茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

New ・サワラちゃんの加計呂麻島日記-007

2014年05月30日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

007

 

 

 

 

 

江仁屋離 

 

梅雨といっても余り雨量が多くない今年。とはいっても今年はエルニーニョ現象で、6月に際立って雨量が多くなるとの気象予想が出ています。今雨量が少なくても、必ずと言ってよいほど帳尻を最後に合わせて来ます。充分注意しなければなりません。 

先日、加計呂麻島の実久の離島・江仁屋離で、陸海空自衛隊の離島奪回訓練が行われました。初めの写真は島の林道の頂上から、「江仁屋離」島を眺めた景色です。この位置は展望台になっています。<離>は島と言う意味です。近くには「須子茂離」などという名称の島もあります。

島の水平線の向こうは中国大陸。見えませんけれど・・・・良かったですね (^-^)

                           上陸訓練

 

 

加計呂麻島の西端にある<実久>集落の情景

 

 

江仁屋離は岬の断崖の向こう側に在ります。岬の小さな港からボートや小船に乗ってすぐです。実久は元々旧日本海軍の陣地でした。最盛期には2.000人程が居たとのこと。現在でもコンクリートの兵舎や、砲台跡、弾薬庫跡が残っております。江仁屋離にも陣地が在りました。今回この島を訓練地に選んだのは当然といえば当然の選択です。 

実久の浜 

 

爺の貝殻採取地の一つ。ここはフィリッピンから流れてきた、貝、魚類、亀、そして中国大陸方面、韓国からのゴミの終着駅の地。最近はゴミのほうが多いくらい。お陰で貝のほうはさっぱり。美しい珊瑚礁海岸の地ですがね・・・・残念 (^~:)

問題の尖閣諸島は沖縄の向こうですが、この島全体が戦前軍事基地であった関係で、ある面では沖縄より危険度が高いのではないのでしょうか。沖縄は米軍基地がありますので攻めにくいが、加計呂麻島は自衛隊のみ。今後奄美群島の自衛隊の数は可也今より増加しそう。

 

古仁屋・・向かいは<加計呂麻島

 

経済面から見ると、人口も増えてプラス効果がありますが、政治情勢が不安定な現在では、危険度が増しますので大きなマイナスの面が出てきます。現在の古仁屋は言わば準軍港的な存在。至る所に<自衛隊歓迎>の看板が立っている。平時は良いのですがね。いざとなれば危険がいっぱい。離島ですから海上での物資補給が主ですのでね・・・・・

人口が恒常的に減少傾向で、経済力も落ちてきていますので、自衛隊の増加は家族も来るでしょうから、島にとって一種の起爆剤になります。加計呂麻島は一時20.000人ほど居たそうですが、最近は1.000人の辺りでしょうか。なかなか難しい舵取りが必要な問題です。 

 

 

 

 喫茶店でちょっと一服 

 

 

中国戦闘機SU27 

 

 

またまた事件が起きました。こんどは東シナ海のど真中。 互いのずれた防空識別圏の中。自衛隊の偵察機2機の後方から、ミサイル搭載の中国戦闘機が超至近距離から接近したとのこと。まかり間違うとトンでもない事になる。もし、近くに日本の戦闘機が居たならどのようになっていたか。

アメリカの偵察機なら・・・・いやいや・・・先般は南シナ海で、アメリカの軍艦の進行方向に突然、中国の揚陸艦が割り込んだケースもありました。兎に角、中国軍は戦前から現在に至るまで、海上戦闘経験が皆無なので、現場の諸兵が危機感を知らないという、致命的な欠陥がある。

 

尖閣諸島

 

やる事がそこいらのチンピラと同じ行動をとる。甘やかすとどこまでも付け上がる。けじめはそろそろ付けないといかんでしょうな。「集団的自衛権」に喧々諤々の議論がなされているが、学者の一見全うな理屈は現実的な面では役に立たない。彼らは実際の現場は知らないものが多い。

卓上の空論は役に立たない。

 

 

 

 南西諸島貝殻学入門

貝殻図鑑

 

南西諸島も入梅してから暫く経ちました。雨が比較的少な目の感じです。終わり頃が少し心配。先日、天気の良い日に郵便局に出かけた帰り、海岸を訪れてみました。そこそこの感じ。先に行けば行くほど心細い収穫になって来ましたが、最後にホームラン一本!

