鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

すーちゃん、1歳になりました!

2007年04月16日 | セキセイさんたち
すーちゃんが我が家にやってきてから、
この4月7日で、まる1年が経ちました。

めちゃくちゃカワイイあかちゃんやった。

1年経って、すーちゃんは・・・
超立派な、正真正銘のやんちゃ坊主に成長しました!!

まいにち、まいにち、元気いっぱい!
やることなすこと、いちいちおもしろいし、
ほんま、毎日楽しませてもらってます。

けど、あまりにも存在感が大きすぎて、
やっと1歳だなんて信じられない!
もう何年も一緒にいるみたいな感じやわ!

元気に無事、大きくなってくれてありがとう★
毎日たくさんのシアワセをありがとう☆

すーちゃんが毎日元気で楽しく過ごせることが、
飼い主にとってはなによりうれしいことなので
これからもますます元気いっぱい、
やんちゃに成長してくれれば。と思ってます。

写真は1年前のすーちゃん☆
かわいかったなぁー。(もちろん今もかわいいよ)
懐かしいわ。

《盛大なお見送りに涙》2007年小笠原ダイビング旅行15

2007年04月13日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12

《ザトウクジラの大フィーバー》小笠原ダイビング旅行13



からの続き・・・


☆ ☆ ☆

-2本目- 北一ツ岩

見渡す限り一面の珊瑚の上や隙間には根魚がいっぱい。

アジアコショウダイのまだ白黒状態のコドモもおったし、アオウミガメもおった。

とにかく魚だらけですごく楽しかった~☆


アカヒメジがウジャァ~っと。



絨毯みたいになってました。





アオウミガメを発見。





苔生した甲羅が貫禄あるカメさんでした。






オレンジ色のドット模様がかわいいハナキンチャクフグ。







そしてこの魚は阪神タイガースカラーな上、筆で書いたような黒い縞模様、



口紅を塗ったように綺麗にくちびるだけが赤い、その名も不思議なミギマキという魚。



魚ってほんまいろんな意味でおもしろいし、かわいいよぉー☆






2本潜ったあと、ショップでシャワーを浴び、精算を済ませ、
ショップの前にあるおいしいパンやさんで買ったパンで昼食。

寒かったけど楽しかった小笠原ともいよいよお別れの時間。

お世話になった民宿の方や、ダイビングショップの方がお見送りしてくれました。







そしておがまるが出航したあとは、島中のダイビング、イルカ・クジラウォッチング船が
おがまると一緒に走りながら、ずーっと手を振ってくれます。



何度経験しても、グっとくる瞬間。



さいごは船の上から、海に飛び込んで、「さよぉ~ならぁ~!」って、海の中から手を振ってくれる。

今回お世話になったガイドさんも、見事なダイブを見せてくれました!

こんなに盛大で感動的なお見送りをしてくれるところって、他にはなかなかないんとちゃうかなぁー。



さいごのお見送り船が帰ったあとも、デッキから海を眺めてました。
と、いってもせいぜい10分やそこらですが、その間だけでもザトウクジラのブリーチやブロウが見れました。

やっぱり小笠原はクジラ天国や。

ここの海が、いつまでもザトウクジラが通ってきてくれる美しい海であることを祈ります。

クジラさんたちも、あと半月ほどでみんな北の海に帰って行く。

みんな気をつけてねー。



帰りのおがまるは空いてました。

安心して寝返りが打てるくらい余裕があり、

そのせいか?もうどんだけ寝るねん!っちゅうくらい寝つづけてました。

寝すぎて腰が痛くなった・・・

竹芝に着いて下船してみると、その暑さに驚いた。

毎日一緒に潜ったTさんともお別れし、私はひとりのぞみに乗って大阪に帰ってきました。

とても良いお天気だったので、東京駅を出たときから、富士山の山頂がはっきり見えてました。

富士山を見るために、進行方向右の窓側の席を確保した甲斐アリでした!





