鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

セキセイインコの国へ

2019年01月21日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
私は小学生のころから、野生のセキセイインコを見ることが夢でした。

自分が飼っているセキセイインコが、オーストラリアでは野生で暮らしているということを知ったその日から
ずっとずっと野生で暮らすセキセイの姿を見てみたいと思ってました。

だからずっと貯金箱に「セキセイインコ貯金」をしていました。
あったらあっただけお金を使ってしまう私は、貯蓄能力は限りなくゼロに近いのですが、
いつかセキセイインコを見に行く夢のためのお金だけは、貯めることができました。


おとなになって、とうとうその夢は叶いました。






オーストラリアには、本当に野生のセキセイインコが暮らしていたのです。







野生のセキセイインコは、アウトバックと呼ばれる果てしなく広大なオーストラリアの内陸部、
夏は灼熱、冬は激寒の乾いた砂漠で、強くたくましく生きていました。






なんてかっこいいんでしょう。私は本当に涙を流して感動しました。





オーストラリア訪問2回目にして、
数百羽の野生のセキセイの群れを見ることができて、私の長年の夢は叶ったのです。

でも、夢叶ってんから、もうそれでええやん。もう思い残すことないやん。って、全然ならへんかった。

なんでもセキセイインコは数年に一度、数万羽単位の大群になることがある。ということを知ってしまったからです。


数万羽のセキセイインコの大群だなんて、想像しただけでも身震いするけど、
実際の写真や動画も見せてもらったので、とんでもない現実がこの世では起こることがあるのです。

そんな大群を自分の目で見ることができたら。

動画じゃ伝わらない、ものすごい鳴き声と、ものすごい羽音がするんやろな。。。

今までもセキセイに出会うと感動して泣いてた私が、
数万羽のセキセイを見ることができたら、感動しすぎて、大量の涙とか動悸とか息切れとかして感動死するかも。

でもそんな最高な死に方ある?事故や病気や老衰で死ぬより、感動しすぎて死んでみたいもんや。

あぁ、私は数万羽のセキセイインコの大群を見て、感動しすぎて死にたい。

セキセイハリケーンを見て感動しすぎて死ぬ。それが私の新たな夢になりました。




それから私はセキセイの、より大きな群れを求めて、何回もオーストラリアを訪問するようになりました。


過去10回のオーストラリア訪問で、私が見た最大は二千羽くらい?かな。





私にとって、オーストラリアは、コアラでもカンガルーでもなく、セキセイインコの国。
ずっと昔からそう思ってきました。まさに夢の国。





数年前に現地で8万羽クラスの大群ができてるという報告を受けたときは、
仕事とか諸々、タイミングの問題もあって、見に行くことはできませんでした。

でも今年、年明け間もなく、10万羽クラスのセキセイの大群ができてると知り。。。

もう寝ても覚めても、セキセイインコのことしか考えられなくなってしまいました。
仕事してなければ、手配準備ができ次第、(たぶん3日後とか)すぐ行ってたと思います。

でもこの先、1週間は仕事が休めない事情があり、
その次の週から行くとなると、大群ができてからすでに数週間が経過してることになります。

ここで重要なことは、たとえ何万羽の大群ができていて、すぐに見に行ったとしても、
気象状況など様々な要因で、たった数日でバラバラに分散してしまい、
大群じゃなくなるというリスクがあるということです。

仕事は休めるのか?
休めたとしても、まだ大群は存在しているのか?

今行かんかったらいつ行くん?
親や愛鳥や自分が病気になったり、私が無職でお金ないときやったら、たとえ大群できても行かれへんで。
次に大群できるのが、50年後やったら、もう私行かれへんしな。





・・・いろいろ葛藤して、いろいろ悩んだけど、やっぱり行ってきます。


私の“セキセイ感動死”の夢を半分呆れながらも笑顔で応援してくれてる、
まわりの愛する人たちにも相談したら、「行くしかないやろ。」と言ってくれました。

職場の人達も快く休ませてくれました。

ありがたいです。


今回、現地では車で2500キロ移動するらしい。。。
片道10時間、車に乗ってるらしい。


過酷です。

初めて行く村ですが、気温は40度を越えてるらしく、灼熱地獄のように暑い砂漠やと思います。

それでも私は行ってきます!

