茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

サワラチャンの加計呂麻日記-048

2013年07月27日 | 教育

 

                             サワラちゃんの加計呂麻日記

                         -048

 

 

 

 Tahiti

 

 いよいよGWが始まりました。8月のお盆までは日本中はおろか海外の至るところに、日本人が出現して、交通機関が国内線のようになってしまうのでしょうか。今年は東南アジアからの旅行客も増加傾向に有るようで、年間一千万人の訪日旅行客の目標は達成できましょうか。

西南諸島は連日日照り続きで、畑も道路も乾ききって真っ白な状態。西日本も日照り続きで農家も頭が痛いと思います。物事が一方向に傾きすぎる傾向が、最近自然現象以外にも顕著に現れてくるようになりました。「中庸」と言う言葉がありますが、社会現象にもそれが犯罪や個人、国家間の争いに現れて来るようになってくると問題です。

 

                                        

 

 参議院選挙も終わりました。時代の歯車が一つ進んだということでしょうか。結果は大方の予想通りに終わりました。 これからは「消費税」・「TPP」・「尖閣諸島等・対中国問題」でしょう。

消費税」の実施時期に対して、賛否両論が湧き上がって来つつあります。財務省筋は財政の健全化の趣旨から、当然実行。三党合意も有るからでしょうか。浜田エール大・内閣参与は経済に水を掛けるような行為であることから反対を表明。漸く実体経済がTake Off 仕かけたにもかかわらず、消費者の購買意欲の足を引っ張る行為は自殺行為とか・・・・G20では日本の財政規律についてイチャモン付きましたから・・・舅や姑が多いから大変です・・・所詮は諸外国の日本に対する潜在的恐怖心が見え見えですな。

               浜田内閣参与

 

自動車産業の関税問題はデトロイト問題で激しさを増すと思います。何時までも日米決戦!は続きます。何しろ「造る技術」は苦手な連中が多いから・・・にもかかわらず金融などは練達の士なのですがね。 

 

G20・2013

 

 公的な出費で無駄が多いのも事実。不明朗な公的支出もいろいろ指摘されております。先ずはここから是正が必要。民間企業や市民は自腹会計ですからすぐシビアーになるのですが、その他はどうもということになりかけない。 <前からそうですから・・>なんてね。

 

 今後は自民党の衆参議員票の独占で「日銀法の再改正」も有るのでしょうか。旧大蔵省の高級官僚の黒田日銀総裁就任・・・アベノミックス・・・この先に来るのは何でしょうか。ついこの前改正された日銀法の改正は、簡単に論じれるものではありません。第二次世界大戦の大変革を経験しても、すぐには改正されることがなかった日銀法・・・・<失われた15年>問題を深く検証してみて、先の日銀法の問題点を冷静に検証して、遣るべきものであるなら果敢に行うのも一つかと考えます。いずれにしても、慎重にやってもらいたいと思います。

                     司馬遷

 

 余談になりますが、離島の爺が昔取った何とかやらで、今頃になって糞面白くもない参考書や小冊子を本棚の奥から引っ張り出してきて読み漁り、「金融経済学超入門」なぞというブログを書き始めたのも、単なる時代への郷愁ではなく、時代の荒波に弄ばれた一人の人間としての、遺書を書こうとしているのかもしれませんね。

失われた15~20年間の間には、随分、自殺したり、病死したり、行方不明になった知人も多く出ました。皆さんの中にもご他聞にもれずの方もお有りになると思いますが・・・・ただ、古代中国の史記の司馬遷程には気負ってはいませんがね・・

 

           喫茶店でちょと一服

              株式市場天気予報 

 7/23 

 夏真っ盛りのころですが、参院選も終わり上海市場も落ち着いてきたようで、2008年辺りの下降相場での因果玉も漸く少しづつ解れて来ました様で、ジリジリと東京市場も上がって来ました。¥14.700Point 奪回してます。チャート的にはこのままジリジリ上げ、最後は急進すれば理想的な爺命名の<逆フォルテ曲線>を描きそうです。 でも、まだまだ安心は禁物。理想はいつも海外からの悪材料でパ~になりますから。 折も折、ニュージーランド、中国でM6.5クラスの大地震発生。前もそうでした。その後の日本でも相当大きなのが発生しましたね。

思い起こせば。用心用心!

大引け 14.778.51  120.47 ↑ 強い陽線で終わりました。明日が楽しみです。上海、インドも堅調です。このまま行ってほしいです。

7/24

 とか何とか言ったのにもかかわらず、一夜明けたらまた軟調。昔の塩付け株の五月雨売りが続いているのです。選挙目当ての目先筋の売りもあり。なかなか上へいけないのです。

大引け 14.731.28  47.23 ↓ 2008年前半で6ヶ月も揉んだのですから、その際の因果玉が如何に多かったかが分かるような状態です。少しの間はぶら下り玉が無くなるまで、しばらくの間は蟹の横歩きになりますね。罫線的には横倒しの三角保ちあいになっているので、明日か明後日保ちあい離れをすると思います。

                           ↓目標 因果玉形成期       ↓ 五月雨売り  

少しの間我慢ですね。NYとは状況はまったく違うのですから、この辺りを錯覚してはいけません。

 

先行きは高い・・¥20.000 は年内有るかもと思いつつ、上海市場は怖いし、消費税・TPP・尖閣諸島など、多くの地雷が転がっている野原を歩く感じ。月足で見るとここの整理が終われば、いやでも応でも2007年の頂上を狙って行くのです。突発的な事がない限り。大地震! 中国経済崩壊!etc・・・

           こればかりは神のみぞ知る         そうだにゃ~ 

 

       ↓ エベレストの頂上                  ↓ まだこの辺・ベースキャンプ程度

 

                     幼年期相場 ↑       ↑ 壮年期相場・(始まったばかり)

 でも、日経ダウ¥20.000近辺の岩盤は物凄い厚さ。因果の腐れ玉がどの位残っているのでしょうか。世界中の皆さんの箪笥や机の引き出しの中に・・・・この大岩盤を打ち抜いて上に行けるんでしょうか。核爆弾でもないと破壊できないかもね。分かりましぇん! 