何日かぶりに帰ってきた大阪の町は、ソースの香りがした!
4月の3日から12日間連続、漁師か?っちゅー程、

毎日、毎日船に乗っていたので、帰宅してからもしばらく波揺れしてました。

地に足着いてない感じ。。。。



小笠原、やっぱり素晴らしいところでした。

何回行っても、大好きです。

イルカさん、クジラさん、今回出会ったすべてのみなさま、どうもありがとうございました☆

帰ってきてからもずっとクジラやイルカや魚やメグロのことを考えてる。

自分があくせくして落ち着かないときはクジラの悠々とした泳ぎを思い出そう。

落ち込んだときにはイルカの優しい目を思い出そう。

我が家の鳥さんと遊んで楽しい気分になったとき、メグロのことも思い出そう。

同じ地球に棲むなかまとして、出会った生き物たちを思い出す時間、それは私が豊かな気持ちになれる大切でシアワセな時間。

これからもいろんなところに行って、いろんな生き物に会いたい。そうすることで私はシアワセな人生を歩めるような気がする。

そこで過ごす時間だけでなく、帰ってきてからも、思い出すだけでシアワセになれる。

こういう生き方が私には合ってるな。




-おわり-



















《帰る前にもドルフィンスイム》2007年小笠原ダイビング旅行14

2007年04月13日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12

《ザトウクジラの大フィーバー》小笠原ダイビング旅行13



からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/13

さいごのさいごが一番良く晴れました・・・

ずっとこんな天気だったらよかったのになぁ。

まぁでも、さいごだけでも晴れたのでよしとしよう。

午後2時の出航までに2ダイブしました。


-1本目- 満蔵穴外

1本目は閂ロック狙いでしたが、潮がガンガン。

洗濯機状態で入れず、満蔵穴へ。

満蔵穴というポイントは洞窟の地形で有名で、

潜ってみたくてしょうがなかったのですが、やはりここも潮がガンガン。

・・・というわけで、満蔵穴の外でドリフトしました。

満蔵穴を覗いてみると、ホワイトチップシャークが。

ダイバーの姿を見ると、すぐに穴の奥へと泳いでいってしまいました。

穴の出口の岩陰からは1mを越す巨大なハタ、コクハンアラが!

ハタ好きの私ですが、海でも水族館でもこんなにでっかいハタに出会えたのは初めて!

ちょっとだけ穴の中に入ってみようと、すすんでいったのですが、

やっぱりすごい勢いで潮が入っていて、全然前に進めず、あっという間に吐き出されてしまった。


さっき穴の中にいた巨大なコクハンアラがおでかけ。



ほんまにデカイ。

このでかさを伝えるために、並んで写真撮りたかった・・



穴の外の真っ白な砂地でフリータイム。

どこまでも真っ白な砂地は、ほんとうに美しい。



この周辺はよくイルカたちも現れるところで、

今私が見てる景色をいつもイルカさんたちも見てるんやなぁ~なんて考えるだけでうれしくなってくる。

太陽が明るく照らしてくれる光と真っ白な砂を見ながら、

大の字になって浮かんでみたり、宙返りしてみたり、水に包まれるシアワセを味わう。



のんびり、まったり泳ぎながら、とことん癒されました。

水の中で自分の浮力を自由自在にコントロールできるなんて、BCってすばらしい発明品やと思った。


ヒトに興味津々のヒレナガカンパチ。






水面休息中にはクジラウォッチングにドルフィンスイム!




10頭ほどのミナミハンドウイルカと一緒に泳げました。



小笠原5回目にして思うねんけど、出航日に海に入ると、
必ずイルカが来てくれて、すごくゆっくり(と言っても人間にとっては速いねんけど)一緒に泳いでくれる気がするねんな。

普段はもっとあっという間に泳ぎ去っちゃう気がするねんけど、今回もやっぱりすごくゆっくり泳いでくれた。

ただ単に眠ってる状態なのかもしれないねんけど、

ここのイルカさんたちはちゃんとおがまるの出航日もわかっていて、

「今日帰るねん、また来るわな。」って挨拶したら

「またおいでな。」って言うてくれてるような気がするねんなー。

結構な距離をイルカと一緒に泳ぎました。





ほんま水泳やっててよかった!

目の前にイルカがいるから泳げたけれども、イルカがおらんかったら絶対泳げてへんわ。

イルカマジックですね。



水中で野生のイルカと泳ぐ。

自分の人生の中でいちばん楽しい、シアワセだ、って思える瞬間。

こんな夢のような時間を過ごせるなんて、私はほんとうに生きててよかった。

はじめて小笠原に来て、野生のイルカと泳ぎたい、という夢が叶ったとき、

ただただうれしかった。シアワセだった。来てよかったと思った。生まれてきてよかったと思った。

イルカと泳いだことで、大袈裟じゃなくて、人生のすべてを肯定できるようになった。

あらゆることに感謝できるようになった。

それくらいイルカとの出会いは素晴らしかった。

イルカにはひとりの人間の人生観を変えてしまうほどの優しさやパワーがある。少なくとも私にとっては。

ランナーズ・ハイとかクライマーズ・ハイってことばがあるけど、

ドルフィンスイマーズ・ハイって言うのかなぁー。そんな言葉があるんか知らないけど、

目の前にイルカがおったら、しんどさ忘れてなんぼでも泳げるし、

底が見えへんようなとこでもコワイと思うこともないし、

イルカと泳ぐたびに私はなにもかもを忘れて、ただただシアワセな瞬間を味わえるんよね。

生きてゆくことに対する漠然とした不安や、もろもろのしんどさなんか一瞬にして全部吹き飛んでいく。

ちっさいこと気にしてしんどなってもしゃあない。

そんなことより仕事がんばってまたイルカに会いに来よう!って思えるねん!







