望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

背中合わせの生一本

2020-06-04 23:47:09 | 田舎色逍遙

背中合わせの生一本

背中と背中で重なる何か
透明ボード一枚で見えてても正体不明の罠
肉体を脅えさせ更に威嚇

善なる魂はマイクロフィルムの中で閉塞
背中合わせで前は見えても行き先は180度方向に不明

生一本 何が何だか行き詰まった囲いの中 背中合わせで無色の柱

今見え隠れする戦火
何が何だか戦火へ突き進む寸前
生一本のクロロフィル遠い背中合わせ
無限の背中合わせに詰まっていきそう

生一本のクロロフィル
戦火の渦に巻き込まれ 
緑の光りはブラックへ加速を始めた