茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラちゃんの加計呂麻日記-041

2013年06月30日 | 教育

FRB 

サワラちゃんの加計呂麻日記
             -041



 

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 何時か何時かと思いつつ、なかなか梅雨が明けません。 今日も九州南部は大雨とか。
7月の初旬には梅雨明け宣言が出されるでしょうか。気温が低いのは良いのですが、湿気が強く廊下のフローリングも湿り気を帯びて、ぬるぬるの感じ。

強い太陽と紫外線。 時たま訪れるスコールの激しい雨の季節はもうすぐ傍に来ています。今年は梅雨前線が北に少しずれておりますね。カラスの連中が毎朝うるさく泣き騒ぐ。屋根を毎朝ドタバタと走り回り、木々の実を啄ばんでは道路にポィ! 人間がその後を掃除する。畑を荒らし、何か良い事してくれるんでしょうか。



 

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この前貝殻を水で洗っていたら、カラスが<ウルサイ!>って言うような鳴き声を出して騒ぎ出す。 頭に来たから石をぶつける。当たるはずもないが、ガーギャー鳴いてどこかへ行ってしまいました。島の悪ガキ・チンピラですね。ハブリュウキュウイノシシカラスが島の3大悪党とか。


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 離島は本土の日刊新聞も簡単に手に入らず、FMのNHKも時間帯によっては受信状況が悪くなるので、もっぱらHPを閲覧することになります。 何時ともなく部屋に居る時はPCの前に座っている。読書は眼が最近老眼が進んで来ているので、拡大鏡の厄介になる始末。年は取りたくないものです。 海辺に行って水平線を見てはいるんですが、PCの画面は眼には良くないでしょうね。とは言いながら・・・

来月はいよいよ参院選挙。 もう既に政党の叔母ちゃん達がビラ配り。ここは宣伝カーが走る事は殆どないので、もっぱら口コミ。 このまま行くと自民公明大勝利、XXXは大惨敗!という結果になるのでしょうか。 衆参同日選挙は消えてしまいました。いやいや・・・

 



尖閣諸島の小競り合いは相変わらずですが。 言わなくても良いのに元首相が中国でXXX発言。なにか利する事が有るのでしょうか。習さんに感謝されるだけのリップサービスでしょうか。 事の是非は兎も角、やっては言ってはいけない事ですね。この方には随分日本は引きずり回されました。 今は離党している身分でしょうが、古巣の党は今回の選挙ではお陰で惨敗でしょうね。 何を考えているのやら爺には解かりません。


 さて、行きがかり上 気に成る・・・・<株式市場のお天気>

 上海・東京・NY・欧州の株式為替市況は少し見かけ上落ち着いて来ましたでしょうか。散々売り叩いたんですから、買い戻して利を採らなければいけません。少しの間は株価は上昇しますでしょうか。東京は13.800円辺りを越えるかどうかがポイント。参院選が追い風になりますでしょうから楽感はしているのですが・・・NYはこの程度の戻りが精一杯でもう少し揉み合うでしょうか。いずれにしても上海の爆弾を抱えた相場付きで、危険極まりないようで。皆さんご注意を願います。<休むのも相場>と申します。

                     
         NY チャート(赤) $15.000~あたりに岩盤あり       ↓  

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* NYは先の安値の部分に頭を抑えられるかもしれません。必ず売り方はここで売りかかります。超えれば最高値更新出来ますが。戻り待ちの売りが有るので、相当厚い岩盤ですよ


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* 13週移動平均線(赤)が上から株価を押さえているのが解かりますでしょうか。 なかなかこれは強い岩盤です。 抜ければスルスルと最高値まで行く事でしょう。参院選の状況次第ですね。


罫線がチャートが相場を造り操るのではないのですが、結果的にそのようになってしまいます。数字の魔術なのか、宇宙の神秘が数字に表れるというのか。 相場師はこれを頭に入れて相場を張りますので、結果的に引き吊り回される事になります。神秘の世界。

 



「金融経済学超入門講座」



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 よく<失われた10年、15年>という言葉を聴きます。 これは何を意味するのでしょうか。

       ここからは小・中学校の皆さんにも解かるように書いてみたいと思います。

日本における失われた10年は安定成長期終焉後の1990年代前半から2000年代前半にわたる経済低迷の期間を指す語」である・・NIKI


 ちょうど今から15~16年昔の事(1997~1998年)になります。 その頃,爺はある古いお城の堀の傍に有る大學のキャンバスの学生食堂で、カツ丼を食べておりました。 53~54歳の頃でしようか。 久しぶりの中年親父の学生生活でした。 そのころそこで現代経済学を学んでおりました。何故か!

 

                          北海道拓殖銀行・廃業・(札幌

 

 2001年には大蔵省が解体され、その年の前後で銀行を含む金融機関がぐちゃぐちゃになって行く頃でした。古い大手の都市銀行が破産し、格下の相互銀行に吸収合併され、国の色濃い特殊銀行が次々と金融界から消えていきました。山一證券の社長が男泣きに泣いて、<国民の皆さんには責任は有りません。全て私達が悪いんです>と訴えていた声が記憶に残ります。1997年のころでしたでしょうか。



爺の心の中では<社長、アンタには直接の責任はないよ。下手人は他に居るよ>と・・・・<何故このような金融不況が日本に発生したのか。何故未然にそれを回避できなかったのか?>を知ろうと思い、学舎の門を潜りました。

でも、大學や大学院での授業は基礎的な教育ばかりで、そんな疑問に答えてくれる科目はほんの僅かでした。「現代経済学」、「財政学」位かな・・・・大学院のゼミでも・・・・固定資産税云々について・・・のような感じで、こりゃアカンワと思っておりました。現在の経済政策がゼミの俎上に乗る時代ではなかった・・・所詮は無理だったのかもね。
学生の購買の書棚にも、<マクロ経済学><ミクロ経済学><政治経済学>etcばかりで、余り役にも直には立ちそうにもない・・・

 



ある時、購買の書棚の一番隅に1.000ページ程の分厚い専門書が置いてありました。 売れないようでした。誰も買わない。<1925年代の昭和経済恐慌について>・・さもありなん!

