茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

2012年07月26日 | 日記

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

            

                            風景-008

 

一年前の回想録(奄美大島訪問記

 

       キャスター

        サワラちゃん             アマミちゃん

            

 

 

京都駅・新幹線口

 

  京都駅のプラットホーム (右・東京方面   左・大阪・鹿児島方面)

                        

 

 鹿児島中央駅の九州新幹線

 

 私達のお爺ちゃんは、昨年の7月に初めて奄美に渡るために鹿児島に来ました。その日も快晴の暑い夏の日でした。 京都から九州新幹線・・West Japan Kyushu・・に乗って一直線でやって来ました。

 

鹿児島中央駅

 

 鹿児島中央駅から港へのルートが分からなくて、あちらこちら探したものでした。なにせ、何処に奄美行きのフェリーの乗り場が有るか分からないで来てしまった。近くの旅行客に聞いても<わからな~い?>。やっとの事で隣の駅の鹿児島駅からフェリー乗り場へ行くことが出来ました。

            錦江湾を行くフェリー・あまみ

 

埠頭を離れてフェリーは錦江湾をひた走ります。もう直ぐ夕方です。辺りが少し暗くなってきました。フェリーの甲板上には誰も居ません。フェリーは<あまみ>でした。とても快適な船旅でした。

指宿沖からの開聞岳

   

 

指宿を通り過ぎる頃、空は茜色に映え、素晴らしい光景が目の前に拡がってきました。開聞岳の富士のような姿がとても綺麗。もう直ぐ錦江湾を離れて太平洋に出て行きます。

フェリー・<あまみ>の甲板付近

    

         

さあ、これからは種子島、屋久島の間を通り抜けて、トカラ列島沿いに一路喜界島目指してフェリーは進んでいきます。夜は辺りが暗くてなかなか場所が分からない。何時の間にか屋久島を過ぎ、辺りには何も島影がなくなりました。

真夜中、<喜界島>に到着。真っ暗な夜の港です。お客を降ろし、荷物を降ろして直ぐ出発。慌しい港の風景でした。島影も殆ど見えなく、ただただ当たりは真っ暗。何時の間にかフェリーは島から遠ざかっておりました。

 真夜中の喜界島

             

暫く行くと朝になり、洋上は凪いで真っ青な海と水平線が見えるだけ。水平線の向こうは何処なんでしょうね。今どの辺りでしょうか。皆目見当も付かない。もう直ぐ、奄美大島が見えるはずですが。 

          

暫くすると、水平線の左に島影が見えてきました。笠利の辺りでしょうか?フェリーの帆柱の後ろの船室に入っていましたので、そこからカメラで外の景色を写しておりました。

  

 

暫くすると、名瀬港に近づいて来ました。早朝です。太陽も昇っています。朝の7時頃でしたでしょうか。喜界港とは違って大きな街並みが見えてきます。もう少しで古仁屋・・・・でも、遠い! 昨日の夕方時頃の鹿児島出航。流石、遠い。

 

  

             

 

慌しさの中で 大方の乗客は下船していきます。荷物の積み下ろしの車が慌しく走り回ります。これから3時間後に古仁屋港到着とか。船内はガラ~ンとした感じ。これから先は貸しきり状態。昨晩は結構人が大勢居たのに。寂しい感じ。

 

 

似たような景色が延々と続いて行きます。何時の間にか大島海峡の入り口近くに来たようです。古仁屋は何処なのでしょう?

 

 

                

 

古仁屋港が見えてきました。スコールが襲ってきました。このスコールは生まれて始めての体験。これから頻繁に遭遇することになりました。今回は下見の段階です。奄美大島に住むかどうかも決めていません。もし、天気が悪くて大荒れなら今は加計呂麻島に住んでいなかったかも。

 

     

 

午前10時過ぎに古仁屋港に到着。今日はここで一泊。明日、加計呂麻島へ又フェリーで旅は続きます。前の日の朝に京都駅を出発して・・・・未だ目的地は先なのね・・・・エライ遠いとこへ来ちゃった感じ。 沖縄などは遥かこのまだ先。日本列島って縦に長いんだな~とい実感を受けました。

 

 

 近くのレストランで夕食を食べて、兎に角ぐっすり寝てしまいました。明日は昼ころフェリーで対岸へ出発!・・・お休みなさ~い!

       本日の担当は<アマミチャン>でした。

    ********   ********   ******   ******

サワラちゃん・何時になくやる気満々!

