茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラチャンの加計呂麻日記-074

2013年11月30日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -074

 

 

 

いよいよ今月も終りになって来ました。明日からは師走。

忙しく慌しい季節に入って参ります。朝夕はメッキリ奄美群島も涼しくなってきました。大掃除や後片付けに大忙し。年賀状の準備、クリスマス、歳末の買い物など、町中が一番活気付く頃・・・でも島はほんの少しかな   

 

鹿児島~沖永良部島航路フェリー

 

 このフェリーは何処へ向かっているのでしょうか。次は徳之島でしょうか。鹿児島から一昼夜懸かってここ奄美大島の大島海峡まで到達します。最後の目的地は沖永良部島です。沖縄本島まで直ぐの距離。神戸からのフェリーだと、32時間程度・・・う~ん 遠いですね。

伊豆大島は東京から極僅かですし、伊豆半島も見えますから離島と言う感じはないでしょうが、小笠原・父島と同じような緯度の奄美大島は、離島ムード満点でしょうか。赤い椿の変わりにハイビスカスが咲いてます

                   

 

 

 島暮らし-最終回

  

 さて、長きに渡ってナ~んと20回シリーズとなってしまいました。良くま~続いたもんです。・・・・・最近は人口の高齢化が進み全人口の25%以上が65歳以上とか。一昔前なら「」の時代でした。それでも、最近はまだまだ若い方が沢山居られます。エベレストに登頂される方、芥川賞を受賞される方、外国の本の翻訳に挑戦される方、或いは若い娘に子供を生ませるような元気の良い方など、諸氏済々居ります。

65歳になってから離島や山間僻地で暮らしたいと一念発起して、ブログを書き始め、日本中をインターネットで候補地を探し、狙いを定めたのがここ南西諸島でした。そして、2年前に奄美大島の離島・加計呂麻島にI ターンしました。初めは戸惑いの連続でした。

 

 

 島言葉は分らない、フェリーの乗り方が分らない。店が何処にあるか分らない。季節感が分らない。生活習慣もハッキリ分らない。そんな連続でした。全国を予め回っていた関係で、落ち込む事はありませんでした。何時も通りにマイペースで行動。

 

* 先日、奄美大島のFM放送での<島言葉>を久しぶりに拝聴したが、99%理解不能。「人参」という言葉が出てきたので、野菜の話かと? X ? 英語の方がまだ少しばかり解る。

 

 

 雑草びっしりの荒地を開墾して、見よう見真似で作物を植え、見事に枯らしたり、思わぬ収穫に喜んだり、害虫やイノシシに税金を払ったりと、いろいろ有りました。来島2ヶ月で大水害に遭い、土石流のすざましさに驚いたり、そして、復旧作業。その際いろいろトラブルも起こりました。

文化の違い、価値観の違い、思考方法の違い・・・でも、役場の担当者と綿密に相談を重ね、地域の有力者にも力添えを頂いて、局面を打開して来ました。地域にはいろいろな考えの人たちが居るのです。それぞれ遠い過去からの因縁を背負って生きて来た人達です。そのような方たちと話しをしたり、反目したり、時には取っ組み合いの大喧嘩をしたり(何と4回も)しました。

それでも、皆さんのお陰で谷川の2回の土手の決壊も修復ができ、高潮で決壊した桟橋も思いもよらぬスピードで修復できました。一人では所詮無理なのです。それには自ら身銭を切って、前向きに考えながら、<言うべき事は臆せず言う>を実行して、先ずは自ら行動・実践しなければなりません。評論家や外野席の応援団ではいけません。とても大事な事ですね。

 サツマイモ安納芋

 

 畑で作物を生産できるようになって、生きる新たな喜びを知りました。そして、来島前にヒントをくれた知人の「貝の蒐集」のこと。とうとう完全に嵌ってしまいました。今やブログを作り図鑑を作成しようを野心を持つようになりました。現在、69歳。 まだまだ20年は掛かるって!

何時の間にか<能面打ち>から遠ざかりましたが、いやいや、ちっとも忘れては居ません。

喜界島は近く。「俊寛」は未だ遠い。まだまだ・・・ 

* 喜界ヶ島・・・能の「俊寛」の舞台背景は、正しくは薩摩半島沖の三島村硫黄島喜界ヶ島>のことで、奄美大島の30km沖の「喜界島」では有りません。当初、この関係を爺は間違って認識しておりました。 「平家の落人」伝説は、奄美群島近在に数多くあります。爺の住む集落の墓地にも「平家・XXX」の墓碑銘がハッキリ残っております。

 

 

  まあ。そういう訳で、所変われば品変わるで、いろいろ有るんです。離島でも、僻地でも同じです。唯、大事な事は自分を失わない事です

目的を持ってそのようなところへ入っていくべきです。

先日、知人の方から下記のようなメールを頂きました

奄美でのご生活も3年を経過しておりますが、

総括的には、どのようにお考えでしょうか。
 
奄美の地政、人間関係、経済生活など、当初の願いと現実の違い、
 
今後に向かって、どのようになさりたいのか、お聞かせいただければ、
 
ありがたく思っております
 
 それに対して下記のような返事を送信しました。
 
 
「災害を2回経験したり、人間関係には少し振り回されましたが、総括的に考えますと、私にとって成果のプラス面の方がマイナス面よりもかなり上回りました。これが正直なところです。  
自然の素晴らしさ、生活の楽さ(経済的な面と気楽さも含めて)そして、何よりも島からの発信となるブログの成果、貝の蒐集は上記のマイナスを埋めて、多くのプラス面のをもたらしました
 
初めての農作業も畑の開墾は難渋しましたが、今年は旱魃にもかかわらず、
サツマイモが大豊作でした。毎日、安納芋に腹鼓を打っております。
今は面白くて仕様が無い感じです。冬野菜の植え付け、種まきも完了しました。
後は生育のみです。
 
来年はインターネットでさらに研究して、良い野菜をたくさん作るつもりです。
安納芋は今年の倍作るつもりですが・・・・・」 

どんな場所でも足を引っ張る要因は発生するものです+とーを足して何ぼ> かが大事な判断です。これを見間違ってはいけないと思います

そして、この後に下記の爺の島暮らしの方法を書き加えました。

 

爺の島暮らしの方法

 

 

 

 人にはそれぞれ考えが有りますので、自慢げに聞こえますでしょうが、当初から持っていた爺の方法を書いて、このシリーズ終わりにしたいと思います。 

 

           ********************************* 

 

A ・ <ブログを作成して世界に発信する  * 当初週7本公開しておりましたが、物理的に無理なので現在は本。

 

これは今のところ実行中

 

B ・ <白洲 正子文学の研究  * ブログ<白洲正子文学逍遥記>を公開中。只今<十一面観音巡礼>で秋篠寺まで書きました・・・・・その内、書籍にすべく自費出版するつもり。この方は鹿児島から出た偉人ですから。

十一面観音巡礼 ・ 白洲正子著」

これが最大の難問!何せこの方の著書だけでも100冊以上。読むだけでも簡単ではない。でも今年中には「十一面観音巡礼」はブログ化出来そうです??。

 

C ・ 能面打ちの実行   * 貝の採取のほうが忙しくて、未だ途中半端の状態。ブログは順調に推移。でも能書きだけ。 沢山の能面集や資料や材料、道具を持って来たのにどうするのか  

節木増 ・ 友閑作 

 

