昨日ニュースを見ていると、兵庫県議会の野々村議員が1年間で195回の日帰り出張をして300万円の交通費を受け取っていたという報道があった。政治活動に関する支出報告書には訪問目的や訪問相手の記載はなく、義務付けらている領収書の添付もなかったということだ。
野々村議員の記者会見の映像も写ったが、途中で大声で泣き出し、何が言いたいのか全く分からなかった。
野々村議員によるとJRの券売機で切符を買うと領収書を受け取ることができることは知らなかったそうだ。民間企業であれば新入社員でも知っているはずだが。
もし民間企業でこのような出張旅費精算依頼書を提出すれば、上司に大目玉を食らうし、出張目的が不明で領収書もない交通費が経費として支払われることはない。
この議員の常識の欠如にはあいた口がふさがらない。1,2の例をもって県会議員のレベルを推しはかるのは乱暴であるが、東京都議会のヤジ問題を含めてどうも県会議員レベルの常識は一度疑ってみる必要があると感じた次第。