茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

<サワラチャンの貝のビーチ・コーミング>・加計呂麻島・蒐集日記

2012年04月27日 | 日記

サワラチャンのビーチ・コーミング

                         -007  

                    加計呂麻島・蒐集日記

 

晴れたり曇ったり、雨が降ったり日替わり弁当のような日が続いております。今日の夜半も大雨のようです。明日は晴れるでしょうか?

               加計呂間島・実久海岸(沖は大島)                 

 今日は朝から天気が悪く、沖縄海域では大嵐になっております。次第に湿度が急激に上昇し、風が強まってきました。嵐の到来の前触れ現象です。

梅雨も近くなると、毎日がこんな天気の繰り返しになります。昨年の11月の奄美の大洪水が今年も有るかも知れません。現在新年度に入り、県道、町道、林道の改修工事がが急ピッチで行われております。 

 

 

先日、水槽の水質の悪化で突然死んでしまった、ミノカサゴの<ミノチャン>。とっても愛らしく、ヒョウキンナ子でした。とても元気だったのに、同じ水槽に居た<ホシダカラ>の外套膜を突いていたら、突然吐くようなそぶりを見せてから、急死してしまい、つづいて他の熱帯魚も急死。

外套膜に毒などの強力な粘液などを出す器官があるのでしょうか。それとも、タイミングよく2匹とも、水槽の水質の悪化によるものだったのでしょうか。

 

在りし日の<ミノカサゴのミノちゃん

 

不思議な現象でした。一応、タカラガイには毒はないという結論。でも?

そんなこんなで、先日、太平洋の岩礁の水溜りのふちで、大型の大人のミノカサゴをGet! 毒が怖いから正確に計れないけれど、20cm以上の大物?

結構、貫禄あり。! 海岸で生きた小エビを十数匹取ってきて水槽に入れたところ、みな食べちゃった。小さな小魚は今のところ生存。毎日、小エビは海岸で幾らでも取れるからいいけれど、相当の大食漢!

ミノチャン>見たいに可愛い感じなし。怖い感じ!うっかり水槽に手など入れられないよ。刺されたら大変。偉いもの持ってきちゃった。

それで、付けた名前は<権太(ごんた)>で~す。

ミノカサゴ・・権太

 権太の毒針

 

ミノカサゴを捕獲するちょっと前には、ウツボの子供も水中の岩陰の下で発見。でも、少し考えて止めました。 毒はないけれど、噛まれたら大変。 蛇のようで気持ち悪い。岩礁の水溜りには様々な生き物が生息しています。

 

ウツボ

<スイジガイ>の幼貝15cm程度。

 

 このスイジガイは浜に打ち上げられておりました。すごく元気がよく、殻口の牙のような蓋を使ってグイグイ動きます。水槽がガラガラ音を立てます。強い力が有るようですね。 65cm、大き目の新型浄水器で入居者は、小さな貝数個、小魚4匹、小エビ?(もういな~い)・・・・・最強コンビ! いつまで生きてくれるやら。貝には藻を与えてます。サラサバテイラと同じ食性があるようです。

 

同居人の岩礁の上の貝達 

 

 Tea time   喫茶店

本日は何時もの通り、珍しい貝をお見せします。 

ショウジョウガイ・・猩々貝・・能面にこれと同じ名称の面があります。

猩々は酒を好み、酔って舞い戯れる妖精の面で「猩々」一曲に用いられる。

これは中国に棲む猩々が、高風という親孝行の人の徳をめで、

くめどもくめどもつきぬ、酒の泉の壷を授けたというめでたい曲である。 

3~50mの岩礁に付着する。

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
BIVALVIA PTERIOMORPHIA PTERIOIDA
二枚貝綱 翼形亜綱 ウグイスガイ目
Group
グループ
Thorny Oysters
ウミギクガイ
Super Family / Family
PECTINOIDEA(PECTINACEA) SPONDYLIDAE
イタヤガイ超科 ウミギクガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Spondylus ()
ウミギク ()
Country
JAPAN
日本
Locality
場 所(産地)
Kamae, Oita.
大分県蒲江、屋形島・深島50-90m
Distribution
分布
Kii peninsula, Japan; West Pacific.
紀伊半島以南、西太平洋

 

ショウジョウガイ-01 

 

 

ショウジョウガイ-02

 

確かに貝の色は能面の猩々の朱のような色に似ています。 

それでは、本日はこれでお終いで~ス 

 

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<サワラチャンのビーチ・コーミング>・加計呂麻島-貝蒐集日記-06>

2012年04月21日 | 日記

サワラチャンのビーチ・コーミング

                         -006                            加計呂麻島-貝蒐集日記

 

 

毎日曇りか雨の日が続いております。だんだん梅雨が近づいているんでしょうか。何か太陽の磁場が最近異常な状態になってきているようです。寒冷化が進行し始めているとか。そうなったら奄美はどんな風に変化するんでしょうか?