一旦取り掛かれば、直ぐ夢中になるのですが・・・貝と畑が忙しいとかなんとか・・・しばし、落ち着いて来たならばゆるゆると・・・

本来ならばこれが本旨なのですが。 

D ・ <貝殻学の修得  

  貝の採取のほうが忙しくて、未だ途中半端の状態。空中分解寸前。基礎医学の解剖学面白いんですが、畑が忙しくてつい途中半端・延期の連続。でも、貝の生体組織の学習には役立ちますし、DNAや遺伝子の問題には理解が応用で出来ますね。何でも役に立つものです。 

 

  

 

人生至る所に青山あり

と申します。全て良い事がある訳では有りません。素晴らしい自然がある代わりに、厳しい自然の別な面を見せつけられる事もあります。そこで、倦まず弛まず向上心を持って、努力しながら毎日を送るのが本来的な人間の有り方だと思います。

希望を失ったらそれで終りであるし、人生に負けたことになります。 

人生、先は分らない。一寸先は闇なんです

ここに何年居住出来るかわかりませんが、「人生至る所に青山有り」で、機縁を大事にしたいと思っております。観世音菩薩の命ずるままに・・・

・・・詰まらない事は気に掛けない。それが健康で長生きする秘訣かも・・・

隣の爺ちゃんは90歳超。まだピンピン。今も畑で働いていますよ。

他人の財産や小金を気にするような人生は悲しいですよ

青空の下で畑を耕したり、貝殻を拾う方が夢があります。

 

       クラーク博曰く   

        ・・Boys be Umbicious!・・・これですよ! 

長らくこのシリーズをお読みくださいました方々、ありがとうございました!

     

一同 礼! 

 

   

喫茶店でちょっと一服    

 

                       株式市場の天気予報

 いよいよ明日から師走に突入ですが、東シナ海はざわめいて来ました。 中国が突然発表した「防空識別圏」。そして米軍のB-52爆撃機の通常飛行? 中国空母「遼寧」の出航。予定通りの行動なんでしょうか。結局、空母は台湾海峡通過。ケネディー駐日大使着任に併せて、騒がなくても良いにと思いますが・・・・キューバ危機を意識したのでしょうか。当時の大統領はケネディー氏。

 

11/29には「スクランブルしたと声明」するが、日本外務省は否定・・<でたらめ>とまで言いました。中国国内向けのリップサービスでしょうか。中国版Twitterですぐバレルのに??? 嘘を100回報道して、既成事実化し本格的行動に出ようという魂胆?・・・情報戦ですね・・ゲッベルス効果!

当時の旧ソ連はフルシチョフ首相 = 習主席とは言いたくありませんが、世界中から非難集中しています。EUからもとうとう出てきました。韓国も突然方向転換を始める感じ。この先中国の政治経済は上手く舵取り出来るのでしょうか。非常に心配になってきました。

 

 

NY相場は元気いっぱい。爺の感じではこちらも心配になって来ました。もうすぐ第2波動の終着点が近いように思うのですが・・・時間幅で見てもそのような感じ。いかがでしょうか。$17.000POINT迄行けるかどうかは?ですが、目先天井ではないでしょうか。

 NY市場チャート

 

東京市場も絶対値でNYに肉薄して来ております。まだ、ジグザグの上がり方ですから、過熱感は感じられませんがNYには大きく影響を受けますでしょう。円もいよいよ102円を付けてきました。一息に120円は有り得ませんが、110円はそんなに遠くはないかも。120円は割りと確実性が高いと思います。A~B = C~D の見方は、あながち120円は有り得ないことではありません。日本経済の適正な円=120円という考え方は、経営者の根底に有ると思います。この意識があれば必ずこれを取りに行きます。株価が何処までアベックで付いて行くかですね。

 

 

 韓国も政治経済が動揺しております。それ以上に中国からヒステリーのような感じが伝わってきます。株式市場はこれを横目に見て動いて行きそうですね。目を離さぬ用心さが必要かも。中国軍に対してシビリアンコントロールが効いているのかは疑問ですね。米国副大統領の訪中が一つの目処でしょうか。奄美群島は中国に近いですからやけに気になるところです。今後はNY市場と中国の動向がキーポイントですね。NY市場 73$高で推移中(11/30 AM1:00)

11/30 AM1:00 先ほどからジェット機の爆音がしきりにします。東シナ海方面へ移動中。民間機か自衛隊機かは不明ですが・・・疑心暗鬼になりそうですね。

 

                        

 

  

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サワラちゃんの加計呂麻日記-073

2013年11月23日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -073

 

 

 まるで大津波が来たようなフィリッピンのレイテ島の惨状 

いたいけない子供の眼が痛ましい!

伊豆大島の土砂災害

 

 

日を追うごとに死傷者の数が増え、今回の台風30号の被害がいかに凄かったかが、改めて実感されます。ちょうど、2年前の同じ日に奄美大島は台風の大災害を受けました。河川の土手は崩壊し、あるいは田畑が流されました。砂利が畑を覆い、以後その撤去に苦しみました。ですから、フィリッピンの人達の苦しみが実感としてわかります。土石流の恐ろしさは体験しなければ分かりません。今後、温暖化に伴って大雨、猛烈な台風が多くなるそうですが・・・

世界中から援助の手が差し伸べられております。日米は東北大震災の経験から、いち早く大編成の援助隊が派遣されました。軍事に無駄な金を掛けねばもっと被害が少なくて済んだはずです。愚かな人間たちへの神仏の強い警告でありましょうか。

 

加計呂麻島桟橋から見た奄美大島本島・瀬戸内町古仁屋

 

 

 対岸の大島本島・古仁屋も此方も瀬戸内町内。幅は極僅かですが橋は架かっておりません。戦時中は大島海峡の中の、三浦・久慈・押勝という場所に、「震洋」と名付られた特攻機の前線基地がありました。三浦からは4人、久慈からは10名の方が、特攻出撃されました。

今でも海上自衛隊の基地で、時々大きなフリゲート艦、輸送船、潜水艦が海峡に停泊しております。今も軍事基地です。この先は中国まで島がありません。実際に終戦間際には、米国の艦船や戦闘機が入ってきました。加計呂麻島には18機の米国の戦闘機が撃墜されて、どこかに墜落している模様です。

震洋

 

山が低い割には峻険で、全島に猛毒のハブが生息しておりますので、なかなか隈なく探すのは大変に違いありません。1952年2月に日本国に復帰してから、60年が経過しております。米国の基地が無かった関係で、沖縄とは違った政治経済環境があります。 

 

    ***島暮らし-019*** 

ムラ社会>-05 

 

 

 先回に引き続いて、<ムラ社会>について考えて見ましょう。 

 先回まで「排他主義と<苛め>についての関係や、<血は水よりも濃い>などを詳細に書いてみました。ムラ社会の中で長い期間に熟成された伝統を重んじ、それを愚直な迄に実行して行く態度には、都会辺りから入り込んできた人には、息苦しさを感じるかもしれません。

皆さんはかなり昔の事になりますが、 黒澤明監督 ・「七人の侍」 を映画やTVの再放送で見られたと思います。

 

 

 

 この映画を注意深く見ておりますと、WIKIで掲載された<ムラ社会>の概念が、そのまま投影されております。三船 敏郎演じる素浪人(農家出身)の弁から、痛烈に農家・ムラ社会の批判がされている事がお分かりになると思います。つまり、この問題は戦後日本の当初から、少なくともいろいろ物議を醸し、問題化されてきた事柄である事が分かります。

