レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「3人だけの秘密」

2012-07-26 23:39:27 | 小説

新第3弾ゾンビ「3人だけの秘密」


 ふうたの部屋でたまおが話しをしていると、
 キミカがこそっとノックをして入ってきた。
 「うわー、ラッキーだす」
 たまおがにやっと笑うと、
 「ど、どうしたの? 気味悪い」
 「たまおにバレちゃったぞ」
 「えー!
 黙ってて!
 お願い何でもしますから」
 キミカが頭を下げると、
 たまおとふうたはにやりと目を合わせる。
 「このままだと血みどろの争いごとになるから、
ちょっと妙案が」

 ふうたが機転をきかせて、
 たまおの作戦どおりのことを話していた。


 たまおは、
 ふうたの部屋を出ると、
 いきなり、
 「何やってんだ?」
と、
 みはるにつかまった。
 「何でもないだすよ。
 これから僕の部屋で作戦会議だす。
 ひさめちゃんと永久だけつれてくるだすよ」
 「ケンタは?」
 「後でいいんだす。
 その理由はちゃんと説明するだすよ。
 とにかく早くしないと大変なことになるかもしれないんだす」
 たまおがそう言うと、
 みはるは、
 「わかった。頼んだぞ」
と言って、
 永久をそっと呼びだしてから、ひさめの部屋に向かったのだった。
(続く)


本編リメイク「木の上の黒幕?VSあおむ、エイタ4」

2012-07-26 23:33:18 | 小説

本編リメイク「木の上の黒幕?VSあおむ、エイタ4」


 あおむはエイタの囁きを聞くと、
 少し考えてから、
 「そうかもしれないだすな。
 だすが、違っていたら...」
と、
 あおむはエイタの意見にまだ疑問があるのか、
首を傾げながら言うと、
 エイタは黙って首を横に振って、
 そのまま一気に後ろではなく、
 前へ走り出したのだった。
 「エイタさん...」
 あおむはエイタの姿を見て、
 後はエイタに指示されたとおりする他ない
と覚悟を決めたのだった。
 「フォフォフォ、
 もうそれ以上動くな!
 せっかく命だけは助けてやるつもりだったのになあ。
 あのバカが。
 命が惜しいなら、とにかく止まれ!」
 木の上から、
 先程とは違い大きな不気味な声がした。
 「あおむ、無視だ。
 そのまま進むぞ!」
 エイタは振り返ると、
 その不気味な声を聞いていったん止まりかけたあおむに
大声で言った。
 「わかっただす」
 あおむは一度覚悟を決めたので、
 そのまま、エイタの後を追った。
 「止まれーーー!
 止まれーーー!
 まだ、早過ぎるんだ!
 死にたいのか!
 殺されたいのか!」
 エイタは木の上から聞こえる激怒したような不気味な声を聞いて、
 確信したかのように、
 「あおむ、聞いたか!
 フォフォフォ、
 がないぞ!
 敵は動揺している!
 俺の勘のとおりだ!
 とにかく走れ!
 このまま突っ走れー!」
と振り返ることなく、
 大声で怒鳴るように言うと、 
 そのまま走り続けた。
(続く)


「トイレ女ショート!ザ・サード」「VSミスターとぐろマンの刺客玉竿いじりエロオヤジの逆襲?」

2012-07-26 23:25:08 | 小説

「トイレ女ショート!ザ・サード」「VSミスターとぐろマンの刺客玉竿いじりエロオヤジの逆襲?」




 *また、復活!
 *超絶ショート!
 *想像厳禁! スルーおすすめ。




 続き!
 玉竿いじりで逮捕されかけただけでなく、
 ミスターとぐろマンから破門を言い渡されたエロオヤジ化した第三の刺客は、
 やはり、元カッペというだけあり、ど根性だけはあり、
 2度と人前で玉竿いじりをしないという誓約書を書いた上、
 一週間も寝ずに、
 もともとなかった玉竿の違和感を感じその手でいじったときには、
ただでさえ男エキスで薄くなった頭髪を一度に10本抜く
という罰を自ら下すことにより、
 ミスターとぐろマンから、
 あのトイレ女を見事に退治するという誓約のもと、
一時的に破門を免れたのだった。
 そして、
 例の玉竿いじりの際のマヌケな様子から、
 あのトイレ女から、
 絶好の鴨として目をつけられたせいもあり、
 一週間の修行後、
 わずか三日であのトイレ女とぶつかることに成功したのであった。
 
