金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

恐らく唯一の英語上達方法

2007年02月09日 | 英語

私のブログに色々なブログからトラックバックが着けられる。その多くは次のようなカテゴリーに分類される。

  • 初心者でも為替・株で簡単に儲ける方法がある。
  • 努力しないでも簡単に痩せる方法がある。
  • 苦労しなくても英語が上達する。

実はこの三つは私がブログの中で述べていることと全く反対なので、余りに悪質なブログのトラックバックは時々外すことにしている。

私の主張は

  • プロでも為替・株で儲け続けることは難しい
  • 努力しても簡単に痩せるとは限らない
  • 苦労しても日本人には英語を使うことは難しい   というものだ。

英語を話す機会がほとんどなくなった私も読む方は毎日の様にネットで英字新聞を読んでいるがそれでも知らない(あるいは忘れた)単語や表現に出会いオンライン辞書のお世話になることがある。

そんな時私が時々使うのがネット上の英々辞典である(というと格好良いが本当はヤフーの英和辞書を使うことが多い)。ネット上では色々な英々辞典があるが私が使っているのはhttp://dictionary.reference.com/というサイトだ。

英々辞書を使うメリットは幾つかある。一つは最新の語法や用例に対応していることだ。英語は進化の激しい言葉なので英和辞書では対応していない様な意味で使われることがある。

次に慣用句Idiomをそのまま検索することができる。これは大きい。例えばsee eye to eye on the yenという言葉がある。直訳すると「円について眼と眼を見る」で何となく意味が分かるがやっぱり確認したくなる。そうなるとネットの和英辞書はお手上げだ。eye to eyeで検索しても「該当なし」で返ってくる。ところがhttp://dictionary.reference.com/を使うとhave exactly same opinionと返ってくる。つまり円について全く同じ意見を持つということが確認される。

最後のメリットは英語の意味を英語で調べることで理解が深まり、単語や用法を活用できる様になることだ。反面調べている途中でまた分からない言葉に出会うと手間を食うことも事実だ。しかし私は英語の力を着ける殆ど唯一の方法は英々辞典を使うことだろうと昔から考えているし、これ以外の英語勉強もしていない。

私は聞き流しているだけで英語が理解できる様になるなどという勉強方法は全く信じていない。分からない言葉は幾ら聴いても分からないままである。簡単に英語力が付く方法などないというのが私の結論である。

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美女と星とイベリコ豚の夜

2007年02月09日 | まち歩き

昨日の夜仲良しの女性達と日本橋のプラネタリウムを観てから、近くでイベリコ豚を食べた。プラネタリウムhttp://www.tfm.co.jp/star/は中央三井信託の向かい、以前東レビルがあった跡地に出来ていたので、一度都会で星を見たくなり仲良しの女性達を誘ってみたのだ。もっとも仲良しというのは僕の主観で、相手方は「おじさんがうるさく言うので付き合うか・・・」という程度なのかもしれない。

プラネタリウムは「星空の贈りもの」「北斎の宇宙」という2本のプログラムを上演して約一時間。料金は1,500円だ。観客の入りは半分ぐらいだったのでそれ程人気はないのだろうか?

椅子を思いっきり倒して天井を見ていると、星空が広がっていく・・・・しかし小学校の頃観たプラネタリウムの様に星座の解説はない。癒し系の音楽が流れオーロラが天空を舞う。天空から際限のない雪が降り、その雪を見ていると体が中に舞う錯覚を覚える。

私は星空が好きだ。特に冬の暁の凍てつく山稜をピッケルを小脇に抱えて消えていく星空の中を歩くのが好きだ・・・・・そんなことを思い出しながら都会の真ん中でしばし星空を楽しむのも悪くない。

プラネタリウムの後、近くのVin shu http://www.sake-dining.com/you/index.htmlというイタリアン系?の串焼き屋さんでワインを飲んだ。変わっていたのはイベリコ豚のカルパッチョ。普通豚の生肉は敬遠するが、どういう処理をしたのか生で大丈夫ということだ(一日明けて今ブログを書いているが今のところ大丈夫!)

イベリコ豚というのはドングリを食べさせ、放牧して飼育する。この放牧により運動をするので豚肉ながら霜降りとなる。霜降りの豚のカルパッチョは中々美味だった。お値段の方は4人でワインを3本飲み一人頭5.5千円程度とまあまあ。ただ赤ワインはやや軽めのものが多かった様だ。もっとも単に安いものを頼んだためなのかもしれないが。

外に出ると星は見えないが、日本橋タワーが夜空を圧していた。日本橋の夜にもたまには楽しいことがある。

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