爺が依然住んで居りました北近江には<オコナイ>という、長い間民衆の間に伝えられてきた伝統がありました。この地域の生活は一年の全てがこの<オコナイ>を中心にして動いて行くのです。勿論、これはこの地域の最高法規であって、ある面では日本国憲法以上でしたでしょう。千数百年以上の長きに渡って、この地に伝えてこられたものですから。

古老はもちろん初老・中年の人達の頭の中心には<オコナイ>が鎮座ましましておりました。しかし、最後まで爺はその感覚が実感出来ませんでした。されど、この加計呂麻島においても似たようなものがあり、本土とはかなり異質の伝統、文化が民衆の骨の中まで浸透しているのは確かです。山間僻地や他の離島でも概ね似たような状態であろうと思います。

このような論点で思考する学問としては、「社会科学」や「民俗学」、そしてそのような両分野に通ずる「文化人類学」が有ります。

少し別な見方をして見ましょう。

  

 北海道・<道産子 

 

 爺の生家の北海道・札幌は、今まで申し述べた地域とは、かなり異次元の空間でして、古来からの伝統はなし。文化財らしきものはなし。全て明治時代以後に作られたり、導入された新しいものばかり。日本全国からの寄り集め所帯ですから、民衆の眼が何時も外向き状態でした。

革命時のロシアからの亡命人、アイヌ人、倭人(日本人)や米国人のより集め所帯。今でも東京都札幌区という状態にあり、新製品はまず札幌で販売して、その売れ行きで全国展開を図るの通常的。東京の主要企業は必ず札幌支店ありという状態。・・・・なれど、本州は「内地と呼んでおり、この点は奄美と同じ意識を持っておりました。つまり、外国の日本・・・外地なのでした。

 

札幌・大通り公園周辺

 

爺が若きころ勤めていた会社が今も見える。懐かしい!ホッとする感じ 

 

 北海道でも余程田舎に入ったり、漁村にでも入ると多少言葉に訛りがあり、そこ独特の生活の匂いを感じますが、本州やその他の地域とは全く違った開放感があります。 基本的に<郷入れば 郷に従う>という意識、強制は余りありません。 民衆が新し物がり屋ですから、新人(Iターン)の生活に新鮮味を感じ、積極的に取り入れるという態度に出てきます。ですから流行に非常に敏感ですね。

若い女性は基本的にお洒落で、札幌の街中は東京の銀座を歩いている感じで、余りその違いを感じません。ですから大阪や名古屋、京都は正直言うと、爺は随分最近まで田舎に見えておりました。北海道人はある面では見栄っ張りなのでしょうね。

夜景

賑やかになったもんだ! でも、大筋は変わっていないね。

でも、最近は凶悪犯罪や、大きな鉄道事故が多発、騒がしくなってきた 

 

 

 明治以来の国の政策が強力に進められてきた関係から、札幌も爺が若いころは70万人程度の人口でしたが、現在は200万人に近い人口まで増加しています。近くには広い台地がいくらでも有りますから、今後は人口や経済力は東京・横浜・札幌の順位が現実味を帯びるでしょう。

日本にもこのような地域も有るのです。ただ、かなり異質な生活空間でしょうね。ですから、その空間で若き日を過ごした爺にとっては、本州、九州、四国、南西諸島は全く異質な空間、つまり外国でした。<郷に入れば 郷に従え>に対して、可也強い拒否反応を示すのは、上記のような理由からなのかもしれません。Boys be Umbicious 精神が爺の骨の髄まで染み込んでいるのでしょう。「為せばなる 為さねばならぬ 何事も」+「向上心」はこの地で培われました。

 

 

   

 よく人の中には「物言わぬ」方が居ります。特に悪い事でもなく、控えめで冷静な方にも見られる方に多いのですが、他人から誤解を受けたり、<何を考えているか分からない>と訝しがられたりすることにもなります。

雄弁は銀なり」という事が、古代からの東洋世界の長い伝統でした。これが「サイレント・パートナー」と西欧人から揶揄される事にもなりました。しかし、現在のようなグローバル社会に於いては、自らの意見はハッキリと言うという態度は必要だと思います。最近は国際社会でも日本人は、自らの意見を言うようになりました。国際評価も次第に上昇して来ています。

それに伴ってもう一つ大事な事は「不言実行」ではなく、「有言実行」で有るべきだと思います。どちらが難しい事かはすぐお分かりの通り、不言実行有言実行 です。自らの言葉に責任を持ち、且つそれを実行に移すという意志力を他に示す事になります。思っていても何もしなければ、初めから何も無かったのと同じです。

古来からの道徳律に「陰徳」とか「惻隠の情」というのがありますが、今の若者には余り通じない概念かもしれません。東洋の高級な道徳観なのですが。昭和は遠くなりつつあります。

 

 

 

  喫茶店-02  

嘘も100回繰り返せばそれは真実になる

果たして、ゲッベルスはそう言ったのか? 

 

 結論から言えば、このセンテンス通りには言ってはいないようである。そこで、種明かしをしてみよう・・・・

A・・先ずはドイツ語のオリジナル

  • Wenn man eine große Lüge erzählt und sie oft genug wiederholt, dann werden die Leute sie am Ende glauben. Man kann die Lüge so lange behaupten, wie es dem Staat gelingt, die Menschen von den politischen, wirtschaftlichen und militärischen Konsequenzen der Lüge abzuschirmen. Deshalb ist es von lebenswichtiger Bedeutung für den Staat, seine gesamte Macht für die Unterdrückung abweichender Meinungen einzusetzen. Die Wahrheit ist der Todfeind der Lüge, und daher ist die Wahrheit der größte Feind des Staates.

爺は若いころは少しはドイツ語はやったのだが、今となっては・・・それで英語訳を

 If you tell a lie big enough and repeated often, then people will believe it at the end. You can claim a lie as long as it manages the state to shield people from the political, economic and military consequences of the lie. It is therefore of vital importance to use for the state, its entire power for the suppression of dissent. The truth is the mortal enemy of the lie, and therefore the truth is the greatest enemy of the state.

爺の和訳

「もし、貴方が大嘘を充分に且つ、しばしば繰り返したならば、民衆は最後にはその嘘を信じるであろう。嘘によって生じる政治的、経済的そして軍事的結果から民衆を保護する国家を管理している限り、貴方は嘘を使う事が出来る。国家のために、反対意見の抑圧に全ての力を用いる事は、極めて重要な事である。 真実は不倶戴天の敵であり、したがって、真実は国家の最大の敵である」

  あ~、ちかれた!