 で、ショート。

 めでたし、めでたし...
 と思いきや、
 いや、
 誰もそう思ってもいないとおり、
 実は、
 一度失敗した人間は許さないというカッペ根性の、
 ミスターとぐろマンは、
 最初から、
 彼女いや、
 玉竿いじりのエロオヤジには期待せず、
 次の本番のための捨て駒として、
 その第三の刺客?を使ったのだが...
 意外や意外か、
 やっぱりダメなものはダメか...
 さて...

 バーイ!


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新カミサン伝説?ホラの像編改78

2012-07-26 22:06:55 | 小説

新カミサン伝説?ホラの像編改78


  フケタが自信満々に、
 偉そうな警察官に話したので、
 心配になったユキオが
 「ちょっと刑事さんたちすみません。
 ひとつだけ、
 彼に確認したいことがあるので」
と言って、
 フケタを部屋の隅に呼び、
 耳元で、
 「何って、
 祈ってもらう気なんだよ」
と、
 フケタに訊いた。
 「えっ?
 まだ、わからないのか?
 そんなの簡単なことだろう。
 2ヶ月前の顔にだけはしないでください。
 それなら、
 2ヶ月前の顔に戻るしかないだろう。
 それに、
 万一、
 他の人間にも、
 その効果が及んでもたった2ヶ月くらいだから、
 誰も困らないさ。
 何か反論あるか」
 フケタは、
 自信満々でユキオに囁いたのだった。
 ユキオはその話しを聴くと、
 「わかった。
 多分な。
 でも、念のため」
と言って、
 太郎とジュンにその話しをすると、
 「いいんじゃないか?」
 「俺もそう思う」
と言ったので、
 ユキオはフケタの所に戻り、
 「みんなOKだってさ」
と言うと、
 フケタは、
 「あの内容に反対するわけないだろ。
 もし、
 反対するとしたらバカだけだよ」
と自信満々に笑ったのだった。
(続く)


偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」79及び80

2012-07-26 09:02:06 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」79及び80

 
 「はあ?」
 「いえ、豆野は教授のことを相当バカにしていたものですから、
多分、そうじゃないかと」
 「そうですか?
 じゃあ、ちょっとお待ちを」
 玉置はコビタに言われ、携帯電話をまたいじり始めた。
 「ルーピーとかもあるかもな」
 「あー、ありえるな」
 「ちょっと、順番に探してますからなかった話してください」
 「すいません」
 「失礼しました」
 「あっ! ありましたよ。
 ポッポ!
 かけてみましょう!」
と言って、
 玉置が電話をかけると、
 近くで携帯の着信音が鳴ったのだった。
 「まさか...」
 「コビタのか?」
 「出ないでいいのか?」
 「クソー、豆野の奴...」
 「コビタさんの電話でしたら、出なくて結構です」
 豆野の携帯にポッポとして登録されていたのは
コビタの携帯電話番号等であった。
 愛田はこういう事態なのに、
 笑いそうになったが、
 玉置の方は、
 表情を変えず、
 「では、ポッポも違うようですね。 
 この様子だと探すのに時間がかかりそうですので、
 お手数ですが、
 直接、教授にお電話いただき豆野さんの携帯に
すぐ連絡するようにお電話していただけないでしょうか?」
と、
 不愉快そうに豆野の携帯電話を見つめているコビタではなく、
 愛田に向かって言ったのだった。
 「豆野が死んだことは伏せてですよね」
 「えー、一応」
 「わかりました」
 愛田は念のため玉置に確認してから、教授に電話した。
 しかし、
 教授が電話に出なかったので、
 「愛田でございます。
 恐縮ですが、
 豆野宛お電話いただけないでしょうか?
 電話番号はご存じかと思いますので、よろしくお願いします」
と、
 留守電メッセージを愛田は残した。
 「電話に出られませんか?
 なら、しょうがないですな。
 では、豆野さんと懇意だった他の助手の方は誰でしょう。
 できれば、豆野さんの女性関係についてまでご存じの方がよろしいのですが」
と、
 玉置が言うと、
 「豆野は変わり者でしたから、懇意というほどの助手はいませんが、
 豆野が可愛らしい女性と歩いていたところ
を目撃した近田という助手がいますので彼でもよろしいでしょうか?」
 「ああ、それは結構ですね。
 お近くにいらっしゃるんですか?」
 「彼なら多分。
 では、
 あー、その前に、
 豆野が殺されたことを話してもよろしいですか?」
 「ええ、もちろん。
 ですからお願いします」
 そして、
 愛田は今度は近田という助手に電話をしたのだった。
(続く)