セキセイの大群が見たいから!!




このブログを読んでくださってるみなさん、

サルコがもし今回のオーストラリア訪問で、
数万羽のセキセイの大群を見れたら、感動しすぎて死ぬかもしれません。

それは私の夢が実現したということです。

と、なると、これが最後のブログになるかも。今まで御拝読ありがとうございました。
死ぬ。なんて、不謹慎なことを言ってすいません。でも自分の人生に悔いなしの感動死なので許してください。



とか言いつつ、1羽も見れない可能性もじゅうぶんあります。相手は野生の生き物ですから。

そうなったら、ちょっとだけ凹んで帰ってきます。
そのときは、またよろしくお願いします。


いってきます。


セキセイインコの国に行ってきました

2015年08月17日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
夏期休暇を使って、約2年ぶりにオーストラリアに鳥見旅に行ってきました。





今回が10回目のオーストラリア。

オーストラリアで野生のインコ見てるときは、私が最も心躍る瞬間。
























幸せでしたー。


殺伐とした乾いた大地で、
今日も野生のセキセイインコたちは強くたくましく生きてることでしょう。。。









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オーストラリアの鳥さんたち

2015年03月16日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
今までに自分で撮った写真や動画のバックアップを取ってたら、

オーストラリアのケアンズでバードウォッチングをしたときの、
まとめ動画を勝手に作ってくれてました。

ええとこギュっと凝縮されてええ感じ。




オーストラリアの鳥さんたち


懐かしいわぁ。

アカオクロオウム、キバタン、ホオアオサメクサインコ、ヒクイドリ・・・

個人でガイドをつけてウォッチングしたので、
たった1日で、自分の希望するいろんな種類の鳥さん見ることができました。

お昼に寄ったペットショップのセキセイインコ以外は、もちろん全部野生の鳥さんです。


ありがとう。Google+さん・・・!












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野生のヤシオウム・オオハナインコに出会えたよ☆

2012年07月27日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
12日~22日までオーストラリア・ケープヨーク方面へ鳥見旅してきました。

まだまだ4月に行ったパース方面への鳥見旅の旅行記も書けてないので、
詳しい日記を書けるのはまだまだ先になりそうなんで、ダイジェスト版を。


ケアンズからこんな景色を見つつ、車でひたすら移動。





途中からは未舗装の道路を延々ガタガタしながら、まだまだ移動。





途中、レイクフィールドで1泊キャンプして、いよいよアイアンレンジへ。
ヤシオウム付きのの案内板。






こんな川を何本も車でバシャバシャ渡っちゃうよ!超楽しいぞ。




雨季には川は氾濫して陸路ではアクセス不能になるらしい。




熱帯雨林の森では




オオハナインコ(♀)に出会えました!
♀は4個体程見たけど、美しい♀ほど多くの下僕を携える女王様になれるみたいでした。




そしてこちらはオオハナインコ(♂)。女王に仕える下僕。
常に大声で女王に危険を知らせる仕事のできる下僕でした。




そしてなんと樹洞からはかわいいヒナも顔を出してくれました☆超カワイイ。




そして海岸近くのユーカリの森では、





今回の旅でいちばん会いたかったビッグネーム、ヤシオウムにも出会えました!



とってもかわいい声で鳴いてたり、私たちの口笛に耳を傾けてくれたり、
トサカを風になびかせたり、脚で枝を踏み鳴らしてリズムも取ってくれました!!




ちょっと遠いけど、アカガオインコも見れたし





レイクフィールドではその名のとおり宝石のように美しいキビタイヒスイインコにも出会えました!





