レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ「泣くなら帰れ」

2012-07-04 23:39:09 | 小説

新第3弾ゾンビ「泣くなら帰れ」


 賢明とサヤだけが、
 まだ登場しない中、
 もとめのきつい言葉にその場に居合わせた生徒は驚いたが、
 何よりも、驚いたのは、
 あのみはるが声は出さずに泣いていたからだった。
 「そんなことで泣くようなら、
 帰りなさい」
 もとめはさらにみはるに厳しい言葉を浴びせた。
 「ごめんなさい。
 もう、絶対暴力はふるいません。
 ですから、
 帰れなんてひどいことは言わないでください。
 コンクールはあきらめてもいいです」
 みはるが、
 珍しく真面目な言葉で言うと、
 「そうね。
 帰れと言うのは、
 少しきつかったかしら。
 でも、
 コンクールは、
 チームワークが必要だし、
 少しは頭がよくないと、
  ルックスだけでは、
 コンクールの準備の邪魔になるだけ、
 ええ、
 みなさん、
 既に決まっていたみはるさんをメンバーからはずし、
 私の独断ですが、
 ネネさんを代わりに入れることにします。
 反対の方います?」
 もとめが反対できないような言い方をすると、
みんな黙って頷いた。
 「では、ネネさんがんばってね」
 もとめの、
 少し図にのっていたみはるに対する単なる脅かしだと、
 その場の生徒は最初はそう思っていただけに、
 みんな驚いた。
 「ただし、
 ネネさんは少し猫をかぶっている、
 というより、
 はっきり言うと、
 わざとあまり頭の良くないフリをしているみたいね。
 でも、もうやめなさい。
 本当のあなたでいきなさい。
 いいですね」
 もとめがネネにそう言うと、
 「別にそういうわけでは...」
とだけ、
 ネネは答えたのだった。
(続く)


本編リメイク「警察」

2012-07-04 23:35:47 | 小説

本編リメイク「警察」


 エイタ、あおむ、ミカエルの仮面を被った人物は、
相変わらず、動かないまま似たようなやりとりだけ続けていた。
 そして、
 警察がなかなか助けに来ないので、
 あおむがあることに気づき、
 「まさか、
 警察に電話したんじゃないだすか?
 だから、
 警察は僕らを助けに来ないんじゃないだすか。
 何故、
 そんなことをしたんだすか」
と、
 その人物が、
 エイタが警察に電話した後に、
 アレはいたずらだとか、
 間違いだとかの電話をしたのではないか、
という意味を込めて、
 そう話したのだった。
 しかし、
 相変わらず、
 その人物は、

 そこに立ったまま、
 左手はそのままの状態で、
 右手は下に降ろして、


 「フォフォフォ」


という不気味な声だけを発するだけだった。
 「うーん...
 そうみたいだすな。
 だば、エイタさん、
 もう一度、
 警察に電話してくれだすよ」
と、
 あおむが言ったので、
 エイタが携帯を取り出して、
 電話を再度しようとしたとき...
(続く)



新カミサン伝説?ホラの像編改53

2012-07-04 22:11:02 | 小説

新カミサン伝説?ホラの像編改53

   
  電話の主はユキオだった。
 助手の中では、
 無口な方で少し気の小さいところのある奴だったが、
 根は真面目な男で、
 教授の信頼も厚い方だったので、
 やはり教授の身に何かが起きた、
と、
 二人は直感した。
 フケタが電話に出ると、
 ユキオは、
 教授から例の話しを訊いたので、
 これからすぐそちらに行きたい
とのことであったので、
 フケタは承諾し、
 すぐ、
 電話を切った。
 「おい、
 やっぱり、
 教授にも何か起きたみたいだぞ」
 「でも、何で、自分で電話しないでユキオに頼んだんだろう」
 「それは、
 自分まで変な顔になったと言うと、
 根が小心者のユキオがびびって言うことをきかないかもしれない、
と思ったからじゃないか?」
 「そうかもな。
 じゃあ、教授のこととジュンのことは内緒にしておくか?」
 「そうするか」
 二人はこうして話し合うと、
 ユキオに何を祈らせるかは、
 多分、
 教授が考えているのではないか、
と思い、
 何を祈らせようか、
という話しはやめた。


 そして、
 余程急いでいたのか、
 ユキオは、
 それから15分くらいで、
 フケタの部屋にやってきたのだった。
(続く)


偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」59

2012-07-04 09:03:58 | 小説

偽カミサン伝説?「悪女よけの像編」59


 他方、
 ソウセキは約束どおり、
 教授に例の像を自分に譲ってくれた、
 やすおを紹介した。
 ソウセキが二人のことを簡単に紹介すると、
 早速、
 教授が質問に入ろうとした。
 「はじめてなのに、
 早速で恐縮だが、
 例の像について、
 いくつか確認したい点があるんだが、よろしいかね」
 すると、
 やすおが、
 「ソウセキくんから電話で聞いたんですが、
その像が先生の手元に、もう存在しないことは間違いないんですね」
と、
 念を押すように訊くと、
 教授は、
 「ああ、間違いない。
 ソウセキも立ち会いの上で、
 私の助手にその像を譲ったからな。
 もちろん、無償だが」
 「そうですか。
 なら、安心です。
 では、先生。
 私の知る範囲と理解していることはすべてお話ししますので、
 遠慮なくご質問ください」
 やすおが教授の目を見て言うと、
 「では、早速。
 まず、
 君を除く、
 例の像を所持した4人の人間のうちの3人が、
 生命保険をかけられた状態で若死にしているということに間違いはないかね」
 「はい、それは」
 「それで、
 死んだ3人の共通点だが、
 いずれも、
 その像を所持した状態ではなく、
 手放した後に死んでいるんだね」
 「はい、そのとおりです」
 「また、死んだ3人のうちの1人はその像が何であるかも知らなかった
ということだね」
 「はい、そう聞いております」
 「で、
 4人のうち、
 生き残った、
 たった1人は、
 その像を所持しているときは、
 像を所持してから知り合った女と、
 男女の関係にはならないうちに、
 その像を手放したということだね」
 「えー、そのひとりはそうですが、
 正確に言うと、
 私もそうですし、
 そこのソウセキくんもそうですし、
 先生もそうですよね」
と、
 やすおは教授の質問を肯定した後、
 自分たちのことを付け加えた。
 「なるほど、そうなるな。
 例の像を所持してから手放すまでに、
 誰とも男女の関係にならなかった人間は無事だというワケだな。
 君もそれに気づいて、
 こちらのソウセキくんに像を譲ったんだな」
 「そのとおりです。
 そして、
 今、
 お話を伺って、
 ソウセキくんにはまだ話していませんでしたが、
 私なりに考えた仮説が正しかったのではないかと考えています」
 やすおは教授の目をしっかりと見据えて、
 自信ありげにそう言ったのだった。
(続く)



サクラナ外伝フォー第2章「感心するあおむと満足するウメナ」

2012-07-04 07:05:48 | 小説

サクラナ外伝フォー第2章「感心するあおむと満足するウメナ」


 「凄かっただすなあ。
 あんなの初めてだすよ。
 タマキさんが鉄板焼きなんて言うから
もっと違うものかと思っただすよ。
 ステーキも伊勢エビもアワビも全部最高だすな」
 「鉄板!」
 「それに場所を変えて、
 都内を一望しながら、
 デザートなんて凄いだすなあ」
 ホテルから最寄りの駅に向かう途中、
 あおむはしきりに感心し、
 ウメナはあおむの手をにぎりながら、
満足げにニコニコしていた。
 「私は緊張したわねえ。
 あおくんが変なことばかり聞くし」
 サクラナはあおむの方を見て、
 そんなことを言う。
 「そうだすかな」
 「でも、よかったわ。
 あおくんもウメナも喜んでくれて。
 ちょうど、
 おすすめの所が、
 ユリカさんのお知り合いのお店で。
 伊勢エビもアワビも全部サービスしてくれたみたいね。
 お安くしてくれるとは聞いていたけど、あそこまでとはね」
 「いいの。いいの。
 あのお店はね。
 結構、儲けてるんだから。
 それに、
 彼は気が利くし、
 死んだ父も気にいって、
 私のこともかわいがってくれていたんですよ。
 彼、
 ああ見えても、
 まだ、45、6のハズですよ。
 それに、
 若いときに奥さんを亡くして、独身なんですよ。
 それから、
 私はあそこのホテルの株主なの」
 「へー。
 でも、
 ユリカさんって、
 マンションだけじゃなく、
 あのホテルの株まで持ってるの?」
 「あら、サクラナ知らなかった?」
 「えー?」
 「あー、ごめんなさい。
 店の候補を挙げてユリカさんに相談したときに、
 ユリカさんから聞いたんだった。
 でも、
 これだけサービスしてもらうと、
 また、行きにくいわね」
 「鉄板!」
 「僕はステーキだけでもいいだすよ」
 「月に1回くらいなら大丈夫よ。 
  また、是非、5人で行きましょうよ」
 ウメナとあおむがまた行きたそうだったので、
 ユリカが笑顔で言った。
 「でも、今度は割り勘よ」
 横から、
 タマキが笑いながら、
 わざとそう言った。 
(続く)

 