たとえば、黒潮の流れが変化して、南方の貝類が生息しなくなってしまうとか。これは大変困ってしまう現象ですね。蒸し暑いのはサワラチャンにとっては苦手なんですけれど、魚介類の姿が減ってしまうのは困ります。

 

実久>海岸

 

先回までにいろいろな加計呂麻島で採取した<タカラガイ>を掲載してきましたが、最近生きたままの貝の採取も数種類に限って出来るようになりました。

海浜には12種類程のタカラガイを確認できるのですが、生息場所が種類によっては全く異なった場所で生息していますので、残念ながらほんの数種類しか実際には採取できておりません。

 

一部の種類の<タカラガイ>-001

 

下の002の写真の中の<ホシダカラ>最大で9.5cmもあり、生で採取したものは8cmほどありました。とても新鮮で綺麗です。

 

一部の種類の<タカラガイ>-002

 

上の写真のタカラガイのなかで<ハチジョウダカラ>は加計呂麻島の嘉入という集落の浜で神への奉納に供された貝を頂いたもので、サワラチャンが浜で採取したものではありません。恐らく生のままで採取したものでしょう。とても綺麗ですね。この他に<キイロダカラ>、<ハナビラダカラ>など、小型の数種類のタカラガイがあります。

ハチジョウダカラ

 

生のタカラガイを採取したときは、大事に持ち帰って水槽に入れ、生態観測をします。生きた貝は結構水槽を汚します。水質が直ぐ悪くなります。浄水装置の設定に苦慮しました。でも、結果は<ミノカサゴ>などの熱帯魚が突然相次いで死に、小さなタカラガイが次々死んで行きました。

死んでしまった熱帯魚

 

その後、浄水器を大型のものに取り替えたり、貝の種類を入れ替えたりと工夫をして行きました。 大型の<ホシダカラ>も最後にとうとう死んでしまい、いまは岩礁の上に生きている貝ばかりが生息しています。なかなか難しいですね。

 

死んでしまった<ホシダカラ>8cm

 

 

今、生きたタカラガイで実際採取していないものの一つとして<タルダカラ>があります。浜辺には結構打ちあがっているのですが、生体は一度も見たことがありません。さ~て、何処にいるのでしょうか。

タルダカラ>・・打ち上げ

 

 

5月の初旬には大潮が来ます。 今度は4月よりも大きなものだそうです。それまでに準備をして、タルダカラなどの大型のタカラガイを採取しようと思います。それから<スイジガイ>も採取したいですね。

 

 

上のような岩礁も大潮のときは底まで丸見えになり、可なり沖の辺りまで歩いていけるようになります。砂地の水の中には<クモガイ>、<スイジガイ>が蠢いています。お婆さんやお爺さんが手に魚籠を持って、一つ一つ入れていく様子が見受けられます。

 

 

出来れば、もう一度<ミノカサゴ>を飼ってみたいな~。とても綺麗で可愛いんです。今回は大失敗してしまいました。残念!!

 

 Tea time   喫茶店

 

本日は何時もと違って、サワラチャンの自慢の? <タカラガイ>のコレクションをお見せします。綺麗な貝はケースに入れてみたりして。先生のやり方を真似てみました。

 

 

 

 

 

本日はこれでおしまいね。次回からはまた珍しい貝をお見せしたいと思います。

 

 

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<サワラチャンのビーチ・コーミング>・加計呂麻島-貝蒐集日記-05>

2012年04月12日 | 日記

サワラチャンのビーチ・コーミング

              -005

             加計呂麻島-貝蒐集日記

 

 

漸く待ちに待った旧暦の3月の大潮に時。 完全武装の様相で太平洋岸のあるポイントに向かいました。空はクッキリと晴れて波も穏やか。 早速、海辺で長い長靴に履き替え、セーフテイグッズを身に付けイザ出陣!

 

でも、探せども探せどもナ~ニモイナ~ィ。トコブシや食用になる貝や熱帯魚は沢山見つけるのに、肝心のタカラガイは何処にもイナ~ィ。

小さな<キイロダカラ>、<ハナビラダカラ>や<ハナマルユキ>は直ぐ傍に居るのに。<ヤクシマダカラ>さえ、このまえGetしたにも拘らず、お留守?

