茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

新・サワラちゃんの加計呂麻島日記 & 能面・面打ち-002

2014年02月10日 | 教育

 

 サワラちゃんの

 加計呂麻島日記  能面・面打ち

002

 

 

 

 

加計呂麻島・須子茂付近

* 漁船の溜まり付近が改修工事か?防波堤でも造るのか?何時も静か。人に出会わない所!

 

毎日このところ曇りと雨の連続です。梅雨になったような感じ。札幌は「札幌雪祭り」。ソチは「冬季オリンピック」開催中。日本の選手・・<がんばって!> 

畠は現在野菜が生育中。特に手を加えることもなし。

玉葱、キャベツ、大根、白菜、人参、琉球ニンニク、馬鈴薯、島菜~・・後は生育を待つだけ。それにしても毎朝鳥が食害。小さな苗のようなものだけ集中して食べてしまう。それも同じ場所だけ。1/4は鳥に。後1/3はイノシシに掘り起こされる。芋類は危険で~す!

つまり、人間は残りを頂くわけ。経済行為には税金が掛かるのだ! 

 

南方の貝殻・・・フィリッピン方面かな?

 

この写真はフィリッピン方面でのタカラガイの収集された様子のスナップ写真ですが、加計呂麻島では無理かと思いきや・・・そうでもありません。

両脇の白い<ウサギ貝>と中央の下の<ハラダカラ>は少し難しいかな?と言う程度で、大体全てOKなのです・・・驚きましたか!

加計呂麻島はすごいでしょ! 

 

奄美群島は世界的にも有名な貝の宝庫。深く潜ればまだまだ新種の貝が居るらしい。海の色を見れば納得してくれると思います。最近土砂崩れで赤土が海岸に流れ込み、貝が取れなくなりました。そして、韓国、中国近辺からのゴミの流入。彼らには海がゴミ捨て場なのでしょうな。まだまだ文明度は開発途上国。日本の海岸はゴミだらけ。嫌になってしまいますね。

ゴミの中には<注射器(針付き)>が多いのに、とても驚かされます。子供が踏み付けでもしたら大変です。どのような感覚で棄てるのでしょうか。サンダル、スリッパ、スニーカーが3代ゴミの代表。その他ペットボトル(製品名は韓国、中国語が殆ど)も多いですね。一番驚くのはプリンターのカートリッジ。一昔の代表的なタイプ。もう日本では使っていません。これが最近目立ちます。

何故こんな物海に棄てるの! 

 

川や側溝に落ちた、棄てたゴミが・・・海に流れて・・・南シナ海、東シナ海を流れて・・・奄美群島に漂着という具合。 太平洋や近隣の海底には、夥しいゴミが沈んでいるのでしょう。中には金銀財宝も有るのでしょうが。その他に漁船、軍艦、軍用機、人骨・・・etc 

 

  

喫茶店でちょっと一服     

 

突然の大雪に大混乱!・・20年に一度とか。<東京都知事選挙>には大きく影響したことでしょう。固定票に強い候補者には大きなプラスのはず。正に「天の利時の利」です。

 

2014.02.09 PM8:30 段階で当選確実

誠に呆気ない勝利となりました。

 

 

まあ、これで爺も頭を丸めなくて済みました。

爺、良かったね!・サワラちゃん 

序に

東京株式市場の先行きは以前から申しあげてきた通り、先行き何の変更もありません。大勢、中勢は予想通りです。ただし、中国の金融経済状況は何時も不安定要因。常に横目で見て置かれることを望みます。冬季五輪後は荒れるかも。中国がその原因でしょうか。そして、米国のFRBの金融政策でしょうか。発展途上国からの金融資産の米国への移動が、最大の不安要因。当然のことなのですが。中国もその対象国です・・・・・中国のバブル資産300兆円とか。日本の国家予算の3倍。総金融資産の1/5の巨額です・・・・・

では、これにて失礼致します 

 

  

 

奄美群島も時雨れて来ました。気温は20℃近辺。厚着をして行って大汗をかく。セーターを浜辺で一枚脱いで、肩に引っ掛けて6箇所の浜辺を歩き回りました。

こんな状態の中で貝拾いをする爺の姿に、島民は唯呆れ顔  

 

 

採集結果B級品ばっかり 

 

 

詳細は「南西諸島貝殻学入門」をどうぞ!