 

暑いんだけど、今日は[気合を入れて]行きましょう。

今年の夏は沖縄、奄美以外は猛暑だそうです。良かった(^-^)

 何時もアマミンと涼しいところを探して、日中は寝ております。涼しいところは探せば沢山有ります。最高は冷凍庫の上に有るレンジの傍。裏の庭の果樹の木下。裏庭に面した縁側・・・・最近は朝早くと夕方の時間以外はゴロット寝ています。だから・・・寝子なんです。

今日の御題は<ミミガイ> 一見アワビやトコブシに似ております。細長く華奢な感じです。アワビは近くの海岸ではいやと言うほど手に入りますが、ミミガイはなかなか手に入りません。生息数が少ないんでしようか。

 

ミミガイ

   

 

綱 亜綱 目 GASTROPODA PROSOBRANCHIA VETIGASTROPODA
腹足綱 前鰓亜綱 古腹足目
Group
グループ
Abalones
アワビ
Super Family / Family
PLEUROTOMARIOIDEA HALIOTIDAE
オキナエビス超科 ミミガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Haliotis ()
ミミガイ ()

 

オキナエビス超科 ミミガイ科に属すのですね。知りませんでした。サワラちゃんも<オキナエビス>を一個頂いたのが有ります。宝物のようにしてます。何故って、昔は珍品に属していて、たいへん高価な貝殻の一つでした。

鳥羽博物館では一個3,600,000円のオキナエビスがあります。次回にサワラちゃんのオキナエビスをお見せします。

アワビと同じグループに属しておりますが、華奢な形をしていて美しいです。

ミミガイ ・ 80mmx35x15・加計呂麻島太平洋岸

 

アワビは太平洋岸の海浜ではそこら中に転がっています。欠けのない物が殆どです。しかし、ミミガイはめったに見つかりません。

別な色合いのミミガイ

        

 

裏面

 

 

珊瑚の砂で磨耗したミミガイ。 自然のものは稀にしか見かけません。  

 

        

 

ミミガイの特徴としては殻よりも軟体部分の方が大きく、身体が殻の中に入らない。四国以南の潮間帯の岩礁に生息しています。

アワビやトコブシ、ヨメガガサなどは岩礁の岩の割れ目の陽の射さない奥の方に生息しています。食べれますので潮干狩りの人たちがこれを狙っています。しかし、岩から剥がし取る時、一度で取り去らないと二回目以降は殆ど吸着力が強いので無理です。ナイフのようなものを持っていくことお勧めします。

次回はアワビ、トコブシなどをご紹介します。

 

姉妹ブログ

A- 日本の伝統芸術と伝統芸能
 
   
現在<人形特集>を行っております。
   http://blog.goo.ne.jp/nippondentougeinou

B- 茜ちゃんのつれづれ
 
   
現在<記憶>について書いております。
  http://blog.goo.ne.jp/amamichan

C- 
 
白洲正子著作集・読書日記

      [十一面観音巡礼」-こもりく・泊瀬  
 1-   http://shirasumasako.blog.fc2.com

 


サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

2012年07月20日 | 日記

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

            風景-007

 

 

 

 

  <あちゅくて、アチュクテたまらな~い。除湿機の傍でぼーとしておりますアマミン

 連日、本当に茹だる様な日が続いています。湿度が90%以上ですので余計大変ですね。朝方はヒンヤリトシタ感じですが、太陽が登り始めると急に蒸し暑く、寒暖計が上昇してしまいます。太陽の眩い光もジリジリという感じです。木陰に飛び込まないと火傷しそう。

夏休みがもう始まります。秋まで加計呂麻島の最も賑わうときでしょうか。貝殻の採取はこの炎天下ではとても出来そうにもありません。来年は何とか工夫をしてみようと思います。お爺ちゃんは二つの畑の耕しと野菜の植え付け。

 

 

 そうは言っても、雑草の良く伸びること。2~3日中に驚くほど成長を見せます。野菜も生長が早くあっという間に収穫期に入ってしまいます。今度は何を植えようか。季節感覚がわからない。お店に行って苗を買う。「野菜市」で苗をオバサンンに教えてもらいながら、今、茄、胡瓜、紫蘇、青紫蘇、モロヘイア、人参etc

片端から今年は試験という感じで畑に植えてます。もう、苦瓜は十数本収穫。元は取れたかな? 苦瓜の種を取り出し再度畑に植え直す。<はんだま>というほうれん草のような西南群島の野菜は、茎だけ植え直すと直にまた収穫可能という素晴らしい野菜。 念から年中収穫が可能とか。魔法のような奴。

 

 

魚は今は<鰹>が沢山水揚げされて、3本で¥1,000円。毎日その後は鰹の刺身、タタキです。幸せね (^-^)。 冷凍庫に捌いた魚を切り身単位で入れて置くと数ヶ月持ちますね。味は変わらない。専用の冷凍庫を持ってきて良かった。猫ちゃん達にも大好評。当然です!

