茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-09-30号」

2016年09月30日 | 教育

 

New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-09-30号 

 

 

 

台風18号の襲来の恐れあり!

 

 

台風18号が発生してから数日、 どうも 進行方向が危なくって来た!

 

台風18号

 

米国海軍の気象予想

 

台風17号

 

 

このまま進んでいくと、典型的な弧の状態になって進み、奄美直撃となりそうだ。

今から台風の対策を急がねば・・風台風となるか、雨台風となるか?

 

バナナの樹

 

島の諸数と云う所の集落の方から貰ったバナナの苗は、

アット云う間に大きくなり、子供を周りに幾つも作り始めたので、

先程、分岐させた。その内にすぐ大きく成長するであろう。

 

      

 

台風に備えて、幹に太いロープを掛けた。<大丈夫かな??>

 

 

奥の畑のバナナの生育も上々だ。

 

   

 

メスのパパイアの実も今年は沢山付いた!

 

 

雄雌両様のパパイアが今年は実を着けた。

実の形が幾分違うね!

秋になって実が熟して来ると、いよいよ奄美も晩秋である。

 

  

 

現在、島の小中学校へのパソコンのプレゼントをすべく、動いている最中で大忙し。

10月初旬には一段落しますので、今回はこれにて終わりにします。

 

  

    

 


「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-9-16号」

2016年09月15日 | 教育

 

New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-09-16号 

 

 

スーパー台風14号中国上陸!

 

最近は台風が近海で発生し、すぐに日本列島に押し寄せて来るようになった。

先般の台風10号の後始末の出来ない内に、今度は15.16号である。

14号は台湾、中国を襲い900hpというスーパー台風となった。

中国本土でも大被害が出ているであろう。 台湾も酷い・・

 

台湾・高尾での被害

 

台風16号は台湾と波照間海峡の辺りを北西に進み、大きく偏西風で蛇行して、

北九州海岸に上陸するかもしれない。皆さん、気を付けてね!

 

 民進党の代表選挙

 

 

9/15に民進党の代表選挙が行われた。 政策論争は報道機関からはほとんど聞かれず、

漏れ聞こえて来るのは・・<二重国籍>の話ばかりであった。

9/13までは日本人であるという話になっていた。

途中、幾度となく二転三転して来た話であったが・・

9/13になって、選挙の地方投票者の締め切り日に於いて、

突然、<自分は現在二重国籍者である告白!>

すでに、投票者は投票を終了しているのに・・

これは・・「詐欺行為」と同じ理屈になるのではないかな??

 

それは法理的に問題あり ?

   

 

 現在、母国であるという台湾政府に、台湾籍の確認と抹消を届けている途中とか‥

外交官ですら二重国籍は認められない。当然の事である。

もし、野党の民進党が将来政権を捕ったらどうするのか??

首相は二重国籍者で良いのか?? 当然ですな!

今後、国会では大混乱になるであろう。

 

 

 

 

尖閣諸島問題-5

 

米海軍・強襲揚陸艦(40.000t) 

 

 

 9/4から始まったG20以降暫くは鳴りを潜めていた、中国海警局の船舶が相も変わらず、

尖閣諸島を回遊している。先般のような大量の漁船は全くなし。

日本・潜水艦

 

 

先回も詳しく書いた通りの理由で、中国も乱暴なことが出来ないのである。

当初、予想した事情が専門家筋から漏れ聞こえてきた。

大凡、事情は予想通りの事であった。

1-米国の強襲揚陸艦の出撃とケネデー大使の行動

2-米国の原子力潜水艦の黄海付近の偵察行動

これが中国の行動に大きくブレーキを掛けたのである。

<日米と東シナ海で衝突したら、現在の戦力からして中国には、勝利の可能性は全くない>

以上の判断から、中国は8/15の幹事長と駐日大使の会談で即撤退!

以上が現在までの真相であった。

 

米国第七艦隊攻撃用空母部隊

   

中国が 撤退した背景は複雑ではあるが、簡単に理由を書くと、

1-政府中枢と中国海軍等の連携が上手く取れていない。

現在の中国政府は権力闘争の真最中であって、尖閣諸島如きに手を取られている場合ではない。

海軍は人民解放軍であり、海警は地方の機関である。中央と意思の疎通を欠いている。

確かに、杭州辺りは習近平の最近まで、権力の及ぶ所ではあったが、

現在は天津市長(習近平の部下)が天津大爆発の嫌疑で拘束中。

そんなところではない!!

2-中国の軍事力は張り子の虎

中国の艦艇と戦闘機

  

中国には核が有る。しかし、中国は核の先制不使用を宣言している建前が有るから、

戦時にすぐ核の使用は出来ない拘束が有る。

そうなると、先ずミサイルや艦船や戦闘機や爆撃機の使用となる。

しかし、多数が古い型のもので、戦時には殆ど使えない。

中国空母・遼寧 (寂しそう???)

後残りが新型の艦船・航空機である。戦力はやっとこれで均衡する。

しかし・・

一番大事な稼働率が・・中国20%! 米国80% 日本90%

軍人の戦闘能力の不備・不足

これでは戦争にならない!

これが実際のところの 日米VS中国の 現実です。

という訳で中国は皆逃げ出したという結果になりました!

 

 

報道機関ではこのような現実を書かず、今にも中国が攻撃するかのような論評が目立つ。

一部の評論家もまた同じ状態である。数字の裏付けがないのは一番怖い!