そのあともジョンビーチの入口付近、なんと水深15mのところに親子のザトウクジラが!
クジラさん、浅すぎやしませんか?

尻尾上げて潜ったら、アゴが水底に着いてまうんちゃう?って、みんなで心配?しながらウォッチング。

ずっと見ていたいけど、おがまるに乗り遅れちゃうので、クジラを後にし、2本目へ。







つづく・・・

《ザトウクジラの大フィーバー》小笠原ダイビング旅行13

2007年04月12日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12




からの続き・・・


☆ ☆ ☆


出港日の明日もダイビングすることにしたので、今日中におみやげを買ったり、荷物の整理を済ませなきゃいけない。

それにずっと天気が悪くて夕陽が見れずだったので、今日こそウェザーステーションに行って夕陽も見たい!

というわけで、今日は早めに帰ろう、ということになって港に向かって帰ってたのですが・・・・

二見湾のすぐ外のあたりで何組もの親子のザトウクジラが大フィーバー!!

親子揃って、フリッパリングといわれる行動、体長の3分の1もある長い胸ビレをバッシン!バッシン!

お母さんクジラの胸ビレは5mもの長さがあるので、その音だけでもすごい!!

気持ちい~い音響かせながら水面を叩きつけてました!






赤ちゃんクジラもお母さんに負けじとバッシン!バッシン!

大きなヒレと小さなヒレが並んでてすごくかわいかった!



さらに親子揃って何度もブリーチ!!



体重約30トンのお母さんクジラのブリーチは圧巻!!もう感無量ですね・・・

音もすごいが、全身を海に叩きつけるように飛び込んだあとの波しぶきは噴水のようだった!




赤ちゃんクジラも一生懸命ジャンプ!

赤ちゃんクジラは小さくてかわいいねんけど、それでも体重は1トンあるねんて!

こんな光景が肉眼で見える範囲内であっちこっちで同時に起きてるなんて、やっぱり小笠原はミラクルやわ!

ほんま、来てよかった。帰ってから待ってる貧乏暮らしなんて苦じゃないわ。

そればかりか、またいろんなことがんばろ、って思える。



ザトウクジラってクジラの中で最もダイナミックな行動をするクジラで、

船の上から見てても大迫力で思わず歓声をあげてしまう。

体の大きさがもたらす風格、行動がもたらす迫力、水中で聴かせてくれる大きな歌声、悠々とした泳ぎ方、

クジラの存在そのものが私たち人間のココロを揺さぶり、躍らせてくれる。

そして、生きてることそのものが喜びだ、ということを教えてくれる。

この惑星、地球でいちばん大きな生き物。

あぁ、ほんまに会えて良かった★神さまありがとう。クジラさんありがとう。みんなみんなありがとう。



☆シアワセ☆




明日も潜ることにしたことにより、民宿に帰ってからは大忙しでした。

シャワーも浴びずに服だけ着替え、郵便局でお金をおろしたり、

おみやげを買ったり、明日のおがまるの中で食べる3食分の食事やお菓子を買ったり。

買い物から帰ってからはウェザーステーションに夕焼け鑑賞に行く。

日没の時間に間に合わせるために必死のパッチで買い物を済ませたのです。

歩いてゆくと、ウェザーステーションまで30~40分はかかるのですが、

ありがたいことに民宿の方が車で連れて行ってくれました。

晴れた小笠原はほんまに最高です!

海も空も島も小笠原らしい色に染まり、なにもかもが素晴らしい!という気持ちになります。

ずっとすっきりしない天気だったので今回父島ではじめて見れた夕日です!



やっぱり夕日を見るならここです!

素晴らしかった!

展望台からは美しい夕日だけでなく、肉眼でも眼下を泳ぎブロウをあげるクジラまで見れたんですよ!!






ウェザーステーションから帰ると、そのまま晩御飯を食べに。

父島最終日ということで、ちょっと贅沢に〝勘佐〟というお寿司やさんへ。

島寿司(サワラの漬けのにぎり寿司)、亀刺し、亀煮込という

小笠原の郷土料理がセットになった島セットをを食べました。



島寿司はワサビではなくカラシでいただきます。

亀刺しは海亀のヒレの部分の肉だそうです。

亀の煮込みは、なにやらグルグルしてたり、緑色だったりする

内臓を含めた亀のあらゆる部分の肉を使って作られているそうです。

ちなみにアオウミガメって、

内臓が青い(実際には緑っぽい)色してるから、アオウミガメって名前がついたって知ってた?



