8月上旬は、オープンキャンパスが集中している。高2の娘の付き添いで、今年も行ってきた。
まずは明治大学。
ここは、御茶ノ水駅から徒歩5分ほどの便利な場所にある。

「おはようございまーす!」
オープンキャンパスでは、どの大学も学生が誘導や案内を手伝い、活躍している。ここの学生は、よくいえば華やか、悪くいえばチャラい雰囲気であった。
「なんか、化粧が濃いね。友達になりたくない感じ……」
娘は引いてしまったようだ。
模擬授業では、教授らしき人物がTシャツ・短パンで登場し、ピントのずれた話を延々と続けている。今度は私が引いてしまった。
しかし、施設は素晴らしい。私が特に感動したのは、地下1階にある大学博物館だ。

展示点数も多く、リーフレットもあり、地方公共団体の博物館並みに見えた。

刑具や拷問具が大きなスペースを占めているので、心臓の弱い人には向いていないかもしれない。
お昼は、野菜カレーにした。このカフェでは、明治大学の学生が調理をしているそうだ。プロ顔負けの、とても美味しいカレーである。

アンケートに答えると、大学名入りのタオルがもらえる。

「わーい♪」
娘は満足したようだ。
翌日は成蹊大学に行く。

「ねえ、この大学見たことあるよ! 『花より男子』のロケやってたところだ」

ミーハーな娘が目を丸くしていた。なるほど、たしかに大学らしい風格と、クラシックな校舎がドラマの舞台にうってつけである。設備は少々古めかしいが、ガイダンスも模擬授業もしっかり順備された内容である。お手伝いの学生たちは地味な印象で、汗を流しながら一生懸命活動していた。
「お昼はぜひ学食にどうぞ! おススメは油淋鶏(ユーリンチー)です!!」
マイクを握った女子大生が、学食を勧めるので行ってみた。
油淋鶏というのはこれだ。醤油味のさっぱり風味に仕上がっており、いくらでも食べられそうだった。

「お母さんは、成蹊ランチっていうのにしてみる」

私は逆らってみたが、これも油淋鶏と同じ鶏が載っているようで、美味しくいただけた。
食後は図書館に足を運ぶ。ここの図書館は、かなり有名らしい。

SFドラマに出てきそうな球状のスペースがあり、視聴覚教材や個別の学習環境も充実している。過去には、グッドデザイン賞を受けているそうだ。

「すごいね、ここがいいかなぁ」
娘はすっかり心を奪われたようである。
そして、オープンキャンパスのおみやげは……。
「明治はタオルだったけど、同じじゃ芸がないから、成蹊は消しゴムだったりして」
私が思いつきで、いい加減なことを言った。
「なにそれ、何で消しゴムなの? クリアファイルとかかもよ」
しかし、ガイドを見たら、本当に消しゴムだったのだ!!

「マジ~!?」
もちろん、ゲットしてきた。
そして、今日は中央大学に行ってきた。

「何だか、大学というより、公共施設みたいだね」

娘は、機能性を重視した殺風景な建物に、少々戸惑っているようだ。

「おはようございます!」
こちらの学生は、真面目な優等生という印象である。
「ドリンクを用意してありますので、お取りください」
水が欲しいと思った。で、手にしたものは、「中央大学」のロゴ入りの水であった。

去年行った法政大学でも、「法政水」なる水が配られていたことを思い出す。
「アンケートに答えていただきますと、マフラータオルをプレゼントいたします!」
おや、こちらも明治と同様、タオルがおみやげだ。
ちなみに、売店でクッキーが売られていたが、法政大学と文字が違うだけだった。もうちょっと、オリジナリティが欲しいと思うのは私だけだろうか。
と文句を言いつつ、中大まんじゅうを買う。

学部ガイダンスは30分、模擬授業は50分と、みっちり指導をするイメージにぴったりの内容だった。公務員、教員、司法試験、公認会計士などの合格率では、他大学を圧倒する実績があるそうだ。就職内定率も高く、安心して通わせることのできる大学だと思ったのだが……。
「お母さん、疲れた……」
多摩キャンパスは遠い。入試も難しそうだし、ちとハードルが高いかもしれない。
ここの食堂は、和洋中軽食などバラエティに富んでおり、かなり充実していた。座席数も国内最大だという。どこに入るか迷ったが、和食のお店に入った。
さんまの蒲焼丼。