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能面・面打ち

 

 

 

先々回は「当て型」について書いてみました。今回はその続きをご覧ください。 

 

能面当て型」-002

 

「当て型」

 

 ↑↓

               当て型の使い方の一例

* 当て型の詳細な使い方は、後日にご紹介します。

前回は「当て型」の紹介を行いました。「当て型」は能面師により、これを使う方/使わぬ方の2種類があります。名人クラスの長沢 氏春・堀 安右衛門・鈴木 慶雲師などの方々は、当て型の使用を是認する立場です。と思えば絶対反対の強健者も居られるという具合。

爺も是認する立場。特異な能力は持って居りませんので・・・ということから、一般の方は使用された方が宜しいと思います。そして、何れこれから離れていくのもまた宜しいかと・・

長沢 氏春師・鈴木 慶雲師などは、最小限の当て型を作成し使用していたようです。それに引き換堀 安右衛門師は可なり多数の複雑な当て型を使用されておられました

爺は堀師の立場に近い使用の仕方を取っております。

上記の名人の方々は、「当て型+本面や本面の写し」の両方を使用され、面打ちをされておられたようです。ここまでされれば正に120%の備えでしょうか。素人レベルにはとても出来ない相談。

 

名人・長沢 氏春師の面打ちの写真の一部(以下同じ)

         木取りの段階 1                 木取りの段階 2

             

 

素人レベルでも能面写真集、出来るだけ数多くの詳細な当て型があれば、例え「木型」や「本面の写し」がなくとも、丁寧な仕事を心がければ、可なりのレベルまでは可能だとお思います。後は長年の修練と努力と才能でしょうね(但し、才能だけは如何ともしがたいものなのですが

 

     木取りから荒彫りへの途中             荒彫りの初期段階

           

 

 いずれにしても大事なことは、その方にあった方法で能面の三次元形状のデータを、大脳の中に取り入れれば良い訳で、手法は各人各人で選択されれば宜しいということになります。

 

          

 

彩色の前段階(彫刻段階の終了)で、ここまで辿り着けば良いと言うわけです。

ここから胡粉を塗り、何十回となく塗りと研ぎ上げを反復して、難関の彩色に入って行きます。

 

小作り完成段階・・小面

 

長沢 氏春師作・「小面」

 

一度でも面打ちを一通りこなした方は、このような写真と説明でご理解できるかと思いますが、初めての方はなかなか大変。先ずはこれからゆっくりゆっくり進んでまいりますので、ご心配なく! 

 

 

 

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新・サワラちゃんの加計呂麻島日記 & 能面・面打ち -01

2014年02月03日 | 教育

 

  サワラちゃんの

 加計呂麻島日記  能面・面打ち

001

 

 

 

 

 今日も朝から穏やかな春のような暖かい日和です。自宅の書斎兼寝室の部屋の窓から拡がる裏山は、朝日に仄かに浮かび上がっております。鳥の声が早朝から山のあちこちから聞こえ始め、時間の経つに従って出演者が順番に交代していきます。始めは雀からそして様々な鳥達、締めは<カラス>が屋根で地団駄を踏んで終わりです。

昼ごろになると啄木鳥の仲間の<アカゲラ>でしょうか、軽やかなタッチで枯れ木を突く音が聞こえてきます。畑を耕していると何時もそんな光景に出くわします。田舎の束の間の幸せな時間・・・・

ここ、加計呂麻島に大津から移住してきて2年半弱となりました。今年の正月は本当に長閑で静かなそして穏やかでした。近所の家の帰省の方達と懇談したり、生後8っ月程の女の赤ちゃんを抱っこしたり、田舎ならではの楽しいひと時でした。

 

 

 

 ブログを造りながらふと窓越しを見上げると、ひっそりとして何も聞こえない空間の向こうに、裏山が寝そべっております。もう、AM:9.30頃でしょうか。<いいもんですね>

人口千人にも満たない70平方KM程度の離れ小島。外部と適当に遮断されておりますので、余計な情報も入らず、犯罪も皆無で万事のんびり。郵便局さえも2~3つ野山超えをする始末。でも、施錠もしないで出かけても心配なし。皆さん全て顔見知りですからね。心配無用!

こんな感じですから!

* ↑ 爺の家では有りません

晴れた日は海の色は最高ですね。北海道生まれの爺には大好きな色。何せ北の海は特に日本海はいつも鉛色の海が拡がっていることが多いので、海の色には関心が有りませんでした。エメラルド・グリーンの海はミクロネシアやマクロネシアの海の色と思い込んでおりましたので・・

緋寒桜

近くのマグロの人工飼育の水産研究所の緋寒桜

 

嘉入>の里の桜の花びら

カメラを持って島をぐる~と回ると、春の息吹を感じます。

 

まあ、次回からはこんな調子で持って、奄美群島・加計呂麻島をカメラでご紹介してみたいと思います。そのような訳で臭い危ない話はこれからだんだん少なくなっていくと思いますが、悪しからず。

その代わり、「精進百選 ・水上 勉著」「清貧の思想 ・ 中野孝次著」を定本として、日々思う事共を書いてみたいと思います。  

 

  

喫茶店でちょっと一服     

 

もう少しで<ソチ・冬季オリンピック>が始まります。爺は北国の生まれにしては、スケートもスキーも関心がない。唯ひとつ<フィギャー>のみ。

名古屋で13年間暮らした事もあって、「浅田 真央ちゃん」の大フアン! これのみ。 

彼女が金メダル取ってくれれば爺は大満足!