途方に暮れて岩礁の上でぶらぶらしていたら、知合いのバスの叔父さんが来ました。<タカラガイ>はどこにいるの?・・・・すぐ、生息場所を教えてくれました。岸壁の洞穴のような場所、岩の大きな裂け目の奥の水の中。大事なポイントは海に向いた方向であること。

教えてもらったとおりの場所を探していたら、洞穴のような大きな岩の裂け目の水際に<ヤクシマダカラ>が<ハナビラダカラ>と同じ岩のくぼみでデート中。

 

ヤクシマダカラ

 

結局、<ヤクシマダカラ>を3個、<ホシキヌタ>を一個、<ハナマルユキ>6個採取しました。今、皆元気で45cmの水槽で生活中。

 

ホシキヌタ

でも、先回海中で<ハチジョウダカラ>の殻が見つかったのに、何処を探しても見つかりません。5月頃は採取出来ると土地の古老が言ってた通りになりました。死珊瑚の岩盤の窪みには<ハナマルユキ>は幾らでも居ります。

その他の小型のタカラガイは幾らでも見つけることが出来ますが、浜に打ちあがる<タルダカラ>、<クチムラサキ>は皆無。見つける場所が違うんですね。

 

沖のリーフの外は急に深くなっていて、見るだけでぞ~とします。遥か水平線の彼方はアメリカです。見えませんですけれどね~(^-^) 

手前の岩礁の割れ目にタカラガイは潜んでいます。リーフまで数百mもあるのです。天気の良い日は「浜遊び」に絶好な日。 でも、数人しか居ませんでした。5月になったらもっと賑やかになるでしょうね。

ヤクシマダカラ>が水槽のガラスに張り付いています。

 

 

次の日、別のポイントに行きました。この日も晴れ。でも、お爺ちゃん、お婆ちゃん、子供たちと漁師のお兄ちゃんが居るだけ。ノンビリムード。

 

近くの岩礁で一生懸命になってタカラガイ探し。<な~い!>何処を探しても何処にもいない。近くでは叔母ちゃん達がアワビやトコブシなどの食用貝をドンドン取ってる。私の目にも留まるのだけれど・・・・興味なし。

2~3時間探して何の収穫もな~し。 どうしたのかしら。ショボクレて海中を歩きながらとぼとぼ帰って来ました。底は砂地でした。生きている珊瑚礁の林の中を除けながら。 途中で<ベニタケ>を一個Get。 砂地の中に生息していたのでしょう。殻でしたが先端まで尖ってました。

 

左が採取したベニタケ。 右が浜で採取出来る良品。打ち上げ貝は先端が欠けてしまいます。少々小ぶりですが。 

海の中を歩いていたら、浜の向こうの方から大きな声がする。<I ターンの人。タカラガイが見つかったよ!!>・・・・・急いで歩いていくと、8cm位のやや大きめな<ホシダカラ>・・・・<あげるよ!>

帰りは大事に海水入りの容器に入れて、<クモガイ>、<ラクダガイ>と共に。今は65cmの水槽でゆうゆうの生活。元気です。タカラガイは大きな方が長生きします。小さなタカラガイは死にやすいですね。

 

ホシダカラ 

 

ホシダカラの右下に<ミノカサゴ>ちゃんが隠れてる。この子は似たような海藻などによく隠れています。 お家に来てもう1ヶ月ぐらいたったかしら。ブルーの熱帯魚と2匹が共同生活しています。

近所の人達は貝といえば食用貝が主体。 観賞用の貝は余り興味ないみたい。<サワラチャン>はその反対だから、いいのかもしれない。でも、なかなか思い通りのタカラガイは手に入りませんね。

 

Tea time   喫茶店

     先回に引き続いて、特別な珍しい貝 をご紹介! 晴れ

NO-01

 一番左が<オーム貝>、右から2番目が<ホラガイ>です。どれも小ぶりですがなかなか打ち上げで採取は出来ません。<オーム貝>はフイリッピン方面から黒潮に乗ってぷかぷか浮かびながら旅行をして、加計呂麻島の実久の浜に名が流れ着いたようです。発見したときはビックリしました。中央に<ベニシャコガイ>の赤いのが写ってます。とても綺麗なシャコガイ。下は<スイジガイ>の幼貝です。その内に巨大なオーム貝が流れてこないかな~。

NO-02

<チマキボラ>

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
GASTROPODA PROSOBRANCHIA NEOGASTROPODA
腹足綱 前鰓亜綱 新腹足目
Group
グループ
Turrids
クダマキガイ
Super Family / Family
CONOIDEA TURRIDAE
イモガイ超科 クダマキガイ科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Thatcheria ()
チマキボラ ()