7/25

 本日も開始早々低調ムード。買い材料が少ないのでしょう。五月雨売りを何とかこなしているという感じ。後場になってとうとう三角保ちあい下別れか・・落ちて来ました。上海、インドも下降線。

 大引け ¥14.562.93 168.35 ↓  やはり、やっぱし・・下離れ。ぶら下り玉を振るうには仕様がありません。 先物が牽引している感じ。 GW中はこんな感じでモチャモチャするでしょう。金持ちは海外へ行ってバカンス・・・相場のことは頭にないでしょな。 ニャンとも 

7/26

 大引け ¥14.129.98  432.95 ↓    とうとう投げ崩れてしまいました。円高になっております。嫌気でしょうか。 それよりも因果玉が如何に大量に有るか、目先に好材料なし、選挙は終わった、GWに入る・・・・これでは相場は持ちません。ぶら下り玉さんは降りてもらうしかありません。 NYとは似て非なるものなのですね。

でも、悲観は要りません。 整理には時間が必要なのです。1326週移動平均線は上昇中。特に大勢に心配なしというところでしょうか。相場的には今回のこれは必要悪でしょうか。GW中は遊んでいるしかありません。

海浜で貝拾いでもして、宝探しでもしましょう。爺のように。 そ~だにゃ~ 

 

 


サワラチャンの加計呂麻日記-047

2013年07月22日 | 教育

 

       サワラちゃんの加計呂麻日記

                    -047

 

 

 南太平洋

 

 いよいよGWも始まりました。今年も海外へ、南太平洋にたくさんの方達が出かける・・・

     紺碧の空、エメラルド・グリーンの海。白い珊瑚礁の砂、白い入道雲・・・

 

 今週からこのブログも夏休みモードに入ります。 8/20の旧盆明けまでは金融経済学入門講座は夏休みです。それまでは雑談と<株式天気予報>をお送りします。

 

                    

 

  筆者の住まう加計呂麻島の風景は、上記の写真と余り変わりが有りません。どこか常夏の南太平洋といった気分。エメラルド・グリーンの海と言うのは、爺はこちらへ来てから初めて実感しました。生まれが北国ですので、故郷の日本海の海は何時も鈍い青さで、南海の青さとは大違い。冬などは濁ったような海の青さに、重苦しい感じで押しつぶされそうでした。

珊瑚礁の浜はあくまでも白く眼が痛いくらい。 強い紫外線が錐のように肌を刺してきます。長袖を着ていかないと、火傷をすることがあるので注意が必要です。麦藁帽子を被って手拭を持って、砂浜を只管貝探しをしながら何Kmも歩いていく。ふと我に返って海を見てその青さにまた驚く。

兎に角人が歩いていないので、プライベート・ビーチそのもの。気軽ですね。コーラの缶一個持って、岩礁から岩礁へ、砂浜から砂浜へ・・・至福のときですね。

 

 

本の10分位の砂浜ブラブラで拾った貝殻17個・・・小さい小物ばかり。最近海が荒れないので貝殻が砂浜に寄り付きません。似たようでもそれぞれ種類が違うのです。同定は意外と難しい。

 

 タガヤサンミナシ ↓                  タケノコガイ・ナツメガイ・ルリガイ

        

 

左の貝は<タガヤサンミナシ>・・小さいですが猛毒の貝。 刺されたら人間も危ない!イモガイの類は強弱は有りますが、皆毒が有るようで気を付けないとね。珊瑚は硬いので貝殻が欠けやすい。タケノコガイ以外は結構完品状態。 特にナツメガイ・ルリガイは95点/100位ね。

 

  喫茶店でちょっと一服

               株式市場天気予報 

 

 先週の市場は最終日に崩れてしまいました。上海市場も危険水域の1900台にまた入りました。デトロイトというアメリカに於ける自動車産業のメッカ! GMの企業城下町です。240万から70万人台に人口が減少し、デフォルト状態になりました。GMといえば日本ではトヨタですね。豊田市がデフォルトになった。現在の日本では考えられない状態。

海外の人達にとっては寝耳に水の状態。 突然の悪材料には市場は弱い。7/19も次第に荒れ始め一時は400安まで有りました。素人はなかなか手を出せなくなるかも。梯子のイメージでは下には中国のワン子・<影の銀行>が睨んでいる。上ではアメリカの都市のデフォルト。梯子の途中でウロタエルだけ。困ったものです。

 

                          上海市場  ↑

爺が言っていた数学的な美しい軌跡・逆フォルテ曲線は途中で空中分解かも ?x?  NYはそれほどの影響もなし。織り込み済みでしたか。でも、連続してデフォルト都市が出てくる可能性は大きいですね。これで遠慮がなくなったから・・・・・

 

 

日経平均とNY平均の比較を見ますと、最近は同調しております。日経の5月上旬の戻り高値がピッチが早すぎた感もありますね。一度14000台に突っ込んで、ぶら下り玉を振り落とさなければ上はきついです。参院選後のやれやれ売りも有りますので、そのようになるでしょう。GWが+かーの何れに作用するか・・・

G20向けに金利の完全自由化を中国が打ち出しましたが、統制経済が基本の共産党体制がどこまでそれを実行できるのでしょうか。これが旧ソ連の<ペレストロイカ>なのでしょうか。自縄自縛に陥らなければと心配します。 金利が自由化されれば市場金利は次第に安めにシフトして行きますから、海外からの資本の流入はもう望めなく、返って流出がますます大きくなるかも。

                       ゴルバチョフ

 

過日の<東南アジアの金融恐慌>を思い出します。後はIMFの出番になるのでしようか。何時ものパターンの再現でしょうか・・・爺には予想は難しいね?x?  