キビタイヒスイインコファミリー。





それ以外にも、

ワニとか



大トカゲとか




巨大アマガエルとかにも出会えたし。







部屋の数メートル先には飛行機。という飛行機好きの私にはうれしい、空港のすぐそばの宿に泊まったり




ベッドにいながらにしてこの景色を見れるところに泊ったり











本当に地の果てのような場所だったけど、はるばる行った甲斐あって、
とても楽しく、しあわせな旅になりました。










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帰国しました

2012年07月23日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
昨晩無事にオーストラリアから帰国しました。












はるばる行った甲斐あって、
会いたかった野生のヤシオウム、オオハナインコ、キビタイヒスイインコ、アカガオインコ
全部に会うことができましたよ☆

今回の旅もとても楽しくてしあわせな鳥見旅になりました!

パソコンのご機嫌をうかがいながら、ぼちぼち一眼で撮った写真も載せれたら・・・と思っております。




旅に出る直前。

愛鳥さんたちに「いってきます」のあいさつをしたときの、それぞれの写真。







なんかみんなちょっと怒ってる・・・?

“また俺たちを置いて自分だけ行くんやな”みたいな顔?



昨晩帰ってきて「ただいま」のあいさつをしたときは・・・










よかった。もう怒ってないみたい。

元気でお留守番してくれてどうもありがとう。






留守中に梅雨明けしたらしい大阪はとても暑いです・・・



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またまた鳥見旅に行ってきます☆

2012年07月12日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
今日から夏季休暇でまたまた鳥見旅に行ってきます☆

前回はオーストラリアの地図でいうと左下の角っこあたりに行ってきてんけど、
今回は右上の角っこあたりを目指す予定。

ヤシオウムとオオハナインコに会えたらいいなぁ~。

その間、かわいい愛鳥さんとはしばしのお別れ。









もともとはこのコたちのことがかわいすぎて、好きすぎるあまり、
オーストラリアまで野生のセキセイインコを観に行ったことがきっかけで、
すっかりオーストラリアで野生のインコ・オウムを観ることにハマってしまった。。。

それでお互いさみしい思いをするなんて、本末転倒??

でも・・・私も鳥さんも元気なうちに行きたいところには行っておきたいから。。。

お留守番させちゃって、ごめんね。
帰って来たら前回みたいにまたフジ坊は拗ねて、私のこと知らんぷりするかも!




いってきまーす☆


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セキセイインコの国に行ってきます!

2011年11月02日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
いよいよ今から南オーストラリアへの鳥見旅にいってきます!

今回はどんな鳥さんとの出会いがあるのか、ワクワク・ドキドキです!

緊張と興奮で知恵熱出してますが、オーストラリアに着いたらきっと元気ハツラツになると思います。
私はそういう人間なのです・・・!

とりあえず今日は朝のうちに関空を飛び立って、マレーシア・クアラルンプールへ行きます。
夜にクアラルンプールを発ち、3日の朝にアデレードに到着予定。

その後はアデレードから内陸の砂漠地帯へ行ってキャンプ。
2日おきに場所を移動し、最終的にメルボルンまで移動し、日本には13日に帰国予定です!


すみれ、ひまわり、フジ坊。
元気でお留守番よろしくね。







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オーストラリア鳥三昧の旅日記全44話。やっと完結しました!!!

2011年10月17日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
やっとやっと、7月に行ったオーストラリア鳥三昧旅行の日記を全部書き終えた!!!!!

少しでも長く余韻に浸っていたくて、チョビチョビ、長々と時間かけすぎたー。

たかだか7日間の旅行を、ほぼ9割がた鳥ネタばかりにもかかわらず、
3ヶ月間に渡り、なんと44回にも分けて書いちゃったので、読みづらい・・・

とりあえず目次代わりに1話ずつリンク貼っときます!