それでは戦果をご紹介!

大島海峡での収穫-01

大島海峡での収穫-02

 

飛び切り良い物はありませんでした。まあ、そこそこの感じ。先ずは適宜ご紹介!

 

チヒロガイ & ナデシコ

 

この手の貝は片側が殆どですが、今回は比較的大きく、色合いも鮮明です。

イボソデ

         

中位の大きさですが殻の鮮度は抜群!先端まで磨耗なし。

ジュドウマクラ & タカラガイ

 

浜のある部分に集中的にタカラガイが落ちていた。誰かが意識的に浜や水中でとった貝を、そこで選別した跡らしい。幼貝は要らなかったらしい。恐らく見た目に良い<ハチジョウダカラ>、<ヤクシマダカラ>などはないところを見ると、それだけはしっかりGet したらしい。

この海岸は潜れば可也珍しい貝が収穫出来そうなので・・・

紫色の貝達

 

ベニタケ & マキザサ

ベニタケはツメタガイの被害を受けやすいらしく、海岸に打ち上げられるものの内、大部分に殻に穴が開いている。<マキザサ>は珍しく拾いました。なかなかお目にかからない。

<フデガイ>や<ツクシガイ>の仲間は難しい・・敬遠 

これも何だか不明・<ミヤコボラ>だろうか?

      

「フジツガイ科」・「オキニシ科」の仲間なのだと思うのですが、白黒茶の貝が解らない。殻が破損しておりますが、始めてみた貝です。磨耗はしておりません。人為的に割られたかも?

すぐ殻を壊す「馬鹿!」が居る。身だけ上手に持っていけ 

 

テツボラ & キナレイシガイ

     

そのような訳で、先ず先ずの戦果を挙げて太平洋岸に向かいましたが、その後さっぱり。最後のプライベートゾーンの最後の最後で、オームランをかっ飛ばしました。

 

フジデサソリガイ ・ 140mm

 

砂浜の渚付近の砂の上に、生の状態で転がっておりました。生きてはいませんでしたが<フジデサソリ>では、初めての経験でした。ホンの少し棘が破損しておりますが、拾いでは珍しいほど完品でした。新鮮その物でしょう。大きさも先ず先ず。 

 

 

 この手の貝は棘が命。海中でしたら折れないのですが、打ち上げはほぼ無理。ようもまあ折れなかったね(^~^)

サソリガイ ・ フィリッピン

手持ちの<サソリガイ>達

左側が加計呂麻島、右がフィリッピン産 

現在漂白中の<テングガイ

 

先回、自宅の裏の海辺でに投げてあった<テングガイ>。なかなか漂白が上手くいかない。厚く殻に石灰が覆っている。金ブラシで擦ってもなかなか落ちない。

でも、今回は付いていたかもしれない。何事も無心で望むのが肝心でしょうか。

 

 

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New ・サワラちゃんの加計呂麻島日記-006

2014年05月23日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

006

 

 

 

 加計呂麻島・生間港の昼下がり

 

このところ連日雨がちな日が続いております。久しぶりに大島本島・古仁屋に買い物に出かける。いつもの海上タクシーに乗船するも、¥350円の船賃が突然¥400円に値上げになっている。消費税は3%値上げは分かっていたが、どう計算しても合わず??? <て~げ~・て~げ~計算>はこんなものか。

海上タクシー・古仁屋

 

海上タクシーは定員12人。時によっては港で置き去りにされることあり。今回も学校の先生が一人とり残された。一応、乗船数は<てげ~てげ~>は許されない模様。先生は1時間後に海上タクシーかその後のフェリーに乗船したであろう。何せ大島海峡は潮の流れが速いから、泳ぐわけもいかず。