 7/22 

 東京株式市場はかなり高く寄り付きましたが、その後は静か。そりゃそうでしょう。成り行き売りで仕かけたプロも数多いでしょうね。 爺だったら前日の大引け前に売り逃げます。罫線的にも下への突っ込みはありますでしょうし、長期狙い・現物買い以外は逃げるのが常道。前場も+3 程。何ということもなし。GW中は気だるい相場展開かもね。 後は中国・上海市場次第です。

  大引け 14.658.04  68.13 ↑ 中程度の陰線が2本寄り添いになりました。下げ渋り状態です。下値に買いが有るとの認識。悪材料も出なければこれ以上の下値はありません。

逆フォルテ曲線は形成中予想通りになるかもね。でも、突然の悪材料出現には気を付けましょう

2513週移動平均線ゴールデン・クロスが出てます。 26週移動平均線も順調に上昇中。

      「消費税UP」が秋頃までに・・・・ どうにゃるか? 安部さん次第 ?  

 

 


サワラチャンの加計呂麻日記-046

2013年07月14日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                  -046

 

 

&

 

 

 

 台風7号が中国大陸に上陸してから、太平洋高気圧はさらに大きな顔をして居座っております。まだ8月が次に控えておりますので、当分乾季が続くのでしょうか。このところ自然現象の一方向の偏りが顕著になってきました。熱帯並みの高温が続いたり、雨が降り始めると同じ場所に居座り続けて災害が出るまで降り続くなど、従来に見られなかった現象が頻繁に現れております。

地球の大きな気候は氷河期に入ってきたと共に、太陽の活動が極端に弱くなってき、地球温暖化現象で大気温が上昇。この鬩ぎ合いの中で極端な気候変動が起こるとか。今回もチベット高気圧と太平洋高気圧が二段重ねになっている状態なので、台風が北西へ移動できないで中国大陸に向かうとか。気象庁の衛星写真の北半球部分を実写している写真や動画を見ると、意味が理解できます。

 

                          

 

                  ケネディ新大使内定、政府歓迎日本重視の表れ

 

 という見出しの記事が数多く見られます。大統領を始め様々な政財界の著名人を出してきた名門のご婦人だそうです。当年55歳。 運命学的にはここ2~3年間は良好な人。日本にとっては良かったかもしれません。ただ、政治歴のない方のようで、どこかの国の中日大使であった方のように物議を醸さぬ様にお願いしたいですね。 知的なリベラルな方だと思いますが。

                       ロライン・ケネディー

 

故ケネディ元米大統領の長女のキャロライン・ケネディ氏の人となりは、爺は良く存じませんが。日本人には意外と好評だと思います。オバマ大統領も考えましたね。評価はなかなか分からないことが多く難しいですが。マイナスにはならないと思います。夏(English)のオッサンみたいな鼻っ柱の強い方ですと、今の安部さんには迷惑だと思いますので・・・バーナンキ議長どうなるんでしょうかね

NY株式は新高値更新! 日本もそこそこ上昇して来ましたところで参議院選挙。今のところ圧勝とか。恐らくそうなるでしょう。オバマ大統領も安部首相も運がツイテいますよね。驚いたことにオバマさんと習さんが年が違うが、星回りは同じ。 両人とも最悪期を抜けておりますので、先には明かりが点いております。 イヤハヤどうなりますことか。神様もよう考えましたな。

 

 

  喫茶店でちょっと一服

                株式市場天気予報  

                          

 

7/15    3連休最後の日ですが、概ね晴天の所が多いようですね。国際政治経済も余り突飛なニュースもないようです。参院選まで後1週間・相場は4日間。 NY市場も兆型の浅い突っ込みは有ると思います。ここで若干調整しないと・・・・

悪材料がでなければ、日経平均も堅調に行くとは思うのですが。月足を見てみますと2008年夏前後の大きなもみ合いの辺りの玉ほぐしが現在のモタモタの遠因という事が分かります。

 

                                   ↓ 大もみ合い

                                         月 足         ↓ リーマンショック 

 

2008-9のリーマンショックの大暴落への途中の大もみ合いの所ですね。ここでの因果玉が今頃解れていると言う事になります。現物株を持っていた方のやれヤレ売りを浴びていたということになりますでしょうか。ですから玉ほぐしには若干時間が掛かるということでしょう。これで日経平均のモタモタの理由について、理解がいかれると思います。相場は単に目先の理由だけで(中国経済だけで)動いている訳ではないのですね。

資金に余裕のある現物買いの方は、月足を見られて長期戦で相場を張りますので、リスクが少なくなります。ですから2012.夏迄に仕込んだ方は、このチャートを見る限り、今は絶対に売りませんでしょう。天井のサインが出てくるまで、日経平均¥20.000が来るまでは。米国が先に天井を付けるかもしれませんが、それまでは買い突っ張るでしょうか・・・・・爺の山勘ですが? 

金持ちは常に儲かるようになっているのでしょうな

 7/16    本日は東京証券取引所大阪証券取引所とが合併し、世界第3位の規模の取引所になったとか。ご祝儀相場で朝高でしたが、その後サッパリ。来週からはGWですから、一般の方は眼が地方か海外に向いているのかも。

    大引け ¥14.599.12 92.87 ↑ 罫線的には穴を開けたのですが、陰線でした。選挙までジリジリ上がっていくつもりでしょうか。元気が感じられません。戻り売りの小雨の中を攀じ登っているような感じですね。 後、3日間です。 

 7/17    折角の昨日の値上がりも一晩でチョン! ご祝儀相場面目躍如!

これを<行って来い>と言います。上海相場もさえない展開です。

    大引け ¥14.615.04 15.92 ↑ 結局陽線で終わったのですが、NYも兆型で一休み。東京も上海と参院選挙を両目に見て、余り動けない展開でしょうか。

 7/18    じり高気配。選挙前は高いのが通例。GWも夏休みも近い。逆フォルテ曲線を株価は描きそうではあるが・・・さ~て? 

        大引け ¥14.808.50 193.46 ↑ これで少々長い2本の陽線を付けました。逆フォルテ曲線の可能性は高くなりました。NYと同じく戻り高値でしょうか。 今週はあと1日。でも、上海は下降線!今晩のNY次第ですね。・・・ 用心、用心! 

7/19      何とかNYも兆型から上昇を始めました。今日の東京も高くなるでしょうね。 瞬間的に¥15.000をつけるかな? でもシカゴ先物は少し自重気味・・・余り飛ばせないかな??(AM 5:30)

デトロイト

 

 

  ビッグニュースが飛び込んで来ました。GMの本拠地デトロイトが破産! それにしてはNYがオカシイデスネ。 大手の業者は既に知っているはずですが。 東京も大きな動きなし。織り込み済みとはいかないでしょう。これからでしょうか。余りにも大きすぎて不消化かな?

