茜ちゃんの「島日記」

奄美群島から文化の発信を試みております。自然・文化・民俗学など想い付くままの事柄どうぞお聞きください。

New・サワラちゃんの加計呂麻島日記-003

2014年04月25日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

003

 

 * ゴールデン・ウイーク期間中は5/6までお休みします! 

 

 

麗かな太平洋の岸辺

 

日に日に気温が上昇し、鹿児島県や熊本、宮崎でも25~27度程度の真夏日が時折有る様になりました。もう初夏の気分。五月のゴールデン・ウイークにもなれば、奄美群島も行楽客で賑わうようになります。

 

 

 

何処でも花の絨毯を敷いた風景が見られそうです。これからは花の季節です。

 

 

一年中咲いてる感じの花々

 

 

奄美群島は寒くても10℃位、暑くても32~4℃位で、本州のような40℃を越えるような猛暑は有りません。しかし、海で囲まれてますので湿気は強い。本はカビるは、電気製品は電子回路がイカレルは、VHFのカセットはすぐ湿気で調子が悪くなります。ここではCDやDVDが安全です。伊豆諸島・青ヶ島は湿気が強いと聞いておりましたが、奄美も横綱級です。

これから雨量が多くなる梅雨や台風の季節に入ります。今年はそれでも雨が少なく農作業には往生してますが、自然災害が無いので大助かり。でも上手くいかないものですね。キャベツは虫だらけ。キュウリの苗は虫ですっかり駄目になりました。

 

フェリー・かけろま 

 

 

それでもフェリーは穏やかな海峡をノンビリ渡って、目的の港に向かっております。350tの小さな船。どこかの国の遭難船6000tとは大違い。速度はゆっくり、ゆっくり。事故なんてありません。波風が強くなると即欠航!海上タクシーが横をスイスイ抜いて行きます。<て~げ~、て~げ~>

 

 

喫茶店でちょっと一服-01     

 

 

 

 

韓国フェリー ・ 遭難

 

どうしたというのであろうか。先日、マレーシア航空の遭難事故が発生したばかり。多くの旅客の行方不明騒ぎが起きたばかり。中国人が150人以上も今も遭難中。 

マレーシア航空機の遭難

 

  新華社北京4月21日マレーシア航空370便を捜索するオーストラリア 合同調整センター(JACC)は20日朝、水中での探索任務を請け負う無人潜水機「ブルーフィン」がすでに核心区域の約半分の面積を探索したが、まだいかなる形跡も発見されていないと宣言した。記者が中国海上捜救センターから獲得した情報によると、中国側の艦船は20日に2万平方キロメートル余りの海域での捜索任務を担当しており、4月20日14時時点で、連絡を絶ったマレーシア航空機と関連のある適切な情報は得られていないという

 

 

 

 そして、韓国では300人以上のフェリー遭難犠牲者がでそうとか・・・・

 

職務放棄の船長 

 

船舶関係者が全員救助されて、多くの修学旅行の子供達の大部分が未だ行方不明状態・・・考えられない。船長は一般客として救助者の中に居たとか? 常識的には考えられない状態である。

船長が最後に離船するのが、世界的な常識的である。戦時中、日本海軍の新造船空母・「信濃」が造船所から横浜の海軍基地へ単独で移送中、米軍潜水艦に撃沈されたとき、船長は責任を取って空母と自沈している。

英国船でもアフリカ沖で客船が沈没したとき、客を全てボートに乗せて、乗務員はボートに対して全員敬礼をしながら自沈している。これが先例である。確かにタイタニック号の先例もあるのだが。今回の韓国の事例は誠に情けない次第である。

 

朴大統領

 

韓国大統領はこの事実に激怒し、検察は最高刑・無期懲役の特定犯罪加重処罰法(船舶事故逃走罪)を適用した。法律論からして無理という指摘も有るようであるが、韓国の法慣習からして現実性は高いであろう。

 

英国・BBC提供

 

操船ミスの人災。操船責任者は入社したばかりの女性社員の3等航海士。一番危険な海域を航行しながら、全速で右旋回したとか。船長はその時寝室に居たとか。日本では凡そ考えられない現実。船舶への加重積載、舵の電源不良・・・ 事故発生後は後手後手の事なかれ主義の権化状態。

 韓国の中央日報は「韓国は三等国家である」と喝破してしまった。同時に同社の日本総局長曰く・<「先進国」の名刺をしばらく引っ込めよう>とまで書いている。そして、日本を「安全先進国」とまで書いている。本人としては余程忸怩たる思いに駆られたのであろう。 

 

船舶の改装前後の状況

 

日本籍だったころのA-lineのフェリー。今も類似のフェリーが鹿児島から南西諸島を航行している。爺も類似型船には何度も乗船。見る度に複雑な気持ち! 