              WIKIの借りちゃった! (^-*) 美味しそう!

 

なんかどうも調子が出ないのよ!・サワラちゃん

 

毎日アマミチャンは自宅のどっかで昼間はお寝んね。でも、サワラは貝殻の分類や整理をしなくちゃならないのだけれど、こう暑くっちゃ身体がだるいだけ。

でも、元気出してやるっきゃな~い! 今日はチョッと変わった奴からご紹介。「巻貝 」ですが本当に歯車のような形をしています。

 

 カジトリハグルマ

  

 

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
GASTROPODA PROSOBRANCHIA DISCOPODA
腹足綱 前鰓亜綱 盤足目
Group
グループ
Carrier Shells
クマサカガイ
Super Family / Family
XENOPHOROIDEA XENOPHORIDAE
クマサカガイ超科 クマサカガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Xenophora (Stellaria)
クマサカガイ (カジトリグルマ)

 

 さて、次は先回からの続きです。二枚貝。時々石浜や砂浜にポツンと落ちています。なかなか目に入りませんし、落ちていません。海老刺し網に良く引っかかって来るそうです。割と深い所に居るみたいです。

それと、左右2枚が完全にそろったのは殆ど打ち上げでは無理みたい。片方だけでもたまにしかお目に掛かりません。

 チサラガイ-a ・ 加計呂麻島

 

                 チサラガイ-b ・ 加計呂麻島 

 

   チサラガイ-c  加計呂麻島

 

先日、サワラちゃんの先生から綺麗な<クモガイ>をメールで伝送してきてくれました。背の方は黄色みがかっている。裏面は これまた黄色みがかった穏やかな色合い。 棘がすっきと真っ直ぐ伸びて、余り曲がりがありません。

何かシュークリームのような感じの色合いですね。お菓子と錯覚しそうです。

 

 

 

下の写真の<クモガイ>は加計呂麻島で採取したもの。朱色の部分が多い感じがしますね。棘も曲がりが多くてスッキリとした感じはしません。岩場を探していると巨大な古いクモガイが転がっていることがあります。グローブほどの大きさ。

 
クモガイ 
 
 
クモガイ 
 
 
 
クモガイ 
 
 

姉妹ブログ

A- 日本の伝統芸術と伝統芸能

 
   
現在<人形特集>を行っております。

   http://blog.goo.ne.jp/nippondentougeinou

B- 茜ちゃんのつれづれ

 
   
現在<記憶>について書いております。

  http://blog.goo.ne.jp/amamichan

C- 
 
白洲正子著作集・読書日記


      [十一面観音巡礼」-こもりく・泊瀬

  
 1-   http://shirasumasako.blog.fc2.com
 

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

2012年07月14日 | 日記

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

            風景-006

 

 

 

もう 暑くて かなわにゃ~ん!

 

 

 毎日、毎日蒸し暑く厳しい夏が始まりました。室内気温は深夜まで30℃。朝方だけ涼しくなります。その時はホット一息する時。 いよいよ夏休みが全国の学校で始まりますね。今日もうす曇ですが、ちょっと外を歩くと茹だる位。

道筋には真っ赤なハイビスカスが咲いています。

 

 サワラちゃんは暑さが苦手だから、何時もお家の中に居ます。今日は運動不足になったのでヨガ体操なんて (^-^)

これから8月、9月と長い夏が続いていきます。海へ行きたいけれどカンカン照りの下はかないません。 だからお家の中で貝殻整理をするつもり。アマミンは涼しいソファー・ベットの下で昼寝の真っ最中! 今回はお休みで~す。

本日最初は解剖の話。その方が涼しくなるでしょう。サワラちゃんの先生は解剖は専門家だから上手でしょうけれど、私は食べる専門であちらは苦手。それで、先日死んでしまった<ガラ子>の解剖写真を見せます。

 

 

ガラ子はスイジガイの幼貝でした。それでも結構大きく力が強かった。水槽の取水装置を壊してしまったり、前を歩いている貝やヤドカリを強い牙で蹴り上げていました。上の写真の下辺りから鋭い牙が見えてますね。