 

 

最近はAMAZONオンリーで本州から生活必需品の殆どを賄っている。「刺身」や純然たる生もの以外は、通信販売で事足りる。AMAZONは運送料無料商品が多い。本土のマーケットはもっと安いかも知れぬが、自宅まで<クロネコヤマト>さんに持ってきて貰える。安全と時間の無駄を省くと、結果的に安く付く勘定になる。  

 

 

 島の道路は急峻な崖を九重九曲がりに削った県道、町道、林道である。トンネルは僅か3本。だからいつも海辺から数十m、百mも上の山の斜面を通る羽目になる。2斜線の道は僅か。全幅・1車線、0.5車線も場所によってはある。だから安全を何時も考慮する。そのな訳で<クロネコヤマト>さんには感謝している。

インターネットが普及していないので、殆どの方が車やバスで港に向かい、海を渡り、買い物に出かける。島内には移動販売業者もいるが、販売品目の内容と価格には不満が出てくる。それでも貝殻採取の途中で<肉の販売車>で、所要の肉を購入することもある。タイミングがよければ・・・

 

                                                  月桃

                                              

 

     自宅の庭のそこらじゅうで咲き始めた月桃<さねんばな>

葉は笹の葉に似る。用途は同じ

名称・・? 

 

毒草なので島人には嫌われる。その割にはきれいな花。 

崑崙花 

 

 時間はいつもゆったりと流れている。海上タクシーやフェリーに乗り遅れると、1~2時間は待たねばならない。島人は大して気にしない。気にする人は本土からの移住者か観光人のみ。

いざ、就航!

                                             

<てげ~、て~げ~>・・その内来るさ。気にしない、気にしない。そこら中で、爺ちゃん婆ちゃん達の明るい会話が始まる。ここは情報の発信場所でもあり、収集場所でもある。皆見覚えのある人ばかり。

その内迎えの魚船が来ると数人ずつ消えていく。<じゃ~、またね~>なんて言いながら・・・・ 

その内にフェリーが出航する・・・

加計呂麻フェリー

 

時間通りに動くのはフェリー海上タクシー のみかな。島時間は別に流れている。訪問時間、待合時間は特にそのようである。<6時に会おう>・・・・・実際、出会ったのは6時30分??

 ・・・怒っちゃいけない

 

眠いな~、Nemuina~

 

 

 

 喫茶店でちょっと一服-01

 

 

 

またまた煙たい匂いが漂い始めた~ 

 

 

タイ・全土で戒厳令発動 !

 

 

この国は厚い仏教徒の国なのですが、ときどき非常事態宣言や戒厳令が発動されます。南国の方々らしくノンビリムードの所もあるのですが、昔から戦争や紛争が絶えないところです。他国による支配された期間も長く、フランスや日本の占領などがありました。 

今回の騒動の遠因は国内問題のようです。最近インラック首相が辞任しました。都会と農村の大きな経済格差がその原因のようです。有る面では中国と同様の問題を持っておりますが、政治体系が違います。長引くと観光や一般経済活動に大きな影響が起こります。お隣のミャンマーは以前と違って落ち着いて来ております。アウンサン・スーチー氏の表舞台の登場が、大きな変革の原因でしょうか。ミャンマー=ビルマ、タイ=安南 は古来より、日本と深い関係が有りました。 

南シナ海

 

 

中国政府の「岩礁」の解釈

 

         <これでも島だ!>・中国         <沖ノ鳥島は岩だ>・中国

                

 

中国政府の柔軟で、且つ、アザトイ勝手な解釈は賞賛に値する。 

これだけすばらしい解釈をするのですから「南沙諸島=中国領土」は朝飯前の話。

子供でもこうはいかないのですが・・いやはや  

ということで終わろうとしたら・・CNN Newsが飛び込んできた!