始めは爺もそんな感覚でした。でも、妙にこの本に引かかるのですがね・・・・カツ丼を食いながらその事を考えてみました。


今更、1925年代の大恐慌の発生のメカニズムを学んで、研究してどうなるんだ?X>って。

 

                             銀行取付騒ぎ




 それから歳月が過ぎて15年。 今頃になってその書籍の、研究者の仕事の重要性が解かりました。そのような訳で暫くの間、日本の経済史・金融史について語りながら、この問題の答を明かしてみようと思います。

1929年の世界的大恐慌を日本もまともに受け、政治経済は大混乱状態になり、右傾化し軍部の勢いが強くなり、そのエネルギーが満州国を成立させ、国際的な批判を背に受けながら歴史の街道を、1945の太平洋戦争によるポツダム宣言受諾まで直走りました。<戦時経済体制>という経済用語が出来上がったのもこのころです。

次回以降にこの用語について詳細を書いてみますが、これが驚くなかれ戦後も日本の経済的復興・興隆の基本的な柱になるとは誰が予想したでしょうか。 日本の大方の学者も知らず占領者の大方のアメリカ政府関係者も知らなかった、戦時経済体制というシステム。

まず、このことをお話してから、<マネー・サプライ>の重要性について、そして、これと平行しながら日本銀行の「窓口指導の隠れた力立ち至ってみたいと思います。世の中を動かす特殊キーは隠れたところに存在しています。新聞のトップ記事や一見まっとうな書籍・情報のなかにはそれを見ることができません。

 

         

 

 先日、元検事総長が死去しました。大変厳しい検事総長だったそうですが、彼が追い込んだ元首相・田中角栄は本当に被疑者だったんでしょうか??  彼は棺桶の中に真実を持って行きましたが、これも日米の壮烈な政治経済的確執の産物でも有るのです。この事件にかかわる特殊キーを持っていたのは誰なんでしょうか。

この事件にはいろいろな見方があるのですが、ロッキード事件の核心は首相の贈収賄ではなく(表面的なもの)、先の日米開戦の直接の原因となった「原油の獲得」の争奪に有ったというのが真実のようです。まったく思いもよらないところにこの問題の核心は有ったようです。いずれはその真実は解き明かされるでしょう。 現代史はどれもそうですが奇々怪々ですね・・・・


                                            

                               
この時点で、日経のHPは東京の大引け・・・¥13.677.32 463.77 ↑6/28

NYの大引け・・・$14.909  114.89 ↓  戻り待ちの売り。 壁は厚そうね!

 シカゴ先物日経平均 ・・13.780が最高値・・・やはり壁がありますね。13800円

 

                          東京の6/28までの罫線

                            

                                               ↑ 窓が開いている

株価の推移はここまでは予想通りですが、ここからは胸突き八丁。 

罫線的には二本目の陽線。 しかも窓が開きました。 強い足です。

13週移動平均線を下から抜きました。 ¥13.800の抵抗ラインを超えられますでしょうか??

7月相場が見ものですね。大荒れになるかもしれません


 

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サワラちゃんの加計呂麻日記-040

2013年06月28日 | 教育

 

 

サワラちゃんの加計呂麻日記
             -040




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 もうそろそろ梅雨明けかと思うような日が続いたと思ったら突然大雨の状態。近所のトカラ列島は連日の豪雨。小さな島が十も連なった離島群。 荒れれば船も動かないであろうし、農作地も少なかろうから食物は如何であろうか。他人事では有りません。

爺のところはそこそこ畑が有るから、米さえ有ればどうと言う事はない。 野菜は腐らすほど実る。害虫やカタツムリやカラスや鳩子と分け合いながら生活している。イザトなったらイノシシを襲えば良い。魚も悠々と泳いでるし貝も豊富。サツマイモも順調だ。そう簡単に飢えはしない。

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そのような訳で米は好きな品種の玄米を半年分位AMAZONで送ってもらう。 数十kgは嵩も張るが中型冷凍庫には入ってしまう。調味料からコーヒーの粉、砂糖・・・何でも半年分は貯蔵してしまう。近くにないのだからそうするほか無い。AMAZONも慣れたもので、京都・大阪からであれば2~3日で、配送料無料で届けてくれる。代引き手数料¥300が取得費用か。自宅までの配送だから安全、交通費無料、時間の節約。 良いことだらけ。 とうとう奄美大島はご無沙汰ばかりとなってしまいました。

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コンピューターの良いとこ取りだろうか。 <通販>のシステムは誰が考えたか知らないが、離島の爺には有りがたい存在で・・・まさに<クロネコ><AMAZON>様さまであろう。

 今度はNHK!

 NHKの放送で<解からない外国語単語が多すぎる>とかでどこかの爺ちゃんにNHKが訴えられたそうな。
BSコンシェルジュ」「ほっとイブニング」・・・・何やネン? 

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よろず承り係」=コンシェルジュ  だそうだが、日本人であれば大方解からないであろう。<案内係>という素晴らしい日本語が有るのにね。日本人の外国語コンプレックスの最たるものである。カッコ付けるわけではないが、フランス語のようなラテン系言語かなとすぐ爺でも察しが付く。案の定・・・concierge フランス語である。 一般の爺さんや婆さんが解かるわけないでしょ。英語だけが外国語ではないのよ。NHKさん。 あんた達<ギリシャ語>出来る。<ラテン語>出来るって言ってやりたい位。


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NHKのディレクターの質が低下しているんだね。残念だけれど。最近不祥事も多い。昔はNHKは品行方正NO1の企業でしたがね。 その割には受信料はしっかり頂いているようですが。
いずれにしても<準国営放送>である事を忘れないでね。ある知人の医者が言っていた<英語くらい出鱈目な発音をする言語はないんだよ>・・・その通り。 NHKさんには特に恨みはないんですけれど。

日の爺ちゃん機嫌悪いの?・・サワラちゃん 


 さて、行きがかり上 気に成る・・・・<株式市場のお天気


 とうとう離島の爺の心配が現実のものとなりました・・「中国の金融政策」 お陰で世界中の株式市場が ドッタン バッタン と大揺れ。英国や米国のニュースソースは7月危機と以前から少しづつ漏らして来ては居りましたがね。早すぎたかなX?X?