★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆





☆ケアンズ・エスプラネード散策 ~1~



★ケアンズ・ワイルドライフドームの鳥さん ~2~



☆ケアンズで鳥グッズ探し ~3~



★ケアンズからマウントアイザへ ~4~



☆有刺鉄線に並ぶモモイロインコ ~5~



★早くもセキセイインコ! ~6~




☆オナガイヌワシ ~7~  


 


★ボーリアに到着 ~8~



☆ボーリアのモーテル ~9~



★ハゴロモインコの親子 ~10~



☆カンガルーと少女 ~11~



★モモイロインコとアカビタイムジオウムのねぐら ~12~



☆モモイロに染まるモモイロインコ ~13~  




★おはよう☆アカビタイムジオウム ~14~




☆ボーリアでのご来光 ~15~



★エミューの親子 ~16~



☆キンカチョウ祭り ~17~



★アカビタイムジオウム・眠いもんは眠い ~18~



☆エミュー親子の水浴び&川渡り ~19~



★セキセイとオカメはどこへ? ~20~



☆ボーリア・キャラバンパーク ~21~



★さよならボーリア。そしてついにセキセイインコ!! ~22~



☆野生のセキセイインコの食事風景 ~23~



★たくましい野生のセキセイインコ ~24~



☆ダジャラのアカビタイムジオウム ~25~



★野生のオカメインコ ~26~



☆ミドリマキエインコ@マウントアイザ ~27~



★クスダマインコ@マウントアイザ ~28~



☆おはよう!キバタン@ケアンズ ~29~



★憧れのアカオクロオウム@ケアンズ ~30~




☆野生のキバタンの破壊活動@ケアンズ ~31~




★野生のキバタンの食事風景@ケアンズ ~32~



☆風の谷のクロオウム@ケアンズ ~33~



★ホオアオサメクサインコ@ケアンズ ~34~



☆コーヒー農園のカフェでランチタイム@ケアンズ ~35~



★キバタンのランチタイム@ケアンズ ~36~



☆ケアンズのペットショップ ~37~



★野生のヒクイドリ ~38~



☆キバタンのねぐら@ケアンズ ~39~



★海鳥の楽園ミコマスケイ ~40~



☆セグロアジサシのヒナ特集@ミコマスケイ ~41~



★クロアジサシ特集@ミコマスケイ ~42~



☆楽しかったミコマスケイ ~43~



★鳥バカによる、鳥バカのための、鳥三昧の旅・最終章 ~44~





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鳥バカによる、鳥バカのための、鳥三昧の旅・最終章~2011オーストラリア鳥三昧旅行記44~

2011年10月16日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月17日

いよいよケアンズを発つ日。

朝起きて、ホテルのベランダからケアンズの町並みを見下ろしながら、
なんともいえない感傷的な気持ちになる。

どこへ行っても、最終日はいつもそう。
ひとり旅のときは感傷度さらに倍増し。

このケアンズの町はもちろん、
今回の滞在中訪れたマウントアイザ、ボーリア、ミコマスケイ、
どこもとても素晴らしい場所で、貴重な体験ができた。


楽しかったなー
帰りたくないなー
さみしいなー
次来れるのはいつかなー

という気持ちと、
早く帰って自分の愛鳥に会いたくてたまらない気持ちが交錯しまくるねんな・・・・

いろんなことを想いながら、ずいぶん長い間ベランダで佇んでいました。

その後、散歩がてらホテルの近所のスーパーへ行き、帰りの機内で食べるサンドウィッチなどを購入。



ちょっと歩くだけでも、いろんな鳥さんがいる。
まぶしい太陽が照りつける。
海がすぐ近くにあるこの町が大好きです。

ホテルをチェックアウトしたあと、タクシーを呼んでもらい空港まで移動。
タクシーの運ちゃんは恰幅の良いNZのマオリ族の人で、
数年前にケアンズに来たけど、ここええ町やー好きやわー言うてはった。
私もケアンズ好きやわー言うたら、また来年おいでーって言うてくれた。