テロ・ウルムチ・・死者31人、負傷者94人

 

<もう、止めて下さい!><先月テロが有ったばかりなのに!>

 

加計呂麻島・江仁屋離で自衛隊陸海空が離島奪回訓練

折も折、近所の海・東シナ海で中露合同演習中!

ある面では目と鼻の先の距離。F15でしょうか、爺の家の上を飛んだようだ?凄い爆音がした。

爺も臨戦態勢に入る。近所の爺さん、婆さんは<知ら~ん!>って。

 

 

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南西諸島貝殻学入門  

&  

貝殻図鑑

 

 

 

 

大潮の干潮の日、本日は-3cmでした。裏の浜に降りてみると昨日どこかの若者達が、近くの岩礁で貝取りをしたのでしょうか。砂浜に貝殻が放り投げてある。中身だけ取り去って帰ったらしい。牡蠣の仲間が殆どであった。近くには小さな可愛らしい貝が放り投げてある。

ここいらの人達は貝殻の重要性は余り認識していない。爺のように貝を水槽で飼うなんて思いもよらないらしい。小さな<リュウキュウツノマタ>を水槽で飼っている。

 

リュウキュウツノマタ

 

緋色の生身で、その先っちょに焦げ茶の蓋が牙のようについている。

リュウキュウツノマタ

 

近くの渚で体長70mmの<アオイガイ>を見つけた。先回の120mmの一回り小さいサイズであるが、ヒットかな。

大ヤドカリ 水槽内

 

 

殻長150mmの<アツソデ>の殻に入居中のヤドカリ君。釣り餌の海老を毎日与えている。元気いっぱい!一晩中水槽で騒ぎ、ガラガラと殻を引きずる音が廊下に木霊する。日中は居眠り三昧の生活。挙句の果てには水槽の浄化装置をぶっ壊す狼藉を働く。とうとう隣のちいさな水槽に独居拘置となる。水嵩を浅くしたので簡単には動けない。

 

浄化装置(これを力づくで破壊する)

止むを得ず、<サラサバティー>の大きな貝殻で、周りをガードするはめになった。

本当は海に返せばよいのだが、爺はアツソデの殻が欲しいのだ。何時になったら目的が果たせるやら。ヤドカリは新鮮な見た目に綺麗な貝殻に入りたがる。という訳で人間と争いがいつも絶えない。すぐ強制退去して貰いたいのだが、そう簡単に問屋は卸さない。ただ、待つのみ。何時になることやら・・・・

フジツガイの仲間

 

浜からの帰りかけに、岸壁の上から海中を見たら、大きな貝殻が海中に棄ててある。見かけは<テングガイ>くさい。早速、長靴を履きなおして海中に入った。案の定200mm以上の大物が2個。貝殻から太い貝の肝が出てきた。蓋は持ち去られたようである。<蓋ぐらい置いていけ!>とか何とか。

 

先回のブログで掲載されたこの写真の貝は、あるHPにあった写真。<ダイミョウガイ>かと思っていたら、NGのコメントがありました。沖縄本島・浅瀬の砂浜でGetしたものらしいのですが・・・・されば、これは何??

正体不明の貝

 

やっと同定できました。

ヒラザクラ

 

実は先ほどの近所の浜辺で大きな貝を2個拾いました。

現在、問題の貝は「漂白剤」で漂白中。次回公開予定。

これが漂白中の貝・・・・「微小貝DB」から掲載。

 

最後に小物を3個を紹介。<ムラサキツノマタモドキ>、<ハナマルユキ>、<コモンダカラ>の幼貝でした。

これくらいが一番扱いやすい大きさ 

 

 

今回の採取で自宅の裏の海岸の貝の生息多様性に驚く。夏には潜ってみようと思うのだが・・ここは意外と深そう。

何せ戦艦武蔵(72、800トン)が停泊していた湾内である。浅いはずはない。

 

 

 

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NEW・サワラちゃんの加計呂麻島日記-005

2014年05月16日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

005

 

 

 

 加計呂麻島 ・ 太平洋岸

 

 

