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2012年 全20話 オム・テウン イ・ジュニョク イ・ボヨン イム・ジョンウン
あらすじ 喧嘩の強いキム・ソヌと学校一の秀才イ・ジャンイル。
間逆な性格の2人だったが、お互いに信頼を寄せ、唯一無二の親友だった。
しかしその友情を一転させる、ある事件が…。
ソヌの父親が首つり死体で発見されたのだ。
自分の父親が共謀していることを知ったジャンイルは、警察に再捜査の陳情書を提出すると言うソヌを止めるため、 崖から突き落としてしまうのだった。親友として、苦楽をともに歩くはずだった2人。 大きく崩れ落ちた運命は、復讐と罪悪、嫉妬と愛を重ねて次々と歯車を狂わせていく。 壮絶な復讐劇の中にある、奥深い人間のドラマが、かつてない感動を呼び起こす。
ソヌとジャンイル、2人が歩みゆく先は?
ストーリー 8点 役者 9.5点 音楽 5点 涙度 3点 総合 8点
最近で見た中ではかなりの高評価とさせていただきます。面白かったです。よくできた脚本です。素晴らしい!!本当に。最初からしっかり最後まで組み立てられていてドラマらしい脚本です。こんな本を私も書きたいと思えるくらい本当にシナリオです。プラス、役者の演技力が本当に秀逸でした。オム・テウン氏が盲目の人の演技もすごかったんですけど終わってみればやっぱりイ・ジュニョク氏かもって思います。いやあああ、すごいんですよ。とにかく。女性陣がす~~~かりかすんでおりました。
韓国ドラマって高校生くらいの役だと主役が30過ぎてても本人に学生の役をさせることが多いんですけど、このドラマは違いました。二人の高校生時代をイケメン高校生二人が演じるところから始まるんです。それが大人に変わった時は案の定、違和感アリアリでした。でも、それが気にならなくなるんです。スミが描いた絵ももちろんイケメン二人の絵で今とは全然違いますがそれでも全然OKでした。それがどうしてそうなってるのかが最終回でわかるんです。この若い二人を使った理由が。本人の若いころだとあんな風な絵は撮れなかったかもって思いましたわ。演出もカメラワークも本当に素晴らしい。後半はイ・ジュニョク氏がこれまたすごかった~~~~。このドラマ主役はソヌ?いややジャンイルじゃないかしら。後半、ずっと気になっていたんです。大人になったジャンイルがのっぺりとして表情もないし、笑わないしいつもどこかうつろな感じで。その理由も最終回にわかります。ジャンイル父が亡くなり検事も辞職し、真実がすべてソヌにわかって自分も正気を失って病院へ入院します。この頃からやっと人間らしくなってきたんです。罪悪感から解放され、自分の親友を見る本来のジャンイル姿に。その変化があの終盤になって発揮されておおおお!そうだったのかってまたまたサプライズ。そうそう、前半のソヌも失明したソヌが失踪してまたジャンイル達の前に現れます。その時は失明したフリをするんだけどそれまた秀逸。失明していた時のソヌと本当は見えるんだけど、失明しているフリのソヌは微妙に違うんです。それまた本当は見えるに変化する彼も見どころです。すごいとしか表現できませんがすごいんですよ。とにかく。本当に見えない人がどうするのかはわかりませんがおそらく彼のようになってるのではと思うくらいリアルなんです。スミって結局ソヌには友達のふりをしていましたが本当に助けるわけでもなくいつもうわべだけの付き合いだったのね。ソヌはそれもちゃんとわかって彼女にも復讐するんです。ジャンイルをあれだけかばったのに、その生命線のあの絵をあんなに雑においておくからよ!最後までここはむくわれなかったわ。
そして、ソヌの目はまた見えなくなりますがそれも回復していきます。それもよかったわ。最後までやっぱり暗いままだとやっぱり嫌な気分ですから。諸悪の根源はチン会長で相当アコギなことをしてソヌ母にもつらくあった模様。それも思い込みだったんだけどね。そこも最終的にはあっさりわだかまりが解けるのがちょっと解せないところ。復讐物は結局はそういう最後かって思いました。が、その前にいい雰囲気になっておいて、、っていうフリもちょっとびっくり。そういう展開は仕方ないと思いながら持っていきかたにも斬新さを感じたんです。行き当たりばったりの脚本ではなく最初も意味深なシーンで始まり、子役時代に移り、最後はまた最初のシーンへというちゃんとつながっておりました。ソヌが会長の息子じゃないかって思ってたことも終盤その話が出てきたころまで忘れたシネ。親子愛が随所にありました。子供も思うあまりとった行動が結局はその最愛の子供を苦しめる結果に。秘密は守れないものです。どこかで誰かが必ず見てるって言うことよね。あのイケメン二人がまた終盤に出てきてくれたのもうれしいかも。やっぱりあのソヌ役の子がカッコよかったから見たかったんです。子役時代のジャンイルもナカナカなんですよ。あの罪の葛藤のシーンもすごかったしねえ。
最後はジウォンと、、、。なんで赤道の男っていうのも最後にわかりました。タイトルにするには?って感じもあるけどね。
最後の最後まで楽しめました。カットしてるところがずいぶんあるなとは思いましたが十分面白かったです。主役二人は本当に素晴らしい役者さんです。すごいエンターティメントにしあがっております。見て損はありません。脚本、演出、演技、撮影の仕方などいろんな韓国の底力を感じます。日本のドラマではこんなに重厚なものは見ることができません。久しぶりに大作を見た気がいたします。是非是非、おすすめです。