*韓国中央日報記事 http://japanese.joins.com/article/437/184437.html?servcode=100§code=120&cloc=jp|main|top_news

ただここで爺は感心したことがある。この韓国中央日報の金玄基(キム・ヒョンギ)日本総局長の文章である。普段からこの中央日報の記事は、長文で鳴らしている。日本のジャーナリズムの短い似たり寄ったりの各社の記事とは大違い。日本攻撃でもよく読んでみると、それなりに理が通っていることもある。欧米並みの新聞社としてのプライドを持っている。

上記の参考記事を読んでもらいたい

日本総局長の立場でよく書かれたと思う。日本人ならこの場合腹を切る覚悟で、退職覚悟でなければ書けない文章であり、文章もキチッと論点を付いている。これを読んで韓国の将来への不安が幾分癒えた。小さな失敗のうちに挽回することが肝要。韓国国民もがんばって頂きたいものである。

 

 横転沈没直前

 

韓国での今回の災害の対応は、先の日本で発生した東北大震災の際の国民の対応、諸外国の対応と比較すると大変な違いが有る。数万人規模の大災害にもかかわらずである。米国などの諸外国からの積極的な救援もあった。結果的には日本の国家としての、国民としての信用度は、以前にも増して高まった。名実と共に日本は一流国であり先進国」となった。

掛け値なしにこれは事実である。オバ大統領も認めた。

今回の事件で韓国の対応を非難するのは簡単である。しかし、それを対岸の火でなく、今後にこの経験を日本の将来に生かすことである。韓国も全世界に恥を晒してしまったことを大いに反省し、他国への誹謗中傷は止めにしなければならない。中国もまた同じ。必ず次の災難がこの国を襲うことになる。

 

天に唾をしてはいけない!

 

 

大惨事の中で米国のオバマ大統領の訪韓・・・出来るのでしょうか?? 

4/25・・・今の所問題はないようである。

大変よ! オバマ大統領

 

 

このような時にこのような事は余り言ってはいけないのだが・・・中韓の最高責任者の告げ口外交が影に日向に国の運命に影響しているよう思えてならない。

人を呪わば穴二つ> 私達の周りでもこのような行為で、後日自らの運命に悪影響を及ぼしている、個人や家族が現実に存在している。

この宇宙のたった4%位が物質世界で、残りは暗黒物質、暗黒エネルギーなど、現代物理学で解明されていないのが現実世界。精神世界も本当に物質と同等に、この宇宙の多次元世界で存在する。

人の「悪い念」は思いのほか、物質世界に大きな影響を及ぼすのかも。「良い念」と同じように・・・

対岸の火ではなしに、われわれ日本人は十分にこの事に気を付けよう。尖閣諸島は日増しに危険度が増している。奄美群島とは目と鼻の先である。

 

日中 海上の戦い!

 

最近のASEAN諸国の日本に対する信頼感の急上昇・33%  中韓 5%  これは大変大事なことと認識しなければなりません。有り難い事です。

安部首相ガンバッテクダサイな!

 

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南西諸島貝殻学入門 

 

貝殻図鑑

 

 

珊瑚

 

珊瑚は海中にある時は微生物が住んでおりますので、様々な色合いのものが見えます。海中の花畑のよう状態です。漂白させるとこのようになります。結構硬いです。

 

 中位の大きさのトウカムリの殻に入り込んだ巨大なヤドカリ。重い貝殻を背負って、水槽をガラガラ音を立てながら、下の写真のギンタカハマと一緒に歩き回っております。

ヤドカリの脚

 

 

喫茶店でちょっと一服-02  

 

 

コレナンデショウネ?

口先

 

浜辺の岸壁に上に有った魚の頭。海鳥が咥えて捨てたんでしょうか?