カリフォルニアのオレンジ郡の不動産問題が後日、アメリカ経済に重大な問題を引き起こす端緒となった事を思い出します。先々は相場の動向は要注意!!! 

                                      日経平均株価  ↓   崩れの形、下押しあり

                    上海市場  ↑  2000割り込み

 大引け ¥14.589.91 218.59↓ デトロイトの破産はやはり東京にはダメージが大きかった。棒下げにはならなかったが、予想外の悪材料の発表に罫線的にはいけませんな~。アメリカ国内では承知の事実ですが、外国はかなりショックでしょう。上海市場も下げてきました。また同じような問題の蒸し返しでしょう。2000point を割り込んでいます。

デトロイト問題は日本の夕張どころの騒ぎではありません。先々、大暴落の呼び水にならぬ事を願うのみ。 参院選は自公楽勝の予想ですが、その後の消費税、対中国、TPPが大変。米中と激突など御免ですが分かりません。  太平洋の波は高くなりそう。 

               ( だから言ったでしょ・予想外のニュース・・Nya~n  ) 

 

 

 「金融経済学入門講座

 

 

 

 

大正末期から昭和初期に掛けての金融・経済的状況を端的に表現するとしたら・・

A- 昭和大恐慌・世界的大恐慌

B- 金本位制から通貨管理制度」への大変換

C- 自由主義的経済から国家管理経済の移行期

D- 政党政治から軍国主義へ 

という表現になるのではないのでしょうか。戦後随分たったころから、アジアの発展途上国から羨望の的で見られた<日本方式による高度経済成長>の原点はどこから始まったんでしょうか。並行して何時も語られる<戦後復興>と言う言葉。

                    敗戦

 

 子供のころの学校教育では、日本の戦後復興や高度成長の原動力は、敗戦後の米国からの多額の援助が有ったから、可能だったかのような説明を教師から受けて来ました。今でもそのように考えている方々もかなり多いかと思います。

              アメリカからの援助物資

 

では、ここで質問・・・<戦争で完全に完敗し、国土を焦土化された日独が何故、欧米先進諸国よりも早く経済的復興を遂げ、且つGMP世界2,3位になったのでしょうか。英・仏・中はいったい何をしてたんでしょうか???

                          吉田 ・ 岸 ・ 水田

東海道新幹線開通

どのように答えられますでしょうか。 その答えが1920年代前後の日本(独)の金融経済状況に求めることが出来ます。 

<1920年代の日本は自由主義経済の時代>

 

 

 そんな馬鹿な!と反論される方もいると思います。封建制度の江戸幕府が崩壊し、薩長主導で創りあげられた明治政府。国家管理のガチガチ国家のはずなのに、自由主義的経済なんてなる筈もない・・・・と憶測するのも無理からぬ事。 特に江戸幕府はフランスが援助。その他の対抗馬は英国、ドイツ(プロシャ)、その他欧米諸国・・・法律でも大陸法が幅を利かせていた国も多い。・・・・無理よそんなこと

なかなか筋の通った反論のなのですが、結論はさにあらず。

 自由放任の経済システム ・ 純粋な自由市場資本主義 ・高い消費率と低い貯蓄率 ・ 直接金融市場が主流 ・ 高い失業率  etc

それは現在のアメリカ経済そのままでしょうが>って言いたい位・・・

これが1920年代の日本であるとしたら・・・ですから。江戸時代の封建的な政治経済システムの延長上に、戦後の経済システムはなかったわけになります。 これが歴史的事実です。

三井・住友・三菱・安田・日産・・・・このような名を冠した企業が現在いくつも残っておりますが、当時のような「財閥」と呼ばれるような巨大組織は戦後GHQによって解体されました。 中規模な形では現在も存続しておりますが、当時ほどの巨大で強力な組織ではありませんが。

日本の三大財閥

  

                         旧三井銀行

 *  バブル崩壊を経て銀行の再編が進み、以前は各財閥ごとに財閥の名を冠した銀行が存在したが、現在は三井住友、三菱東京UFJ銀行のみである。その他は他の名前に埋没してしまいました

 

 大正から昭和初期には、現在のようなアメリカ型の金融経済が謳歌していたのでした。そして、最後の世界恐慌というNYに端発した恐慌が全世界に広まり、世界経済が破綻しそうになっていったのです。世界の主要先進国(当時は1等国とも言っていたようですが)は金融経済的に相互にリンクしておりましたから、一国の問題で済むはずも有りませんでした。

経済恐慌                          

 

金融・・国際金融・・・・通貨制度・・・・為替制度・・がその主たる要因でした。特にその中で「金本位制」という通貨制度と為替制度は、現在もそうですがかなりの影響力を各国経済に及ぼしたのです。

金本位制」とか「金解禁」とか言う経済用語は良く聞きますが、これって何でしょうか?

 

 

 

金本位制

金貨本位制 ・ 金地金本位制 ・ 金為替本位制

 金本位制は以上の3種類を意味しています。国家の根幹となる貨幣となす基準を「」と定め、金を本位貨幣とし、これに自由鋳造、自由融解、無制限通用力を与えたものです。江戸時代の日本では金よりもに主体が置かれていましたので、多量の金が欧米諸国に流失して、「黄金の国・ジパング」なる言葉が出来上がったこともありました。

金地金制は中央銀行が兌換紙幣と補助硬貨を発行し、貨幣価値を金に裏付けさせるシステムをさします。当時の日本の紙幣は兌換紙幣でした。為替を通じて通貨と金の交換をするシステムが金為替本位制です。

古代ヨーロッパでは特定の金細工職人のグループが、王侯諸侯から金を預かり、その受取書なるものが他の経済的取引に利用されるというような、経済システムが確立しておりましたが、兌換紙幣の先駆けでもあり、また、これが金融(金融の創造)の歴史的な始まりともなりましたのはご存知の通り。

 

 