早めに空港に来たつもりだったけど、チェックイン窓口には長蛇の列。げーっ。

さんざん待った挙句、ようやく自分の番が来たと思ったら、
自分のスーツケースがまさかの3キロ重量オーバー。
行きは全然余裕あってんけどなー。。。鳥の本とか図鑑買いすぎたー。

超過料金払うか、あっち行って3キロ分の荷物出して手荷物に入れるかどっち?って聞かれて
もうめんどくさいからお金払おうかなーと思ったけど、追加料金が70ドルって聞いてビックリして
出す出す!3キロ分の荷物出してきます!と、すごすごと引き下がった私なのでした。

やっとの思いで、搭乗口まで入ることができたけど、
元々重かった手荷物に加え、スーツケースから手荷物に移した3キロ分の荷物が重くて重くて。。。
フライトまでの時間、暇だったけど、空港内をウロウロすることは諦めました。

飛行機が飛び立ち、窓から自分が泊ってたホテルを探したり、ミコマスケイを見つけたりしながら
また感傷的な気持ちになりました。

さすが世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ。
飛びたってから、相当長い間綺麗なサンゴ礁が見えてました。



しばらく時間が経って、窓から雲しか見えなくなったとき、ようやく帰国モードにスイッチが入った。
もうこうなったら早くすみれ、ひまわり、フジ坊に会いたい一心でした。




こうして2011年のオーストラリア鳥三昧旅行も無事終了。
まさに鳥バカによる、鳥バカのための、鳥三昧の旅になりました!

今年も野生のセキセイインコやオカメインコに会えて本当にうれしかった!!




私がダイバーやということは、職場では現場だけでなく、課の人や、何故か人事の人にまで知れ渡ってて、
今回も「オーストラリアに行きます」と言うと、皆が口を揃えて「潜りに行くの?」と聞いてきた。

「バードウォッチングです」と答えると、「え?鳥?なんでまた?」と、
皆一様にまるで変人を見るような目で不思議がられた。
ダイバーであることと比べて、私が愛鳥家であることの認知度は著しく低いです。

だって鳥が好きだと言っても共感してくれる人ってまわりに全然いーひんし、
鳥を家族同様に大切に想ってると言っても、なかなか理解してもらえないのが現実。
だからよっぽど親しい人にしか私が鳥を飼ってることも話してません。

鳥好きの私から見ても“バードウォッチング”って年寄りの趣味みたいなイメージやったけど、
これはかなり楽しいということに気付いちゃいました。

今までも海外で半日バードウォッチングツアーとかに参加したことはあったんだけど、
ここまで毎日鳥三昧のバードウォッチングはしたことなくって。

まぁでも多分私の場合は愛鳥家目線のかなりミーハー要素の高い、
いわゆる普通?のバードウォッチングとはちゃうかもしれんけど。
ただただ愛鳥のことが好きすぎて、かわいすぎて、それで野生のコたちの姿も見たくなってしまったっていう。