余りストレスかけさせないで、暖かく見守りましょう。 

 

傍に「十一面観音さん」のお写真と厄除けの「クモガイ」が有るので大丈夫!

 

東京都知事選挙 

 

次期と東京都知事はだれかな~?

 

 

金融経済学入門講座  

 

             株式市場の天気予報 

東京市場  14.914.53  92.53 ↓ 01-31

NY市場  15.698.86 149.76 ↓ 01-31 

 先々回も書きましたとおり、市場はドタンバッタンと上下動は激しいようですが、実は玉整理なのですね。新旧の市場への介入者の入れ替えなのです。市場に新たに入ってくる方、去っていく方との入れ替わり。それで値動きが激しいのです。FRBの問題は昨年からバーナンキ議長が言っていた事で、今更新しきことでも有りません。新興国の通貨不安の発生も予定通りです。

新・FRB議長 

 

中国のバブル経済破綻の危険性も承知の事実。何の目新しいことではありません。昨年夏に中国経済破綻が2014、春に有るかも知れないとは、ジャーナリズムが囃していたではありませんか。ただ、事が予想通りに発生しているだけです。目先筋の売買はこんなものです。

中勢チャートで見ると、株式も通貨も当たり前の動きをしているだけです。現物投資家は何も騒いでおりません。しかし、目先筋は戦々恐々でしょうね。投資態度の違いです。爺は現物長期投資で考えて書いております。

日本経済は長期経済波動のチャートを見る限り、Take off しております。ちょっこらちょいとでは破綻はしません。それほど信頼性は高いのです。安部首相はそれを十分承知で、アベノミックスを引っさげて再度政界に登場しました。財務大臣・副首相の麻生氏は実務家・政治家であり、日銀総裁の黒田氏は大蔵省・財務官からのプロです。彼は単なる役人ではありません。

今のところ早々とM氏当選をぶち上げた爺の予想通り。選挙は最後まで分かりませんがね~・・・産経、読売、朝日、日経はM氏リードと報道・・

爺は無党派ですが、離島の離島から見ておりますとね・・・・・

 

九州・福岡・3人コンビ

               

                 

 

今の野党でこの布陣に対抗できる政党は皆無。実際産業界は諸手を挙げて協力を始め、企業実績は大手だけは上昇気流に乗っかり始めております。経済界に悪影響を及ぼす要因は余り有りません。中韓だけが煽りを食って大騒ぎで、告げ口外交に騒いでいるだけ。昔日の繁栄の日本経済が怖いだけでしょう。周辺諸外国は知らん振りで黙っております。そのほうが利巧だからです。

 

                     

 

勝ち馬に乗れが政治経済界の基本的セオリー。ロシアのプーチン大統領は充分これを知っているでしょうし、その上での行動に出るでしょう。2020年の東京オリンピックまでは、相場は紆余曲折が多少有っても基本的に上昇相場です。昭和39年の東京オリンピックがどれだけ日本経済を押し上げましたでしょうか。実績があります。オリンピック開催国で経済がそれまでにOUTになった国が有るでしょうか。基本的に強気で宜しいんではないでしょうか。

 

                   

 

 HPを見ておりますと、世界中で中韓が共同で反日宣伝活動をしております。でも、この手のやり方が成功した事例は、歴史上聞いた事がありません。神仏に反く行為は成就しないのです。自らの過去の歴史を、この際良く学び直し検証してみる事をお勧めします。

恐らく恥じ入って冷や汗ものでしょう。

古代中国、朝鮮の歴史は世界史にも稀に見る、非情な歴史でもありました。自慢には決してなりますまい。人間という者は、被害は良く覚えておりますが、加害は忘れてしまうものです

被害者=過去の加害者 でもあることが多い!

それよりも混乱した国内情勢を良く見て、ガス抜きを図ることなく、より民主的な社会を構築すべきです。言論統制などはもってのほかではないでしょうか。習主席、朴大統領諸君!。

 

 

まあ、そんあこんなで離島のまた離島から、日本・世界を見てかように観ております。今回でこの手の話題は終了致し、次回からは<能面・面打ち>の世界をテーマに書いて見たいと思います。

 

 

次回から始めます「能面・面打ち」の簡単なご案内

 

仏間面打ち作業場

仏像・能面の資料を一箇所に纏めました。ヤル気満々!!!

 

 

 

彩色の岩絵の具の一部

 

彩色の道具と小道具

 

 

これから研がなければならない鑿、小刀類の一部

 

 

研ぐと言っても簡単では有りません。切れなきゃ駄目!

 

 

爺の住まう集落も2回の自然災害の痛手から立ち直り落ち着いてきました。やっと、念願の能面・面打ち・仏像研究・貝の整理に本格的に着手出来そう。

もう、各々方邪魔しないでね

 

  と言うわけで、本日はオシマ~ィ!  

 

お知らせ

次回は2014.02.10更改です。 

 

 

 

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