昭和初期の金融経済の大変動により、時の政府は関東大震災なども影響もあり、大変舵取りに苦慮しておりました。軍部の台頭もあり政党政治の大きな変化にも翻弄され、金本位制を止めてみたり、復活してみたりと試行錯誤が何回ともなく続き、それが時代を大きく変動させていく結果にもなりました。

次回は金本位制というメカニズムについて、もう少し立ち入って書き、次に「管理通貨制度」に進んでみましょう。 これらは国際金融に関係してきますので、ややこしくなりますでしょうか。

* 出来るだけ中学・高校生の皆さんにも理解出来るレベルを保ちたいと考えております。

 

 

 姉妹ブログ

西南諸島貝殻学入門

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サワラちゃんの加計呂麻日記-045

2013年07月13日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                  -045

 

 

 

 連日うだる様な暑い日が続いております。 ここ西南諸島でも33~34℃とか。 湿度65%位なので、潮風が吹くとそれほど蒸し暑くはありません。  布団や衣類を虫干しにするチャンスです。

島というのは湿度が高いので、洗濯物を干しても幾分湿り気を感じる、半乾きの状態になります。洗濯機で幾分乾燥させてから、日当たりで干さなければなりません。怖いのは突然やってくるスコールです。うっかりしていると元の木阿弥。その間は外出もままならず。

 かなり強烈な台風が石垣方面から中国大陸に向かっているようです。(7/11時点)宮古島では飛行機で急遽マンゴーを避難させたとか。南国らしいですね。こんな事言うと不謹慎なんですが、爺のような貝殻好きの仲間は、心中で心待ちにしているのです。台風通過後は珍しい海深くに潜んでいる貝が、浜に打ち上げられるからです。中には生きたレアーものも有りますので、大チャンスなのですが・・・・(う~ん?)

・・・<台風さん・・お手柔らかにね! てげ~てげ~に 

 

 

 HPを見ておりますと海外のいろいろな話が飛び込んで来ます。主要日刊紙がないので(スポーツ紙はあるとか?)もっぱらインターネット便り。Twitterは同じ内容ばかりで興味もありません。どうしても国内外の新聞社のHPを閲覧することになります。

 中国の鉄道省の高級幹部が裁判を受けて、執行猶予付きの死刑判決とか。この前も書きましたが、「影の銀行」関連の内部告発した、政府の高官は正にこの結果になりますでしょうかね。どのようになりますでしょうか。爺は告発にはならないと思います。出来ませんでしょう。内部の暗闘の力関係で。そんな事やっている場合じゃないんです。

            死刑判決(執行猶予付き)

 

毛沢東元主席の最後のお母ちゃんも同じでしたね。 出来っこありません。どこの国もおなじですね。でも、知っていると思いますが、通常中国で死刑判決を受けたら、即執行ですからね。甘くはありません。しかし、鉄道の作業員から成り上がって、最高のポストに上り詰めたにもかかわらず、権力の後は賄賂・・<>・・なんですね。 いずこも同じ秋の夕暮れですか。

 米中で面白い話し合いが進行中。 題して「戦略・経済対話」だそうですね。南・東シナ海の問題からサイバー攻撃、懸案の「影の銀行」の問題まで。お互いに脛に傷有るどうしですから、どのような事に相成るのかわかりませんが。中継録画してくれると、観ながら途中で噴出して笑ってしまうかもしれません。掛け合い漫才と同じでしょうか。昔の大阪花月の・・・

でも良いことかもしれません。 お互い何も言わないで腹に込めていないで、言いたいことをはっきり言うのは・・・<物言わぬは腹膨るる技なりとか>・・・ディぺートちゅうのは良いことね。それで改めるは改める。言えば言質を取られるから、責任を自動的に持つことになる。日本の伝統の腹芸は感心しません。これは最高幹部が平手でやる場合に限る。部下がやるべきではない。

                          毛元主席

 

昔、田中元首相と周恩来首相が大平さんを交えてガンガンやりあったそうです。相手から「法非」と言われる程。その後、毛沢東主席が・・<どうでっか、散々やり合いましたか>って、田中元首相に言われたとか。・・・いろいろ有った方ですけれど・・・器が違いますな!

              周恩来首相               田中首相  

 

毛・元主席を尊崇するという、習主席もこの器の部分を見習って欲しいですな。習主席は真面目な人柄なんでしょうが、今年は焦るといけません。前から爺が心配しているような結果になります。 最後の国家主席なんて爺も望んでおりませんでね。

 そう言えば、先日日本海で中露の軍事演習が有ったとか。 初めてではないんでしょうが、折も折りですから・・・38度線は今も健在でしょうか? プーチンさんがサハリンまで来られるとか。北方四島まではガセネタだったようですが。以前、メドジェーエフさんは張り切ってましたがね。プーチンさんは前の母ちゃんと別れたようですが、何時もながら脇が深い。このような相撲取りのタイプは強いからね。

 

 

金融経済学入門講座

 

 

 

 

 その前にちょと書いておかなければなりません。以前にこのブログで<日銀は通貨の発行を無制限に出来る>と書きましたら、先日、賢い坊やから<そんな事できるはずない?>とメールを頂きましたので、まず、その件から書いてみましょう。

日本銀行のHPを見ますと、通貨の発行限度額についてこのように述べております。

旧日銀法では、銀行券発行高に見合う優良資産を日本銀行が保有することを義務付けた「発行保証制度」と銀行券発行高の上限をコントロールすることを目的とした「最高発行額制限制度」が設けられていました」とあります。

 

 

では現在はどのようになったのか(1997年日銀法改正

現行の管理通貨制度の下では、銀行券の価値の安定は日本銀行の保有する資産から直接導かれるものでなく、むしろ日本銀行の金融政策の適切な遂行によって、確保されうるべきものであること・・・・最高発行限度額制度の意義は希薄になっている

と言うわけで、何やら禅問答じみた解説になっています。簡単に言うと<最高限度額はない>と言うことになりますね。そのような訳で<日銀は通貨の発行を無制限に出来る>という言葉になったのです。爺の記憶では旧日銀法では、最高限度額は59兆円と記憶しているんですが?