姪っ子が嵐のコンサートに行って、キャー松潤!キャー翔くん!と叫んでるのと同じ感覚で
キャー!セキセイ!キャー!オカメちゃんー!と心の中で叫んでいるのです。


過去10年くらいずっと海の世界にどっぷりハマってたけど、これからは陸の世界にもハマりそう。

良いガイドさんにめぐり会えたというのも大きいけど、
基本的に鳥さんのことが大好きやし、自然が好きやし、ハマって当然っちゃー当然だとも思います。




帰国してからの現実の生活の合間合間にも、かわいい鳥さんたちと広大な景色を思い出しては
ついついうっとり現実逃避。

あぁ。またすぐにでも行きたい。と思って、帰国早々に11月にまたオーストラリアに鳥さんを見に行くことに決めました。


昔むかし、はじめてオーストラリアを訪れたときに買ったインコ・オウムポスター。



ずっと部屋に貼ってあるから色褪せ、インコに齧られたりしてボロボロ。
ここに載ってるインコ・オウム全部見ることが当面の夢☆なんてひそかな野望も抱いたりしてます☆







もう帰国してから早3ヶ月が経っちゃいました。

たくさん鳥エネルギーを充電してきたつもりでも、
夢のように楽しかったオーストラリアから帰国したら即現実の生活。

少しでも長く余韻に浸りたくて、たかだか1週間ばかしの旅行を44回にも分け、
少しずつ、長々と時間をかけて書きすぎた感はありますが、
自分的にはいろいろ思い出して、再びワクワクしながら書くことができて楽しかったです。


人それぞれ感性も感動のツボも違うから一概にはいえないけど、
私にとっては、この光景を見ずして死なずによかったと思える程、感動の連続の旅でした。


今回の旅行ではセキセイインコ、オカメインコ以外にも、モモイロインコ、キバタン、キンカチョウなど、
日本でコンパニオンバードとしておなじみの鳥さんにたくさん会うことができました。

愛鳥家の方なら、自分の愛鳥さんが元々野生では、どんな場所でどのように暮らしているのか
少なからず興味をお持ちだと思います。


私自身、こどもの頃からずっと野生のセキセイインコとオカメイインコに会いたいと思い続けていたのに、
オーストラリアのどこに、どのようにして会いに行けばいいのかわからず、なかなか実現できずにいました。

99%は自己満足の旅行記ですが、もしも私と同じように、
野生のセキセイインコやオカメインコに会いに行きたいけど、どうしていいかわからないという人に、
少しでも参考になったら幸いです。



この長ったらしい旅行記を、さいごまで全部読んでくださった方がもしもいらっしゃるならば、
あなたは相当な鳥好きです。今すぐオーストラリアへ鳥さんを見に行くことをオススメいたします!








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楽しかったミコマスケイ~2011オーストラリア鳥三昧旅行記43~

2011年09月24日 | オーストラリア・野生のインコウォッチング
7月16日


ケアンズの町のお土産やさんをひとりでふらりと訪れると、
日本人の店員さんに「おひとりですか?」って必ず聞かれた。

ケアンズって家族連れや友達同士でワイワイ自然を楽しんだり、カップルでのんびり過ごしたりする場所で
あんまりひとり旅の行き先として選ばれる場所ではないみたい。

そして「ひとりでケアンズに何しに来たの?」「バードウォッチングです」から始まり、
「ミコマスケイにも行く」って話すと、「島には日差しを遮るものなにひとつないから日焼け対策は万全にね。」とかアドバイスくれたりして。
そこで聞いた話が、みんな海にちょこっと入って、ランチ食べ終わったら、あとはなんにもすることなくて
時間を持て余して、船内でボケーっとのんびり過ごすみたいってこと。


ミコマスケイでの滞在時間はわずか3時間ばかし。


私にとっては“わずか”3時間の滞在なんやけど、多くの人にとっては3時間の滞在でも時間を持て余して退屈するらしい。
信じられん。こんなにいっぱい海鳥おるのに退屈するわけないやん!

ミコマスケイ島に上陸してから、たくさんの海鳥にひたすら興奮して感動してると、あっと言う間に1時間以上経ってしまった。

12時までには船に戻って、早めにランチ食べたほうがいいと聞いていたので
とりあえず一旦オーシャンスピリット号に戻る。







バイキング形式のランチ。豪華です。





ボケちゃったけど、フルーツもたくさん。




お魚のフライが美味しかったなぁ。
今回滞在中でいちばん豪華な食事でした・・・!!