 

         

この牙は実は貝殻の蓋です。

内臓を貝殻から取り出して見ますと、上の写真のようになります。

牙のような蓋の下に足のようなものが付いてます。牙とこの足のようなもので二足歩行をするのです。その左は二本の触覚と口。 触覚は伸縮自在で各自別々に辺りをきょろきょろさせながら動かしています。触手の真ん中の口はこれも伸縮自在。緑藻を好んで食べていました、海草が好きなようですね。

今は冷蔵庫の中で冷蔵保存されています。その内にもっと詳しく調べて見ましょう。

 

 

さて、先日サワラちゃんの先生から頂いた貝殻をご紹介します。

 ホネガイ

 

フィリッピンの150mの海中で採取したホネガイの成貝で、150mm。

下は60mmの成貝で、矮せいです。

その内にこの中間の大きさのホネガイを手に入れるつもり。楽しみ! (^-^)

それでは二枚貝を続いてご紹介します。この中には加計呂麻産もあります。

 

斧足網イタヤガイ科(Class Pelecypoda)

 

シュロハナキンチャク・フィリッピン 55x48mm

一般的な<キンチャクガイ>とは形状が違い、内輪のような感じです。

キンチャクガイ

それでは次に二枚貝をサワラちゃんの蒐集をしたものを中心にご紹介します。

斧足網イタヤガイ科(Class Pelecypoda)

チサラガイ・加計呂麻島 (Gloripallium pallium)

A 50x48mm

 B27x28  

 

コガタツキヒガイ・フィリッピン 50x50

Pectinidae Amusium

 

ツキヒガイ・沖縄

Amusium japonicum japonicum

           

次回は同じグループの貝殻をご紹介してみましょう。

今年の夏は猛暑といわれていましたが、最近の気象庁の発表ではエルニーニョ現象で一転冷夏とか。 気候の変化に気を付けましょうね。

姉妹ブログ

A- 日本の伝統芸術と伝統芸能
   
現在<人形特集>を行っております。

   http://blog.goo.ne.jp/nippondentougeinou

B- 茜ちゃんのつれづれ
   
現在<記憶>について書いております。

  http://blog.goo.ne.jp/amamichan

C- 
 
白洲正子著作集・読書日記
      [
十一面観音巡礼」-こもりく・泊瀬

  
 1-   http://shirasumasako.blog.fc2.com
 

 2-   http://shirasumasako.cocolog-nifty.com/blog/

 

 

 


サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

2012年07月06日 | 日記

 

サワラ・アマミちゃんの奄美群島歳時記

            風景-005

 

 

いよいよ奄美群島・加計呂麻島も真夏に突入しました。連日30℃以上の蒸し暑い晴れの日が続いています。今まで毎日曇りか、雨の天気から一転して青空の世界。ジリジリ陽が照って直ぐに肌が赤銅色に焼けてしまいます。

外で一時間ほど居ると、シャツがぐっしょり濡れて汗が吹き出てきます。慌ててシャワーを浴びてサッパリしてから再度外に出ます。アブなどのうるさい奴が汗の匂いを嗅ぎつけてうるさい羽音を立てながら、周りを戦闘機のように旋回し威嚇して来ます。

その他に蚊、何やら分からないような危険な虫がうろうろ。湿った葉陰の有るような地面にはハブや毒が有るのやら分からない蛇がニョロニョロ動き回ってます。道路には必ず蛇のつぶれた死体が転がっています。

朝寝中のアマミン

 

 アマミンは夕方と早朝しか起きていません。後は部屋の静かな涼しいところで寝ています。猫ではなくて<寝子>だと何時も言われています。<良いのよ、それで!> 食事は時間になったら出てきますし、<にゃ~ん!>と言いながら身体をくねらせてすりすりしたら、「煮干」、「ボイリングされた白身の魚」が出てきます。

起きてるとつい悪戯をしてしまいます。爪とぎ用の器具が有るのに、そこでは爪は研ぎません。ソファーのマット、椅子のマット、網戸のネットと何でも気に入ったもので爪を研ぎます。<躾なんて嫌いなの>何でも好きなようにするのが赤ん坊の時からの癖。 人の言うことは絶対聞きません。