それにしてもこの魚は何でしょうね。長~い嘴です。

目尻から口先まで110mmあります。

 

アオヤガラ

棘鰭上目スメグマモルフ系トゲウオ亜系トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヤガラ科ヤガラ属

 刺身にして旨味は少ないけど、身質がいい。昆布締めなどにしてうまい。
 小型のものは仕方なくみそ汁に入れたり、頭を落として干物にする。塩焼き、干物は美味だし、煮つけみそ汁も決して味は悪くない。(市場魚類図鑑より掲載

 

同じ仲間ですが・・・

アカヤガラ

棘鰭上目スメグマモルフ系トゲウオ亜系トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヤガラ科ヤガラ属

確かにお魚。 どんな鳥が捨てて行ったのか?

干物は最上級。吸い物に使うそうです。防波堤の傍等に生息とか。成るほど。

勉強になりました! はい。

 

ギンタカハマ

 

 とても食いしん坊の巻貝で、浜辺から緑藻を取って来て、与えると貪り食べてくれます。元気も良く且つ運動能力が有り活発です。60cmの水槽の周囲をぐる~と回ってしまいます。長生きします。

 貝は貝殻を採取して楽しむと同時に、たまたま採取出来た生貝を水槽で飼うのも面白い。水中での分からない興味ある生態を観ることが出来ます。貝の図鑑には掲載されていない情報の取り方です。

シマイモボラ 

Distorsio anus

Old woman shell

 

フジツガイ科

   

上の写真が貝の前方向。触覚などが出入りします。 方向に進みます。

 

 殻頂方向。貝の尻尾

 

奄美群島以南に生息する貝ですが、なかなかお目には掛かりません。

この仲間には<法螺貝>や<ボウシュウボラ>があります。

ボウシュウボラ

 

 

 

 

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New・サワラちゃんの加計呂麻島日記-002

2014年04月18日 | 教育

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

002

 

 

 

チューリップの海  (朝日HPより掲載

チューリップの海。赤、白、黄色どこでしょうかね。富山県でしょうか。これから球根の栽培が始まるのでしょうか。オランダは昔からこの花の栽培のメッカ。余り起状のない国土ですから、海のように見えることでしょうな。

 

場所によってはこのような風情も在るのでしょうか。

 

菜の花桜 (朝日 HPより掲載)

 

日本の春は美しいですね。水清く、花麗しく・・・

畑・畠・はたけ・・・

 

 

 自宅内での収穫

それにしても・・・・ですな~!・・・エッチ!

 

 

畑の中は大賑わい! 

キャベツ、玉葱、琉球ニンニク、ニンジン、ナス、苦瓜、・・・これから琉球野菜と南瓜、サツマイモを植えるつもり・・・もう満員状態で~す

 

 

奄美群島に移住して初めての野菜つくり。でもなかなか様に成ってきました。 お陰で能面の「面打ち」がなかなか捗らず。でも、生活が掛かっておりますのでね。これで将来東シナ海が海上封鎖(??)に成っても6ヶ月は大丈夫!

 

喫茶店でちょっと一服-01     

 

 

 

ウクライナ情勢がまたぞろ騒がしさを増して来ました。ロシアにしてみればソ連邦華やかなりし頃は、自国領土内なのですから心中穏やかでは有りませんでしょう。ウクライナは以前から穀倉地帯で経済力に恵まれた土地柄。ロシアにしてみれば食指は当然動くでしょう。

ウクライナ国内では言語はロシア語。顔も姿もスラブ人には間違いないところ。尖閣諸島の問題とは次元が違います。中国は高みの見物という所でしょうか。やり方を間違えますと世界中に悪い影響、前例が出てきてしまいかねません。

 

懐かしい? ロシア文字

 

 

南北朝鮮両国のいがみ合い、睨み合い、罵倒三昧・・・凄いですね。韓国内に中国軍の軍事基地が出来るかも・・・というような憶測が流れております。歴史的には両国は実例が過去に有りますので、笑ってばかりはいれません。北朝鮮も日本との交渉に柔軟性を見せ始めております。裏の世界では大変な鍔迫り合いが行われているでしょう。何せ、<「丸」秘事項>がやたら多い間柄ですから・・・・予想は全く出来かねますが・・・・今後両国の歴史が大きく動いて行くであろうと思います。 

 

どこから飛んできたの? 無人機さ~ん!

