2007年 全16話 チャ・テヒョン カン・ヘジョン キム・ジフン コン・ヒョンジュ
ストーリー 借金まみれでサラ金業者に追われる、その日暮らしのユン・ホサンは、ある日、便利屋として訪問した豪邸の主人ワン・テバクに、自分になりすまして入院するよう命じられる。その後、ホサンの服を着たテバクは事故死。遺体はホサンとして処理され、ホサンは死んだことに…。一方、葬儀屋の娘ナ・ハナは、死は日常的、興味があるのはお金だけという変わり者。ソウルに来たハナが立てた目標は、短命の金持ち男と結婚すること!苦労して看護補助員になったハナは病院に就職し、未来のだんなを探すが…。
ストーリー 6点 役者 7点 音楽 5点 涙度 3点 総合 6点
さすがに、、最終話は泣きました。あのビデオは、無いよな～～。今はそういう形が自分の死後お礼も思い出もまるでMVのように残せるんだよね。ラスト20分くらいかな。これはしっかり見ないとと思って一緒にホサンを見送る気持ちになったのであのビデオの時はじ～～んとしちゃって、ワンワン泣けてきました。ハナと同じように。ホサンからの愛でいっぱいでした。あのビデオがあればこれから先も辛い事があってもいつもホサンに会えるって思えるけどDVDに焼いておかないとって感じかな～。
１５話でホサンは少しずつ別れの準備を始めます。自分の親、兄弟にあって、ハナを紹介して楽しく過ごすのです。何も言わずに別れますが、心の中ではお母さんごめんなさい。先へ行くけど、お母さんがこちらへ来るときは必ず迎えに来るから、、、。って。ハナはホサンと結婚したいとハナ母に言い出すけど結局諦めるのよ。残された人がいつまでもハナを通してホサンを見るからって。最終話で初任給をハナ父母に旅行へ行くようにプレゼントしたり、それからハナを喜ばせようと思ってピアノを習います。そしてウンタクがハナがデートでしたかった事を教えたのね。ハナを街へ呼び出して風船でハナへの愛を告げます。ここさあ、風船の文字が、、字幕ではハナになってたけど、ハングル文字では金魚のフン、愛してるよだったんですけど～～（笑）ここでのキスは良かったよね。宮をイメージしてのキスがハナの希望だったんだけど、結構それに近かったも、、、。急にキスをしたホサンが優しくハナを抱き寄せる感じが良かったな～～。そしてホサンの前に天使が迎えに来るようになって、、、その後、、、。あのビデオで最後のメッセージ。これから年をとっていく僕を見せられないので、タイムマシーンに乗って幼い頃の僕をお見せします。と言って小さい頃のホサンが出てきます。そして最後に苦しいながらも特訓したピアノ演奏を披露。アンコールには応えられません。レパートリーがコレしかないので。もしよければ愛するハナに小銭をあげてください、、。お金が好きなハナにたくさん残す事は出来なかったけど、、（涙、涙）。そして感謝の言葉で終わる頃には、、もう、ワンワン泣いてました。ホサンは遺言どおり、あの木の下に眠り、1年後にはみんなが集まってそこにはプーちゃんも、蘭もコンマダムもそしてホサンも現れて、、、結構良い終わり方でした。涙ではなくみんなの笑顔で終わったのもとってもよかったです。
葬儀屋が舞台という事でいろんな葬儀の形、葬儀屋ならではの悩み、相談にくる人の葬儀への想いがよく表現されていたと思います。前編はとっても面白かったんですけど、後半、ちょっといろんな人が唐突に死んでしまうのでえ？って感じなってしまって、、。もうひとつ入り込めないまま最終話を迎えて気がします。とにかく～～、ウンタクが良い人すぎる～～～！！！ホサンが余命短いと知り、最後までハナとホサンをサポートしようとちゃんとハナとホサンの元にいてくれたし、ハナを好きだったはずだけど完全にサポータになっちゃって。ナムギョンもハナのライバルではなく、ホサンがどうやったら幸せに過ごせるかをちゃんと考える温かい人だったしね。チャ・テヒョン氏、演技は上手なんだけど、実際にはこんな人いないな～って思ってしまって。カン・ヘジョンさんも前半と後半では全く違いましたね。声のトーンや、ホサンを見る表情とか。死ぬと生きるは反対だけど、実はとっても近くにあるもの。どこかに引っ越したと思えばいい。めったに会えないけど連絡がないのは元気な証拠。本当に会いたくなればいつでも夢にもでてくるし、思い出の中でも会えるじゃないかって言うホサン。結婚式には招待状を送るけど葬儀はそれがない。でもホサンはちゃんと書き残しました。
僕の大切な人生を照らしてくれたあなたを僕の葬式に招待します。
お葬式に来てくれた人に自分自身でお礼を言う事はとっても大切です。貴重な時間を割いて自分だけの為に来てくれる人に、何かお礼を言う事ができれば本当に幸せな人生だったって思えますよね。
このドラマ、韓国では実力俳優ばかりたくさんでてた割には視聴率がかなり低迷していました。４％くらいだったかな。でも穏やかで温かい物は残ります。劇的な変化があまりないので視聴が滞るかもしれませんが、見始めたら最後まで是非見ることをお勧めします。