加トちゃんに挑め?嵐メンバー、レイジー編「禿げても丸メガネでも腹巻きでもももひきでも素敵?」

2012-07-04 02:06:09 | 小説

加トちゃんに挑め?嵐メンバー、レイジー編「禿げても丸メガネでも腹巻きでもももひきでも素敵?」


そなこた「さすがに、
嵐でぺ!
とはいかない...
が、
敢えて、
加トちゃんに挑むなら、
誰?
って、問題は行き過ぎ?
まあ、アレつけるなら、
そこまでやって欲しいの願望で、
加トちゃんに挑めランキング!
ほな、さいなら」

*ちょい加工。

 

6290票
3480票
松本潤
2915票
大野智
881票
櫻井翔
603票
599票
二宮和也
490票
相葉雅紀
330票
嵐、よくわかりません

 

 *よくわかりませんにはメンバーもずっこける?

 

 

 


反ヤリ○ン女の言い分?レイジー編「口先だけは経験豊富?実は見栄っ張りのドブス女?」

2012-07-04 01:55:39 | 小説

反ヤリ○ン女の言い分?レイジー編「口先だけは経験豊富?実は見栄っ張りのドブス女?」


そなこた「はいはい。
はいはい。
そうね!
ははいのはい。
と、
この手の女の話は、
左から右に聞き流しましょう。
男にも多いがこのタイプ...
問題は?
タイトルからもうおわかりのハズ!
ほな」

2012/06/08~2012/06/09  情報提供:goo調べ (2012年6月調査)

 

100
男性の好みに関しては誰よりもうるさい
59.1
自称サバサバ系
58.5
「自分のための自分磨き」をアピールし、男性に興味ないふりをする
14.5
守られることを拒み、守りたがる

 

 


カッペの集まり東京?レイジー編「いつか来た道?カッペが集まりこうなった?だから騙される」

2012-07-04 01:40:23 | 小説

カッペの集まり東京?レイジー編「いつか来た道?カッペが集まりこうなった?だから騙される」



そなこた「今こそ東京人?の
あなたも...も昔は...
江戸っ子なんか、
ごくわずか!
騙しやすいのも元カッペの東京住まい?
でも、自分はもう騙されない...
ほな!」


2012/06/08~2012/06/09  情報提供:goo調べ (2012年6月調査)

驚くことが多すぎるので20位まで

モノホンの江戸っ子は東京駅など行きません!
もちろん持ち家、アパートなんて借りません。
ぶつかりノロノロ男女は元カッペ!

 

100
東京駅が広すぎて迷う
48.5
通勤ラッシュの駅や電車内がものすごくピリピリしている
45.5
高層ビルが本当に多い
35.4
オープンしたてのお店に人が並ぶ




本編リメイク「トリック?と残された木太郎?」

2012-07-04 01:29:53 | 小説

本編リメイク「トリック?と残された木太郎?」


 「みんな、どこへいったーーー!
 ミカエル、
 ルシフェル、
 いったい何が目的なんだ?
 答えろー!」
 ひとりその場に残った木太郎は、
 数分間隔で、
 あちこちの場所から聞こえてくる、
 
 「フォフォフォ」

という不気味な声がするたびに、
 そう怒鳴り声をあげていたのだが、
 一度は気づきかけた真相や、
 今回の事件のあるトリックにに気づくこともなく、
 内心怯えながらも、
 強がって、
 そう怒鳴り続けていた。
 そして、
 ついに...

(続く)


第3弾リメイク「ふうたの決断」

2012-07-04 01:16:32 | 小説

第3弾リメイク「ふうたの決断」


 ふうたは、
 たまおの目から自分は全員で残りたいが決断は自分に任せる
という意思を感じとった。
 みはるが最後に発言してから、
 他の生徒はたまおとふうたの様子を見た後、
ああ言ったケンタや永久でさえ何も言わず、
 その場はただふうたの決断を待つような空気になっていた。
 そして、他の生徒の視線から、
 その気持ちと意思を感じとった、
 ふうたはようやく決断したのだった。
(続く)


第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章114

2012-07-04 00:48:19 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章114


 「どうやら、
 その水晶は、
 同じ世界におなじ人物が複数いるとどちらかの過去を特定できず、
効力を発生しないみたいだな」
 ラーメンがその水晶の力について話すとき、
 ついパティの居場所を示すようなヒントを口走ったので、
 勘のいい、
 先にそこにいたウトーが、
 「あー!
 わかったぞ!
 もう一人のパティのいる場所が」
と、
 大きな声を上げたのだった。
 そのとき、
 「わっはっは!
 役者はこれで全部揃ったな」
と、
 そこにいたほとんどのものが聞いたことのある声が
どこかからしたのだった。(続く)





