金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

一ノ関、ランチは酒蔵はっと汁

2012年05月21日 | 旅行記

猊鼻渓から大船渡線で一ノ関駅に戻ったのが12時半。ランチどころとして調べておいた蔵元レストラン「世嬉の一」http://www.sekinoichi.co.jp/rest/に向かった。一ノ関駅から歩いて10分ほどだ。午後1時前に到着。土曜日の午後なので結構混んでいた。

ワイフは写真手前の「もち膳」を僕は写真奥の「手切りはっと膳」(いずれも1,300円)を食べた。「手切りはっと」というのは、練ってある小麦粉(粘土のような感じ)を手で薄く延ばして鍋に入れて食べるものだ。江戸時代、美味過ぎるので「法度」になったところから「手切りはっと」名前がついたと説明書きにあった。

酒粕を薬味にして食べたところ結構美味だった。写真(下)の建物が、レストラン(昔の酒造倉)だ。博物館や酒の販売所(うれしいことに試飲あり)があるから、一ノ関のちょっとした立ち寄りどころだろう。

近くにはベイシーという大変有名なジャズ喫茶がある(時間もないしジャスファンでもないので割愛した)

Lunchi

Lestaurant

駅に戻る途中にすっきりした教会が建っていた。一関教会だ。説明書きをみると1905年(明治38年)建築、2007年に国の登録有形文化財に指定されたとあった。

Church

ただ残念なことに教会の写真を撮ろうと思うと電線が入ってしまう。電線を地下埋設すると街並みの景観が映えるのだが・・・・・

一ノ関は平泉・厳美渓・猊鼻渓のハブになる場所だが、それ自体はさほどの観光資源はない。土曜の午後の眠ったような街だった。

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5月21日金環日食、そして私の誕生日

2012年05月21日 | うんちく・小ネタ

今日2012年5月21日は、多くの人にとって金環食を見た日として、長く記憶されるだろう。私も高田馬場駅を出たところで、金環食を見ることができた。特別なメガネは用意していなかったが、雲がスクリーンの役割を果たし肉眼で「輪」を確認することができた。スマートフォンで写真を撮ってみたが、こちらは駄目。写真を掲載したけれど、まあ記念程度の話。

私事になるけれど、今日は私の62歳の誕生日。朝家を出るまで忘れていたし、ワイフも何も言わなかった・・・・。でもスマートフォンでフェイスブックを開くとウォールに「お誕生日おめでとう」の書き込みが何件かあった。事前のシステム的な処理で送られてきたものだとは思うけれど、greetingというものは嬉しいものである。

さて62歳の誕生日は私にとって61回目の誕生日や63回目の誕生日(恐らく)とは少し重みが異なる。何故かというと、今年はビジネスの第一線を引退する年だからだ。とは言っても完全に働くことを止める訳ではないので、正確にいうと「小なりと雖も組織の長として、リーダーとして働いてきた自分と別れる」という表現が的確だろう。

色々な幸運に恵まれ約15年ほど「管理職」というポストについてきた。この15年私がリーダーとして一番心掛けきたことは「人は皆モチベーションを持っている。そのモチベーションを大事にして前向きに働き、生きて貰う手助けをしよう」ということだった。無論そのことがどれ程達成できたかはフォロワーの人に聞かないと分からないが。

明代の思想家・呂新吾に「老いは嘆くに足らず。嘆くべきは老いて虚しく生きるなり」という言葉があるそうだ。

虚しくない生き方とは、私流に考えると「主体的な生き方」「自己自身のリーダーとして生きる生き方」である。

フランスの文豪バルザックは「情熱こそ人生の総てだ」と述べた。マスコミでは識者が「ボケないためには好奇心を持つことが大切」という。私は情熱とは一つのことに対して持続する好奇心だと思っているが、果たしてそのような好奇心を持続させることができるだろうか?

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