上海株式が6/27に若干持ち直したので、東京は¥13.125  379.54 ↑ で終わりましたが・・・・
単なる空売りの買戻しでしょうから、またしばらくはもたつくかな。 ただ、株式の罫線の足は逆三尊形成でしょうか。大体予想通りとなりましたが、上から13週移動平均線が、株価を押さえに掛かっているので、しばらくは頭が重くなりますでしょうか。上海市場次第ですね。 皆さん充分気を付けてくださいね。


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でも、この中国の金融問題は簡単じゃありません。 下手をすると中国の致命傷になりかねません。旧ソ連の崩壊前夜と近似して来ました。爺が以前から心配していた事です。隣の韓国も唯じゃ済みませんよ。ダブルパンチですから。
日本をすっ飛ばして習さんと共同声明。連携して何とやら。実父とは大違い。上手くやってくださいな。くれぐれも気を付けて。 唐と新羅のご縁でしょうね。 縁とは恐ろしいものですね。歴史は繰り返すとやら・・



話題をそのまま引き継いで

                                  


                              「金融経済学超入門講座」

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 一言で言うと<中国の経済のバブルが弾けそう>と言う事ですね。 1980年代の日本経済の崩壊前夜以上の状態。 中国の地方政府が「影の銀行中国版ノンバンク)」からの異常な金利の公債発行で、その償還が二進も三進もいかなくなってしまった。 6月末の公債の償還の資金の目処も付いていないとか。中国の有力経済誌「財経」によれば、その総融資額は約24兆元(約383兆円)にものぼり、国内総生産(GDP)のほぼ半分に匹敵するほどだとか。年10%の利回り・・・・


 

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旧ソ連崩壊前夜には利回り年100%のキチガイ染みた公債発行が有ったとか。それに比較しちゃ安いが、でも今は超低金利時代です。異常に高いのは誰もが納得。中国人民銀行が公定歩合の金利を上げても、通貨供給量を萎めても抜け道はある。 異常に高い金利を付けた公債を発行して、民衆の箪笥預金から現金を引き出すという手段。でも何時までも続くわけではない。ジリジリ人民銀行の締め技は効いてくる。早晩アメリカ発<サブプライムローン>に類似してきますでしょう。そうなったら、世界中の金融市場が大混乱するのは必定。 既に日本も経験済みのはず。

一党独裁国家の経営ですから、地方政府は全ての付けは国家に回す魂胆でしょう。事が起こったら最後は、戦後の「戦時国債」みたいに、何の価値もない紙切れ状態になってしまう。大金持ちは既に外国に資金を移動し、亡命、帰化状態の方が多いとか。考えるだけでも怖いですね。今中国の人民はどのように考えているのでしょうか。預金保険制度は有るのかな???・・他人事ながら心配です。



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中国政府の発表する経済指標は水増しの出鱈目、対外向けの発表がバブルの上のバブルの数字。 図体ばかり大きくて経済のインフラがしっかりしていない発展途上国がコケタラ唯じゃ済みません。どこかの国際金融シンジケートの予定の行動なのでしょうか。ロマノフ王朝を倒して共産国家を樹立し、再度それを倒してロシア国家を樹立。立ち直るまでに20年以上掛かった。

資金をロシアから引き上げてそれを中国に再投入。充分儲けさせてもらった上で又引き揚げにかかる。 次の投資先は何処なのでしょうか。インド・・・ブラジル・・・アルゼンチン・?????

船が沈没する気配を感じて、鼠はいち早く逃げるとか。今はどんな状態なのでしょうか。


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中央銀行の金融政策・・・<通貨供給量>操作は想像以上に強力です。 現に日本経済は1980~1990~2000年度に掛けてこの金融政策によって激変しました。いまやその試練は中国人民銀行が負うことになるかもしれない。

大蔵省が日本に存在した時、バブルを弾けさせないために金融政策として公定歩合を引き上げさせた。にも拘らず一向に市中銀行の貸し出しは減らない。本来ならば金利の上昇と共に企業の資金需要は少なくなる。というのが教科書のセオリー。 しかし現実にはそうはならなかった。何故?


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日銀の伝家の宝刀である「窓口指導」で市中銀行の貸し出し枠の上限を下げなかった。つまり蛇口を絞らなかった。これでは大蔵省が幾らやっても何の足しにもならなかった・・・という事。 中国人民銀行はどのような手段を講じているんでしょうか。 中国政府も当初は断固たる姿勢で通貨供給量の過剰供給を抑えようとしたのですが、事態の急変(上海株式6日続落)には、とうとう恐怖感を覚えたようで方針転換をしました・・・・やっと、株式も売りの買い戻して上昇開始。

かのジョージ・ソロス曰く・・<あと2年だね>とか言っております。意味深ですね。

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ここまでブログを書いて・・6/28 AM 5:00 NYのダウ $15.031.33 121.19 ↑ 大分戻しましたね。 東京は6/27は ¥13.213.55  379.54 ↑ です。 現在シカゴの先物も  ですから、今日(6/28)も高そうですね。 でも、13.800円程度が戻りの限界かな?? そこで揉み合うと思いますが、如何でしょうか・・??

余りハッキリ言わない方が良いよ爺ちゃん・・・・サワラちゃん 

そんなこんなで本日東京の大引けを黙って見ましょうね。
7月は参院選とXXXですか?
 