でも、そんなこんなであと2ヶ月で満一歳になります。

先日、太平洋岸の「須子茂」に行ってきました。一番上の写真は須子茂の一番近くにある道路の高台のところから、下の写真は少し撮影範囲を拡げてみました。何時行っても綺麗な景色が目の前に拡がっています。小学校の校舎が山手の方に有るのです。この高台にところから海面まで一気に降りて行きます。

       

 

浜は芝や実久のように白い珊瑚の砂浜では有りませんが、何処までも肌理の細かな砂浜が続いています。隣の「嘉入」までは山越えが必要です。でも距離的にはそんなに遠くありませんが、サイクリング車ではチョッとキツイ。 

      

   

何時行ってもだ~れも居ません。静かな静かな集落です。集落の外れの岩礁の隙間から<須子茂離れ>が見えます。地平線の島は<与路島>かな。その向こうに微かに<徳之島>が見えます。今日はうっすらとしか見えません。

 

         

 

最近は浜に貝殻が余り転がっていません。夏は駄目みたい。サワラちゃんはいつもションボリ。可哀想だけど<居ないものは居ないのよ!>という訳で、アマミンは写真をパチパチ撮ります。

  

須子茂から嘉入へ通じる登り坂付近

 

嘉入から瀬相に通じる道の二股のところ・・・・・今 嘉入線は土砂災害で不通です。今月の末頃開通とか。

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

     

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 それで仕様がないので 少し長い山坂を越えることになるんですけれど、西阿室方面に迂回して、瀬相港を目指して出発!

 

 

途中の道路は100mおき位に土砂崩れ。対向二車線が一車線。何百mも崩れている所が有りました。ダンプが引っ切り無しに走ってくるので冷や冷や。

 

         

 

凄いでしょ! 太平洋岸はこんなような箇所が多いんです。大島海峡側は県道ですので大型機械を投入して、大々的に崖を何十mもの高さに削って、補強工事をしています。町道は件数が多いので大変ですね。

注意しながら走らないと危険です! 余所見なんか出来ません。

 

  

 

それでも、悪戦苦闘して瀬相と西阿室のT字の二股の箇所に辿り着きました。右は坂を浜まで一気に降りて行けば西阿室です。左は坂を登りうねうね曲がって行くと瀬相です。

 

 

何時ものアマミンならお昼寝の時間帯。眠くてねむくて。やっとの事で瀬相に辿り着きました。皆さん山道は危険がいっぱい。充分気を付けて下さいね!

 

 *******************************

 

 

 何か落ちてるん?・サワラちゃん

 

 

 最近夏場になってから、貝殻の打ち上げ採取の成果が果々しくないので、チョッと元気がないサワラちゃんです。 7月3~6までの大潮の干潮の日も、余りにも太陽の日差しが強いのと、蒸し暑いので取り止めました。 

今は自宅内のサワラちゃんの研究室(^-^)で、貝殻の整理を行っています。本当は水中に潜って採取をしたいのですけれど、潜水用の用具がないのと水が嫌いなのが重なって、今年の夏は静観しようと思います。 貝殻の採取は秋から冬場が良いようです。今の内に英気を養いましょう。

さて、先日メールでサラちゃんの先生からタガヤサンミナシのマダガスカルの変異型2種を送って貰いました。 Tricinctaとtenuiornataです、いずれもごく最近2010年、2011年に新しく記載された亜種です。

タガヤサンミナシ(マダカスカル)
 Tricincta 

 

tenuiornata  

 

アサガオガイ・(オーストラリア)

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
GASTROPODA PROSOBRANCHIA PTENOGLOSSA
腹足綱 前鰓亜綱 翼舌目
Group
グループ
Purple sea snails
アサガオガイ
Super Family / Family
JANTHINOIDEA JANTHINIDAE
アサガオガイ超科 アサガオガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Janthina ()
アサガオガイ ()

嵐の後に打ち上げられたものだそうです。ルリガイと同じく海上で浮遊生活をしています。

次回はホネガイとシュロハナキンチャクをご紹介します。

 

今日はこれでお終いにゃ~ん!

 

 

 姉妹ブログ

A- 日本の伝統芸術と伝統芸能
   
現在<人形特集>を行っております。

   http://blog.goo.ne.jp/nippondentougeinou

B- 茜ちゃんのつれづれ
   
現在<記憶>について書いております。

  http://blog.goo.ne.jp/amamichan

C- 
 
白洲正子著作集・読書日記
      [
十一面観音巡礼」-こもりく・泊瀬 

  
 1-   http://shirasumasako.blog.fc2.com

 2-   http://shirasumasako.cocolog-nifty.com/blog/