金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

IT活用の山登り術(3)~My Tracks

2014年07月12日 | デジタル・インターネット

前回GPSの利用方法を述べた。アウトドア用のGPSは便利で頼りになるツールだが数万円するので、誰でも簡単に買う気になるものではないだろう。

それに代替するのがスマートフォンのGPS機能を利用した、My Tracksという無料アプリだ。

Mytracks写真は山登りではなく、クロスバイクで自宅から多摩湖までMy Tracksをオンにして走った記録だ。

My Tracksの記録はGoogleドライブ経由でパソコンに取り込むことができる。また「統計情報」を見ると移動距離、時間、消費カロリーがでるので、簡単な行動記録 を残すことができる。

スマートフォンのGPS機能は電池の消耗が大きいので利用には注意がいると思っているが、最近は電池も大型化しているので、半日程度の利用なら問題ないようだ(ただし低温化では電池の消耗は激しいので要注意)。

GPSロガーとしては「山旅ロガー」も人気の高い無料アプリだ(私は使っていないが)

スマートフォンには山登りで役に立つ色々なアプリがある。無料で地形図を読むことができる「地図ロイド」も便利なソフトだ。

また昭文社の登山地図を見ることができる「山と高原地図」というアプリもある。こちらは地図1枚のダウンロードが500円だ。

それらのアプリを上手に使うと楽しい山登りができるだろう。

ただし歩きながらスマートフォンを見るのは大変危険だ。3年ほど前金峰山で携帯電話を見ながら歩いていた仲間が浮石を踏んでねん挫したことがあった。

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米国の若い世代は中国との経済連携を重視

2014年07月12日 | ニュース

今週北京で行われた米中の戦略・経済対話はサイバー攻撃、中国の対外拡張、為替問題など重要問題については、前進がないまま終了した。いわば「同床異夢」だった訳だが、今後の米中関係を予測するような調査結果があった。

それはピューリサーチセンターが2月に行った世論調査で、6月下旬に発表されたものだ。

それによると、中国との経済連携を強化するべきだという意見が中国に対して強硬路線を取るべきだという意見を上回った。経済連携強化を支持する人は51%で、強硬路線支持は41%。

2012年の調査では強硬路線支持49%(2011年調査40%)、経済連携強化支持42%(同53%)だったから、2年前に多数を占めた強硬路線支持は再び経済連携強化支持に多数派の地位を譲った。

年代別では18-29歳の層では72%が経済連携強化を支持し、強硬路線支持は23%にとどまっている。強硬路線支持が経済連携強化支持を上回るのは65歳以上の層のみで前者が48%で後者が42%だ。

支持政党別では、共和党支持者の53%が強硬路線を支持し、経済連携強化を支持する割合は40%。民主党支持者の57%は経済連携強化を支持し、強硬路線を支持する割合は36%にとどまった。

就業面などで景気動向に敏感な若い世代は、中国に対して強硬路線を取るよりも、経済連携を強化して、米国の経済を拡大することを望んでいるのだ。

我々は中国に対する米国人の見方は分かれていて、若い世代ほど中国との経済連携を重視する傾向があることを理解した上で、日本の安全保障問題を考える必要があると感じる次第だ。

★  ★  ★

最近アマゾンで電子本「英語の慣用表現集」を出版しました。ご関心のある方はのぞいてみてください。

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