 

東西ドイツが統一されるまで、大変な騒動が起きました。朝鮮半島は一体どうなるのでしょうか。百済、新羅、高句麗、高麗 etc  ここも歴史的に大変なところです。

オメデトウ! ギネスブック認定証 

 

 

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南西諸島貝殻学入門

貝殻図鑑

 

 

いや~、さっぱりですね。

自宅の裏海岸で<アオイガイ>の中くらいのが、一個。 これではコメントしようもない。南西諸島はどこも同じなのでしょうか。トカラ列島でも行って見ましょうか!海が穏やかで荒れないことも一要因です。

台風シーズンまでは可也有りますね。待ちましょうか。

 

喫茶店でちょっと一服-02  

 

自宅の畑で始めて捕獲した<クマドリヤマタカマイマイ>です。現在簡易虫箱で昨年から飼育中です。白菜、キャベツ、季節の葉っぱを入れております。 

 

何にも言わず、唯静かに葉っぱに止まっております。三食昼寝つきですから・・・ 

 

そろそろ、関西まで旅行出来るかな。

待っている叔父さんが居るよ。マイマイ君!

 

 

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New・サワラちゃんの加計呂麻島日記-001

2014年04月11日 | 教育

 

 

 New ・ サワラちゃんの

 加計呂麻島日記 

 貝殻採取

001

 

 

時折吹く冷たい北風も納まり、麗かな日和が続いております。本土の方は花見の宴の真っ盛りでしょう。奄美群島は2月頃に咲くことは咲くのですが、全山桜の景色などはありません。年から年中山は青々として、正月の寒い頃でも<ハイビスカス」が咲き、3月に入ると<ブーゲンビレア>も家々の軒先に咲いているのを見かけます。

 

 

島々の集落の街道筋の横にはハイビスカスの茂みがあります。もちろん小さなものなら全島のあらゆるところに見られます。全体の光景よりも一花一花の方が、見応えがありますね。種類も何種類もあるようで、中にはかなり豪華な花形のものもあります。

 

 

写真で見るより直に傍で見るほうが美しく見えます。桜のような花木とは違った趣向の花ですね。一花一花に人に訴える力があります。「趣」などという日本古来の美意識とは違った、南国独特の積極性があります。

朝、窓辺でブログを作成していますと、息苦しいほどの強い木の花の香りが、潮風に煽られて部屋中に満ちてきます。はじめは事故でも起こったのかと思い、部屋中嗅ぎ回った挙句に、窓辺の名も知らぬ木の花の匂いだったりします。咽るというような強烈な香りです。これが南国の匂いなのです。

冬になって木々が葉を落とすという現象が少なく、虫も越冬かそのままの状態ですので、生命力がとても強い。虫だけでなく「」も生命力がとても強く、オマケニ気が強い!<私は一人で充分生きていけるの。ホットイテ!>という具合。虫は幾らでも居り、トカゲや類似の生き物は沢山生息しております。まずいカリカリの人口食品など、食べる気にはならないでしょう。一度、野原に遊びに出しますともう自然の虜になってしまいます。しかし、外敵も多く筆者の飼い猫の<アマミン(三毛猫)>も鼬か何かの犠牲になってしまいました。

港のヨット

 

爺が以前住んでいた琵琶湖は年から年中ヨットが湖を航行しておりましたので、特に物珍しい存在では有りませんでしたが、奄美でもフェリーが到着する港では、数席のヨット群が見られます。湖と海を航行するヨットはレベルが違いますので、やはり海のヨットは夢を大きく誘います。特に外洋航海用のヨットには強い憧れを覚えます。中にはレストランの横に外洋航海用のヨットを置いている店もありで、<もたいない>という感じ!たまには海に浮かばせればと・・

 

                           

 

動物といえば・・牛も多いですね。 山間の休耕地に沢山の肉牛が放牧されております。 爺が林道を通って浜に出ようと山道を歩いていたら、牛の軍団に道を阻まれ往生しことがあります。向こうにしてみれば珍しかったんでしょうね。何匹の爺の前に集まり困った思いをしました。動物は好きなほうなので、向こうも敵意は示しませんでした。

ちょっと、退いてくれよ!、浜に出るだけなんだから>と話し掛けると少しづつ散り始めました。しかし、その動作の鈍い事。とうとう30分経過しました。やっと、通過許可OK! と相成りました。 鶏なら蹴飛ばすのですが、牛にはね・・・・・ 

 

  

 

喫茶店でちょっと一服-01     

 

 