これもいい味だ。
あとは、アンケートに答えてタオルをもらい、真っ直ぐ帰った。

あと2校は回るつもりだ。
授業やガイダンスを比較し、学食で締めくくる。
タオルは、当分買わずにすんだりして。

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
まずは明治大学。
ここは、御茶ノ水駅から徒歩5分ほどの便利な場所にある。

「おはようございまーす!」
オープンキャンパスでは、どの大学も学生が誘導や案内を手伝い、活躍している。ここの学生は、よくいえば華やか、悪くいえばチャラい雰囲気であった。
「なんか、化粧が濃いね。友達になりたくない感じ……」
娘は引いてしまったようだ。
模擬授業では、教授らしき人物がTシャツ・短パンで登場し、ピントのずれた話を延々と続けている。今度は私が引いてしまった。
しかし、施設は素晴らしい。私が特に感動したのは、地下1階にある大学博物館だ。

展示点数も多く、リーフレットもあり、地方公共団体の博物館並みに見えた。

刑具や拷問具が大きなスペースを占めているので、心臓の弱い人には向いていないかもしれない。
お昼は、野菜カレーにした。このカフェでは、明治大学の学生が調理をしているそうだ。プロ顔負けの、とても美味しいカレーである。

アンケートに答えると、大学名入りのタオルがもらえる。

「わーい♪」
娘は満足したようだ。
翌日は成蹊大学に行く。

「ねえ、この大学見たことあるよ! 『花より男子』のロケやってたところだ」

ミーハーな娘が目を丸くしていた。なるほど、たしかに大学らしい風格と、クラシックな校舎がドラマの舞台にうってつけである。設備は少々古めかしいが、ガイダンスも模擬授業もしっかり順備された内容である。お手伝いの学生たちは地味な印象で、汗を流しながら一生懸命活動していた。
「お昼はぜひ学食にどうぞ! おススメは油淋鶏(ユーリンチー)です!!」
マイクを握った女子大生が、学食を勧めるので行ってみた。
油淋鶏というのはこれだ。醤油味のさっぱり風味に仕上がっており、いくらでも食べられそうだった。

「お母さんは、成蹊ランチっていうのにしてみる」

私は逆らってみたが、これも油淋鶏と同じ鶏が載っているようで、美味しくいただけた。
食後は図書館に足を運ぶ。ここの図書館は、かなり有名らしい。

SFドラマに出てきそうな球状のスペースがあり、視聴覚教材や個別の学習環境も充実している。過去には、グッドデザイン賞を受けているそうだ。

「すごいね、ここがいいかなぁ」
娘はすっかり心を奪われたようである。
そして、オープンキャンパスのおみやげは……。
「明治はタオルだったけど、同じじゃ芸がないから、成蹊は消しゴムだったりして」
私が思いつきで、いい加減なことを言った。
「なにそれ、何で消しゴムなの? クリアファイルとかかもよ」
しかし、ガイドを見たら、本当に消しゴムだったのだ!!

「マジ~!?」
もちろん、ゲットしてきた。
そして、今日は中央大学に行ってきた。

「何だか、大学というより、公共施設みたいだね」

娘は、機能性を重視した殺風景な建物に、少々戸惑っているようだ。

「おはようございます!」
こちらの学生は、真面目な優等生という印象である。
「ドリンクを用意してありますので、お取りください」
水が欲しいと思った。で、手にしたものは、「中央大学」のロゴ入りの水であった。

去年行った法政大学でも、「法政水」なる水が配られていたことを思い出す。
「アンケートに答えていただきますと、マフラータオルをプレゼントいたします!」
おや、こちらも明治と同様、タオルがおみやげだ。
ちなみに、売店でクッキーが売られていたが、法政大学と文字が違うだけだった。もうちょっと、オリジナリティが欲しいと思うのは私だけだろうか。
と文句を言いつつ、中大まんじゅうを買う。