カミサン伝説20真?ハッピー編「堅物家系の反動?」

2012-07-04 00:30:32 | 小説

カミサン伝説20真?ハッピー編「堅物家系の反動?」


 ケンタが寿司屋夫婦に冬子の兄夏男のことを簡単に話すと、
 「えー、
 あのタケさんが堅物の兄の子なの?
 信じられないわ。
 松波家はとにかく真面目で堅い
ということだけが取り柄なんだからね。
 祖父、兄の反動なのかしら。
 あの軽さは」
 ハルカの母親はまだ信じられない様子だったが、
 「いいじゃないか。
 雰囲気的にはケンタのオヤジにそっくりで、
 コレにはだらしがないが、
 明るいし人柄はいいからな。
 なんとなく、
 おまえにも性格は似てるしな。
 親や祖父母が堅物過ぎてその反動なんだろう。
 逆に、
 冬子さんは凄く真面目でやさしそうな感じだな。
 まあ、
 型が合う確率はそんなに高くはないんだから、
 ハルカには今は伏せておいて、
 合ったら、
 ハルカにうまく説明すればいいんじゃないか。
 冬子さんには、
 取引先のお客さんを連れて店によく来てくれる常連客で顔見知りだ
と言っておけば大丈夫だよ。
 それにしても世間は狭いんだな」
 寿司屋はこのときは夏男の型がハルカの型と合うことにあまり期待していないのか、
 少し他人事のように話した。
 「じゃあ、
 おじさんもおばさんも万一冬子さんに訊かれたら
そう言ってごまかしといてくれよ。
 タケさん、
 あー、
 夏男さんには早めに検査してもらうから」
 こうして、
 夏男の検査が数日後行われることになったのだった。
(続く)






続エスカレーター改「デカワンコタベちゃんの嗅覚とマジコン、ケチガキと泡姿?サツコ様」

2012-07-04 00:12:30 | 小説

続エスカレーター改「デカワンコタベちゃんの嗅覚とマジコン、ケチガキと泡姿?サツコ様」

 
 「お水でございまーす。
 ふーーーーーーん。
 サツコ様、
 なにか、
 ワイルドで、
 危険なニオイがしまーす」
 タベちゃん、まさか?
 「ワンコ!
 おだまり。
 縁起でもないこと言わないでよ」
 テレビをよく見ろって。
 ワンコの嗅覚は凄いんだぞ...
 何かイヤな気が...
 「ふーーーーーーん」
 タベちゃん、泣き出しそうだ。 
 「ワンコ、うるさい!」
 「おねえさーん、かわいそうだから、
 これであそんでなよ」
 ケチガキ! そのDSの中のソフト!
 マジコン使ったんだろ!
 こんなときによくもずうずうしく! 
 「おほほほ!
 どうせ、
 インチキマジコンを使ったソフトでしょ。
 バレバレよ。
 まあ、それも黙っててあげるから、
 もうおかえりなさい!」
 サツコ様はお見通しなんだよ。
 ケチガキ、
 うっかり、
 マジコンなんか口にするから、
 バレバレなんだよ!
 サツコ様の圧勝だな!
 「鼻毛おばさーん、
 やはり、マジコン知ってたのか。
 僕と同類だね。
 でも、
 その写メは僕の負けだね」
 同類? 
 だが、ケチガキは敗北宣言か!!
 さあ、一人でとっとと、うせろ!
 「わかったら、
 かえりなさい」
 「鼻毛おばさーん、
 でも、こっちはどうかな?」
 えっ? まだ何かあるのか?
 「ふん、ふん、ふん。
 ふーーーーーーーん。
 このニオイです」
 「おだまり!」
 「はい...」
 写メではないみたいだなあ?
 「こっちって?」
 「にいちゃんは見ない方がいいよ。
 ますます幻滅するよ」
 幻滅?
 「はあ?」
 サツコ様も不気味がってるぞ。
 「にいちゃーん、見る勇気ある?」
 ケチガキ! もったいぶるなよ。
 本当は見せたいんだろ?
 まさか、
 泡姿のそっくりさんの、
 エロな写真じゃないだろうな!
 「いーい、
 今度、
 強請ったら本当に訴えるわよ」
 サツコ様も警戒してきたな。
 「ふーーーーーん。
 なんか、
 すごく危険なニオイがします」
 ますますイヤな予感が...
 「鼻毛おばさーん、
 僕は別に売る気はないから。
 それに僕まだ小学生だからね」
 子供は捕まらないと思って、
 このケチガキが!
 とんでもないもの盗撮してるな!
 「本当に何かあるの?
 必要あるならお出しなさい」
 そうか!
 単なるはったりかもしれないな? 



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