何処にも <100回繰り返せば・・>の文章や、単語はない。結論から申せば簡略化された意訳ということになるが、名訳でもある。であるからあちこちで使われるのかも。

読者の方も各自 名訳をされてください。

これで鹿児島大学の入学試験に来年合格できるかな???・・

 ひょっとしたら行けるかもね! サワラ  (嘘・・百回繰り返せば

 

 

 

 

 

喫茶店でちょっと一服   ]

 

                       株式市場の天気予報

 

 いよいよ今月も残り少なくなって、師走ももうすぐ傍まで来ました。再度、円安100円~101円。いずれ相場の癖から、120円を目指すのでしょうか? 相場という奴は周りのものがなんと言おうが、一度目指し始めて動き始めたら最後、必ず目標を取りに行く癖が有りますから・・・・それにしても過去、78円の円高が最近まで有ったんですから・・・・考えてみれば怖いですね。

3年間の相場 

 

 2012.11月頃をご覧ください。大底値付近をうろついておりました。考えられないでしたね。翌年の5月にはダメ押しまでして、所謂逆三尊底ですね。でも、つい最近の現実でした。

NYと東京市場が追いかけっこしてます。絶対値POINTでいずれ追いつき追い越すでしょう。NYが何処まで行くかということでしょうか?爺にも正直分かりません。NY市場が下値を気にしなくなり始めているような感じがします。これはヤバイ現象です。プロはせっせと空売りで売りあがっていると思います。もうすぐ大天井でしょうか。近い様な感じがするんですが?・・・・・・日経も最近ポツンとそんな事を言った様な記憶があるのですが。

最近、中国と韓国が妬けにイラついて来ておりますね。これが経済的に何を意味しているのでしょうか。日米の「お友達作戦」が気に食わない位なら良いのですが・・・・「二黒土星の習主席は気を付けなきゃ」って、爺が昨年言った通りになってきました。運命学的な心の焦りが政策に出て来てます。いずれにしても中国の動向次第でしょうか。 まさか、爺の住んでいる奄美群島を攻撃しないでしょうね??

最近、オスプレイが屋根の上を飛んで行くと・・<ゾッとします! 

 

 

先行きですが・・・教科書的には・・B-A+C=Dということになります。算数ですので皆さん計算してみてください。Dが天井の値です。ということは相当上がありそうですが・・・なかなかそうは問屋は卸しませんもので・・・青の楕円のところで、どの程度も見合うか、すぐリバンドするかですが。

15.000円を抜いてきてますので、これが下値支えになるはずですが。順調に行けばこれ以下の下値は付けない筈です。

最近の相場

 

年末まで恐る恐付いて行って、クリスマス頃にどてん売り逃げて、正月は寝転がってチビリちびりやっているのが利巧でしょうか。丁髷を掴みに行かないほうが宜しい様で。

爺ならその様にさせてもらいます。

お知らせ

 <島暮らしシリーズは次回で最終回です。 

 

 

 

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サワラチャンの加計呂麻日記-072

2013年11月16日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -072 

 

 

 

                                                       東シナ海を望む林道の頂上から大島海峡の眺め

 

 

台風30号の災害が隣国フィリッピンを襲いました。

一歩間違えば奄美群島とて同じような結果になったかもしれません。

推定死亡者数10.000人とか。

最大瞬間風速105m/s(210nt/s)、戦争のような惨劇となりました。1951年以降最大風速を記録。奄美群島を襲えば、地形的な関係からもっと凄い大災害になったでしょう。身震いします。

 

フィリッピン・レイテ島

 

被災者のご冥福を祈ります。

奄美群島・加計呂麻島も2011・11・08~9に掛けて、台風の被害を受け全島がズタズタになりました。爺の住んでいる地域も例外でなく、インフラが全てストップしてしまい、奄美本島の離島は数日間の間本当の孤島のような状態になってしまいました。台風の威力は現代科学でも制御の仕様が無いスケールのエネルギーです。ただ、無事通り過ぎるのを祈るのみ。

 

フィリッピン・レイテ

 

 

 11月に入ると一挙に雨が多い日が続くようになりました。今年は台風が多かったですが、運良く加計呂麻島直撃は有りませんでした。でも、奄美群島最南端の与論島は昨年に続いて、風水害の被害に遭いました。早く復旧して欲しいです。

昨年、一昨年と奄美大島一帯は災害に遭いまして、散々な目に遭いました。最近、やっと道路の復旧工事も終わりに近づいていますが、未だに未開通の町道や林道が有ります。

こんなに涼しくなっても、まだ蚊が飛んでおります。素肌を出して畑に数分行っただけで、脚や手をやられてしまいます。耳元に独特の<プ~ン>という音が聞こえてきます。あれは警告音のでしょうか。それとも蚊の喜びの鳴き声でしょうか?

 

 

蚊というものは人を選ぶのでしょうか。近くの婆ちゃんなどは、素足で何時間藪の中を歩いても大丈夫。ハブが居るのに鎌一本もって藪の中を歩いています。見ているほうがハラハラ・・蚊もハブもフリーなのでしょうかね? 蚊、アブ、ハエ、蟻、蜘蛛、鼠 ・・・イヤハヤ、爺は虫は蝶でも基本的に嫌いなので、これには参った 

 

 

ついでの話ですが・・蚊は形(なり)は米粒の数分の一の大きさにもかかわらず、意外と知恵があるのです。外に出てから数分で部屋に戻り、いすに腰掛けると<プッツン>と刺してきます。外で身体の後ろにくっ付いて、暫し様子を伺っているようです。蚊の頭なぞ虫眼鏡で見ないと解らないほどの大きさなのに、何処にその様なある面で高度な判断力が有るのでしょうか。遺伝子に刷り込まれているとは到底思えない。何か未知なメカニズムか情報伝達方法が有るのかも知れません。

 

虫などを観察していると、同じような発見をする事があります。自然のメカニズムはまだまだ未知なことが満載。人間はもっとモット謙虚にならなければなりませんね。

 

さあ~、<島暮らしも>も回を重ねてきました。大分深刻な話題も多かったのですが、物事には良い面も悪い面も有ります。何事も両面を見ようではありませんか。今回も少し憂鬱な話題・・ 

 

 

    ***島暮らし-019*** 

ムラ社会>-05 

 

 

 さて、ここ南西諸島の離島、加計呂麻島にIターンしてから丁度2年。 自然の厳しさには(北の北海道とは違った)いろいろ驚かされましたが、いろいろ全国を経巡っていたお陰で、今現在は<良い所に来て良かった>と思っております。自然の素晴らしさは抜群です。生まれてからここにいる方は、そうは思っていないかもしれませんが、多少不便な事も有りますが<住めば都>でして、毎日、ブログ造りと貝の整理と畑作業に追われております。

自分で野菜を作り、自然農法で多少虫や烏やイノシシに税金を払わなければなりませんが、自然は人間の独占物では有りませんから、それはそれで宜しいかも。

 

今回も<ムラ社会>をもう少し視点を拡げて見てみましょう。 

本日のお題は 

  ゲッべルス効果・・-02 爺の造語

 

Paul Joseph Goebbels 

 

 突然今を去る事70年前の、第三帝国ナチスの高官・ゲッベルスの名前が飛び出してきましたので、ビックリした方も有ると思います。ここ数回は<ムラ社会>についていろいろ書いてきましたが、これは一言で括ると「社会心理学」の話なのです。 

それやこれやで プロバガンダの天才と目されるゲッベルスを登場させたのです。

決して爺は「ネオナチ」じゃございませんので・・・(^-^)

話は少しずれますが、<ヒトラー>、<ゲッベルス>、<東条英機>と聞くと、即極悪人という「認識」と直結される方が多いと思います。

 

                                             

しかし、皆さんはその認識をどこで持つようになったのでしょうか。

恐らく戦後の日本の初等・中等教育の段階で、教科書や学校の教師の話から、あるいは、そのレベルの関係図書から取り入れたものかと思います。

現代史は非常に複雑で且つ、未だ公開されていない情報が山と有りますし、全容解明には程遠い段階です第二次世界大戦の戦勝国が、プロバガンダとして流している、変容された情報も可なり有るのです。