アマミン

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サワラちゃんの加計呂麻日記-039

2013年06月22日 | 教育

 

         サワラちゃんの加計呂麻日記

                        -039

 

タヒチ

 

 南海のオワシス・タヒチ・・・西南諸島は多かれ少なかれこれと似たような珊瑚礁の島が多いんですね。沖永良部島・与論島や先島列島の諸島、宮古島周辺など。 島の周りはリーフという岩礁で覆われており、島に直接大波が押し寄せないようになっております。 リーフと島本体の間は<インノー>という浅瀬があり、干潮の日はリーフまで歩いていけるほどになります。 貝や魚や蛸などを素手で取ることも出来ます。地元の方々は皆さんが三々五々浜に出て海遊びをします。

 

 

 

タヒチでも同じ生活でしょうね。リーフの外は急に深くなっております。 色合いが違って見えますでしょう。島の中央は天水が溜まっておりますので、飲料水には困りません。 時々スコールが来るんですから。こんな写真を見ていると浮き浮きして来ます。どの当たりにどんな貝が転がっているか、潜んでいるかが経験的に分かるものですから。

島の中央が大きな湖になっております。塩分濃度も低い汽水域でしょうね。さまざまな魚が生息しているかも。食べ物には困らない。バナナ、パパイア、パッションフルーツ etc ・・・今にでも行って住み着きたいですね。定年退職されたらこんな珊瑚礁離島へいかがですか。 戦争も争いも有りませんよ。キット!

 

 

 さて、行きがかり上 気に成る・・・・株式市場のお天気

 先週はいやはや忙しい事でした。ドッタンバッタンと。 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長声明で、今にも大暴落するかのような$300以上の急落。 挙句の果てに欧州相場も大混乱。通貨供給量をいずれ減らすということは、相場の世界に生きている人達にとっては死活問題ですものね。 先回、爺がブログを書いて公開した段階では、日経平均株価のチャートは陰陽足で陰線の中継足をしておりましたので、日経平均の引け値が安くなったにもかかわらず、明日は高いと書きました。 実際はそのとおりになったのです。 罫線理論通りでした。

 

 

夜中になってトイレに行ったついでにPCを見たらNYは急落! <ギッヨッ>としましたね。ヤラレタと思いました。  でも、少し気を落ち着かせて、NYの日経平均の先物のチャートを見ましたら・・・意外と強い!・・・これは大丈夫だ・・・と思い、日本の相場の取引時間を床で一眠りしながら待ちました。

初めの内は安かったんですが、余り下がらない。 その内に段々持ち直してきてとうとう ¥13、230.13  ↑ 215.55 で大引け。 良かったでんな~・・・ 

 

 

 翌日の相場がどうなるかの判断の一つは、この先物の動きなのです。今相場師(プロ)は何を考えているかということでしょうね。 罫線からの判断と先物からの情報をどのように判断するかだと思います。 ここは経験則の分野ですね。 切った張ったの世界で生きてきた相場師は鋭いと思いますよ。離島の爺はたまたま何も相場を張っていませんから、気楽で他人事なんですね。 ですから少しは勘が働くのでしょう。 たまたま当たったということでしょうか。

 NYの相場氏諸氏はいったい何を考えたんでしょうか? 心中ははっきり分りませんが、簡単に言うとこんな風かも!

 

 

Mr・バーナンキは引き締めると言った。 しかし、日本のMr・黒田は金融緩和の御旗を降ろさないで続けそうだ。日本の相場は上昇が始まったばかりだ。 まだまだ期待が持てる。 どうせ明日の東京の寄り付きは安いはずだ。それならNYを今日のうちに見限って日本に乗り換えよう・・・それ、成り行き売りだ! >てな感じ。それで、先物が意外と底堅い。 逆に悲観して売りに回った諸君も有るでしょうが・・・結果は上記の通り。

では、NYの相場師は目先NYを見限ったのか?そこが大事なところ。ここからは離島の爺の相場観。責任はもちません。自己責任でご覧ください。

 

 日経平均株価長期チャート 1985~2013

 

 

 

 

 

 

 

 NYダウ長期チャート 2003~2013

    

 

 チャートの期間が上手く合いませんが、注意してご覧ください。まったく違っていることが分ります。東京はやっと大底から立ち上がったばかり。 それに引き換えNYは最高値付近。2009年の大底から1・2・3・4・5波動目・・・何時大天井を付けるかもしれません。これじゃ、プロだって冷や冷やものです。

当然な事ながら内外の情勢を謙虚に判断すると、東京に乗り換えたほうが安全でしょうね。爺だったら即、売り逃げですよ。危ない橋は敢えて渡りません。 やるとなったら危険でしょうが売りから入ります。怖いけれどね!

 

 

 それからもう一つ大事なこと。

最近まで<日本銀行とFRBは仲が良い>と勝手に思っておりました。しかし、いろいろ資料を読んでおりますと、どうもそうではないようです。最近バーナンキFRB議長がどうして「出口論」を言い出したのか考えてみました。 次に考えたのは、どうもMR・黒田が日銀総裁に就任したのが気に食わないのではないか・・ということです。彼は元大蔵省の高級幹部です。日銀としては如何考えておりますでしょうか??

 

   

                         VS   

               

 

上記2つの理由から、先日のような発言が飛び出したのかもしれません。非常に屈折した感情をFRBの彼らは持っていたのではないでしょうか。 タイミングが余りにも良すぎるんです。

血は水よりも濃い>ということです。皆さんは如何でしょうか。回りくどい言い方ですがこの辺が限界かな。

今後の相場はどうなるんでしょうか? 難しいですね。 超短期的には東京の月曜日の寄り付きは、NY次第ですが高いでしょうね。

 

                                  ここの部分の株価 ¥13.800円~14.400円付近

* 毎日の株価の安値の部分の傾向線を引いて、最高値の部分に平行移動してみてください。今日の終値は斜め平行線の上に出ております。さらに、その平行線を最安値日の手前の高値に移動すると、不思議なことに、6/21の安値を通る。ということは短期の下降相場は「終わった」と判断できる?X?X

罫線理論から判断しますと「陰線包み足」(抱き陰線)ですから結構強い足です。¥13.800円付近まで上がって、ここを上に抜いてきたら、短期的に底が入った(逆三尊)と見ましょう。¥14.400円目指して進んで行きますでしょう。 後はどうなるか??