水深100m~400mの砂泥底に生息するクダマキガイの仲間で、 質は薄く、割れやすい。小動物を食べ、生きている時は淡桃色をしていますが、乾燥すると黄褐色に変色します。 貝マニアの人気者ですね。殻長 70mm。            

 

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<サワラチャンのビーチ・コーミング>・加計呂麻島-貝蒐集日記-04

2012年04月05日 | 日記

サワラチャンのビーチ・コーミング

              -004

             加計呂麻島-貝蒐集日記

 

 

 

奄美も突然の大嵐でフェリーもストップ。 皆さんも大変だったようです。 サワラチャンの先生からのメールでは、関西は雹が降ったとか。 北ほど酷かったようです。

でも、サワラチャンは嵐の晩は内心・・明日は海が荒れたお陰で、貝が沢山打ちあがってるぞ!・・なんて、良からぬことを期待したました。結果は大きなハチジョウダカラ、クチムラサキ、タケノコ貝をGetしましたが、それ程の期待した戦果なし。大潮が近いので貝は皆海の中。 残念でした!

 

ミノカサゴ>ちゃん

 

困ったのは自宅の<ミノカサゴ>ちゃんです。 いろいろ生きた魚や、小エビを釣り店から買ってきたのは良いのですが、食べてくれません。でも、様子は変わりません。余り元気が良いとは見えませんが、優雅に泳いでいます。

エビを糸に付けたり、針金に付けたりしていろいろ試してみたのですが、一度大きな口で食いついたのですが、すぐ吐き出しそれっきり。 数匹上から落として置きましたら暫らく後に見てみたら無くなってました。 他の魚が食べたのかしら?

 

太平洋岸の集落の海岸 

 

そろそろ旧暦の3月の大潮。 海面が-15まで下がります。期待で浮き浮きです。長い長靴を履いてリーフの沖まで出るチャンス。 どの辺りを探せば良いか察しは付いていますから。 10cmクラスの<ホシダカラ>、<ハチジョウダカラ>や<クモガイ、スイジガイ>をGetした~い。そして、海岸になかなか打ちあがらない珍しい貝が発見できたら良いですね。

 

ある日の戦果!

 

タカラガイは大きかったけれど、磨耗が強くOut!でした。でも、8cmクラス。

 

 

海浜で打ち上げがあるのですから、この浜の沖には必ず生息してるはずなんですが、どんなに珊瑚石をひっくり返しても見つかりません。何処にいるのやら。

 

太平洋岸の集落の海岸

 

先日、真珠の養殖用の選別工場の近くの海岸で、養殖真珠の母貝を拾いました。170x130mm位のサイズ。裏をひっ繰り返していたら一枚だけ真珠が付いていました。口径16mm。取り忘れたの???  <やった~>

 

真珠の母貝

 

サワラチャンは女の子だから大事にしましょう。でも、真珠ってこんな風に造るんだなね。でも、この真珠は商品にならないのかな? <ワカンニャ~ィ>

真珠の付いた母貝

 

またまた<ウラスジマイノソデ>のお話。 いままで一度も太平洋岸で見つからなかったタイプのウラスジマイノソデ(写真 右)が島の太平洋岸の中央付近で採取出来ました。左は何時ものウラスジマイノソデ。殻の頭部が薄紫色です。

ということは地域差によるというよりも、単なる磨耗で地肌が出た可能性が高いかもしれません。もう少し調べてみます。それにしてもこの貝はなかなか見つかりません。破損貝は相当あるんですが・・・・

 

頭部が薄紫色したウラスジマイノソデ

 

Tea time   喫茶店

     先回に引き続いて、特別な珍しい貝 をご紹介! 晴れ

 

 

Class Subclass Order
綱 亜綱 目
GASTROPODA PROSOBRANCHIA NEOGASTROPODA
腹足綱 前鰓亜綱 新腹足目
Group
グループ
Murexes
アクキガイ
Super Family / Family
MURICOIDEA MURICIDAE MURICINAE
アクキガイ超科 アクキガイ科 アクキガイ亜科
Genus(Subgenus)
属 (亜属)
Haustellum ()
サツマツブリ ()
Country
PHILIPPINES
フィリピン

長い水管が今にも折れそうで華奢ですね。ケースから出し入れする時ひやひやします。浜では破損したものはよく見つかりますが、完品は無理ですね。インド太平洋地域・・日本では紀伊半島以南の水深30mまでの岩礫底に生息。

先日、ご紹介した<ホネガイ>160mm・・・これも取り扱い注意!

では、今週末から始まる大潮の浜遊び・・ドウナリマスデショウカ。

乞う、ご期待!

 

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