食後はショップへ行き、ログ付け。
民宿に戻って、ようやくお風呂。そのあとは荷造り。

なんか今日はすごくバタバタ忙しかったなぁ・・・

いよいよ明日で最後やなぁ・・・

大阪弁が恋しいのは確かやけど、帰るとなるとやっぱりもうちょっとおりたい気するなぁ・・・。



つづく・・・



《イルカもクジラも》2007年小笠原ダイビング旅行12

2007年04月12日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11




からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/12

今日も朝から雨…

潜る前からすでに寒かった。

が、しかし!

港を出港してわずか数分で五頭のミナミハンドウイルカに会って、一緒にドルフィンスイム!



一瞬で寒さなんか忘れるね。

かわいかった~!

せっかくこっち向いてポーズ取ってくれてるのに、写真全部ボケてるけど・・・





この写真のブレ具合で、私がどんなにうれしくて興奮してたかがわかるでしょ?



-1本目- 沖二子

小笠原で潜ってると、もう定番と化してくるヨスジフエダイやノコギリダイの群れがのんびり泳いでました。

岩陰には大好きなアジアコショウダイがいっぱい☆でした!!

みんな正面顔★みんなこっち見てるし★SWEET LIPS★かわいいねえー







オスとメスで色が違うクロハコフグ。男女揃って発見!

クロハコフグ ♂




クロハコフグ ♀







船で移動中にはザトウクジラがあちこちでブロウをあげてました。
中にはハシナガイルカの群れと一緒に泳いでるクジラもいました!

写真はよくわからんと思うけど、一応オトナのクジラのテール。






-2本目- 西島 東磯

かつてこのポイントでは、クジラ、サメ各種、マグロ、マンタ、イルカ、
さらにはバショウカジキまでが出たことがあり、何が出てもおかしくないという大物ポイント。

前回潜ったときにはブラックマンタが出たらしい!

大物ポイントって当たればスゴイけど、ハズレるとほんまスカ、青い水しか見れない、なんてこともあるけど、

ここは大物に当たらなくてもお魚いっぱいで楽しめます!

ホウセキキントキの群れが川のように泳いでたし、

ミナミハタンポとキンメモドキはもうぐっちゃり大量な上、ちゃんとユカタハタもおったよ!


ちっちゃくてかわいいコビトスズメダイ





キンメモドキがぐっちゃり








珊瑚の隙間に隠れているのは、ベニゴンベ。



目と尻尾の部分だけ見えてます・・・

人見知り?なのか、狭い珊瑚の隙間をすばしっこく移動し、なかなか写真を撮らせてはくれません。




どんよりした海で2本潜り終わったとたん、さっきまでが嘘みたいに綺麗に晴れました。

ランチタイムは滝の浦湾にて。



そのあと、みんなは3本目のダイビングに行っちゃったけど、私は船上でのんびり。

晴れたので、まわりの何を見ても素晴らしかったですよ。

船長に双眼鏡を貸してもらって、

オガサワラノスリという小笠原唯一の猛禽類の鳥さん(天然記念物)が飛んでいるのを見たり、

昔の捕鯨基地跡を見たりして過ごしました。

島の崖っぷちには肉眼でも野山羊が三頭いるのが見えました!

それにしても、ラストダイブが終わったあとになって晴れるなんて・・・

しかも明日はもう間違いなく朝から晴れるらしい・・・

・・・で、結局おが丸出航日の明日も潜ることにしちゃいました!


つづく・・・











《嫁島でイルカとダイビング》2007年小笠原ダイビング旅行11

2007年04月11日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/11

今日の父島は雨。

雨だけど海峡は安定していたので、ダイバーの憧れ、ムコ島列島にある嫁島まで行って潜ってきました。

まさか今回の滞在期間中にケータ遠征に行けるとは予想していなかったので、すげえうれしい!!

ケータまで行く途中に何回かザトウクジラに遭遇。ウォッチングもそこそこにポイントに向かう。

1本目のポイントはダイバーの聖地ともいわれる、有名なマグロ穴。

-1本目- 嫁島 マグロ穴

でっかいイソマグロが70匹くらいおった!

水が濁り気味で写真は撮れなかったけど、さすがはマグロ穴だと感心しました。

カッポレもなんだか楽しそうに泳いでました。

穴から出てシロワニ見に行こうとUターンして泳いで行く。

とてもゴンベの仲間と思えないほどデカくて黒いイレズミゴンベを見たりして楽しんでると、

なにやらでかい生物が視界に入ってきたので、またイソマグロかと思ったら…

なんとミナミハンドウイルカでした!!!