 いよいよ奄美群島も入梅致しました。これから約一ヶ月間の間、毎日ジメジメした憂鬱な日々が続きます。西南諸島の季節の変化は、本土より一ヶ月余り先行の様子。貝拾いも出来ず、畑作業も出来ず、日々室内にてブログ製作と能面打ちに明け暮れる毎日です。

 

 

 

 太平洋岸の町道沿いの民家の<ブーゲンビレア>の美しい紫色の咲きそろった光景。思わず足を止めてワンショット! 南国の花独特の華やかな花色。

 

 

 

自然の生き物の色彩は南国ほど鮮やかです。魚、貝、その他の動植物も同じ共通点を持っております。中には毒々しい鮮やかなものも・・・人間の衣装もその傾向があります。海の色は紺碧、エメラルドグリーンなど。北国の鉛色の空、海などごく僅かな時間の間には見せますがね。

  

 

干潮の時間は海面は遠く後ずさりし、岩礁の下の海面がむき出しになります。貝などは太陽に光を避けるようにして、岩場の割れ目に入って満潮の時期を待ちます。そして、日々1時間ほどリズムが後ろにずれて行き、歴史を刻んで行きます。太古の昔から正確に。 

 

 

 

 ハイビスカスの花は、年から年中咲いております。季節感は気温の上下のみ。何せ畑の野菜の栽培は年中可能。真面目に耕作手入れしていれば飢える事はない。とはいっても広い平らな耕地に乏しいから、経済の向上は本土に比べて厳しいのが現状。地域の特殊性を生かすほかなし。

 

 

 

 喫茶店でちょっと一服-01

 

 

 

 南シナ海海域での騒動!

 ヴェトナム VS 中国 

 

水掛け論 

 

 

東シナ海の尖閣諸島での、日中の鍔迫り合い騒動がヴェトナム沖でも始まりました。フィリッピンの海洋警察が中国の漁船を拿捕し、国際問題になって来ました。それに続く騒動。三正面作戦の真っ最中!

 中国が艦船80隻を動員、ベトナムとにらみ合い状態に!・・とか

アセアンの会議では非難続出!そりゃそうでしょう。

 

11日、ハノイの中国大使館前で抗議のデモを行う市民(共同) 

 

 

過去において中越戦争を経験していることもあり、両国も引くに引けず。ヴェトナムは共産主義政権でありながら、日米の後ろ盾有りますので強気!オバマさんの政治姿勢が問われる所。

下の地図でも一目瞭然! 中国の領土が何故、南沙諸島や西沙諸島まで及ぶのかは、小学生でもその異常性が理解できる。まさに自ら勝手に作り上げた屁理屈、横車である。覇権主義を否定している国是を持つ国家、中国の現実の行動である。

 

 

 

南沙諸島に至っては噴飯ものである。ロシアとウクライナとの確執とは違ったものであるが、共産圏諸国の共通した習性が、ここにも垣間見える。

第二次世界大戦終結間際の旧ソ連による、北方領土の一方的占領は、日ソ条約の一方的破棄、つまり国際法違反でもある。しかし、<勝てば官軍>で、そのまま既成事実となっている。これは米ソの秘密協定が下地に有るからであるだが・・・ 

 

両国の鍔迫り合い・水掛け論

 

中国はウクライナ問題、北方領土問題を参考にしているのは間違いないところであろう。唯、国際司法裁判所で審議されても、上手くいくかどうかは分からない。中露とも国連では<拒否権>を所有している。これが影に日向に強く影響してくるであろう。中国はそれを計算に入れているのは間違いない・・・

 

江仁屋離(エニヤバナレ)・加計呂麻島沖

 

尖閣諸島も基本的に同じであろう。爺が住んでいる加計呂麻島の離島<江仁屋離>の小島を舞台にして、島(尖閣)奪回作戦が自衛隊によって、もうすく始まろうとしている。自宅から車で十数分の島の東端である。

 

