茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-04-28-04号」

2016年04月28日 | 教育

New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-04-28-04 

 

 

 

 

地震災害!-02



icon112   九州新幹線全線開通!   icon65



安倍首相被災地視察 icon146



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中央構造線とフォッサマグナ






今回発生した熊本・大分地震は東北大震災、
淡路阪神大震災と同じレベルの指定がされた。
特定非常災害とされた。過去を含めても4件目の大震災である。
この指定によって、被災地の更なる救済が図られることになる。

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今回は先回に引き続き、もう少し立ち入って書いてみたい!

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フォッサマグナ




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筆者が中学生のころ、理科の時間で覚えた用語は3っ有った。
1-ヘモグロビン 

2-へモシアミン
3-フォッサマグナ
55年前の懐かしい思いでであった。
しかし、今にして思えば、教科書が間違っていたか、
筆者が覚え間違っていたかは不明だが、
「フオッサマグナ」の概念は少し間違って認識していた。



結論から書くと「糸魚川ー静岡構造線」を
フォッサマグナ」と勘違いしていた模様である。
皆さんは如何であろうか?
正しくは上記の緑に彩られた部分を指す。

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深入りしたくないのだが・

上記の「
中央構造線の上や、近い地域にはどういう訳か
原発が驚くほど多いのも事実である。
川内原発、 伊方原発、浜岡原発、・・・東海村原研・・・・柏崎原発 etc

川内原発


偶然なんでしょうか!!  筆者には分からない? icon150

東海村原発


この他に関東には東大・本郷→柏→筑波→東海村と続く
地下構造線が現実に存在しているとか??
分かる方にはすぐ解るだが・・・
恐ろしい話はこれで止めましょう! 


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話を九州に戻すと・・・

九州・四国の中央構造線




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沖縄トラフ

「トラフ」とは<海盆>のことであり、周りの地形より窪んだ、お盆のような地形を言う。
フィリッピン海プレートが大陸棚の下に引っ張り込まれた時に、
海水などの冷たい物質が溜まり、それがさらに地下深く沈み込む時、
海底がお盆のように窪むことから生じるとされている。
水深2.200m程である。




尖閣諸島は海盆・沖縄トラフの淵の上にある。
そのことから中国は、この島が大陸棚縁にあるから
中国領と宣言しているのである。
屁理屈だ!
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九州南西諸島の地下構造


日本列島の立体的な地下構造はこのような構造を持つ。
見ただけで凄まじい感じがする。

立体地下構造


よくもこのような危険な構造体の上に、
日本人は住んでいるものだ

正に四部五裂である
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南西諸島部分拡大図





 
南西諸島は沖縄トラフと南西諸島海溝に挟まれた、なんとも頼りのない列島であることか
次回は「火山フロント」と「安芸・豊後水道・日向灘・種子島地震帯」について
書いてみる。口絵のみ今回は掲載。
 
 

 

 

 

 


「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-04-28-03号」

2016年04月28日 | 教育

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 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-04-28-03 

 

 

 

 大地震発生!!

 

 

熊本・大分県に渡って発生した大地震は今現在も余震が続いている。
4/25の午前中からトカラ列島の中の島近辺で震度3.4程度が2回発生!

 


下の図は日本列島の重要な「地溝帯」を現している。
今回の地震は「中央構造線」と呼ばれる上で発生した。
ある面では予測通りと言う事である。

 

構造線

  

 

静岡県の御前崎付近を通る構造線はつとに有名である。
フオッサマグナ」と呼ばれ、教科書にも載る。
 

 

破砕帯の代表であり、この構造線上で日本列島が大きく折れ曲がっている。
目視でもそれが良くわかる。
今回の熊本ー大分地震は中央構造線の端っこで起きた。
幸いなことに八代海中でなかったので、津波の被害はなかった。
不幸中の幸いであった。
 
 
 
中央構造線の西側付近

 



 
今回の一連の地震が、「東南海地震」に繋がるかどうかは、専門家によって見解が異なる。
気象庁はそれを否定するが、地震学者は関連があるとしている。
奄美大島付近でフィリッピンプレートが、大陸プレートの真下に滑り込む。
伊豆半島も大昔は伊豆のはるか沖に遭った島が、
プレートの動きで運ばれて日本列島にクッツイタものだ。

遠い話になるが、いずれハワイ諸島はアリューシャン列島にくっ付く。

えらいこっちゃ!
 