テングダイ発見。



写真ではわかりにくいけど、口先がとんがってて、天狗ぽいといえば天狗っぽい気もする。




左右から3頭ずつイルカがやってきて、6頭のイルカが
ダイバーの様子を興味深そうに見ながら、しばらく一緒に泳いでくれました!





時間にしたらほんの数分かもしれないけど、最高に幸せなココロ躍りまくりの瞬間でした!

イルカさんたち、夢より楽しい素晴らしい瞬間をありがとう!

いっぱいあるけど、小笠原の最大の魅力はやっぱりイルカ!ですね!!



ホンマにイルカってかわいい★そしてかっこいい☆






興奮状態で船にあがってきたのも束の間、今度は船のまわりにハシナガイルカの群れが。

ちょっと船を走らせるとイルカが船の舳先について遊んでくれる。

その先ではザトウクジラのブロウ!!

小笠原では水面休息中にゆっくり休息してる暇がないのが特徴!

ハシナガイルカの群れを眺めながら、船上で昼食。

どんな高級ホテルで食べる昼食よりも贅沢やと思います。

・・・なんとも贅沢やけど、雨が情け容赦無く降ってきた…!

晴れてれば天国みたいなシチュエーションやってんけど!



船の舳先で遊ぶイルカさんたち




背ビレがいっぱい。見えますか?








-2本目- 嫁島 人差し

2本目はソフトコーラルが美しいポイント。

<

ケータ付近のポイントは冬の間完全にクローズしていて、数ヶ月間まったく人が入っていないんです。

ようやく今の時期からが潜り始めで、まだまったくの手付かず状態の海の中。

お花畑のようなソフトコーラルが辺り一面でとても綺麗でした。



ここではかなり大きなアオウミガメにも会えました。



安全停止中には1cm足らずの小さなクラゲが無数に漂ってて、なんだか夢の世界にいるみたいだった。

けど、あそこでもし海水をゴクっと飲んでしまえば、もれなくクラゲも飲み込んでしまったであろう・・・


タテジマキンチャクダイのペア






晩御飯は父島に来ると一度は必ず食べる〝海遊〟の絶品たんめんを食べた。美味しかった~

お店まで出掛けたとき、半袖1枚+長袖3枚着てても寒かった。

多分内地のほうが暖かいんちゃうかなあ…?

こんなに寒い中、海に入り、
一日中ずぶ濡れ状態で船上で風に吹かれてた自分が信じられない!

芯から冷えたわ。

それでも今自分がいるこの海には、ザトウクジラやイルカやサメやいろんな魚がおるんやーと思うと

シアワセいっぱいの気持ちになり、寒さを忘れ、よっしゃー明日も潜るでー!と思えるのであった。

明日はなにが起きるかな?

ミラクル小笠原はほんまになにが起こるかわからんからな!

明日も雨らしいけど…!!



つづく・・・




















《強面のサメ、シロワニ!!》2007年小笠原ダイビング旅行10

2007年04月10日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

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《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9


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☆ ☆ ☆

4/10

今日から父島でのダイビング。

天気はあいにくの曇り空で朝からさむい。

水温も20度で海の中も、海からあがってからもブルブル震えてました。


-1本目 タコ岩-


ウメイロモドキやクマザサハナムロがあたり一面群れてて綺麗でした。

そのまわりではヒレナガカンパチがアタックかけてました。

カンパチくんは人間にも興味深々でずいぶん近くまで寄ってきてくれました。



ワモンダコはキホシスズメダイに突付かれまくってました。







ヒレナガカンパチは体長1mくらいある大きな魚。




両方の目の間を通る黒い帯模様が漢字の八の字に見えることから、“ 間八”という名がついたそうです。

この八の字模様はテンションが高いときだけ濃くなって現れ、平常時は薄っすらしか見えないんですよ。

ヒレナガカンパチくんは人間にも興味深々で 、ずいぶん近くまで寄ってきてくれました。


テンション→→→





テンション↑↑↑







休息時間にはサメ池から南島に上陸。



ネムリブカ(ホワイトチップシャーク)が2匹寝てました。

これからの時期、どんどん数が増えるらしいです



いつ見てもこの南島は素晴らしい。



絶景!

地球の宝物です!

周りを囲む美しい海、真っ白な砂浜、どこをとっても楽園そのもの。

この美しい島を美しいまま残すため、現在はさまざまな規制を設けて、みんなでこの島を守っています。



扇池の前で、みんなで扇のポーズ。







ヒロベソカタマイマイの化石がいっぱい。



ずっとずっと昔の南島はでんでん虫だらけだったのでしょうか・・・?




-2本目- マルベ

ポイント近くでは船の上から2頭のザトウクジラが見れました。

マルベの穴の中にはシロワニの♂が!