中韓ともに国内、国外に大問題が続出している。国内の不満のガス抜きを、国外への強健姿勢で図ろうとすることから来るものである。中国国内では言論規制・統制が強まり、軟禁、行方不明者が続出している。何時もの通り。スターリン時代はもう再現はできない。現在の地球規模的なグローバル世界では情報の統制は不可能。これがまだ解らないのであろうか。

 しかしながら、大国・アメリカ/ロシア/中国の深い水底での、われわれには知る事が出来ない約束事は有るだろう。これがどのようなものか? 表面に出てくる報道だけで判断するのは危険であろう。

簡単に親米、親中、親露は判断しないほうが宜しいかも。

歴史は何時も予想外の結果を目論む

 

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南西諸島貝殻学入門  

&  

貝殻図鑑

 

 

サクラガイの仲間たち

 

 

先回に引き続いて・・・ベニガイです。手持ちのベニガイはご覧の通り。先回ご紹介した黄色の<ベニガイ>は只今、関西方面へ旅行中。

 

 

* 微小貝データーベースより掲載 

Species Name 学名

Pharaonella sieboldii (Deshayes) (Deshayes)

ベニガイ
BENIGAI

和名
Japanese name
Common name

 

 

これらの貝は<サクラガイ>のグループに属するそうです。そして、はじめの口絵の貝達

・・・第1~2段目は<ベニガイ>。・・・・・<ダイミョウガイ>も混入か?

 

ダイミョウガイ ・ 微小貝DBより掲載

 

HPで発見の<ダイミョウガイ

黄色の色素が薄く見えます。

 

問題の彼、彼女?

上記の<ダイミョウガイ>の色彩変異かな?

           

 

という訳で、専門家のコレクター3人も「ダイミョウガイの色彩変異」ということでしたので、結論は「ダイミョウガイ」と同定しました。

 

3段目は<トンガリベニガイ>

 

参考」・HPより掲載

ニッコウガイ科 
 トンガリベニガイ
  
Tellina rostrata Linne 1758,

採取場所:フィリピン
  説明:ベニガイに似るが横にかなり長い。

採取した貝はそれにしてもやたら横に長いね。名前の通りか!

 

4~5段目は<ニッコウガイ>・・綺麗でしょ! そして、最後の6段目は<サクラガイ>でしょうな! 

 

サクラガイ

 

HPより参照しましたが・・・・???・・・ちょっと、右隅辺りの形状が違うように見える。

しかし、安心は禁物! 房総半島から台湾にかけて生息する<カバザクラ>というものがあるそうな。さらに<ヒラザクラ>も・・・・HP・「福井の打ち上げ貝」から参照

爺にはもうわからん??? 

 

   カバザクラ                             ヒラザクラ      

              

 

でも、可憐で美しい貝であることは間違いなし。 

でも、このような事で悩むなんて、幸福なんですな。

郵便局へ行った帰りに、近くの浜で拾った貝たち。

中央が<チヒロガイ>、<スイジガイの幼貝>、<ヒメチョウセンフデの幼貝>、<ルリガイ>、<イモガイ>などが見える。

 

 

梅雨の期間中は貝の採取が余り出来ないので、寂しいですね。

 

 

 

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New ・サワラちゃんの加計呂麻島日記-004

2014年05月09日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

004



 

加計呂麻島

長閑な入り江  

 

断崖の上に林道が走っており、これが唯一の連絡道路です。ここから真っ逆さまのような急坂を下って、浜の小さな集落に辿り着きます。絶景ですが・・・バイクで下りるのはスリル満天。でも、ここしかないのですから・・・

浜の周囲は珊瑚礁です。干潮になりますと海面以下になります。潮干狩りのチャンス到来。でも、誰も来ません。中央に塩工場が一軒・・・

隣の集落までは断崖を穿った林道を通って行くしか有りません。先には小学校・中学校が有ります。大潮の干潮の時間は、断崖の下の海中の珊瑚の岩礁伝いに歩いて行けます。爺も一度挑戦しましたが、冷や冷やものでした。

出産シーズン

 

狐の子供達・・13匹の兄弟でした。

 

 

カンガルーの雛でしょうか? 

