先週購入したドコモのタブレット端末(Arrows)を昨日自宅内の無線ランに接続した。と書くと大変なことをした様に思われる方がおられるかもしれないが、実際はすごく簡単に設定することができた。タブレットに内臓さている取扱説明書にそって、設定画面を開いた後は、LANの親機のAOSSボタンを押すだけというものである。
ただし注意しておいた方が良いことが二つある。一つは親機と子機(この場合はタブレット)をできる限り近づけておくこと。もう一つは自動設定にはある程度時間がかかるので、親機・子機が設定通信を行なっている時はじっと我慢して待っていることだ。
AOSSとは元々はBUFFALO社の独自システムで、AirStation-One-Touch Secure Systemの略だ。親機についているAOSSボタンを押すだけで、LANの知識がなくても、親子間の設定ができる大変便利なシステムだ。ただしLAN設定時は、セキュリティ情報等重要な情報を無線で交換するため、通常の無線ラン交信時より電波を弱くして、情報が外部に漏れないようにしている。だから電波を拾い易くするため、親機・子機を近づけておく必要がある。
我が家では親機は一階、タワー型PCは二階の書斎に置いている。数年前無線LAN環境を構築した時は、重いPCの上げ下ろしに苦労したことがあった。またその時はAOSSが上手く機能せず、汗をかきながら手動設定した記憶があり、密かにタブレット端末の無線LAN接続を危惧していたが、まったくの杞憂に終わった。技術は進化している。
さあ、今週末はタブレットを無線ラン内臓のプリンターにも接続しよう。新しい機械は遊び応えがある。