でかい上に歯がギザギザで、見た目めちゃめちゃイカツい強面の鮫です!

かっこよかった!

見た目と違って、性格はスーパーナーバス。

おとなしくて、こちらから危害を加えたりしない限り、決してヒトを襲ったりすることはないそうです。

写真はなかなか上手く撮れなかったけど、雰囲気だけでもわかっていただけたら・・・












元気な人は3本目も潜ったけど、私は寒いからやめといた。

待ってる間、おじさんたちは釣り。

入れ食い状態でアカハタを釣りあげてました。



釣りあげた魚はもれなく夕食に…

大好きなハタだけに少々複雑…






夜はショップで昨日釣り上げたというカンパチやヒラマサのお刺身やアカハタのバーベキューをいただきました。
新鮮なだけにどれもべらぼうに非常においしかった。

いずれも高級魚らしいです。

ヒラマサはブリ科の中の最高級魚で、内地では料亭みたいなところでしか食べれないらしいし、

アカハタは大阪だったら1キロ5千円はするらしい。

確かに小笠原以外の場所では食べたことないですね。

明日も天気悪いらしいけど、潜りますよ!!




つづく・・・







































《目の周りが黒い鳥!母島の固有種メグロ》2007年小笠原ダイビング旅行9

2007年04月09日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

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《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

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《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

4/9

今日、ははじま丸に乗って母島から父島へ移動。

朝から観光協会へ行き、乳房山の登頂記念証をもらいました。

その後、のんびり歩きながら郵便局まで行ってお金をおろす。

島にいるとひとりでただ歩いてるだけでも、なんかシアワセなんよね。



前浜のがじゅまるの木の下でイソヒヨドリのつがいに会ったよ。



左側の背中が青くお腹が赤いのが♂ 、手前にいる茶色いのが♀です。

♂は♀の前で大きな綺麗な声で歌いながら踊っていました。

愛の歌とダンスかな?

ほんとに鳴き声が美しくてうっとりします。

我が家のインコさんたちは

ギャッギャッ、ギイギイと濁音ばっかりで鳴く。

飼い主だから鳴き声に返事したり、かわいいなぁ、とも思うけど、客観的に聞くと決して美声とちゃうもんなぁ・・・・




急な階段を登った上にある月が丘神社へ。

階段の脇の木にはメグロさんが何羽もいました。




クジラやイルカや魚とおんなじくらい鳥が大好きな私は、うれしくて「かわいい~!」と叫びたい気持ちをグっと抑えて観察。

叫んだら逃げてまうもんな・・・でもいっぱい話し掛けてもうたけど。

メグロは母島にしか生息しない固有種で、国の特別天然記念物にも指定されている貴重な鳥さんなんだけど、

以外にも街中でも木々があるところでは普通に観察できます。

元々天敵のいない島で進化してきた鳥さんなので、野鳥でも警戒心は薄く、

そっと近づけばかなり間近で見ることができるんです。





スズメくらいの大きのとってもかわいい鳥さんです。

基本的につがいで行動し、夜眠るときもつがいでぴったり寄り添って眠るんだって!眠ってるところも見てみたいなぁ・・・





神社でお参りしたあと、拝殿のうしろの散策路を歩いてみる。
石灰岩地質なので、ギザギザのラピエが見れます。

そろそろ帰ろうかなーと見下ろすと、

数時間後私が乗船する予定のははじま丸が入港してきました。





母島ではごみ清掃車もメグロ!






お世話になったユースホステル。





小笠原の玄関ではどこでも〝ぎょさん〟が並んでいる






宿でくつろぎすぎちゃって、危うく船に乗り遅れそうになり、
見送りに来てくれたダイビングショップの人や、観光協会の方をドキドキさせてしまいました!…

走って走ってなんとか無事乗船。

さようなら。母島。さようなら、メグロさん。

バタバタしてちゃんと挨拶できなかったけど、お世話になったみなさんどうもありがとう☆

また来ます!



お見送りしてくれたみなさんありがとう







本日の父島行きのははじま丸の船内はガラ空き。
どこでも好きな席に座り放題!ですが、クジラが見たくてほとんどデッキで過ごしてました。

寒かった~何回かクジラのブロウを見たあと、寒さに耐えきれず船内へ。

船内の窓からもずっと海を見てました。

南島の近くに来ると、夕ご飯の時間なんでしょうか?たくさんのカツオドリが飛んでいるのが見えて興奮。



2時間ちょっとで無事父島に到着。民宿の人が港まで迎えにきてくれていました。

車に乗り込み、民宿大洋荘へ。

6畳の和室で個室、テレビ付きで、素泊まり1泊3150円!かなりお得なプライスです!