これを無批判に受けていると、爺の造語である「ゲッベルス効果」の餌食になってしまいます。この事は十分注意しなければなりません。そのような事を頭の何処かに置いて、爺の話を聞いていただければ幸いです。そして、「社会心理学」の話として・・・・・・・・・

 

 <血はよりも濃い

 

 さて、今まで山口県周南市の山間僻地の集落で発生した事件をヒントにして、話を進めて来ました。HPなどから拝見するこの事件の概要は、飽く迄も不確定情報ですから、一々その可否を書くわけには参りません。ただ、似たような事項がその場所だけでなく、その他の場所でも、あるいは離島でも発生する事が有ると言う事を書いてきました。

唯、物事には両面が有りますので、話は慎重に聴かなければなりません。しかし、<血は水よりも濃い>という事・・・地元の横の結びき付きの有る方々との間の関係は、これまたなかなか難しいものです。・・・・・<道理よりも縁>なのです。本日はこのことについて書いてみましょう。

 

 

 

 

 都会は縦型社会、横型社会、そして疎外された社会(その中にも縦横あり)の3構成でしょうか。複雑極まりない構成になっております。しかし、その構成員の一人ひとりは、ほぼ全てが生まれ故郷を持っております。爺が道産子であると同じように・・・・

皆さんも経験が有ると思いますが、故郷との情報交換を頻繁に行なっている方が、意外と多いのではないでしょうか。電話やインターネットなどの媒体で、相互に情報を交換し合う。しかし、ここに大きな落とし穴が有ります。相手が親戚、親族、知人、友人成るが故に、無定見に信じてしまう危険性です。電話等は相手が見えない、自らの眼で確認が出来ないという事です。

悪意が無いのにも拘らず、不注意などでトンデモナイ情報を、相手に伝える事が有ります。それを知らずに鵜呑みにしてしまう危険性です。過疎地や島はこの不作為による作為なる情報の間違いの伝達が結構多いのです。 都会では様々な情報が氾濫しておりますので、注意をしていれば是正が可能です。しかし、これらの地域は元々が情報が少ないのですから、修正機能がなかなか働きません。

 

 

     **************************************

 

何処何処の爺ちゃんと婆ちゃんが怪我した! 二人とも足の骨折ったって?X ?

何処何処の爺ちゃんが言っていた。病院に見舞いに行ったとさ

そんだら嘘じゃなかべ~ そうか、そりゃ大変だ!> 

にも拘らず、数日後に問題の二人は農作業でピンピン元気で歩いていた X ? 

 

         ******************************************

 

 この手の事は結構有るんです。教えてくれた人は親切に教えてくれた。隣近所の爺ちゃんの話だから、特に疑念も持たず・・・・通常当たり前の事ですね。でも、後で驚くのはご当人達かも。この場合は2点間の距離が僅かですから、笑い話で済むのですが・・・若し、これが数千Km離れた東京や大阪でしたら、笑い話では済まなくなって来る。しかし、現実に多いのも事実。

有りもしない事が双方から、真実な情報として飛び交う。これで眼を白黒してしまう。情報の交換者が他人(知らぬもの同士)なら双方注意をするのですが、肉親、親戚、知人となると人間は無定見になりやすい。皆さんも経験が有ると思います。<血は水よりも濃い>という事と<道理よりも縁>なのです。

 

  喫茶店  

 

ヒットラーゲッベルス

 1945年当時、このようにカラー写真が有りました。上のゲッベルスの写真もそうですね。ヒトラーの姿が映っております。最晩年の写真でしょうね。場所はオーストリアの山荘でしょうか。

随分、年以上に老けて老人臭く撮影されて居ります。

写真からの感じでは、およそ公表されているユダヤ人650万人虐殺の、命令者には見えませんが・・・・唯、ヒトラー、ゲッペルス両人とも<反ユダヤ主義>の急先鋒とされていますが、ヒトラーがユダヤ系のオーストリア人であり、ゲッペルスはもともとは反ユダヤ主義では無かったとされております。

一体何処で歯車の回転が狂ったのでしょうか。

 

 

 

 離島や山間僻地のような情報網がある程度制限されているような、或いは途絶されているような地域は、この手のトラブルが誠に多いというのも事実です。都会の人は郷里の情報を欲しがります。自分の生活の原点ですから。しかし、情報提供人の作為、不作為は別として騙されやすい、間違いやすい。にも拘らずそれでも信じようとする。悲しい人間の性でしょうか。

 

<人の話は両方の当事者の話を自ら直接聴く>

 解っているようでなかなか人間はこれが出来ない。相当理性的な知識人でも親族、親戚の話を鵜呑みにしてしまう。他人からの話、情報では客観的に判断しようとする。しかしである・・・

これらの事は都会人も地方人も有りません。何処にでもありますが、特に山間僻地、遠隔地、離島では大事な心がけです。後で臍を噛まぬためにも。

 

 このような迂闊油断の上の事共が、地域に大きな問題を起こしやすいのです。結果的には双方に責任が有ります。狭い空間の集落が何かの事で分裂する事が有ります。 その原因の遠因は遥か昔に有るのですが・・・その時にいろいろな情報が集落と遠隔地との間に乱れ飛んで、収拾が付かぬ騒ぎになります。結局はどちらかの一人か二人のデマが事の発端なのですが。

ある時はわざわざ遠隔地から乗り込んで来て、意見を言いに来る方も有るようですが、事情を知って赤面の至りになる方も有るようで・・・本当に困った事なのですが・・・現実にあるのです。でも、これは何処の社会にでもありますな。 粗忽な人が良くやる失敗です。充分気を付けましょう。

 

水よりも濃し>、・・・・・人の話は双方から注意して聞くべしでしょうか。これも言わば<ムラ社会>の変形現象でしょうかね。

 

  

 

喫茶店でちょっと一服   ]

 

                       株式市場の天気予報

 

 

 いよいよ新任の駐日大使ジョン・F・ケネディ元大統領の長女で新駐日米大使のキャロライン・ケネディ氏(55)が15日午後、成田空港に到着しました。オバマ&ケネディ体制が日本で活動を本格的に開始するということになります。米国の対中国、対北朝鮮、対ロシアの橋頭堡 ということになります。お手並み拝見ということでしょうか。

 

連日、NYの新高値更新が続き、円も100円を久しぶりに取ってきました。東京市場も¥16.000を目指して勢いを増して来ました。戻り新高値は必ずとるでしょう。その日付は年内でしょう。ただ、ここで有頂天は禁物だと思います。FRBの新議長の

<<緩和の規模縮小を始める時期については、「経済の回復が弱々しい時にはやめないことが重要だ」と述べたが、「あらかじめ決まってはいない。経済データ次第だ」と明言を避けた>>

 

は、注意が必要だと思います。つまり、NYが天井を付けるかもしれない・・・・この付近で「緩和規模縮小 OR 金融引き締め策に変換 」を暗に言っているように、爺には聞こえるのです。NYが天井を付けると同時に東京も戻り天井を一時付け、調整期に入り、また上昇するでしょうが・・・・同時期に中国金融経済の破綻が現実になってくる危険性もあり、そうなって来たら日本経済に相当の影響が有るのではないでしょうか。

 

 

日本の経営者は既に中国から退避を始めているようですが、後発の進出企業は逃げ遅れる結果になるかも。犠牲者は出るのかも・・・・FRB新議長の発言は、彼女の個人的意見ではなく、彼女はメッセンジャーにすぎない事を、理解すべきだと思います。人形浄瑠璃の黒子は別に、後ろにいるわけですから・・・・オバマ大統領がサマーズを推した理由は別に有ると思いますが?x?x

