New ・ サワラちゃんの
加計呂麻島日記 & 貝殻採取
再開-35
もう、今年も押し迫って来ました。
毎日、雨が降っています。その分少し暖かさが戻っています。
昔、あるメイカーのTVのスタート画面 の写真とよく似た光景!
下はヒマラヤ山系の<エベレスト>を望む!
山と言えば「富士山」だ!
日本の田舎のような、外国のような
喫茶店でちょっと一服 - 1
Goo blog character
WEBで見つけた動物のスナップ
眩しい
猛禽そのもの
しなやかな肢体
すし詰め状態のワンコ達
カンガルーと猫 助けてもらった馬の嬉しい顔
喫茶店でちょっと一服 - 2
Goo blog character
政治・金融市場 四方山話
今年も残り少なくなってきました。
EU方面に避難した難民は寒い北国で打ち震えている。
世界各所で散発的にテロ騒ぎが起ています。
ヨーロッパ各国の国境では封鎖が多くなってきている。
子供達が呆然と立ち尽くす姿が印象的です。
砂漠の真ん中で立ち尽くす娘と横たわる男性
家族なのでしょうか。生と死の現実
荒涼たる荒野の真ん中の戦禍の煙をみる兵士
この砂漠の荒野の真下に埋まった原油が、
この辺り一帯の政治情勢の混乱にもなっている。
今回のパリテロ事件は2015-11-13に起きた。
犯人たちはモロッコ出身の移民が暮らすフランスとベルギーの国境、
「MOLENBEEK」でISなどの狂信者グループに洗脳された若者達である。
随時、IS国に渡って軍事訓練を受けて帰国するという生活をしていた。
ISの狂信者グループは小さな国の様な形を取っている。
彼らは武器弾薬は原油を売った金で、先進国から買っているのである。
IS国の指導者グループが、EU内の教育した狂信者を操って、
今回のパリテロは引き起こされたのである。
そして、時間の進むままに全世界に拡がっている。
シリア難民
一体誰がこんな悲劇を生み出したんだ!
IS国が様々な戦闘行為を起こしている範囲は、中東のイランとシリアの大部分である。シリア政府のアサド大統領は米国と以前から緊張状態にあった。また、ロシアとシリアはその逆でロシアから武器弾薬資金の補給を得て、反政府軍やIS軍と戦闘状態を重ねて来た。ロシアの南下政策は旧ソ連時代からのことであり、地中海に足掛かりを付けたいがための長年の政治政策である。
旧ソ連と米国の代理戦争がアフガニスタンで起こった。戦後の代表的な中東戦争の舞台となった。それがイラクへ移動し、米軍の両国からの兵士の撤退が、未だにスムーズに行われはいない。撤退したり増加したりと変動している。オバマ政権としては中東からの兵力の撤退を強く希望している。現在、南シナ海に於ける中国との確執は、米国にとって重荷になっている。その間隙を縫ってロシアとシリアは結びつきが強くなって行ったのである。
詰まるところ、中東戦争は今もって米露の代理戦争なのである。IS国も自国内で産出する原油を、トルコやロシアや米国などの仲介業者に売り渡し、それで資金を得て武器弾薬を購入している。不思議な事に英米仏の戦闘爆撃機はIS国からの、原油を運ぶタンクローリーを攻撃はしないという不合理な現象が起きている。これが現実である。
最近になって、トルコとロシアの戦闘爆撃機撃墜事件がおこり、緊急事態の様相を定して来た。そこで、米露はトルコで会談を行った。そこには中国政府の要人はいなかった。つまり、現在の国際情勢は米露の二国間交渉で動いているという事になっている。これは世界に示された大事なメッセージであった。
中華人民共和国は1949年に創建された国家である。戦前は欧米列強が上海に租界を作り、中国国内の政治経済に大きな影響を及ぼして居た。国内は蒋介石などの数多くの軍閥が割拠し、満州を中心として日本軍が傀儡国家満州国を創建していた。其の時期には英米の中国への政治経済的影響力を及ぼしていた。米国と中国の関係はその前後から活発になって来ている。
もちろん、旧ソ連も中国に対する政治経済的野心は大きかったのは当然である。米ソの確執は当然発生していたであろう。極東アジアの政治経済状況は、現在の中東情勢とは状況が大きく違っている。初めは英米は国民党の蒋介石に注力していたが、その後共産党の毛沢東に矛先を変えて行った。(毛沢東は元々は蒋介石・国民党のグループの一員であった)その後内戦状態になり蒋介石軍は毛沢東軍に圧倒され、台湾に移動したのである。其れが現在に至っている。
毛沢東 スターリン 蒋介石
此処で大事な事は、1949年に中華人民共和国は、英米露との相互の影響下で創建されたということである。現在の中国はそれを決して認めないであろうが、毛沢東は蒋介石の国民党から離れソ連のコミンテルンに移って行った。蒋介石は資本主義社会、毛沢東は共産党主義社会の指導者であるが、そのような変遷が有ったのである。最近有名になった「南京事件」は、実は蒋介石軍が南京から移動する際に、悲惨な事故を起こしたものだとされている。それを中国は故意に見逃している。それが歴史の真実である様だ。
このような歴史的な変遷から、中国は英米と縁を切ったという考えは誤りである。寧ろその逆である。朝鮮戦争は現在休戦状態である。朝鮮戦争は中国(毛沢東軍)と 北朝鮮軍VS国連軍との闘いである。しかしその後38度線で休戦状態になったが、この時の休戦に関わる書類には、不思議な事に韓国軍の署名はない。何故なのかということである。是は旧ソ連(スターリン)と米国(トルーマン・アイゼンハワー)との間に、密約があったされている。この事によりマッカーサーが原爆の投下を本国に承認を願ったのであるが、許諾は得られなかった。その後彼は解任されてしまった。それは上記の事から考えると当たり前の結論になる。英国がそのことについて猛反対したのが、その理由とされている。 マッカーサーはこの事実を知らなかったようだ。
次回はさらにこの中東問題の奥底を見てみたい。
今まで書いて来た事は問題の核心を若干突き始めている。
真実はまだその奥底に有るのだ。
白洲正子文学逍遥記「十一面観音巡礼」編
http://blog.goo.ne.jp/nippondentougeinou/e/fb90d8cac21d3853130eacd579945292