建物は結構年季入ってますが、場所も大村地区の中心にあり、買い物、食事になにかと便利。

Tさんとは隣同士のお部屋になりました。

早速明日から潜るダイビングショップをふたりで相談して決めます。

偶然にもふたりとも以前父島で使ったダイビングショップが同じだったので、

今回もそのショップを使って潜ろう、ってことになってたんだけど、

タイミング悪く、そのショップは違う仕事を入れちゃって明日からダイビングはできない、と断られちゃったのです・・・・・

島にダイビングショップがひとつしかない母島と違って、父島にはショップがたくさんある。

潜るのがメインのダイビング旅行では、ショップ選びが旅行の楽しさを左右する重要なポイントなのです。

母島で出会った他のダイバーさんの話や、内地に残してきた相方がマリンダイビングで調べてくれた情報なども考慮し、

最終的に、クルーザータイプで、トイレ、温水シャワー付きの船を持ち、

なにかと楽しませてくれそうなショップ、FISH EYEさんに決めました。

ショップが決まって、ホっとしたところで、Tさんとふたりで買い物に。

今回は素泊まりなので明日からの朝食や昼食用のパンやおにぎり、お菓子やカップラーメンなどを買い込む。

母島から来ると、父島がすごい都会に感じます。



荷物を置いてすこし休憩したあと、今度は夕食を食べに出かけました。

おそばやさんで丼を食べ、そのままお酒も飲まずに何時間も居座りながらしゃべりまくった私とTさん。

Tさんは私より5つも若いけど、私なんかよりはるかに経験豊富なダイバーで、お互い今まで潜った海の話や、

この先潜ってみたい海の話で非常に盛り上がりました。

楽しすぎて時間を忘れ、宿に帰ったら入浴時間が終わりそうで、慌ててお風呂に入ったのでした。

そのあと荷物を全部リュックから出して、自分の部屋みたくして、ようやく落ち着きました。



島にいると世の中のことが全然わからん。

とくに大阪の情報は皆無。

誰が知事になったのかもまだ知らない。

そろそろ大阪弁が恋しい。

明日のおが丸で誰か大阪人来ないかなあ…



明日からは父島でのダイビング。

晴れるといいなあ~

水中でクジラに会えるといいなあ~☆



つづく・・・


《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6

《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7


からの続き・・・


☆ ☆ ☆

2本潜ったあと、同じ日に母島入りして毎日一緒に潜っているTさんとふたりで、
母島の最高峰である乳房山に登りました。

Tさんとは知り合ったばかりで、お互いのことは上の名前くらいしか知らなくても、

3度の飯より海が好き!という共通点があるので、すぐに仲良くなれました!

16時前くらいから登りはじめたんだけど、お天気がよかったので、すぐに暑くなってTシャツ1枚になる。

真夏の昼間なんかはきっと暑すぎて登れないだろうな・・・

たくさんの木々が日差しは遮ってくれて助かりました。


こんな感じの道を進む





タコの木






体力のない私は、歩きはじめてすぐにゼエハア言うてました。はやくもふくらはぎ痛いし。

力ではなく、根性のみで進みます。

まわりはとても静かで、鳥さんたちのさわやかで美しい鳴き声が響き、あとは自分たちの足音しか聞こえません。

途中、絶対精霊が棲んでそうな立派なガジュマルのトンネルをくぐったり、

小鳥の水場にお水を補充したりしながら、足はしんどくても楽しく歩けました。


がじゅまるのトンネル





小鳥の水場






進めば進むだけ変わってゆく景色も素敵です。
途中の眺めのいいところ何箇所かにベンチがあって、
水分補給しながらそこから見える景色を楽しみました。


小富士、姉島、妹島も見えます





乳房山の遊歩道付近は固有植物の宝庫。

この木も固有種でマルハチといいます。



幹にある模様が〝○〟の中に逆さになった漢字の〝八〟の字模様になってるから〝マルハチ〟なんだって。







2時間くらいかかって、無事頂上に辿り着きました!




ようがんばった、私。

頂上からの景色は最高☆

めっちゃ気持ちよかった!