中国経済を壊滅させるために、米国が300兆円ものドル紙幣を印刷し、80%程度が中国に落とされた・・・というような話もあります。確かに目論見通りに中国経済はバブルになってしまい、内外からいろいろな問題が続出してきております。計算通りにことは推移しているかのように見えてなりません。怖いことになりました。

東京市場日足-01

 

東京市場の日足を見てみますと、爺の予想とおりに進んでおります。戻り新値を付けてからどうなるかは2通り有りますでしょうか。いづれにしても16.000付近で調整するでしょう。その後が問題です。期間を縮めると下記の通りです。

東京市場日足-02 

いずれにしても、16.000付近で戻り売り、新規空売りが必ず出てきます。空売りはいずれ上昇力の加速に役立ちますが、惑わしの原因にもなります。注意して対処をすることが必要ではないでしょうか。いずれにしても、NYとFRB次第でしょうね。

 

 

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サワラちゃんの加計呂麻日記-071

2013年11月08日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -071 

 

 

 

 

珊瑚礁珊・瑚海岸の砂浜 

 

 珊瑚の砂浜は細かいパウダーに近いような、それで居て研磨剤のように貝殻の表面の美しい模様を、削り取ってしまうような強い力が有ります。それでも飽きもせず天気が良くなると、三々五々断崖絶壁に付けられた林道や町道を通っていると、眼下に紺碧の海や青い海を見る機会は数多く有ります。本土から数千km離れた離島ならではの光景でしょう。

本土から数千kmも離れた離島は、数多くの素晴らしい自然に囲まれております。都会の慌しい雑踏や喧騒を逃れて、行楽に来る方々も有りますが、季節的に限られております。通常は人っ子一人居ない砂浜が横たわっております。その様な砂浜で一人貝殻拾いをしていますと、まるでプライベート・ビーチに居るような感じになります。

 

 実久海岸

 

集落の塀は珊瑚の岩石を積み上げた造りが多いのも、ここ実久の名物。 以前は島全体がそうであったようですが、この塀には猛毒蛇・ハブが巣を造ったり、潜むため次第にブロックつくりになって行ったとか。ところどころに2m程の棒が立て掛けてあります。つまりハブ対策用。外から訪れた方なら、その光景に驚くでしょうね。 

 

実久海岸の集落 

 

南西諸島奄美大島に来て3年目に入りますが、 未だに分からないのが季節感。今が秋なのか冬なのか、はたまた夏なのか。 蚊はブンブン飛び回り、蝉は鳴き、年から年中真紅の<ハイビスカス>が咲き、と思ったら朝は毛布が要る気温。畑の種や苗を蒔こうにも、季節感が分からないから立ち往生する。結局隣の婆ちゃんの様子を伺ったり、意見を拝聴する始末。

郷に入れば郷に従え>の例え通り、何だか分からないままに従うしかない。もし、将来本土に帰ってたら、また混乱してしまうでしょうな。四季がハッキリしない国の感じ。よく分かります。

 

 

    ***島暮らし-018*** 

ムラ社会>-04 

さ~、段々最終回に近づいて来ましたが 

今回も<ムラ社会>からもう少し視点を拡げて見ましょう。 

 

 原子力ムラ

 ある日、HPのニュースを見ている内に、「原子力ムラ」という文字が眼に飛び込んできました。爺の頭の翻訳機は<原子 カムラ>と翻訳したようで・・・・<なんでっしゃろ?>という訳。暫し考えました。新しい物理学用語かな?・・・・・・・・・・・カムラ>って何だろう。初めて聞く単語である。<カムロ=頭> ・・・?? カ=力(漢字)かな? 

続いて管元総理大臣の名前が続く・・・彼は東京工業大学卒のはずだが・・・福島原発と連想する。

暫し、懸かってから・・・原子力 ムラと認知する・・イヤハヤ 

 

 

 ムラ社会>の中には、「原子力 ムラ」という組織らしきものが有る様である。新しい組織であろうか。いやいや、そうではない。しかし、表立った組織形態は無いが、実質的な実態はある。しかも、100年程度にも及ぶ地球規模の歴史のある組織である。民衆には実態が見えない透明な身体を持った、摩訶不思議な組織、ムラ組織だとか。

この<ムラ社会>は別名<ウラン村社会>とも言う事が出来るそうな。1945年8月に広島、長崎で悲劇的な形でこの地球上に突如現れた。だがそれ以前にすでに原子力発電所構想が、日本の国立大学の学者の論文にも見えてくる。実際に日本に原発が登場してくるのは、可なり後の事であるが、理論的なものは、こんな昔から存在したのである。

 

 だが爺なり解釈してみると、その形態・内容は以前ご紹介したWIKI・<ムラ社会>で書かれている概念と余り変わりがないようである。ただし、その規模は巨大で且つ、グローバル化されている。そのようなことになると、<ムラ社会>とは、単に山間僻地や離島だけでなく、地球規模に拡がった普遍的に近い概念と考えなければならない事になる。イヤハヤ大変な事になってきた。

ウランムラ>の事共を書き始めると、とても簡単に終わりそうにも無く、且ついろいろ論議を醸す事になるので、止めにするが・・・・いずれにしても<ムラ社会>というものは、大変なモンスターのようなものでもあるようだ。・・・・・

 

そして、そのHPのニュース記事の最後の落ちには・・・爺と同年齢のある男性の<ニュースキャスター降板>の話で終わるのであった。

果たして、彼の悲劇がこの<原子力 ムラ>と関係が有るかどうかは、島暮らしの爺には理解すべくも無いが、見方によっては空恐ろしいような気持ちになる。しばし、わが身の幸せを実感するのみ

 と、思っていたら・・・「秋の園遊会とかで、何処かの参議院議員が天皇陛下に手紙を渡したとか云々」・・・初め官房長官、宮内庁長官が異議を申し始めたら・・・出てくるは出てくるは・・・法務大臣がコメントを出すと、我もわれもと・・・雨後の竹の子のように飛び出してきた。

皆で渡れば 怖くない>・・・「ムラ社会」特有の現象が当たり一面を覆い始めた。

法的に不法行為ではないから、政府としても衆参議員団も手の出しようが無い。懲罰行為も出来ませんでしょう。にも拘らず<不謹慎行為>・・・なかなか微妙です。 

     爺は山本参議院議員の支持者でもないので、中立な立場で申し上げるが・・・・

 <天皇の政治的利用行為>に抵触するという論法は間違いではないが、<言論の自由>の観点からは如何なものか。最近では足尾鉱毒事件の田中 正造代議士の明治天皇への直訴(直訴文)の件が思い起こされます。これは死刑を覚悟した行為であった事でしょう。江戸時代でも大名などへの農民の直訴は有った。<切捨て御免>覚悟でした。

山本議員がどのような内容の直訴文を書いたか詳細はわからぬが、荒唐無稽なものでもありますまい。いや、それよりも爺はその行為の法律的解釈はさて置いて、周りの議員の<ムラ社会>的な発想と行為、言論に幻滅を感じますね。

 

 

山本議員が自らの宣伝行為という発想がなかったと言う前提で書いておりますが・・・

 天皇に直接手紙を送っても、<そりゃ、土台無理な話、送っても届くはずも無い>・・・うんじゃ、直接手渡しするしかないじゃ有りませんか。 手紙を片手で持って相手に突き出したという非礼をした訳でもなく、写真で見る限りでは礼は尽くしている。つまり、彼が原発関係に深く関与している、胡散臭い議員だからでしょ。無闇に批判するのは、民主主義の理念に反しますね。とてもリベラルな発想、行為と言うわけには参らぬ。

 

 

もし、渡した相手が米国のオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領だったらどうでしたでしょうか。大統領は国家元首相当の人達です。当然、手紙を受け取るでしょうし、礼儀を弁えて特に異論も発しませんでしょう。しかし、それは法律的(国際法)にも、道義的にもいけない行為ですか??