我々は戦争と云うものは総力戦であり、一部の勝利が最終的な勝利に繋がる訳でない。

このことを知っておかねばならないし、金融経済力のない国は何れ軍事でも負ける!

此の事を十分承知するべきである。旧ソ連はその典型であった。

現在の中国の現実は張り子の虎である。

 

 

次回は北朝鮮情勢とフィリッピンについて


「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-9-02号」

2016年09月02日 | 教育

 

New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-09-02号 

 

 

突然の台風襲来!

台風本年第1号のお客様! 突然発生

 

近くの婆が、今年は台風は来ない!と宣言した。

しかし、翌日沖縄に突然台風発生。2日で奄美を訪れる羽目になった。

婆の 嘘つき!>  明日は大変だぞ! 風速35m、最大50m/s

 

 

尖閣諸島問題-4

 

 

先回も書いた通り、中国が8/15になって突然尖閣諸島を去った理由ついて、

8/27頃専門家も同じような理由を述べていた。

佐世保から出航した米国海軍の揚陸強襲艦と原子力潜水艦の動きが、

中国に恐怖感を与えたらしい。駐日米国大使の外務省の訪問も影響が有る。

 

オスプレー搭載の強襲揚陸艦 

 

 

 

 

ヘリコプターで攻撃されたら、中国艦船は一溜まりもない。 

それ以外にも、二階幹事長が親中派ということもあり、

日本の出方を見極めるという事も有ったであろう。

9月開催のG20の事もあり、これ以上の日中関係悪化は得策ではない。

中国側の外交政策の特殊な事情も有った。

 

 

その後、すぐ日中韓の外相会議が開催された。

あれ程、嫌がっていた中国の王外相が来日した。

手の裏をひっくり返し始めたのである。

 

三国外相会談

 

日中会談

 

 

北載河会議

 

北京の近くの北載河で毎年8月の初旬に開かれる秘密会議について書いてみたい。

この会議は秘密会議で一般報道機関には公開されない。

毛沢東時代からの伝統ある重要な中国の会議で、将来の国策が決定される。

中国の首脳人事の骨格がここで決まり、9月から人事が実際に実行されていく。

「新華社」にも国家主席がそのことを表明している。

 

 

 

北載河の隠れた大問題・王岐山人事問題

 

王岐山・副首相         王岐山 

    

 

今年の会議の重用課題に<王岐山・人事問題>が有った筈だ。

簡単に言えば・・・任期の延長問題である。日本では安倍首相の任期を延長させる

事が政治課題になって来ている。二階幹事長は賛成派である。

何処の国でも同じ問題は発生しうる。理由は簡単。重要な政治家だからである。

 

王岐山は最恐の汚職キーハンター

 

これだけで全てが分かると思うが・・・習国家主席が最近まで行って来た、

国家の要人クラスの収賄や脱税、国家資産の海外移転 etc

公務員を含めた国家的な犯罪者の摘発のTOPの責任者であった王岐山を、

更に、任期の延長を図るのは当然の成り行きで有ったであろう。

 

習近平と王岐山の過去 

ここで、二人の過去を語らなければいけない。

この二人は若き頃、文化大革命の煽りを受けて、毛沢東が戦前潜んでいた「延安」

に<下放>されていた。その頃からの知り合いであり、刎頸の友でもあった。

 

毛沢東

 

習近平**(中華人民共和国 国家主席) 63歳 

王岐山**(中国共産党中央規律検査委員会書記) 67歳・・実質的には国家のNO2である。

<下放>とは毛沢東が起こした文化大革命の際に、国家の枢要に有った人達や家族が、

地方の田舎に放逐された国家的大事件でも有った。中国の苦難の時代でも有った

 

延安

 

二人はこの毛沢東所縁の延安で出会って(1969年)、交友を深めたのである。

王岐山は1975年に西北大学に入学、習近平は1975年に精華大学入学した。

その後は順調に出世して行った。王は趙紫陽に見いだされブレーンとなった。

王は天安門事件に巻き込まれ一時失脚したが、その後甦る。

 

天安門事件

 

習は事件に巻き込まれず順調に階段を登って行く。天安門事件が二人のその後の違いに現れて来る。

2007年に習は政治局常務委員、王は政治局委員に選出されるのである。

そして、2012年に習は総書記に、王は規律検査担当に就任した。

後は皆さんのご承知の通りの状況である。

習金平・王岐山

 

以上概略を書いてみたが・・・

今回の北載河の会議で、王岐山の任期に延長を実現させたかった。しかし、最近の

習政権の政治経済の失策は大きかった。其れを挽回したいが為に、

習国家主席の活躍した杭州付近の勢力を使って、尖閣諸島に民兵を載せた漁船や、

15隻もの中国海警察の艦艇を送ったのである。これが今回の事件の大きな背景である。

此の事が北載河の会議でどのように評価され、どのように今後人事が動くかは、

今後の報道や人事の発表を待てばよいだけだ。

 

 

一般的な報道や、Twitterなどでは<尖閣諸島を中国軍が攻めて来る。すぐ、

防備に努めなければならない>と危機を煽る記事が多い。

短路的発想は真に危険である。中国が何故日本に圧力を掛けて来るのか、

歴史的な時間幅を拡げて考えないといけない。

 

 

中国国内にも様々な意見が有る。これは日本でも全く同じである。

中国=中国人の等式は成り立たない。これは韓国でも同じである。

ここを誤ると何時までも誤解が生じるだけである。外交は素人には難しいが、

国内の報道機関の報道や国外の報道にも目を配る事である。

そうすれば基本的な事が理解できる。これが大事であると思う。