もし、6/21のNYが大暴落したら、さらに欧州も連れやすしたら、これはただでは済みませんですね。 (このブログを書いている時間は日本時間 6/21・・・20:15です 

まあ、そんなこんなで離島の爺の相場観を書いてみました。

             (どうなるもんかにゃ~ サワラ

今日は隣の島・請島近海でM4.5の地震発生! 一瞬、<ガクン>ときましたね。 <すわ、東南海地震発生か!>と思いました。津波もなく一安心。  怖いですね日本の大地は。

                        

 

                  金融経済学入門講座」

 

                                                     

 

 株式市場がこのところ大荒れでしたので、通貨供給量・マネーサプライ(マネーストック)のあたりでお休みが続いておりました。本日から通常に戻ります。株式については行きがかりのことで、筆者の専門でもないので、今後はちょっと触れる程度にして置きましょう。何しろ相場というものは生き物と同じでして、且つ切った張ったの物凄い世界ですから、離島の爺さんの手に負えるものでは有りません。

今後は日本の金融経済の歴史的展開、特に「平成大不況・失われた15年」をメインテーマにしていろいろ小中学校、高校生の方々に参考になることを書いてみたいと思います。時々レベルを逸脱、脱線することがありますが、その点ご容赦ください。

 

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 FRB の発言の波紋の意味合い

 * アメリカの中央銀行を司る連邦準備制度(Federal Reserve System)で政府機関ではない。 英語表記は・FRB 

 先回は日本銀行の「信用創造・貨幣の乗数理論」について書いてみました。日本銀行の主要な業務の一つとして、市中の金融機関に対してのマネタリー・ベースの供給が上げられますが、アメリカのFRBの今回の発言は、日銀の金融政策の中でいえば、「公開市場操作」に類似した金融政策です。(厳密には違うのですが

旧日銀法においては戦後すぐ、一万田日銀総裁の当時は、市中金融機関の所有する価値の無い「戦時国債」をそれなりの価格で買い取った経緯があります。現行の日銀法でも「指数連動型上場投資信託受益権の買い入れに関する規定」は存在しております。


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FRBの今回の声明は、月額850億ドルの資産買い入れを縮小を示唆したものでした。資産を買い入れることによりベース・マネー(マネタリー・ベース)を市中に供給するということになります。

市場に供給されている通貨供給量(マネーサプライ)と経済活動の間には、密接な関係があり, 必要以上のお金が市場に供給されると「カネ余り」の状態となり、通貨価値が下がって物価が高騰するインフレ現象を起こし,逆に、市場に供給されるお金が不足すると、物価が下落するデフレ現象を起こします。

いずれの現象も経済活動を崩壊させてしまうため、中央銀行は、通貨供給量の動向を監視して、市中に出回る通貨量が常に適量となるように調整するのです。


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「公開市場操作」

  好景気 ・  売りオペレーション ・  金融引き締め

  不景気 ・  買いオペレーション ・  金融緩和

売りオペレーション

売りオペレーションとは、日本銀行が国債や手形などを民間金融機関に売却して、市場の余剰資金を吸収することをいい,マネーサプライ(通貨供給量)が減れば金利は上昇し、好景気で、市場に流通するお金が余っていてインフレ気味のときは、売りオペレーションで市場のお金を吸収し、金融引締政策となります。



買いオペレーション

買いオペレーションとは、日本銀行が国債や手形などを民間金融機関から購入して、市場に資金を供給することをいい、マネーサプライ(通貨供給量)が増えれば金利は下降し、不景気で、市場に流通するお金が足りなくてデフレ気味のときは、買いオペレーションで市場にお金を供給し、金融緩和政策となります



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先々回も書きましたとおり、日本銀行の金融政策には3通りの方法が有ります。1-公定歩合操作 2- 公開市場操作 3-支払準備率操作  です。

公定歩合は金融政策の中の金利政策に該当します。大蔵省が日本に存在していた頃は、金利政策は実質的に大蔵省が管轄しておりましたが、金利の自由化など金融の分野の改革が行われてからは、その意味合いも少し変わってきました。(詳細は次回以降にしましょう


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以前からも存在していた日銀の金融政策として、法律の裏付けのない政策として非常に強力な「窓口指導」があります。今後、この事がいろいろクローズアップされて書かれるようになって来ますが、実効性のある、あるいは非常に問題を含んだ金融政策でした。<窓口指導>については後日、詳細に書いて見ましょう。非常に重要でデリケートなものですから・・・・・・・

 

* 窓口指導・・・・窓口規制とも言い、1945年以降最近まで存在していた、法律に規定のない市中金融機関に対する日銀の道徳的指導とされておりましたが、実際の効力は相当な金融政策で、外からなかなか実態が解からず、且つ、日銀の政策委員会にも上程されない、或いは総裁にも把握出来ていなかった時代もあるという、云わば伝家の宝刀でした。大蔵省もこれを把握できていなかった模様です。この金融政策によって、日銀は大蔵省に敢然と戦いを挑んでいたとも云われております。 黒田日銀総裁が<失われた15年>は、日銀に責務があると公言してきた所以はここに有るようです。だだ、これは一つの専門家の見方です。これが真実かどうかは大蔵省の当時の高官の書いた資料には見当たりません。今後、このあたりを筆者なりに検証してみたいと思います。

 

 
次回は日本銀行の三大金融政策について、通貨供給量・マネーサプライに絡めて、書いてみたいと思います。

追記

ここまでブログを書き終えた時、NYの株式相場の終値が日経のHPで報告されていた。
NYダウ(ドル)  14,799.40  +41.08
 21日 16:33

昨日の急落に対して10%強の戻り。チャートは逆三尊を形作っていますが、弱いですね。  爺には何とも言えません。月曜日の相場次第でしょうね。 何かしら続落のような感じ?X?X・・・これから東京とNYが対照的な相場展開に入るのでしょうか。過去にもハッキリ実績が有りますのでね。