マレーシア航空機遭難」はもう、一ヶ月にもなるのに、大きな手掛かりはまだなし。フライトレコーダーの電波らしき物は傍受したようですが。水深4.500mの海底からだそうで・・・引き上げる限界の深度だそうで。いったいどうなってしまったんでしょうね。これが元で中国とマレーシアとの争いが起こりそう。150人程の中国人犠牲者だそうですから。

クリミア半島はひっそりとしてしまいました。長らく燻って行くことでしょう・・・いずれそのことが北方領土交渉、尖閣諸島に大きな影響を与えそう。・・・・とおもったら北朝鮮製の「無人偵察機」が、韓国内で墜落しているのが発見されました。データーも既に送信済みの日本製のカメラ機器が装備されていたとか。寄りにもよって、大統領官邸の上空から偵察されたとか。・・・・まるで<パンツの中まで見られたような感じ!>・・・・そりゃ、大統領も怒るわな 

無人機

 

低空飛行の場合はレーダー による捕捉が難しいのを悪用されたような感じ。もし、小型爆弾でも積まれた大変だ!民生部品だけで作成可能なのだそうで、日本の「秋葉原、日本橋」は気を付けなくちゃね。

金融市場は最近音無しの構え。消費税は4月から8%になった。 爺は政府から¥10.000円貰えるのかな??

中国経済も綱渡り状態らしい。エコノミストもいろいろな判断が錯綜している。でも、結果的には一波乱以上のものが発生するでしょうね。爺の山勘ですがね。

 

 ところで、またまたブログが少し変わりました。

 先回まで、「能面&面打ち」を掲載してきましたが、いろいろ先々を考えまして下記のブログを併設しました。この方が無理のない自然な選択なのかも。そのような訳で、「能面&面打ち」は・・

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南西諸島貝殻学入門

貝殻図鑑

 

水槽の静かな別世界 

 

先日、加計呂麻島の北東端の「徳浜」で採取した貝達は、水槽の中で元気いっぱい。<ギンタカハマ>はヤドカリの入った<ゴウウラ>の上に乗っかって、お昼ね?

いや、違うんですね。

 ゴウウラに乗っかってるのは・・

ゴウウラの貝の殻に付いた海草などの微小な生き物を食べているんです。それで、早速、海岸から餌と思しき海草を採ってきますと、すぐさま移動して食べております。視覚か触覚で分かるんでしょうね。

   

 

この貝は長生きします。海水の取替えと餌の供給がコツです。<ギンタカハマ>は行動的な貝です。ガラスの壁に引っ付いて藻を食べる貝もあります。ゆっくりゆっくり水槽の周りを回っております。普段は岩礁の上でじ~としております。

 

 4月初旬の成果

 

 

先回ご紹介済みのものばかりですが、<タルダカラ>は珍しいヒット!

 

幼貝なのでまだ殻が薄く、割れやすい。 少し傷や穴が開いている。でも拾いではなかなか手に入らない色艶。

タルダカラ ・ 55mm

              

最近はタカラガイの新鮮なものには、トンとお目に掛からなくなって来ました。浜が海が荒れているのでしょうね。赤地の影響が海を駄目にして行くのでしょう。ここ数年大水害が起こりましたから。回復するまで何年掛かるのでしょうか?

山の木の管理不備・人災が大水の時、崖崩れを誘発し、赤土が河川を通って海に流失し、貝や魚やその他の漁業資源を死滅させる。森の管理は大事なことなのです。

人口の都会流失は結局のところ人災なのですね。「風が吹けば桶屋が儲かるの逆を行っているのでしょうか。全国各地の過疎地域でU&Iターン運動を展開しています。これをもっと政府と一体で力強く推し進めていかねばなりません。その運動は延いては国の再活性化に繋がるのです。将来においてGNP世界2位奪回は可能なのです。

 

 

 


新・サワラちゃんの加計呂麻島日記 & 能面・面打ち 008

2014年04月04日 | 教育

 

 サワラちゃんの

 加計呂麻島日記  能面・面打ち

008

 

 

 

 

先日掲載しました畑の「ナニワイバラ」が満開となりました。 今年は肥料が良かったか、この南海の離島の風土に慣れてきたか、本土の時よりも立派な花が咲きました。 元来強健種なので当たり前のことなのかもしれませんが、この島では見かけない種類なので、少々自慢で近所にもお裾分け・・・

手前は200本植えた玉葱の早稲品種の一部です。

 

 

強烈に頑丈で大きな棘は猪避けに最適! その割りに花は清楚で可憐です。

 

               

 

 

