米国の共和党副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事が昨日娘のブリストルさんが妊娠5ヶ月で結婚する予定だと発表した。ニューヨーク・タイムズによると「4月に生まれたペイリンさんの5番目の子供は実は娘のブリストルさんの子供だ」というブログ記事で噂が広まる中で発表されたものだ。
共和党大統領候補マケイン氏の選挙参謀によると「マケイン氏はこの事実を知った上で彼女を副大統領候補に選んだ。それはプライベートな問題でマケインは彼女がアメリカを変えることが出来ると信じているから彼女を同伴走者に選んだ」と答えている。
また民主党のオバマ候補は「このブログは民主党員が流したのか?」という質問に「ありえない」と答えている。またオバマ氏は「私の母親は18歳で私を妊娠した。プライベートなことはペイリン知事の業績や副大統領としての潜在的な政治的業績に関係がない」と述べている。オバマ氏の返答、スマートだなぁと私は思った。
このニュースを聞いた女性共和党員達の反応はペイリン氏を支持するものだった。
私も副大統領候補の娘さんが17歳で妊娠してもなんの問題もないと思う。それにしてもこのペイリンさん、若い時はバスケットの選手として活躍し、そのアグレッシブな動きからバラクーダ(オニカマスという凶暴な魚)とあだ名された。釣とハンティングを愛し、5人の子供を育てながらアラスカ州知事として活躍する。何とも大変な女性である。こんな人が副大統領になると、ヤワな日本の政治家等一蹴されてしまいそうだ。