  

 

 

 

喫茶店でちょっと一服-01      

 

 

 

 

ローマ法王韓国民、倫理的に生まれ変わることを望む

 

 

韓国・中央日報・・4/25報道より

<ローマ法王庁で天主教大田教区長のユ・フンシク主教がフランシスコ法王に会った。ユ主教は、旅客船「セウォル号」の犠牲者を哀悼した法王の祈祷に感謝の意を伝えた。
  法王は「韓国民すべてに深い哀悼を表す。若者に会いに行く訪韓を控え、多くの若い生命の犠牲を非常に残念に思う」と述べた。また「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と強調した>

 ゴールデン・ウイークも終わり、これから教育機関も一般企業もいつものリズムに戻って来ました。韓国での突然起きた悲しい遭難事故が一区切り付き始めているようです。マレーシア航空機事故もその後は、まったくの尻切れトンボ状態。忘れられてしまったような感じ。中国の報道機関も相変わらずの日本攻撃はいつもの状態ですが、自国民の安否はもう忘れてしまったような状態である。

 

 

ローマ法王が口にした言葉の中に興味ある一文がある。非常に意味のある韓国民に対する、或いは中国国民にも相通ずる言葉である。自らのことを棚に挙げて他を強烈に、執拗に攻撃する国民性に対する痛烈な批判に聞こえる。

自らの襟を正した上で、批判を受けぬ行動を控えた上で、他を批判するならばそれなりの効果は見込める。しかしながら自らを棚に挙げた他国批判は、結局のところ<天に唾する>ものである。

 

今回の海難事故が発生した際、日本の海上保安庁が救援を打診したが、その際の回答は<その必要性なし>である。にもかかわらずその後大惨事になり、すべてが後手後手に回り、首相辞任までに至った。全ての動きが自らの思いに反して暗転しているのである。

 

 

 

周りの国、国民は冷静に物事を見ているものである。「慰安婦問題」「南京虐殺問題」「尖閣諸島問題」など、中韓両国は世界中に喧伝しているようであるが、まさに一方的なものばかりである。批判した国が過去に似たような行為をしたことがないのだろうか。歴史書を丹念に紐解いてもらいたい。

中国も韓国(朝鮮)も国の身の潔白は過去の歴史において100%証明し得ない。ローマ法王曰 <倫理的・霊的に生まれ変わることを望む> この言葉は非常に重い言葉である。韓国大統領への国民の批判の度合いは増し、新疆ウイグル自治区の多数の死傷者発生事件など、騒然として来ている。これらは自ら蒔いた種ではなかろうか。

 

そして、5/01・・韓国ソウル地下鉄追突事故・・・240人余りの負傷者発生・・・ 

・・・・

・・・無言・・・


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南西諸島貝殻学入門 

& 

貝殻図鑑

 

 

奄美群島はそろそろ入梅が近いとの情報で、余り期待しないで加計呂麻島半周の貝殻拾いを敢行しました。最近は海も荒れないし、この日は大潮の日。そして干潮の時間。貝殻は殆ど沖の方に運ばれて、砂浜は何もない状態。

予想した通りでしばしガックリ!それでも次の浜へ向かいました。3っ目の浜で予想外のホームラン!

これ!

               ↓

 

アオイガイ>です。下の小さいアオイガイが今までの最大サイズです。格段に大きいサイズ・・120mmです。福岡県辺りでは200mmを超えるのがかなり打ちあがるとか。加計呂麻島のフェリー乗り場のショーウインドウの中には、今回のと同じサイズのが陳列されておりました。今まではフィリッピンからの輸入品かと??