加計呂麻島 ・ 徳浜

 

3/31は大潮の前日。 期末なので人影もまばら。10人ほどの人が広い珊瑚礁の中で潮干狩り。

ご覧の通りの素晴らしい光景。

島の観光地なので整備され、ゴミも余り落ちておりません。 中国と韓国文字の入ったのペットボトル2本のみ。

誰だ!捨てた奴。

リーフ付近

インノーも広く、割と浅いのです。

 リーフの向こうはアメリカまで島はなし

 

 

ここは渥美清・「寅さんシリーズ」のロケ地。 

 

 

実はこの日は晴れの天気予報が 曇り空。朝から爺は慌てふためいて、愛用の三輪バイクに飛び乗った。可也来たところで(15km程か)、カメラや長靴を忘れたことに気が付いた。

馬鹿みたい! サワラ 

途中で知り合いの漁師の家のお婆ちゃんの所で、長靴を拝借。カメラは仕様がない!諦めた。結局、晴れた日の何方かのHPのデータを無断拝借と相成りました。 

  スイマセン  <失礼しました!

 

でも、採取成果はまあまあ、上々か。 詳細は「南西諸島貝殻学入門」をどうぞ!

 

     

             喫茶店でちょっと一服  

  

どこかの喫茶店・・HPより拝借しました。

 

 

 

 

小面・ 松本 冬水 作

 

先回、32歳の東京都下に在住の若き能面師・新井 達矢氏を紹介しましたが、爺と同じ道産子の同年代の能面師の作品を、偶然でHP発見しました。能面師に付かないで独力で面を打たれて来られたとのこと。彩色面の品格、何れも素晴らしい。現在は打たれた面は能舞台で掛けられているとのこと。

世の中には凄い方が居らるものですね。北海道 名寄に在住とか。若い頃友人の結婚式で稚内まで向かう時途中を通りました。宗谷本線の中間ほどにあります。

 

 

爺は、腕は悪いですが、本物の能面を数々観て参りましたので、能書きだけは一人前です。もう少し大きなサイズの写真を見て批評したいのですが・・・・これしか有りません。でも、大丈夫。プロ並みの能面師、プロの能面師でもこれ程の作品は、そう有るものではありません。

この能面を観て・・「癖が有りません」・・・「品格が有ります

一度、東京で個展を開かれて、長沢 氏春師に褒められたとか。当然でしょう!

 

 

能面は「女面」を観ただけで、特に「小面」を観ただけで、その方の技量が分かります。これだけは騙せないんですね。過去の名人は皆そうです。以前ご紹介しました「赤鶴」の小面を見た時、この能面師の凄さに感服しました。名人は何を打っても一流です。

 

赤鶴一刀斎  小面 ・ 丹波篠山能楽資料館

 

ところが ? ビックリ!

 

ある時HPを検索していたら、偶然「赤鶴」作の能面に出会う。能書きには江戸時代 17世紀 伝 赤鶴 作とある。爺はビックリした。赤鶴といえば13世紀ころの能面師。恐らく、赤鶴の小面を江戸時代に写したものであろうか?

それにしても何方が写したかは判らぬが・・・<上手いね!>、口の切り方が上品です。

出目家筋の能面師であろうか。並の能面師ではないことは一目瞭然。彩色の研ぎ出しも硬く、「是閑」を思わせる。この写真をどこからHPに掲載させたものやら・・・・でも、良いものを発見しました。能面に付いた傷や、色合いからかなりの古作で、江戸時代の物ではないと思います。あるいは赤鶴の真作の小面なのかも。

一目見て赤鶴かどうかは見極められないが面の裏を見たいのだが)、かなりの名品です。赤鶴の本面であればよろしいのですが?? でも、今何所に在るものやら?? 興味津々!

 

赤鶴作 小面 ?

 

 爺の怪しい記憶では・・・この面は以前ドイツの美術館か博物館かで、発見された所以のある逸品ではないかと思うのですが?