 

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サワラちゃんの加計呂麻日記-038

2013年06月20日 | 教育

 

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

               -038



ニューカレドニア

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 余り規模が大きくないですが、台風が東シナ海を通過していきました。強風程度ですが雨台風のようです。奄美はカスッタ様な感じですね。 いずれにしてもこれから厄介なお客さんが何十人も来られるようです。お手柔らかに願います。


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急峻な山が海に迫り出している様な地形の島は、すぐ雨が降ると土砂災害の危険が出てきます。雨の降り方が半端じゃないので、一気に雨水が土砂を押し流してしまいます。道路は川のようになり畑も簡単に冠水してしまいます。後始末は何時もため息交じり。でも、地元の人は慣れていると言うか、諦めているというか・・・<メイファーズ>(しかたがないさ

                        

                                       


さて、行きがかり上 気に成る株式市場のお天気>・・・・・臨時便


 先日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長声明で、NY株式もドタンバタンして、日経平均も同じようにお付き合い。<近い将来通貨供給量を少なくするかもしれな~い>と言っただけなのに。やるとも,しないとも明言したわけではない。お役人独特の玉虫色のお言葉。どっちでも取れるような物言い。(後から責任を取られないようにの配慮


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産業界が必要とする需要以上に通貨供給をなせば、過剰分は不動産や金融投資分野に流れていく。当然経済には何の役にも立たず、バブルを発生させる手立てになるだけ。株屋さん達は大いに不満だから、大げさに騒いで売りまくるから、$200も下げる事になる。だからと言って日本がお付き合いをする必要もないのですが、経済的にリンクしているからそうも行かず。挙句の果てに一日に3円以上も円安になる始末・・・<気違い相場>ですね。

でも結果的には急激な円安が株の急降下を防いだ感じ。 少し気がかりなのは25日移動平均線が13週移動平均線を上からデッド・クロスするような素振り。クロスするか、コツンと当たって上にジャンプするかは微妙なところ。 どちらとも今は言えません。してしまったら残念ですが相場の整理は少し長引きますね。 参院選までは駄目かもね。


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基本的には相場に参加している方々の意識が、何時も口癖のように爺が言う、<買いたい弱気>、<安値覚え>の屁っ放り腰なんですね。怖いんなら黙って見ていれば良いのですが、それが出来ないのが辛いところ。大口の買い方はニヤニヤしながら、ジーッと見てますでしょうね。ポツポツ安いところを拾えば良いんですから。目先筋とはまったく姿勢が違いますから。だから金持ちは常に儲かるんです。 

 高級品の売れ行きがこの所良いそうですね。宝石や高級時計のお店が繁盛したり、高級クラブも高級ボトルのリザーブが増えているとか。 相場で大儲けなさった方、大手のサラリーマン諸氏のお買い上げが増えているからでしょう。悪い事ではありません。彼女や奥さんにどんどん喜ぶような物を買ってあげてください。それがいずれ回りまわって、一般市民にちょっぴりお裾分けになって来るのですから。


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国民の金融資産の総額が市場二番目の1500兆円台に乗ったそうです。 誰がそんなに儲けたか知らないけれど、着実に経済は好転してるという事です。
極端なこと言うと国の債務が1.000兆円有っても、まだ500兆円もアローアンスが有るじゃないですか。<心配し成さんな>って、無責任に爺が申しましょう。

 変な話で思い出しましたが、戦後日本がアメリカに戦争に負けた時、日本銀行の地下金庫を捜索したGHQは、驚いたそうですね。大きなカマス一杯くらいのダイヤモンドの入った袋が金庫の中に眠っていたそうです。それを見て、「ウン、日本経済は大丈夫!、再建できる」ってね。 本当かどうかは見た訳ではないけれど、その後日本経済は着実に回復しました。どこから持ってきたのか?? 南方からか持ってきたか、あるいは戦時中に日本中のお母ちゃんや娘さんから供出させたか???


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何処まで本当か知らないけれど・・・その頃スイスの銀行にはナチの名義で、日本の一年分の国家予算に匹敵するお金が秘密預金されていたとか。 当然GHQはその事実を知っていた。何だか怖いお話。爺は事の真偽は知りませんよ。でも、完全に「都市伝説」という訳でもないようで・・・ 


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 この世の中は全て情報が公開されている訳でも有りません。特に一般国民は蚊帳の外に置かれている場合が多い。だからちょっとした意図ある情報に操られやすい。相場何って有りもしない偽情報でドタンバタンする事の方が多いですね。後になってから<何~だ>なんて気が付く場合が多いです。少し離れて情報を冷静に見るという態度が必要なのでしょう。そうはいっても、何時も振り回されておりますが。

最後に・・・最近中国発の悪い話が耳に入って来ますね。意図的に流しているのかどうかは定かではないけれど、英国の調査機関なども余り良いニュースを流しておりません。 出てくる数字は何時も予定より未達の数字ばかり・・・・不良貸付、膨大な不良資産、誇張された経済数値等など・・・暫くの内に結果が出るのかもしれません。近所のお隣さんですからね。気を付けなきゃ。 それにしてもお隣の方は随分大統領が変われてから、中国にご忠信なご様子で・・・怖いですね。他人事だけれどね。


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 本日は梅雨と台風で家に閉じ込められているものだから、爺は機嫌が悪い。つい、愚痴とも言わず嫌味とも言わず、生臭い話ばかりで失礼しました。今回は小中学校レベルを超えておりますので、気にしないでね。[金融経済学」は実は本文中で話しておりますが・・・・次回からにします。


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サワラちゃんの加計呂麻日記-037

2013年06月18日 | 教育

    

            サワラちゃんの加計呂麻日記                
                            -037

 