サクラナ外伝フォー第2章「あおむが不満な理由」 

2012-07-26 07:05:30 | 小説

サクラナ外伝フォー第2章「あおむが不満な理由」 


 翌日の朝、
 ユリカが昨日のことをタマキに電話して話したのだった。
 「あおくんらしいはね。
 ユリカさんもまだあおくんのことわかってないのね?」
 「どういうことですか?」
 「昨日の話しを聞いた限り、
 あおくんのはヤキモチじゃないのよ」
 「そうなんですか?」
 「そう。
 なんというのかなあ?
 お金の問題って言うのも変だし、
 うーん?
 まあ、気分的問題なのよ」
 「気分的問題?」
 「そう。
 あおくんからすると、
 凄く安くしては貰っているんだけど、
 毎回支払うお金は同じでも、
 出てくるもので差をつけられているでしょう。
 それが気分的にイヤなのよ。
 自分だけ損した気になっているのよ」 「えっ?
 あおくんってケチなんですか?
 そうは思えないですけど」
 「ケチとは違うのよ。
 とにかく、同じ扱いを受けないと不満になるタイプなのよ」
 「うーん?
 よくわからないんですけど」
 「じゃあ、聞くけど、
 あおくんだけど、
 ウメナはちょっと別だけど、
 あたしたちにはまったく同じように接していることはわかる?」
 「あー、それはそうですねえ」
 「理由がそれなのよ」
 「それって?
 うーん?
 そのうち、わかるわよ。
 あー、ごめん。
 これからお店だから、
 またその話しはゆっくりね」
 「あー、すいません。
 お忙しいところ」
 「ううん。
 こっちこそごめんね。
 じゃあ、また」
 タマキはユリカとの話しを終えて、
 電話を切ると、
 何故かにんまりとしたのだった。
(続く)
 

 


カミサン伝説20真?ハッピー編「夏男の検査結果前」

2012-07-26 00:32:35 | 小説

カミサン伝説20真?ハッピー編「夏男の検査結果前」
 

 「凄くおいしかったです。
 これが残りものなんて。
 どうもごちそうさまでした」
 冬子が満足げな顔をして、
 礼をすると、
 「うちでしか食えないからよ。
 将来、いや、やめとこう。
 とにかく、気が向いたら、
 いつでもケンタに作らせるから。
 な! ケンタ」
 「もちろん、
 こんなのでよければ、いつでも」
 寿司屋とケンタは顔を見合わせた後、そう言ったが、
 寿司屋の妻の秋子が、
 「でも、魚ばかりも飽きるわよ」
と言って、
 舌をだした。
 「そんな。贅沢な。
 でも、
 また、お邪魔させてもらいます」
 冬子は秋子の言葉を本気にして、
 そう言うと、
 腕時計を見た。
 「冬子さん、
 おにいさんの検査の結果が気になって、
寝られなかったんでしょう。
 でも、
 結果がわかるのは午後ですよ。
 期待しないで待ってた方がいいですよ」
 ケンタも、
 実は、
 いつもと違って、
 昨日はほとんど寝られなかったので、
 冬子の気持ちを察してそう言った。
 「そうですよねえ。
 ダメだったら、
 がっかりしますもんね。
 河岸に連れていってもらって、
 おいしいものいただいたら、
 少しは落ちつきました。
 結果が出るまで、
 まだ、
 時間があるので、
 ここで今日は失礼させていただきます」
 