学部ガイダンスは30分、模擬授業は50分と、みっちり指導をするイメージにぴったりの内容だった。公務員、教員、司法試験、公認会計士などの合格率では、他大学を圧倒する実績があるそうだ。就職内定率も高く、安心して通わせることのできる大学だと思ったのだが……。
「お母さん、疲れた……」
多摩キャンパスは遠い。入試も難しそうだし、ちとハードルが高いかもしれない。
ここの食堂は、和洋中軽食などバラエティに富んでおり、かなり充実していた。座席数も国内最大だという。どこに入るか迷ったが、和食のお店に入った。
さんまの蒲焼丼。

これもいい味だ。
あとは、アンケートに答えてタオルをもらい、真っ直ぐ帰った。

あと2校は回るつもりだ。
授業やガイダンスを比較し、学食で締めくくる。
タオルは、当分買わずにすんだりして。

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
あと2校…。
そういえば、女子大はありませんね。
共学志向ですか?
ひとつ、姫大学を混ぜてみたら、比較検討が豊かになりそうな気もしますね~。
許せないなー。
暑いから?というより、かっこつけているようにしか見えない。
別に背広にネクタイにしろとは言いませんが、TPOがあるでしょう。
私が親なら、それだけでダメだ。
この時期は強気な大学が揃って実施のようです。
ちょい下のランクにいる大学は、もうちょっと後ですね。
来週以降は、そちらのほうに行ってきます。
女子大には、娘の行きたい学部がありません。
商学部で会計の勉強をしたいそうです。
大学によっては経済学部だったり、経営学部だったりしますが。
どうも、地元志向なもので、1時間以内の学校を狙っています。
中身で選んでほしいわぁ。
私もそう思いましたよ。
ラフな印象を演出したかったのかも。
しかし、スポーツジムの帰りのような格好で、模擬授業されてもねぇ。
しかも、学部ガイダンスの内容なんです。
人選ミスかと。
彼は、ひたすら「大学は自由だ」と繰り返していました。
自由の意味をはき違えていると思います。
高校生は競って大学に入るわけだけど、一方の私立大学側も、志願者を得る為に他の大学と競っているわけなんだね。
御茶ノ水女子大には、その「法政水」のような“お茶の水”なんて物があるのかな…。
学食は誰でも食べられるみたい。
白髪のおじいさんとかいたし(笑)
私大は、ランクによって対応が変わってくるね。
上位はさほど努力しているように見えないなぁ。
下がるごとにサービスがよくなっていく(笑)
大学の存続がかかっているから頑張っています。
お茶大の情報は何も持っていないよ。
たぶん、他大とは同じことをしないでしょう。
弁護士崩れというのか、弁護士になれなかった人たちです。(*゜.゜)ゞポリポリ
今年も学食で締めくくるパターンは相変わらずですね。(*^.^*)エヘッ♪
御嬢さんの進学にはお母様の意見の占める割合が多くなりそう~
不味いメニューは出せません・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
受験勉強も本格的にやる時期に入ったのかな。
二人三脚で頑張ってください。
中央大学のキャンパスはテレビで見たことあります。広い敷地にいろんな学部と設備が集まっていてスゲーな…って思った記憶があります。ひとつの街ですよね!
高2で大学を検討し、入学したら次は就活!疎い僕でも名前知っているような有名校出身でもなかなか内定が難しい状況みたいで、たいへんだなぁって思います。なんか奨学金が返せない状況も増えてるとか…?なんか日本の将来ホント不安ですわ。
中央の国家試験等の高い実績には驚かされます。
マジメな学生がたくさん集まるのでしょう。
でも、弁護士崩れなのですか?
難しいんですね…。
うちの子は、オープンキャンパスのあとはやる気になるんです。
翌日から何もしません。
3日坊主どころか、1日坊主ですね。
こんなんで合格できるとは思えませんが…。
学食万歳!(笑)
そうそう、中央大はまさに街です!
美容室まであったような…。
自宅から通っていない地方出身の学生は、キャンパスと下宿先の往復だけだからかも。
キャンパスでほとんど事足りるようにできている気がします。
今の若者は、本当に大変そうですね。
のんびりしていた時代が夢のようです。
私もろくに大学調べをせず、受験しました。
不満がなくてよかったけど。