                        水槽の中のスイジガイ

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 この所連日快晴が続いております。もう梅雨も明けたなのでしょうか。 蒸し暑く外出もしたくないほど。畑に出ると即「蚊」の攻撃を受けます。衣類の上から刺して来ますよ。そっとしがみ付いて私が自宅の部屋に戻ってから、皮膚に取り付いて刺して来ます。 この小さな生き物の何処にそんな知恵が入っているのでしょうか。


何時も思うのですが・・・この知恵は蚊のDNAの中に元々備わったものではなく、蚊だけが独自に感知できる情報空間がこの宇宙に存在するのではないでしょうか。宇宙空間に存在する蚊のHDから、蚊独自の情報をダウンロードするのかも。頭は単なる受信機。この論法は人間でも当てはまる事だと思います。

                                          DNA

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 人間の予知能力、生まれながらに持っている教育では取得できないような驚異的能力は、この論法では理解が可能になります。 天才的音楽家(ピアニスト、ヴァイオリニスト・・etc)の存在などは教育だけでは説明が出来ない。恐らく常人以上の情報取得能力が備わっている・・・・素晴らしい感度の良い受信機をもっているのだと。 DNAは受信機の性能に関与するだけ・・・

前世記憶」は決してまやかしでは無い事が医学的にも証明されておりますので、この論法なら理解可能ですね。エジソンが言ったとか・・<努力が5%、生まれながらの才能は95%>・・・そうかもしれないね~


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                                    この人

 <ルパート・シェルドレイクシェルドレイク仮説)>の理論は、世界中の科学者から顰蹙をかっているようですが、筆者は彼の理論がこの天の川銀河宇宙の真実の理論だと思います。四次元以上の空間・・5次元空間までは実際に研究者がその存在を認めているのですから・・・<リサ・サンドールワープする宇宙)>・・・・6次元~11次元の異次元空間が存在する・・現代理論物理学の基本的な考え・・・プランク定数程の超微小空間に丸まっているのだそうですが・・・現代科学が実際に感知出来ないだけ。

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そのような空間に様々な情報が無限に埋め込まれているに相違ないと思います。生物は各々独自の情報取得能力で、そこから随時必要な情報を受け渡ししているのかも。 <流行>が一気に全世界に広がるのは、強ち情報媒体(TV、携帯電話、インターネット>だけの力だけではないと思います。 情報ツールがなかった古代からそのような事は存在しましたから。

 貝の様な触覚で生きているような軟体動物が、目の覚めるような鮮やかな模様の貝殻を身に纏うのを見ていると、いったい何処からこの数学的な美術的な情報を、取得したのだろうかと不思議に思うのは、筆者だけではないだろうと思います。 貝の基本的な構造はDNAにインプットされているのでしょうが、たかだか数十億年の地球の歴史だけで、偶然の積み重ねの中でこれだけの緻密で複雑な物は、出来上がらないのではなかろうと考えます。

遠い過去に他の天体で貝と似たような生命体が存在していたので、途方も無い時間の経過の中で地球に偶然似たような生命体が生まれ出たが故に、たまたま相互の生命体の固有の情報の周波数が有ってしまい、自然に遠い過去の類似の生命体の情報を引き継ぐ事が出来たとしたどうでしょうか。そうなればDNAの中に緻密な膨大な情報は必要が無くなります。その方が無理ない様に思えます。


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                               ↑ リサ・ランドール

電子顕微鏡サイズの精子と卵子の融合から受精卵が出来上がり、その中の染色体という部分にDNAが存在します。 そんな微小な箇所に以後50~60兆個の数に細胞が増殖し、それが究極的に渾然一体となって、一人の人間が一つの生命として生きていく。少なくとも80~90年間もの間。 50億年もの地球の歴史ではそのようなシステムが作られるのは難しいと考えますね。137億年のこの宇宙時間でしたらどうでしょうか。 加速度原理を取り入れても可なり難しいかな?とも思えます。 (神仏の成せる業とまでは飛躍して考えておりませんがね
 


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さて、行きがかり上 気に成る<株式市場のお天気

 ここ数ヶ月間の日経平均とニューヨーク平均株価のチャートを比較していますと、似たような相似形ですが、少し違うのはここ一ヶ月間の押しが、日本の方が深いですね。
当初爺が予想していた¥13.500円をより深く割り込んだと言う事です。これが逆に上値を抑えているのです。 スルスルと戻っても¥13.500円になって来ますと、すぐに伸び悩みますね。
もしここを割っていなかったら、NYのようになっていた事でしょう。



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チャートの上値、下値を結んで出来る傾向線は意外と強力です。 高度な数学では理論的に証明できるんでしょうがね。 もう一回日経平均は下押しして、逆算三尊型になっていくのかもしれません。ここ一週間でそれが解かるでしょう。 いずれにしても上昇相場の中段保ち合いなのです。それを今にも相場が崩れるような大騒ぎを、目先筋はしていただけ。何も無かったじゃないですか。

騙されてはいけません。彼らの何時ものやり口。 証券会社などは手数料稼ぎで生きているんです。相場が上がろうが下がろうが関係ありません。 出来るだけ株の売り買いをして貰えればそれで良いのです。 今期は軒並み大幅増益。ボーナス大奮発! 7月にはそれをGet出来ますね。 <羨ましい



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1985年~2013年までのチャートがまたまた出てきました。ピックして大きくして見てください。とても大事なチャートです。少し爺の相場観を書いてみます。そして、僭越ながら経済の動きに連動させてみて見てみましょう。

1990年の大天井から2004年の大底までのチャートは、実に綺麗な軌跡を描いております。1985年の大天井はプロの間では「軍艦天井」と言うそうですね。戦艦大和の形は何方でも良く知っておりますね、 つまり大和の艦橋の辺りの急激に高い形がそれをイメージするのでしょうか。巨大な四連装主砲の砲台は1985の前に現れております。2005年から2010年の盛り上がりは、後甲板の主砲の砲台とも見えますが、相場のチャートの場合は、幼年期相場の初めから終わりまでを現しております。



戦艦大和

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つまり、既に大相場の第一段階は終了していたと言う事になります。
 では今はどの段階でしょうか・・・本格的壮年期相場の始めの頃という認識です。ですから始まったばかりなのに、<何でそんなにドッタンバッタンやるんかね~>と、離島の爺は嘆くのです。お分かりいただけましょうか・・・・安値覚え、買いたい弱気 なのです。ちょっと上がったら気が気でない・・・・今にも下がるような・・・・だから市場のカラスの良い鴨になる。

日銀の黒田総裁が<実態経済は悪くない>言っておられたでしょう。 現実に大手のボーナスは満額回答が多い。 嘘だったらそんな事しますか??
 