 ちょっと聞くと、<へ~>っていう事に聞こえますが、よく考えてみると物凄く怖いことですね。悪口を言いたい人だったら、こんな風に言うかもしれません。政府の管理が及ばないということになれば、旧日本陸軍の関東軍みたいになるんじゃないかねって。この点に関しては、安易に答えられませんね。世間体からと言うのではなく、金融論、国際金融、金融史などが複雑に関わってきますので・・・・慎重に考えるべきですね。

 

                    満州国関東軍司令部

 

          日本銀行本店

 

いずれにしても大変大事な問題であること、そして、日銀が大蔵省からの頚木を逃れた一つの成果であった事も意味しているのです。ロンドンシティー、ワシントン、IMF etc の基本方針でもあることでしょうが、これについては後ほど機会がある時に又・・・

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                            喫茶店でちょっと一服

                株式市場天気予報 

                          

 

 ここまで書いた時点で(7/11 AM 9:10)で昨夜未明のFRBのバーナンキ発言で又もや円高、株安に振れてきました。米金融緩和の長期化傾向だそうで。つい先日、出口論を言い始めてたんですが・・・なかなか¥14.500の岩盤は予想通りに厚いですね。日銀政策委員会で良い材料が出ても反応せず。¥102.44 ↓ に後場早々替わりました。このような時には不安材料が回りにあるので買い進めない、売り方優勢の気配と言うことになります。利の乗っている方は一旦降りるのも宜しいかと思います。

7/11   日経平均株価 大引け  ¥14.472.58 55.98 ↑   情勢変わらず・重いですね。でも、罫線的には陰線抱き込んで小さな陽線。 明日は少々高いね。 

FRBのバーナンキ議長の肩叩き説をオバマ筋が流しているとか。それで、前言を翻したかな?緩和継続なのか、もう終わりなのかハッキリ言わないので、相場が荒れるんです。何時もの手です。いろいろ有るんでしょうね~?X?X    次のFRB議長は誰 ?

                     面白い話でも・・<いや、何ね・・>

 

7/12      台風は台湾に向かってひた走って居りますようで、さっぱり雨の気配もなし。今年の太平洋高気圧の偏屈振りは並大抵でありません。今晩雨降ると気象庁発表。空はその気はないみたい。  畑から戻ると、日経平均はPM 14:15 で 41.16 ↑ 上にも下にも動けない。迷っているんですね。罫線が¥14.500位で蟹の横歩きになっている。 NYダウとは対照的。それが罫線に良く現れています。大引け間際に痺れ切らして目先筋は投げるかな?・・・・米国よりも日本のほうが中国に距離的に近い・・・・心理的圧迫感でしょうか・・・上海市場も下がって来ました・・・

 

 

          日経平均株価 大引け ¥14.506.25 33.67 ↑  辛うじて持ちこたえましたか。結局¥14.500 を中心に4週間蟹歩きをしてしまいました。気迷いですね。梯子には登って見たけれど、このまま上へ登るのは怖いし、さりとて今更降りたくもなし。しかし、先ほどから大きなワンちゃんが下で吼え始めた。<ど~しましょ?X>ということでしょうか。罫線的には十字みたいなのが立ってしまった。一度、¥14.000を瞬間的に割り込んで、尻(ケツ)を入れたほうが良いんですが。

と、爺は弱気には見ていますが、25日移動平均線と13週移動平均線との、ゴールデン・クロスがこの先有りそうです。これは先高を暗示するのですが・・・

 

 

又、別な罫線の見方もあるのです。12.800から14.500の倍返しという軌跡を、頭の中で描けるのです。今週の十字線を中心線にして左周りに、180度回転させるのです。幾何学的に美しいカーブ(フォルテが描けます。恐らく¥16.000位をちょっと上回るはずです。詰まり、NYと同じく戻り新高値を取ってきます。これは爺の右脳から来た<>ですね。どうなりますでしょうか?よく最近の罫線の動きをご覧ください。

しかし、現物買いの方は、リスクを取って逃げるのも一手。 手数料損で我慢するとか。・・・それともこのままツッパリますか。

NYは意外と元気が良いです。 力強さを感じます。 動きが男性的です。  空は相変わらず曇り空。 夜雨降りますかね。 日経のチャートは離島の天気と同じです。

最近、日本の新聞社から特派員報告として、欧米の金融グループの中国からの資金の引き上げについての報告が目立ちます。 WJの焼き直しなのか独自の意見なのかは分かりませんが、上海市場の最近の急落はその筋の空売りによるものとしております。この事が日本の株式相場の足を鈍らせていることは間違いないところでしょう。梯子の下のワン子ですね。

 

次回はいよいよ1920年の金融・経済情勢に入りたいと思います。

 

     <金本位制>から「通貨管理制度

 

 

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サワラちゃんの加計呂麻日記-044

2013年07月09日 | 教育

 

サワラちゃんの加計呂麻日記

                  -044

 

 

タヒチ

 

 あるブログが偶然眼に留まりました。南太平洋のタヒチのある環礁の小島。 邦貨で¥4000万円だそうです。貧乏人の爺にとっては高嶺の花。でも欲しいですね。 周りがリーフという岩礁で囲まれていますので、太平洋の波が直接島を襲うことはありません。島とリーフとの間はインノーと呼ばれ、少し深い静かな湖のような状態。汽水域ですね。 

リーフの裂け目から外洋に出入り出来ますので、船はインノーの中に停泊させておけば安全。 スコールが降りますので島の中央の石灰岩の岩場にも溜まりますでしょうし、貯水池も造れる。魚には不住しないでしょうし、果樹くらいなら・・マンゴー、バナナ、フルーツ位なら手に簡単に入れることが出来ましょう。 キャンピング用のトレーラーハウスを据え付ければ居住性は抜群でしょうね。

 

                     爺の近所の浜もこんな感

                   

 

蚊や毒虫が居るかどうか、蛇なども居るでしょうか? でも、ゆったりとした時間が流れ、TVも携帯もない静かな世界。鳥と雲と紺碧の空と海・・・・・西南諸島の離島に住んでいても憧れます。南海の珊瑚礁の島なら国内にも幾らでも有ります。 中古の中型ヨット(外洋航海用)に乗って、あちらこちらめぐってみれば良い。ただ、島によっては立ち寄りが出来ないところも有りますので注意が必要ですが。