上記でご紹介した69歳のタレントの件にしても、山本議員の件にしても、<誰かが言うと・・五月雨的に言い始める。周りを見渡しながら・・・>このような風潮がいけないと言うのです。弱みに付け込んで少しずつ虐め始める。これは全く偽善者的行為ですね。

 

爺と同じ69歳の面々

                      

人間てーのは、身の引き方は難しいもんだ!

ムラ社会>は僻地や離島の特有現象ではなく、これこそ日本全国全てで展開されている、国民的現象であると今まで書いてきた事なのです。とうとう、どっかの党の幹事長までが言い始めた。それなら直接本人と面会して、正々堂々と言ったらどうなのかいな!

結局、<国会議事堂政治ムラ社会というのが、存在するのかいな? イヤハヤ (^-^)

まあ、そのようなことで、 何を言っているのか解らない?>という方も居られると思いますが、この辺りで止めておいたほうが宜しいようで・・・

 

本日はこれにて、次回は<島暮らし-よりも濃い>を書いてみたいと思います。

 

 

喫茶店でちょっと一服   ]

                       株式市場の天気予報

 

東京市場   (SHIKKより掲載)

 

 NY市場は新高値を更新中です。東京市場も三角保ち合い別れをし始めましたようで、年末恒例の相場展開になり始めました。大納会はどの辺まで来ましょうか。若干のタイムラグは有るでしょうが、上記の赤線の表記のようになるでしょうね。 新高値を年末に付けるか、新年度に入ってから付けるかは微妙なところですが。

アメリカのFRBが以前から言って来た<ボヤキ言葉=金融緩和抑制>が、何時始まるのかが問題だと思いますが・・・・この事は大変な事に繋がって行くようです。つまり、ドルのアメリカへの還流を意味します。それで一番ダメージを蒙るのはどこか・・・・300兆円以上のアメリカ国債を持っている中国でしょうか。中国から資金が逃げ出します。東南アジアの金融危機の再現が始まったら・・・・唯でさえバブル経済で七苦八苦している中国にとってどうなるのでしょう?

 

 

 中国の今年の8月金融危機の火種は燻ったままで居りますから、その時になって火を本格的に噴き出すということでしょうか。これは頭に入れておかれたほうがよろしいかも。 NYが大天井を付けたら・・・考えただけでもその先は怖くなります。

中国国内はウイグル問題、山東省の爆弾テロ、スモッグなど危険な問題が続出して来ております。中国国内のストレスは相当なものでしょう。日本はホテルの料理の騙し問題で大荒れですが・・・可愛いもんですね。比較になりません。日本は平和なんですね。馬鹿馬鹿しいことで  

 

 お知らせ 

 

<金融超入門講座島暮らしが終了するまで、お休みします。(島は電話回線のADSLですので、大きなブログが出来難い技術的理由からです

 

 

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サワラちゃんの加計呂麻日記-070

2013年11月01日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                       -070

 

 

 

 林道より大島海峡を見下ろす(麓は俵集落

 

 

  漸く台風27&28号が通過して行きました。東北ではM7.1の地震が発生し、九州から関東までは大雨が降り、10月下旬は日本列島が大騒ぎになりました。朝晩はめっきり涼しくなり晩秋を感じさせます。とは言いながら<蚊>は今でも飛んでおります。毎日、今秋収穫した飛び切り甘い(糖度40だそうで)安納芋(サツマイモ)を食べております。米と一緒に炊くと栗ご飯のような感じ。焼いても蒸かしてもOKです。

来年は今年の倍の収穫を狙っております。

 

家の裏の荒れる海

 

今年は奄美群島は雨が少なかったので、水害には遭いませんでした。その代わり野菜の収穫が例年より少なく、店頭で買う羽目になり、野菜市にも商品が余り無かったようで・・・

災害が無いに限りますから、今年の自然現象は及第点でしょうか。でも、奄美群島の南端の与論島は二年連続の風水害を受けてしまいました。台風のちょっとした気紛れな進み方で、明暗を分けたようです。自然現象は運次第です。台風の毎日はヒヤヒヤものでした。  

 

 

    ***島暮らし-017*** 

ムラ社会>-03 

 

 

今回も<ムラ社会>をもう少し視点を拡げて見てみましょう。 

本日のお題は 

  ゲッべルス効果・・爺の造語-01 

 

 

 

 突然、戦前ナチスドイツの最後の首相の名前が飛び出してきたので、

ビックリした向きもあろうが、特に他意はありません。

先回と次回の<血は水よりも濃い>へのイントロ・メロディーとでもお考えください。

 

郷に入れば 郷に従うは間違った道理であろうか?

 

 自然現象は人間の到底、力の及ばないところですから、これに関する事共には<郷に入れば 郷に従う>を遵守しなければなりません。逆らったところで身に危険が及ぶだけです。台風一つどうにも出来ないのですから。太古から変わらず無事通過する事を願うだけ。この点では正しい道理です。

それ以外はどうでしょうか。所謂、人の意識、行動を考えて見ましょう。

 <物言えば唇寒し秋の風>と言う言葉が有りますが、これこそ、自我意識の欠如、且つ周りの人の眼を見ながら動くという、姑息な人間の姿を現していると思います。<サイレント・パートナーなるものは、もはや前世紀の遺物で、21世紀の世にはそぐわない人達なのかもしれません。 

味方を後ろに付けなければ、何も出来ない人間達は、地域性も何もありません。全ての社会に存在しております。自ら動く事を嫌い、影でこそこそ動く。このような方は教養の殿堂でもある最高学府の中にも居りませんか? 当然の事ながらこの島にもおります。 

これも何処でも居りますが、「有りもしない陰口」を叩いて周りにそれを広め、一人悦に入っている一群の人達が存在します。人を貶めて自動的に自らが上位に立ったと錯覚しているのです。現実は前と何も変化は有りません。

この手の行動は、地域性の無い共通な人間行動です。

 

 

 

 

 かの有名なドイツ・ナチスの宣伝相ゲッペルス言ったとかいう有名な言葉・・・

 

嘘も100回繰り返せばそれは真実になる

・・その心は

<嘘はどんなに繰り返しても嘘>

 

Paul Joseph Goebbels

 

 話の出元は一箇所でも、度々それを吹聴している内に、相乗効果というものが出てくるのです。聞かされた人間は何時の間にか、それが真実のように錯覚してしまう。島のような閉ざされた世界では、横の連絡が密で、しかも情報に飢えておりますから、非常に効果的に作用する。

しかしながら、愚かな人間はそれを見境無しに度々やるから、何時とはなしに見破られてしまう。遂には誰も信用しなくなる・・・・これが現実なのです。 都会でも大きな組織の中でも有りますね。ゲッペルスは優秀だったから、効果的にそれを使ったまでの事。愚か者はツールの使い方をしらないという事。唯それだけの違いです。