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      「現実の報道は信用に値し、相場情報は嘘が多い


 経済の実態は株などの相場のチャートに如実に表現されてきますね。 相場は経済の実態の別な表現形態です。為替でも、金でも、原油でも勝手に動いているわけではなく、全てリンクしています。ミクロの動きは結構ランダムですが、マクロ的にはキチット連動しています。ですからチャートは長期、超長期のグラフ類を先ず参考にして、実際に今は相場のどの辺りに居るのかを掴む事が大事なのだと思います。 総論を掴まないで各論を論じても、噛み合いませんね。それと同じだと思います。



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相場のチャートにはいろいろな読み方が有るのでしょうが、超有名な専門家(故人)の理論は非常に参考になりました。それでご紹介しましょう。

・・・・相場の上昇波は5波動・・・
 (1) 第一回上昇波 → (2) 第一回下降波 → (3) 第二回上昇波 → (4) 第二回下降波 (5) 第三回上昇波  

ですから1-2-3-4-5という感じになります。大事なのは今はどの波動の中にいるかという認識ですね。 下降波動なのに勘違いして買いを入れても、大失敗するのはあたり前ですね。

・・・・相場の下降波は3波動

 (1) 第一回下降波 → (2) 第一回上昇波 → (3) 第二回下降波

これで大天井から大底を付けます。

先ほどの長期相場のチャートは良く見ると、大天井から大底まで三波動を形成してます。
若干形に歪みが有りますが見事なものです。お分かりでしょうか。

神様は嘘言わない。幾ら人間がドタンバタンやって抵抗しても、神様の書いたようなグラフになって来る>なんてね。



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経済学のミクロ経済学(部分)の集積はマクロ経済学(全体)にはならない。別な次元で動いているのでしょうか。マクロ経済学は宇宙の理論、つまり神様の理論なのでしょうね。

でも、もっと不思議な事に上昇波動は、注意深く見ていくと9波動に分割出来ます。 下降波動は5波動に分割出来ますね。理論的にキチット説明は出来ないんですが・・・




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」は不思議な数字で、東洋の占星学では「9」は人生の一サイクルを表します。 「ゼロ」の概念はまだ歴史的に新しい(古代アラビア位の時代)。9年ごとに大きな一サイクルを終わります。 「九星学」はその際たる考えですね。 どうも経済学も・・宇宙の波動は「」に操られているようです。 

ゴンドラチェフ循環」とか「ゴンドラチェフ波」という、経済学の考え方が有りますね。



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よく見ると現在は第5は波動目。 つまり9波動の上昇波の途中です。そうすると大きな意味での最後の上昇波


始めの上昇=1 下降=2・・・・・今の上昇=9 となります。




・・いつ大天井が来るのか知りませんが、後は大局感で言えばその後は長期的な下降相場。150年もの間下降相場。下降経済が続くのでしようか?X?X

中国経済が近い将来大方の予想通り、遂にアメリカ経済を抜いて、その後米中大戦争」・・・そんな事を暗示している?X?

爺は現実にはそうはならない・・・その前に旧ソ連型になる・・・と予想してるんですが



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でも離島の爺の言う事は当てにはならな~い

  宇宙の理論、神様の方程式は離島の爺には理解できませんが、実際の動きをチャートにして見せ付けられると、納得せずには居られません。先々の事はミクロの動きに幻惑されますから理解できないにしても、大局的に今の相場は心配要らない上昇相場であるという、爺の考えがお分かりいただけたと思います。

そうして、経済の動きはこの株という長期的な相場のチャートに如実に現れているのも真実なのですね。金でも原油でも非鉄でも穀物でも結果は恐らく同じでしょうね。

でも、爺は証券会社のサラリーマンの経験も有りませんし、ましてや、証券会社から一円も貰った事は有りませんので、お間違いのない様にね。外れてもその時はこの世に存在はしていませんでしょうから・・・

06/18 の午前の相場はここまで書いている段階で、朝の高値寄付きから一転下げ。
 日経平均 前場引値 ¥12.941.80 -91.32 ↓

馬鹿みたい! FOMCのカラスが鳴いたからって。 勝手にしたら。

それで。昼ご飯を食べてから一眠り。 お茶を飲んでから日経のHPを見たら
ちょうど大引け ¥13.007.28  -25.84 ↓



~6/17迄の日足

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明日はきっと高いですね。陰線の中継足ですから。 ¥13.800程度まで行って、さらに上げれば二点底(W型、逆毛抜き型)で、玉整理終わり。 下げたら¥12.600円付近迄で下げて、再度上昇すれば逆三尊形成するパターン。 さらに下値を付けたらこの相場は弱いと見ましょう。 上昇するまで時間が掛かるかもね。 参院選まで駄目かも?


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離島の爺ちゃんの相場観・・・余り当てにしないでねサワラ・猫)・・・と言う事でした。 

という訳で本日は始めにとんでもない自然科学の話になってしまいましたので、金融経済学の話はお休みいたします。 小中学校の皆さん御免なさい!


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 「円の支配者」・・リチャード・ベルナー著の英語版が出版されました。

Princes of the Yen: Japan's Central Bankers and the Transformation of the Economy