 
 冬子が帰ると、
 「ちょいとだけ仕込んだら、
 一寝入りするか」

 寿司屋が言うと、
 ケンタも頷いた。
 「いつもどおりでいいんだよ。
 吉報が来たら、
 すぐ起こすからね」
 秋子は、
 まるで夏男の検査の結果、
 型が合うような言い方をしたのだった。
(続く)

 


続エスカレーター改(?改)「示談屋タマガキ、強請屋ケチガキVSマジコン攻撃?サツコ様」

2012-07-26 00:10:02 | 小説

続エスカレーター改(?改)「示談屋タマガキ、強請屋ケチガキVSマジコン攻撃?サツコ様」


 「大丈夫だすよ。
 僕に任せるだす!」
 ガキのくせに示談屋か? 
 このタマガキは?
 「僕は、
 児童虐待と窃盗で逮捕の方が、
 鼻毛おばさんのためだと思うよ」
 サツコ様のため?
 よく言うな!
 強請屋め! 1000円以上は認めないぞ!
 「では、早速」
 チョビ髭! 両手をこするなって!
 「携帯は高いだすよなあ」
 タマガキ!
 返すって言ってるだろ!
 「あー! 新品に交換ですね」
 チョビ髭! 余計なこと言うなって!
 「僕、その携帯が気にいってるんだけどなあ」
 ケチガキ! 狙いは何だ?
 「そうだすかあ?
 だば、そこは示談金で上乗せだすな」
 タマガキ! 
 携帯電話代が1000円で済むか!
 「しょうがないな。サツコ」
 チョビ髭! 簡単に認めるな!
 「はい。もちろんです」
 サツコ様まで。
 「だば、まず、6万だすな」
 なにー!
 1000円じゃなくて、
 6万!
 「そのくらいはもちろん、
 大丈夫だろ。サツコ」
 チョビ髭! 値切れって!
 「はい。
 まあ、その程度でしたら」
 サツコ様も弱気だな... 
 マジコンを攻めろって!
 「うーん...」
 ケチガキ、首振るな!
 6万だぞ!
 「不満だすかあ?
 たすかに、罰だすからなあ」
 罰?
 「あー、
 キセルの場合は3倍でしたっけ?」
 チョビ髭なんだそれ?
 3倍って?
 「どうだすか?」
 「にいちゃーん、
 キセルってなに?」
 「タバコの一種かな」
 チョビ髭何変な顔してるんだよ。
 「うーん、タバコなんて安いよ?
 それに罰なのに、3倍はねえ。
 児童虐待、窃盗なら逮捕なんだよ」
 てめえ! 3倍でも、
 もう18万だぞ!
 サツコ様、マジコン攻撃だ!
 「僕たち、
 マジコンって違法なんだよ。
 そうですよね。サツコさん」
 気づいてくれ! サツコ様!
 マジコン攻撃で逆襲だ!
 「うーん...」
 どうした、サツコ様
 「ふーーーーーん。
 なんか、
 やぶ蛇なニオイがします」
 やぶ蛇?
 タベちゃんはトロいが、
 嗅覚だけは鋭いからな。
 「鼻毛おばさんも、
 マジコン持ってるよねえ」
 あー..... 
 こんな歳してマジコン?
 やぶ蛇だった... 


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