 

* 何方かのHPより掲載(近海沿岸用のヨットでしょうか)

 

硫黄島、南鳥島、鳥島、沖ノ鳥島、尖閣諸島、沖の大東島(だと思いますが)は、本土よりかなり外洋ですのでお気を付けてどうぞ。先回どこかのお二人が太平洋で、浮遊物か鯨と激突したとか?何もない様でも外洋は危険がいっぱい。でも、束縛が無いんですから良いでしょうね。南太平洋のキリバスまで足を伸ばして、しばしの間滞在したい位。

誰も居ないプライベート・ビーチ見たいな珊瑚海岸で貝拾いをしていると、つい無意識に南太平洋の小島に居るような錯覚に陥ります。 一日中誰も見かけないんですから。 波の音と風の音、鳥の鳴き声だけですから・・・・この浜の遥か沖の向こうは中国だったり、アメリカだったり、場所によって変わりますが。携帯は使えず、電話ボックスもない。不便なのは良いものですね。 勿論、コンビ二なんて論外。たまには皆さんもどうぞ。 

 

 話題少し変わって・・・少々小言を

 東シナ海を海流に乗って流れてくるゴミの多さ、特に中国語の表記の廃棄物が多いのには、日本の沿岸諸国も頭の痛い問題だと思います。 ペットボトル(中身が半分ほど入っている)、容器、薬のビン(旧式の昔良く日本でも使われていたタイプ)、サンダル、プラスチック用品etc  ハングルの文字もなくはないが、中国語の圧倒的な量には爺もいささか呆れてしまう。

          漂流物

 

中国の海岸で投げ捨てられるのか、河川の上流で捨てられるのかは分からないが、その総量となると凄い量になるであろう。 昔の話であるが、台湾が戦後解放されて日本軍が撤退した時、本土の中国兵が大挙して渡って来た。その時台湾住民は一様に嘆いたそうである。

やっとウルサイ犬がいなくなったと思ったら、今度は豚が遣って来た>と。

つまり水道の蛇口の捻り方、扱い方を知らないレベルの連中が来たということを嘆いたそうな。基本的な生活のマナーすらも知らない連中だったのであろうか?。 最近、南シナ海、東シナ海、そして近所の接続水域を我が物顔に行き来している、中国の艦船が問題になっている。さもありなん。 

 

           

 

この表を見ていただきたい。

何故にヴェトナムとマレーシアの間の一帯に、中国の主権が及ぶのだろうか。世界の8不思議に登録したほうが良いかもね!

上記の中国の国境線の組み方は常軌を逸している。 Gas OiL と密接に関係しているのだろう。傍若無人とはこのような事のための漢字・熟語なのであろう。 国際司法裁判所でも判定は、やる前から分かってしまう。 <実るほど頭を垂れる稲穂かな>はどこの国の言葉であったのだろうか? 思い起こしてもらいたいものだ。

 だが、そうとも言っていられなくなって来た。 爺の住む離島のことである。二年位前にIターンして来た時は総人口は10.000人を超えていた。しかし、今や9.682人/6月現在である。毎月減少の一途。あと4年したら9000の大台を割るかもしれない。たまには本土からI,Uターン者が有る。にもかかわらず台湾の住民と同じ嘆きが聞かれる。

他人の畑に野菜のゴミは棄てるは、 バナナの皮を自宅の縁側から道路に棄てるは。 本土の中国人並みの日本人も居るらしいのである。日本人の質と言うかマナーの劣化したのが、最近増えてきたのも事実であろう。電話で言葉巧みに老人を騙したり、メールを執拗に送ったり、やる事が女々しい人間が本当に増えてきた。

 

 こんなことは子供でもしないのだが、大の大人が堂々とやるのである 

 

経済力、国力の劣化がこのような側面にも現れているのであろうか。このような現実を見聞きする度に、中国ばかりを責められなくなった現実が悲しい。公徳心の欠如は人間レベルの明らかな低下を意味している。日本国中そのようなことなのかは断定は出来ないが、島にとっても、日本にとっても、世界にとっても悲しいことである。

少なくとも爺の居る離島にI,Uターンして来る人達は注意して貰いたい。子供がみんな見ている。 子供は親の後姿を見て育つ。これを忘れないで欲しい。このところ、このブログは日々数百人の方々が世界中で見ていてくださる。この現実を軽く見てはならない。自覚を持って仕事を真剣に探し、島のために働いてもらいたいものですね

 

       怒っている! 怒っているのだ! 人間よ反省せよ! NYA~N 

 

実は今日、畑でせっかく育てた<茄子>が全て「」に食い荒らされてしまって、爺は機嫌が非常に悪いのである・・・だからニャン子様も・・機嫌が悪いのだ

 

 

        行き掛かり上気になる株式市場天気

                    

 

 ひょんなことから株式の話を書いたのが運の尽き。 予想屋みたいな事になりましたが、携帯も余り使えず、日刊紙も手に入らない、離島の中の離島に住む爺の予想なんて、本来当たるはずも無いのだけれど、今のところ株式市場は予想の範囲を超えてない。・・(当てにならないよ!  )

 

 

子供から<罫線てどうやって書くの?>と言われて、漸く気がつく。 あっ、そうか!それで、子供への答え代わりに、陰陽足の罫線の書き方を簡単に・・・

 

                    

 

汚いグラフでご勘弁を。左が陽線、右が陰線

ある特定の株式の a=始値 b=高値 c=安値 d=終値・・以降同じ

日足、週足、月足、年足 の種類があります。下は日足の連続した足取りとなります。

 

              

この連続した足取りを見ながら(出来高が併記できればもっと良し)全体の流れ、今後の予想を立てていきます。人間ののドラマを見ているような感じ。

             A      B         C          D

           

Aの見方・・・買い気満々、明日も高いぞって感じ!