九州付近の拡大図


 

熊本の中心部、阿蘇山の麓、湯布院近辺には細かい断層が伸びている。
特に阿蘇山は恐怖の対象である。古代においては大爆発を起こし、
関東まで火山灰が偏西風で運ばれたのである。
阿蘇のカルデラを見ればすぐ理解がいく。

阿蘇山



桜島周辺の湾はカルデラを形作ったものである。古代の大爆発の名残である

「沖縄トラフ」は東シナ海に面した地域は非常に危険であることが理解できるはずだ。

時々、奄美大島も下に落ち込むような直下型の地震に襲われる。
詰まり、奄美群島は両面から危険に挟まれていることになる。

桜島



だが、現実はもっと凄いことになっている。
次回は豊後水道からの奄美群島に繋がる別の火山・地震帯を書いてみたい!

 


 


「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-04-28-02号」

2016年04月28日 | 教育
 

 

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2016-04-28-02 

 

 

 

 大地震発生!!

 

 

 

 

4/14に発生した熊本・大分大地震は震災規模に大きな災害となった。

3.11を思い起こすほどの大きな災害であった。

現在も余震(震度3)が続いている。可なり長い。

 

   

 

鹿児島市中心部から阿蘇山一帯、そして大分県由布院まで繋がる長大な断層地帯に、地震は発生した。

熊本城の石垣や瓦が崩壊落下した。

 

   

 

新幹線も在来線も脱線! 死傷者は幸いにもゼロ!

4月28には復旧した。 

    

 

家屋の被害も大変であった! 

 

      

 

3.11の教訓に倣って、米軍の方からも救援活動が盛んにおこなわれた。

救援物質を32トンも運んでくれたとか。

 

 

「オスプレー」に対しては、左巻きから非難が多く飛んだが・・

馬鹿なことを言ったくれたものだ

 

 

安倍首相も現地を視察! 

 

 

  

 

安倍首相は毎月政治の時間の合間を見て、

現在も東北大震災の災害施設を視察している。

これはなかなか口では言えても、実行は出来ないものである。

 

  

 

中には福岡から盗みに駆け付ける馬鹿もいる。中年の会社員であったそうな? 

 

 

 

 

九州での大地震のさなかに、中南米のエクアドルでまたまた大地震発生!

 

 

日本よりも被害も死傷者も遥かに多い。

 

 

 

凄まじい光景!

 

 

 

先日は、台湾でも大地震発生! 

 

 

 

 


「サワラチャンの加計呂麻島日記-2016-04-28-01号」

2016年04月28日 | 教育

 

 

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 加計呂麻島日記 & 貝殻採取

 

2016-04-28-01 

 

 

熊本、大分の大地震の終息はまだのようだ。

雨が降り続いて土砂災害の危険が迫っている。

数年前、奄美群島も大災害に遭った。

大都会の中であれば被害は増すばかり。





太平洋を隔てた向こう側でも大震災!

二つの地獄が再現されている。

 




先日、PCをYAHOOオークションで買っていただいたお客が、

熊本県八代市の女性。

メールで無事が確認された。PCも大丈夫だそうだ。

頑丈なマンションに住んでいたのであろうか。

先ずは安堵した。


 




今は、付近の災害復旧の手伝いに仕事を止めて掛かり切りだそうだ。

土砂災害の危険の中で大変だと思う。

奄美もこれからは梅雨の季節だ。

充分に周りの状況を見分しておいた方が良い。

今年は何か起こりそうな気がするのは、

私ばかりではないと思う?