この島に上陸するまでは、午後はダイビングしようかな。と思って、
ちゃんと水着も着てきたし、ダイビングコンピューターも着けてきた。

でももし、ダイビングする時間がなかったら、ちょろっとシュノーケリングでもしようかな。とも思っていた。

そしてさらにシュノーケリングする時間もなかったら、グラスボートにでも乗って海の中の様子を見てみようかな。とも・・・

でもでも。。。

結局そのどれもせずに、午後からもひたすら海鳥を観察することを選んでしまった。

こんな綺麗な海でサンゴもあるみたいやし、どんな魚がいるのかのぞいてみたい気持ちは山々だったし
今までずーっと海の世界にどっぷり浸かっていた私だけど・・・・

これだけたくさんの海鳥を目の前にしちゃうと、海の中に入ることができなかった!!

だいぶ葛藤はしたんやけどね・・・

ダイビングは帰国してから沖縄行ってもできるけど、
一度にこれだけたくさんの海鳥にはなかなか会えないもんね!と自分を納得させました。

私的には滞在時間、倍は欲しいところでした!



オオアジサシ



雄たけびを上げてました☆




天然カトルボーン。





まわりのセグロアジサシと比べるとカツオドリはやっぱりでっかいなぁ。




本当にたくさんの海鳥さんたち。












最初から最後まで衝撃受けっぱなし。
まったく飽きることなく、ランチタイムをのぞいた滞在時間ひたすら海鳥さんたちをながめて過ごしました。




海鳥さんたち、さようなら。

もしまたケアンズに来たら、ミコマスケイに行きたいな。


帰りの船もかなり揺れてたけど、私はずっとデッキにいました。
揺れるたびに多少の波はかぶってたけど、
キャビン内にいるより気持ちいいし、帰りもまたクジラに出会えるかもしれないと秘かに期待してたら、
本当にまたザトウクジラを見ることができました!わーい。

はじめは遠くのほうでブロウが上がってたんやけど、姿が見えなくなったなーと思ったら、
すぐ近くに現われて船と並走するみたいに泳いでくれたんです!
 

過去5年間、小笠原、沖縄、トンガのいずれかに毎年ザトウクジラに会いに行ってたけど、
今年は会えずに終わるのかなーと思ってました・・・
それなのに鳥を見に来た旅行でザトウクジラに会えるなんて、めっちゃラッキーでした☆ 


その直後、クジラを見れて満足して気を抜いたせいか、大きな波を思いっきりかぶって全身ズブ濡れになってしまった・・・
ヤバイ。
これ以上ズブ濡れになったら、ホテルに帰っても入れてもらえないと思って後方デッキへ移動。

後方デッキ・・・
その場所では、この大きな揺れにグロッキー状態で頭を抱える人たちが、ゲロ袋に吐きまくる地獄絵図が繰り広げられていた。

でも私はこんなに濡れてしまって、ドライエリアであるキャビン内に入るのも不可能やし、
仕方ないのでケアンズの港に着くまでそのまま後方デッキで過ごしました。。

私は船酔いしない体質でよかったわ。
そのかわり地上でグルグル目が回ってしまう体質なんですけどね。。。




ホテルの部屋に帰ってきてシャワーを浴び終えた頃から、
ゴシキセイガイインコとコセイガイインコがねぐらであるエスプラネードの木に帰ってきました。

ベランダからその様子を観察できるなんて、やっぱりケアンズええわー。

やみくもに撮った写真にも5、6羽写ってます。



ちなみに今回宿泊したのはパシフィックインターナショナルホテル

立地条件がよく、スーパー、コンビニ、港、お土産やさんなども近くて
滞在中の移動手段が徒歩しかない私にはとても便利でした。


ベランダからはエスプラネードや海も見えます。
その点がいちばんの魅力かな。





高級ホテルとまではいかないけど、部屋も清潔で快適でした。
ボーリアに行く前の前半はスタンダード、後半はエグゼクティブ ルームに泊まりました。
部屋の広さは変わりませんでしたが、当然といえば当然ですがエグゼクティブ ルームのほうが小奇麗でした。



大きなベッドで毎日大の字になって眠れるのがうれしかったですね。
我家のベッドの上では寝返りうったら壁に激突することが多々ありますから・・・





つづく・・・




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