 

 

 <ムラ社会>は田舎や僻地、離島だけのものではなく、何処にでも存在しますが、これらの地域が、絶対数(国土の面積の占める比率)が多いから目立つだけです。人口比でしたら逆になりますでしょう。

この島でもそうですが、情報量が非常に都会と比較すると少ないので、情報に飢えているという面もあります。インターネットなどを利用している方達は、都会と何ら変わりありませんし、TVでニュースなどを多く視聴している方達も、同じ傾向があります。お年寄りや上記の例以外の方達は、どうしても視点が島内部に向けられる時間が多いので、自然と横の連絡に情報の収集を頼るようになりがちです。

ゲッべルスの言葉は(ゲッべルス効果・・爺の造語)このような人達の中で、効果的に作用しがちです。その速さは光通信並みだから驚き!真実、虚実は関係なし。何か新しいものに無意識に飢えているのですね。ですから作為的な暗示に懸かりやすいという事になります。でも、不思議な事に皆さんは心の中でその事をよく知っているのです。にもかかわらず別な心はそれに無意識に引かれる・・・不思議! 

教育や人生経験の多少によっては、人によって違いが出てくるのですが、うっかりするとやられてしまいます。気を付けねばなりません。

 

    

 

 しつこいようですがムラ社会は山間僻地、離島の特産品ではなく、日本のあるいは農耕民族の特徴的な精神構造だということです。この中には良い面もあるのですが、団栗の背比べで、眼立ちガリヤが育たないのも事実。これが改められればフィールズ賞、ノーベル賞はもっと増えるんですが。現在の先端科学分野や産業分野でも、日本はなかなか独創性のあるユニークなアイデアが育たないとよく言われております。江戸時代、戦時中の五人組・隣組・・相互監視制度の弊害です。未だ呪縛されているということでしょうか。

 10月にはいって<ノーベル賞>の発表が相次いでおります。この賞を拝する方には、今まで申し上げて来たような範疇に該当する方は一人も居りません。全てが独創的なアイデアの持ち主です。文化的に文明的に日本に匹敵するような国々でも、未だ受賞者が居ない国が有ります。その貰えぬ第一の原因は日本の、米国の、英国の逆をやっているからに過ぎないのではないのでしょうか。

自らを省みないで他を批判、攻撃している間は、この手の賞は水平線の彼方に有るでしょう。COPY文明の中からは、文明を牽引していくような知恵は出てきません。独創性というのは無から有を創り出す行為です。<郷に入れば・・・>や<ムラ社会>からは所詮無理なのです。

その様な訳で、今まで爺が苦言を呈してきた地域や、社会や、研究組織からは、今後もノーベル賞者は出ないと思いますね。世の中はそんなに甘くはありません。人間社会の発展はこのような独創性のアイデアある方々が牽引してきました。一時的には常識的な民間人には、なかなか理解できないレベルのことも有るのですが。それは時間がいずれも解決してきました。それは科学史の現実の歴史なのです。

何時も360度方向にアンテナを張り巡らして、冷静に行動し、問題が発生したら話し合いの中から、問題の解決策を見つける行動、思考方法が、この島においても必要なのです。今後この島がより発展していく指針の一つはこれではないでしょうか。この事は全ての地域にも共通して言える事です。

すぐ徒党を組んで、事の良し悪しは二の次にし、自らの安全、保全を最優先にする行動は、最後には集団の危険と、自らの崩壊を必ず誘発します。<ムラ社会>には二面性があります。優れている面は伸ばし、欠点は変えていかねばなりません。それが人間社会の知恵だと思います。

* ゲッべルス(Paul Joseph Goebbels)-001

 「プロバガンダの天才」「小さなドクトルと称され、アドルフ・ヒトラーの政権掌握とナチス党政権下のドイツの体制維持に辣腕を発揮した。敗戦の直前、ヒトラーの遺書によってドイツ国首相に任命されるが、直後に家族とともに自殺した。

 プロバガンダ・・・政治的意図をもった宣伝行為   ゲッペルス・・・通常ゲッペルスの発音表記が多いが、正しくはゲッベルス・・・・ドイツ語の発音ではbは半濁音にならないので、<>と聞こえる。

 

 次回は<ムラ社会03・・血は水よりも濃い>です。 

 

 

喫茶店でちょっと一服   

 

                       株式市場の天気予報

 

今週は大きな事件は起きませんでした、小さいながらも将来大きな騒動になりそうな、いやな事件が中国や欧米で起こりました。一つは中国の天安門。もう一つは米国の盗聴事件。

 東トルキスタン問題は底の深い、歴史的に現在の中国建国以来の問題であり、民族問題であり、中東やロシアをも絡んだ深刻な問題を孕んでいます。現在、ロシアは中国に対して全面的に友好ムードと言うわけでは有りません。北太平洋から北極海、オホーツク海一帯はロシアの防衛上、神経質にならざるを得ない地帯ですので、トルキスタン問題はまたまた双方の間に、さらに緊張感を生み出す要因になって来ます。

ウイグル族という漢族とは異種の民族の問題は、中国にとって「獅子身中の虫」に成らざるを得ないのですが、同時にチベット民族との葛藤も昔から続いており、対処の仕方を間違えると、国内騒乱の元にもなるでしょうか。今回の事は密かに行われている国家権力の暗闘の、たまたま表面に出て来た一つなのでしょう。

 OSPREY

この状態で爺の家の真上を飛んでいった。ウルサ~イ 

 ここ数日前から、自宅の真上を2機のV-22 OSPREY(オスプレイ) が、騒がしく飛び回っております。最高速度565km、航続距離も3.000km以上も出る高性能機のようです。沖縄から奄美大島本島の先端・笠利まで出張っているとの事。見かけの速度もヘリ状態でも結構速く、通常のヘリなどは追いつけないようです。

尖閣諸島周辺は最近富に騒がしさを増していますが、こんな離島も他人事ではならなくなりました。何せ上海、温州などの中国の都市は、東シナ海を挟んですぐ傍ですから。クワバラ、くわばら

 

 

 

 フランス、ドイツの首脳の電話盗聴問題が、クローズアップされて来ました。経済金融問題には直接結びつく問題では有りませんが、今後、ボディーブローのように、次第に効いてくるかもしれません。英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ(ファイブ アイズ)などの真なる同盟国は対象外だそうで、日本などはどうなんでしょうかね? 特に耳新しい事でもありませんのですが、アングロサクソン民族の得意中の得意の手法でもあるのですから・・・・株式市場には織り込み済みで、然程の影響も無しと言うべきでしょうか。

とは言いながら、抗議した国もまた諜報活動を密かにやっている訳ですから、どっちもどっちでしょうか。でも、気持ちの良いものでは有りませんね。便利ですが怖い時代になって来ました。爺は海に携帯を落っことしたのを機会に、棄ててしまいました。「君子危うきに 近寄らず」でしょうか。いっその事、インターネットも止めたほうが良いかもね。治安・安全の点から固定電話のNTTとはお付き合い継続しますがね。

 余談が長くなりなりましたが、肝心の東京株式市場は特に変わることもなし。

11/01の相場の終わりまで待つ事もなしでしょうか。

11/01 東京市場前場終値  14.2222.03  106.91 ↓

中段保ちあいの最後の段階。暫し、お待ちの程を。その内上がりますから。 (^-^)

 

 

 

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