これで地場産の<アオイガイということが判明したわけ。

 

 

今までのものと格段にサイズが違うのが分かりますでしょう。この中にメスの蛸が入って、この中で産卵保育していたのです。南方から海流に乗せられて奄美群島まで旅行したのでしょうか。

こんな感じ 

 

 

 プカプカ浮かぶのはオーム貝も似ておりますが。殻の模様がアオイガイは繊細です。可愛い写真ですね。

アオイガイタコブネ 

 

65mmのタコブネ 

 

 

この貝は見かけは良く似ておりますが、タコブネは薄茶色がかっております。 

動物体のほうを指すときは殻をもったタコの意でカイダコともいう。大きなものでは 25cmくらいになる。雌はこの貝殻の中で産卵し,子を育てる。雄は雌の1/10くらいしかなく、貝殻を持たない。浮遊生活をし,カメガイなどを捕食する。世界の暖流域に広く分布し,日本近海でも,太平洋岸の諸地域や,対馬暖流域に分布する・・農林水産センター 

ということは今回のは、可也 大きかったというわけ (^-^)

後は二枚貝の中に眩い黄色の貝が人工のコンクリート・スロープ(船を海に出しいれるスロープ)の溝に挟まって居りました。

左中央の貝がそれ!形は<ベニガイ>とおなじ。しかし赤ではなく黄色?オマケニ左右二枚の完品。このような貝は初めてでした。下は<ナデシコガイ

 

 

艶々で傷なし 

 

中央下は<ミカドミナシ>磨耗もなく完品。右下は<スイジガイ>の幼貝で、これまた完品でした。 

後はいつものメンバー 1

後はいつものメンバー 2

 

 

という感じでブログを終わろうした時、メールが着信した。予め関西の知人のコレクターに発信していたメールの返信であった。何と、下記の如し・・・

アオイガイ>はホームランですが、<黄色のベニガイ場外ホームラン>です。極稀に色彩変異で黄色の紅貝・・・・・

Hontoudesuka ・ 本当ですか?! 

ベニガイ

 

下記の貝が本来の<ベニガイ>です。

 

少し色彩変異をしたベニガイ

         

 

この度偶然に拾った変異した黄色いベニガイ

一見、形状、大きさは<ダイミョウガイ>に似ているが、細部の形状が違うような??・・・・

爺にはよく解らん?

 

* 微小貝データーベースより掲載 

Species Name 学名 Pharaonella sieboldii (Deshayes) (Deshayes)
和名
Japanese name
Common name
ベニガイ
BENIGAI

 

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
BIVALVIA HETERODONTA VENEROIDA
二枚貝綱 異歯亜綱 マルスダレガイ目
Group
グループ
Tellins
サクラガイ
Super Family / Family
TELLINOIDEA(TELLINACEA) TELLINIDAE
ニッコウガイ超科 ニッコウガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Pharaonella
ベニガイ

 

 クリーム色の見た目お菓子のような感じです。

                    

 

 中央に<ツメタガイ>による穿孔の跡がみえる。奴に殺されたね!

 

 知人のコレクターがメールで送ってくれたオークションで、発表された<黄色のベニガイ>。色合いが濃いです。

 

オークションでのベニガイ

 

オマケ

貝殻の縁が薄紫色の<ハナビラダカラ

ハナビラダカラ>は岩礁に行けばいくらでも居るので、最近は無視気味。これからは丁寧に探してみよう。有るかもしれないね・・・・でも、綺麗だね!

爺は専門家でないので、上記の<黄色のベニガイ>がどの程度の希少価値があるのか不明。専門の貝のコレクターが言われるのだから相当珍しいのであろう。太平洋岸の砂浜のコンクリート製の施設の溝に、ポツンと落ちていた。以前もそこで<オオイトカケ>を拾ったことがある。地元の爺さんの話では、ここいらは昔から珍しい貝の拾えるところとか・・・・成るほど・・・・

確かにGOOGLEの画像検索で調べてみたが、これと同じ色合いの<ベニガイ>は一枚もなかった。何の気なしに砂浜を歩いていると、このようなことがよく有る。反対に勇んで探しているときは、碌な物がない。「無欲の欲」というところか。 本日は「大安吉日」であった。 

 

 

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