島の東側。

写真じゃ伝えきれないけど、絶景でした。





島の東側はマンタがよく出るらしく、マンタが表層を泳いでたら山の上からでもその形で〝あっ、マンタ!〟ってわかるよ。と

ダイビングショップの人が教えてくれたので、一応探してみたけど、マンタさんおらんかったみたい




島の西側では日が沈みはじめ、夕焼けタイム。





明るいうちに下山しなければいけないので、そうそうゆっくりもしてられません。





前見ても、後ろを振り返っても、どこ眺めてもいい景色なんよね。



急いで降りなきゃいけないのがもったいない気がする。





この木も固有種のシマホルトノキ。


老木になると幹にコブがたくさん突き出た形になるので、島名はコブノキというそうです。

板根といわれるように、根が板みたいになるのも特徴。




登りより、下りのほうが楽かと思ったけど、下りのほうが腰にキタなぁ・・・・
もうさいごの方はふたりとも無言で歩いてました。

なんとかギリギリ暗くなる前に降りてこれました。

平坦なアスファルトの道を歩くと、自分の想像以上に足がガクガクになってることに気がつきました・・・・

ユースの夕食開始時間の18時半ギリギリに帰り着き、「ただいまぁ・・・」と言いながらへたり込んでしまいました。

オーナーや、出発前に乳房山に登ると話しておいた宿泊者のみなさんは

「帰りが遅いから捜索隊出そうかと思ったよ!」と心配してくれてました・・・



夕食後、明日から滞在する父島での宿探し。もう明日のことやのに呑気すぎですか?

このユースホステルもとりあえず1泊しか予約してなかったのに、

そのままいつまで居ますとも告げずに今日まで居座ってしまった。

島に来るとなにかとユルユルになってしまう・・・

結局、以前滞在したときに利用した民宿に電話してみたけど、空きがなかったので、

今日乳房山に登る前にTさんが予約したという民宿に電話してみたら、

まだ空きがあったのでTさんとおんなじ民宿を予約しました。



つづく・・・




《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7

2007年04月07日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1

《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2

《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3

《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4

《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5

《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6


からの続き・・・


☆ ☆ ☆


4/8

朝はどんよりしてたけど、綺麗に晴れました!

明日のははじま丸に乗って父島に移動することに決めたので、母島でのダイビングは今日で終わりです。

今日も2本潜りました。

どっちもクジラ狙いだったけど、結局水中クジラは見れませんでした。

船の上からは何頭か見たんだけどね。

-1本目 向島 小ビーチ-


リュウキュウヤライイシモチ





ヒオドシベラ





小笠原ではちょうど今の時期、海ガメ漁が解禁されているので、
毎日ダイビングショップの隣にある漁協にも大きな海ガメが水揚げされてます・・・

そのせいか、いつもは船の移動中やダイビング中など、もっと頻繁に出会えるのに、
今回はまだ海ガメに会ってませんでした。

今日やっと会えたアオウミガメ。





水面まで息継ぎしにいったあと、また帰ってきてくれました。





しばらく一緒に泳げて楽しかったよ。





1本目が終わってショップに戻って休憩。

ショップのすぐ隣にある脇浜にサメがいるよ、と言われて、散歩がてら見に行ったら・・・・

浪打際すぐのところに黒い塊。てっきり岩かと思ってたら・・・・

なーんと、この黒いの全部サメだったのです!!!!



ホワイトチップシャークがぐっちゃり。まるでおたまじゃくしみたいにいっぱいおってびっくりしました!!!

こんなにたくさんのサメの塊はじめて見たこと、

その塊がほんまに波打ち際すぐの水深わずか30cmくらいのところにあるということ、

こんなすげえ光景がここでは毎年当たり前のことで別に特別なこととして扱われてないこと、

なにもかもに衝撃を受けたわたくしでした。

おとなしい鮫だとわかっていても、海に入るのためらいました…(入ったけど)



私が入っていたことによって、サメたちは

「もうなんやねん・・・ひとがせっかく昼寝してるのに!」と言わんばかりに泳ぎだす。

機敏な動きはまさに鮫そのもので、やっぱりちょっとビビってしまった!

お昼寝の邪魔してごめんね。





-2本目- 平島 アナダイの根

いよいよ母島でのラストダイブ。

アナダイとはアジアコショウダイの島名。

ポイント名どおりアジアコショウダイがいっぱいいると聞いて、潜る前からテンション↑↑↑

潜ってみたらほんまにいっぱいおって興奮しました!

ほんまかわいいわ~あの魚!!



フタスジリュウキュウスズメダイ





立派な珊瑚





ミナミイスズミ(島名ササヨ)お食事中





ミナミイスズミクリーニング中






ハタタテハゼのペア。



赤からオレンジへの色のグラデーションといい、目の上のアイシャドーといい、めっちゃ美人な魚。

まさにクールビューティーです。








そしてさいごはポイント名どおりのアナダイ(アジアコショウダイ)の根!
根になりそうなところは他にもいっぱいあるのに、何故かずっとこの根に居座ってるらしいです。

穴の中を覗くと大好きなアジアコショウダイがぎっしりで、かなり興奮しました!!






英名ではOriental Sweetlips。ほんま☆SWEET☆なクチビル





お互い興味津々で見つめあっちゃいました






めっちゃかわいい☆






この写真は個人的にお気に入りです★



このコはまだ体が小さめ。

オトナになりたてなのかな?




つづく・・・