S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

ゆうくんとちぃちゃん

2005年02月16日 | たったひとつのたからもの
本日、娘の養護学校は、小中学部の次年度新入生の「体験入学日」で、在校生は「自宅学習日」でした。
ま、つまりは「お休み」。
ということで、お休みを利用して、娘とともに行ってきました、「ゆうくんち」

家の前で手をふるリエさんを見て、車を停めた途端に、娘は車を降りて走っていきました。
エンジンを停めて、車を降りたら、娘はもう視界にいませんでした。
・・・おい、どこ行ったよ?

「ちぃちゃん、ちぃちゃん」と呼びながら探すと、ゆうくんちの戸が開き、「なに?」という感じで顔を出した娘。
アンタ、行動、早すぎ。

おうちに入ると、娘はゆうくんのところに「あいさつ」に行きました。
ゆうくんを見て、「おにいちゃん」と呼びました。
(娘は中学一年、ゆうくんは小学三年生。でも身長はほとんど変わりません。)
娘は「おにいちゃん」のそばに行きたがりました。
ゆうくんのママがゆうくんに、吸引をしている様子をじっと眺めていました。
数十分後に、この「吸引」のための動作をゆうくんの前で「パントマイム」で細部まで再現していたことには驚かされました。
ゆうくんのいるお部屋の中で、娘は一人遊びを組み立てて遊び始めました。
ゆうくんのママが、「微笑ましい顔」で、そばでその様子を見ていました。

娘が何か、ゆうくんのママに言いました。
小さい声だったので、ゆうくんのママは、微笑ましい柔らかな表情で聞きました。

「なあに?」

娘、今後ははっきりと、ゆうくんのママに言いました。

「じゃま、じゃま。
 あっちいって。」

大爆笑。

「そこはダメ~~、ちぃちゃん~~」
というゆうくんのママの悲鳴をものともせず、娘は家の中の全てを探検しました。
彼女にとっては、物珍しいトイレ空間で、「おしっこ」もしてみました。
水の流れる音を聞いて、わたしたちは「あら」と思った。
ウチの子、出先で見たトイレを「使ってみる」のが好きなので、わたしは「ははは」と思いました。

娘がゆうくんに近づいて、そこで展開される「ほんわかワールド」を見てるのは楽しかったです。
大人二人はそれを見て、あわてて携帯を持ってきて、カメラを振りかざして、大騒ぎをしていたのでした。。。

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2 コメント

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思い出すと… (リエ@裕母)
2005-02-17 14:16:13
ちぃちゃんの性格って…

S嬢さんそっくりかも!(笑)
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はい (S嬢)
2005-02-17 20:49:27
否定しません!

思いっきり、肯定します!

行動の個性を「共通の感覚」として、わたしは理解できる。

だからこそ、彼女の「前進姿勢」に、チャンスの提供というものを与えてやりたいと思うのですよ。

与えられたチャンスに、さらに応用をかける女で、時々、大変ではありますが。



だから、お願い。

「高校」に行かないで、「学校」に行ってよね。

通学中の二度目の「冒険」、実は彼女が通ったルート先に、前回の冒険とはまた別の「高校」があったのでした・・・。
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