを失ってしまう。ホームレスに転落した彼が選択したのは、自らヤミ金業者となって非情な社会に復讐することだった。父を自殺に追い込んだ悪徳ヤミ金業者のマ・ドンポに弟子入りし、仕事を学び、金のためなら何でもするようになっていくクム・ナラ。やがて、彼は借金に苦しむ恩師の娘と出会い、自分がいつの間にか金の奴隷になってしまったことに気づくが・・・。
ストーリー 6点 役者 7点(パク・シニャン氏は8点) 音楽 6点 涙度 0点 総合6.5点 ちょっと辛めです。楽しめる要素はありますが、私には合いませんでした。
急展開のラスト2話でした。ドングが持っていった50億をチョルスが取り返そうといいますが、ナラはもういらない、もともとオレの金じゃないからといいます。一人で取り返しに向かうチョルス、案の定見つかってまたボコボコに、、。そこへナラ登場!トラックでまたお金を取り返すことに成功。ここでジュヒも乗ってから意外だった。ジュヒは強奪に参加したの?と思いきや、結局このお金は寄付するとナラはテレビで宣言。サラ金のマ社長のお金だが彼の意思で全額寄付することにしたと追ってきたドングの前で宣言。それを見ていたマ社長、あわてて取り返しに行くが時すでに遅し、、。確かにマ社長はあくどい取立てや高額な利子でサラ金業をやってそれでも5億も溜め込むのはよっぽどだったと思うけどそれをあっさりあんな風にもっていかれては、、、とちょっと可哀想かなって思ったりしたのよ。このマ社長の演技もすごかったな。ある意味、ウソンなんかかすんじゃってこの人が出てきたら本当に怨念とか執念とか憎悪とかそういう空気が流れて、あんな最期につながるのかって感じでマ社長には笑えなかったわ。
コチョルが好きだった人はウソンが世話になった女性で最期を看取ったのはウソンだった。それだけ?って感じだな。もっと何かあると思ったらたいしたこと無かったわ。実はウソンが息子とか言うのかと思ったら関係なかったしね。
ジュヒとラブラブだったのにジュヒ父はサラ金をしているからとナラとの仲を反対します。ジュヒは私を愛してるならサラ金をやめてってナラに言うんだけどサラ金は続ける、愛してるフリはしていない。ナラは愛してなかったといい、え~~?それで別れちゃったのよ。
コチョルはナラに自分の全財産を預けるからブルーエンジェルと取り戻せと差し出すけど、それを断るナラ。
そして最終話。最期まで何かと調子のいい話で、、強引にまとまっていったって感じです。ナラも9話で別れてそれでも忘れられなくてブルーエンジェルの代表となって晴れてジェヒにプロポーズって、、。ブルーエンジェルも貸付やってるんだからいわゆる消費者金融みたいなものでしょ?その代表だったらOKってジュヒ父もなったのかしら。ウソンはあえなく失脚だしさ、ゴングもまた前の組長が戻ってきたって、、。ジュヒを嫌っていたウンジも許してチェヨンも現れての結婚式だったんだけど、、、。結婚式の前にナラは呼び出されて、、。
唐突な最期でした。一言もなかったな。ナラ。よくドラマで最初は悪役だけどそれには何か過去があって、本当はいい人なのに変わってしまったっていう人が徐々に本来の心をとりもどす的な、そんな憎めないキャラかと思ってたんですよ。彼は。それなのに、彼は終始、悪役でした。でもそれほどちょっとナラの行動は確かに強引だったな。もちろん、その前にナラの父母がこの人によって葬られたっていう復讐の意味もあったとは思うけど結局こんな結果になるなら意味はありません。ジュヒ、かわいそうだわ。
このドラマ、共感できる人がいなかった。というか、心の部分があまり描かれていなくて原作が漫画と言うだけあってマネーゲームの要素ももうひとつ甘いしすべてが中途半端な印象でした。視聴率35%もあって、パク・シニャン氏はSBSの演技大賞も百想芸術大賞も受賞されてましたが感覚の違いでしょうか。演技力はすごいなとは思いますが、作品の質としてはもうひとつってところです。前半は結構テンポよくてどん底を味わった無一文のナラが自分が苦しんだそのサラ金を利用してのし上がっていくサクセスストーリーかと思いきやちょっと違ったようです。暴力シーンは多いし、みんながマ社長の隠し金を当てにして取り合って、結局はナラが暴いてそれを寄付してそしてナラはみんなが助け合えるような新しい金融システムを作る、、か。いわゆる完全懲悪物だったわけです。でもそれでもやはり人の恨みは恐ろしいもので、、。ウソンもこの役は全然いいところナシ。とうも、、いまひとつの役が多いのでシン・ドンウク氏のルックスが生かせてない感じで残念です。このドラマ、登場人物が全員お金に困ってる人なんです。コチョル老人以外は。コチョル老人の意思を継いでくれる人にナラが成長したというのはなんとなくわかりましたが、、。その過程がちょっと雑だったと思われ、このナラを最期まで好きにはなれませんでした。タイトルが戦争なのでこういう形でしか決着がつかなかったってことかも。単純に楽しめる要素もあるしパク・シニャン氏は非常に生き生きと素晴らしい演技だしブルーエンジェルの代表になったときからはすっかりパリ恋のギジュだったのですご~くカッコよく見えていい点もあります。やっぱり彼はスーツが似合います。このドラマ続編が制作されていますが、ジュヒは出演できないとあったので彼女抜きでどうつながっていくのかしら、。総合評価は低めです。
話題のドラマだったので
観て見ましたが、一寸・・・
「ええっ!??」って言う最後で
ビックリしました^^;
努力してお金を稼いだ人の人生は
一生懸命で
汚く稼いだ金の人の人生は
卑しく
努力しないで手に入れた人の人生は
何の価値もない。。。
って言ってたけど
じゃー、ナラの最後の結末から言って
彼の人生はなんだったの?
なんだか虚しい最後だったなぁ~
パク・シニャンssi流石の演技でした
これは認めます^^v
そうです!パク・シニャン氏のためのドラマでしたね。好き嫌いが別れそうなドラマなので、観るのに時間がかかりましたよ。