サワラチャンのビーチ・コーミング-02
加計呂麻島-貝蒐集日記
最近は天気にメリハリが付いて来たようです。 晴れるときはパッと晴れ、雨も強く降るようになり、直ぐ止みます。海の色も太陽の光線の具合いで様々に変化して行きます。来月の初旬には大潮の時に、潮干狩りが出来るようになります。楽しみです。
それでは本日の出だしは、かわいい仲間をご紹介します。
<ミノカサゴ>
先日、干潮の日に岩場でタカラガイを探していましたら、水たまりの中でこの子を発見! <一緒に行こうか>と誘ったら、<ウン>と言うので自宅まで連れてきました。2~3日の間は警戒して隅っこで、他の熱帯魚と寄り添っていましたが、最近は一人で60cmの水槽を気持ちよさそうにして、悠々と泳いでいます。体長5cm位です。 まだ、赤ちゃん+アルファー位かな。
名前は「ミノカサゴ」ですから、<ミノチャン>と呼ぶ事にしました。WIKIを見ますと・・・・・
ミノカサゴ(蓑笠子、英名:Luna lionfish(ルナ・ライオンフィッシュ)、学名:Pterois lunulata)は、カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。太平洋の南西部とインド洋にかけて、日本では北海道の南部以南の沿岸部に生息する。
可愛い顔してるのに、棘には毒があるんだって。 怖いわね! 水槽の住人は貝と小さなヤドカリばかりですから、誰も手を出しません。泳いでる様は優雅でとても可愛いですね。一躍、自宅のアイドルです。
岩場
<ミノカサゴ>のミノチャンに出会った時は、岩場でタカラガイの<ハナマルユキ>を採取していました。 岸壁や岩場の窪みの水溜りのような場所に潜んでいます。浜で採取したものは背面の綺麗な模様が砂で磨耗してしまって、なかなか美しいものは手に入りません。 生いている物は綺麗な模様がはっきりとみえます。今回は5~6匹捕獲しました。
水槽の中には、<クモガイ>、<サラサバテイ>、<カサガイの仲間>など結構沢山入っています。
水槽の中の<ハナマルユキ>と<べッコウガサ>
自宅の裏が海岸なので、海水は自由に供給出来ますので、水槽の住人には何時も健康な生活が出来るかな。
<サラサバテイラ>
貝は水槽の壁面のお掃除もしてくれます。<ギンタカハマ>などはもう数ヶ月も生きています。結構行動派で石の上の水藻をバリバリ食べています。じっと水槽の壁面に張り付いたまま。
<ギンタカハマ>
今、<ヤクシマダカラ>、<ハチジョウダカラ>、<ホシダカラ>などの大型のタカラガイの捕獲を試みています。専用の水槽を用意したのですが、今はヤドカリさんばかりが入居中。
ヤドカリは綺麗な磨耗の無い貝殻を好みます。何時も仕方が無いから、自宅まで連れてきます。中には結構大きな奴も居ります。夜中になると大きな音を立てて騒いでいます。様々なヤドカリが浜の中では死肉に群がって、井戸端会議をやっているように見えますね。
Tea time
先回に引き続いて、特別な珍しい貝 をご紹介!
<ウミウサギ>
Class Subclass Order 綱 亜綱 目 |
GASTROPODA PROSOBRANCHIA DISCOPODA 腹足綱 前鰓亜綱 盤足目 |
---|---|
Group グループ |
Egg and Spindle Cowries(Shuttle Shells) ウミウサギガイ |
Super Family / Family 科 |
CYPRAEOIDEA OVULIDAE タカラガイ超科 ウミウサギ科 |
Genus(Subgenus) 属 (亜属) |
Ovula () ウミウサギ () |
近所の西表島には生息数が少ないそうですので、奄美群島で採取出来るかどうかは今のところ見込みあるのでしょうか?殻口は暗褐色、殻口に歯がない。背面は白色。外套膜は真っ黒なので目立たなく見つけにくいとか。殻高10cm。
サワラチャンが持ってるのは、フィリッピンでの捕獲でした。陶器のような肌触りの貝ですね。一見タカラガイのような感じです。
では今回はこれにて終わりにします。次回も楽しみにしてください。珍しい貝をご紹介します。
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