Bの見方・・・Aより弱いけれど、落ち着いた雰囲気。先は高い。

Cの見方・・・売られてしまったけれど、下値には買い手が居るぞ。

Dの見方・・・安値引け。明日はヤバイカモ?X

             A                                B ↓

                 

 

Aの見方・・・陽線3本、明日は途中で逃げるのも、良いかな? 迷う。目先筋なら明日の寄り付きで成り行き売りするかもね。欲は出さない!

Bの見方・・ やばいと思った相場が俄然反転攻勢に出た。明日は高いぞ、下げ相場の半値は戻るかも?

と言うような感じで、年足、月足、週足を見ながら日足を書いていくわけです。基本は週足。これに移動平均線(13,26週平均)を併用すると、確実性が増しますが・・・

個別の株式の罫線、同じ業種の罫線、日経平均株価の罫線、NYの罫線、日経株式先物相場の罫線、為替の罫線・・・以上あれば確度はあがるが、慣れるまでシンドイ。我慢・我慢!

後は政治的情勢、海外の事件など。これらを総合的に判断して、右脳で最終判断。 しかし、論理の積み重ねは上手くは行かない。それほど世の中は甘くない。 最後はその方の感の良さに尽きる。                ・・・・当り屋には付け・・・(格言

<爺は今のところ欲も財産も無い、他人事だから勘が働くかも> それだけです。

オマケ・・・ 経済学の学者が良く使う手・・<傾向線>・・・凡そのアバウトな趨勢を見るのに適している。長期的な動きはこれが良いかも。「木を見て森を見ず」の愚を犯さないで済みます

                                         

 

 本日、畑の作業(シロアリで古木が倒壊! 畑の柵が破壊されました。 早速修復。幹周り2m以上。抱えて転がして、鋸で切断。 爺の力は大したものだ)この程度で驚いて入られない。以前2m位の赤と黒の斑模様の太い蛇とスコップで格闘しました。奴も鎌首持ち上げて向かってきましたが、スコップで真二つにしてやりました。 気合の差か。 離島の自然は厳しいのです・・・あと、ハブとイノシシが残っております。まだ、対戦したことなしです。

 

                             

 

 日経平均(7/08 前場)・・・¥14.600付近でモタモタしております。 案の定!売り買い交錯

7/08

 日経平均株価 大引け ¥14.109.34  200.63 ↓

7/09

 日経平均株価 大引け ¥14.472.90  363.56  ↑

 昨日、坊主の陰線であったが、本日は抱き陽線。下値にはガッチリ買いが入っている。明日が陽線になれば先行き強い、何分にも現在は抵抗帯を突破中と言う状態。 苦しい感じ。

              上海市場 VS 参院選挙

中国共産党が影の銀行についての報道について強い規制を発表しましたがこの手の問題はこのような対応をすればするほど、事の真偽を煽るだけで返って火に油を注ぎかねませんね。市場は政府の意図に反してますます煽るでしょうね。充分注意していかねば。参院選挙終盤までは強気で行って、投票間際に飛び降りるのも一つでしょうか。爆弾抱えての飛行は危険です!爺でしたらそうします。 皆さんも独自にリスクを取ってくださいね (サワラなら今逃げちゃうにゃ~  )

 

                 

      

       「金融経済学超入門講座」

 

                                         

 

 1920年代の世界的金融大恐慌のころから、平成の大不況までの80年間ほどの長きに渡る、日本経済を俯瞰しなければならないことになりました。 如何に爺でも知らない時代が25年、つまり爺が生まれた四半世紀も前のことでもあります。

見てきたような嘘をいう訳にも行きませんので、下記の資料を基本にして当面書かせて貰います。

A・ 「昭和経済史」、「現代経済史」・・・・中村 隆英・・東京大名誉教授、御茶ノ水女子大教授(日本経済史では超一流。 教科書としても使用しました

 

 

B・ 「金融行政の敗因」・・・・西村 吉正・・元大蔵省銀行局長、早稲田大学教授

C・ 「国際金融の現場」・・・・榊原 英資・・元大蔵省財務官、慶応大学教授

 

D・ 「Prinnces of the Yen」・・・Richard A Werner (オックスフォード、東京大を経て野村総研、日銀経済研究所、大蔵省財政研究所にてオックスフォード大の研究員の立場で研究をした。歯に衣を着せないドイツ人らしい硬派の学者。日本人にへつらう必要のない立ち場なので、内幕暴露的なところは好感を持って読んでいる。元FRBのアラン・グリーンスパンも一目置いていたようである

 

 

E・後は著者名だけ・・・「岩田 規久男(日銀副総裁)」「井掘 利宏(東京大・財政学)」「小林 慶一郎(元・通産省)」・・以上が日本人

ポール・クルーグマン(MIT教授)「レスター・サロー(MIT教授)」「ジョセフ・E・スティグリッツ(コロンビア大教授)「ジョージ・ソロス(投資家)」・・以上が外国人 

 

     

 以上の方の資料を読ませてもらって

*  1 - 日本が何故アメリカ流の自由資本主義体制を1920年代に取ったのか

   2 - その後戦時経済体制に変化していった理由とその経済政策の可否

   3  -  戦後高度経済成長は何故戦時経済体制を持って成功したのか資本主義経済政策の二重性) 

   4 -   所謂、平成の大不況は何故に発生し、誰がこの責任を負うべきなのか日銀と大蔵省の積年の暗闘とはどんなことなのか)、構造改革政策の可否。

  ということについて考えてみたいと思います。なかなか生臭く怖いお話も多いので・・・大変ですな~      (大丈夫・爺ちゃん・・サワラ 

 平成の大不況は、最近の日本人に記憶に強く焼きついた痛ましい事件でもあるのです。いまだ後遺症から抜け出れないで、苦しみに喘いでいたり、年間3万人ベースの自殺者が有るのも現実です。何故にこれほどまでの構造改革とやらが必要だったのか、そして何が良くなり、何が悪くなったか、経済現象の側面から考えてみたいと思います。

学生用の購買の書棚の片隅に会った<昭和の大恐慌の研究>の著者の真意はどこにあったか、人生の終わりに近づいてきた離島の爺にとっても、尽きない興味以上の何かを感じております。専門家でも有りませんが、直接翻弄され、職を失い消えていった友人に対する鎮魂歌でもあるのですから・・・・・