 

  喫茶店でちょっと一服

 

四月に入ると「消費税 8% 」の到来!。 年金は下がる一方。

安部首相 これじゃ往復びんた」で~す。 一般庶民は何時も辛いね。

良いニュースはまったく有りません。黒海も何時の間にか静かになりました。プーチンさんの粘り勝ちか?遭難旅客機のその後はこれも知りきれトンボ。何所に落ちているのやら?? 、かと思ったら、オランダのハーグの国際裁判所で日本の捕鯨が条約違反だって? 紀州の港では大騒ぎだろうね。 

 

 

牛は食べても鯨は何故イケナイの?」

イルカも鯨も高等動物なら牛も同じです。この際欧米人は牛を食するのを止めなさい! と言いたいです。要するに何時もながらの人間の勝手な言い草です。

 この際も禁食になさったら。

 

 

能面  面打ち

 

孫次郎

 

 孫次郎 ・ 孫次郎/金剛左京久次 作 銘・ヲモカゲ

 

先回、ブログ内容を急遽変更しました。それで今回改めてご紹介。 

この面の写真は三井財団が現在所有の女面で、至極有名な面でもある。16世紀の半ばころ金剛家の太夫・金剛久次(後に孫次郎に改名)が早世した妻をいとおしんで打った面とされている。27~28歳ころの作であるとされている。そうであれば亡き妻は可也若かったに相違ない。伝承は検証しようもないことであるが・・・・

いずれにしても名面である。面を直視してみると判るが、面の左右はかなり非対称に造作されている。

 

 

特に口の切り方の歪みは可也なものである。にもかかわらず全体を少しも損なわないのは、まさに神業である。孫次郎本人には大変失礼な話であるが、本当に27歳頃の作であろうかと思うのも無理からぬところであろう。本来の女面から少し真正な人間に近い造作になっていると言われる。

石川龍衛門の「雪の小面」は大変な名作であるが、この「孫次郎」はそれに匹敵する名作であろう。古来多くの能面師がこの面を写してきたが、能面集で爺が見る限りは、これに及ぶ面は存在しないであろう。

現代の最高の能面師が揃って言う言葉・・・「この面を写すのは至難である」・・・それ程に能面師泣かせの面なのであろう。ここで、「橋岡 一路」、「堀 安右衛門」両氏の<孫次郎・ヲモカゲ>をご紹介しよう。

             

                                                                                   橋岡一路 作 ・ 写し (橋岡 一路能面集より)             

 

 

      堀 安右衛門 作 ・ 写し(堀 安右衛門 能面集より                               

本面と比較  右が本面

 

いかがであろうか。評価は各人にお任せします。爺ごときが批評するのは失礼である。

いずれの方も本面を横において打たれた面である。橋岡師は写しを取る目的で、堀師は本面の修理を依頼された時に、写された面であろう。

橋岡 一路能面集」の巻頭に掲載された能面はこの「ヲモカゲ」の写しである。また、爺の敬愛する白洲正子様が巻頭の言葉を書かれている。両氏がどのようなご関係かは詳しくは知らないが、最高の巻頭文を飾るに相応しい方であるかが判ろうと思う。 現存する最高の能面師の一人でもある。余談であるが能面集の裏に書かれた自筆のサインがあるが、これまた大変な達筆である。流石というべきか。

 

橋岡氏が三井宗家の方にこの「ヲモカゲ」を写す許可を願ってから、最後は文化庁の許可を受け、実際に写し始めるまで数十年の月日を要したとされている。三井家の内規にこの面の写しは厳禁になっていたそうである。これがその主な理由であろうか。

 

 

能面集の最後の橋岡氏の文章を読むと、身に詰まされる思いになる。爺も辛い経験がある。

30歳のとき縁あって東京・麻布のある方が、喜多流の宗家・喜多六平太所蔵の「小面」を見せて貰える様に紹介してくれるチャンスがあった。また、60歳ころ神戸の会社社長が爺に「堀 安右衛門」師に紹介をしてあげようと仰って下さったことがある。馬鹿なことに爺は身の程を考えて断ってしまった。

今思えば生涯の大失策である。現在、奄美の孤島で呻吟していることを思えば、愚かなことをしてしまったものである。チャンスは僅かの時間しか与えてくれない。必ず掴まなくてはならない。それに付けても橋岡氏の数十年に渡る我慢と執念には頭が下がる思いである。

思わず愚痴ってしまったが、この面の美しさには大変感動させられる。27歳頃の方が打たれたとは正に大天才であろう。技術だけでは及ばない物がこの面には有るのであろう。

 

孫次郎

 

「孫次郎」の女面には上記のような型の面が多数存在する。確かな理由は判らないが、本面・孫次郎とは表情が明らかに違う。鼻が幾分大きめに造作されているのが共通事項でもある。次回はこの別系統の孫次郎をご紹介してみたい。

 

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