《母島へ》2007年4月小笠原ダイビング旅行1
《沈船ダイブ》2007年小笠原ダイビング旅行2
《イソマグロいっぱい!》2007年小笠原ダイビング旅行3
《メグロ!!》2007年小笠原ダイビング旅行4
《固有種ミズタマヤッコ》2007年小笠原ダイビング旅行5
《ダイビング中にミナミハンドウイルカ!》2007年小笠原ダイビング旅行6
《アジアコショウダイのクチビルLOVE☆》2007年小笠原ダイビング旅行7
《母島最高峰の乳房山登頂》2007年小笠原ダイビング旅行8
からの続き・・・
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4/9
今日、ははじま丸に乗って母島から父島へ移動。
朝から観光協会へ行き、乳房山の登頂記念証をもらいました。
その後、のんびり歩きながら郵便局まで行ってお金をおろす。
島にいるとひとりでただ歩いてるだけでも、なんかシアワセなんよね。
前浜のがじゅまるの木の下でイソヒヨドリのつがいに会ったよ。
左側の背中が青くお腹が赤いのが♂ 、手前にいる茶色いのが♀です。
♂は♀の前で大きな綺麗な声で歌いながら踊っていました。
愛の歌とダンスかな?
ほんとに鳴き声が美しくてうっとりします。
我が家のインコさんたちは
ギャッギャッ、ギイギイと濁音ばっかりで鳴く。
飼い主だから鳴き声に返事したり、かわいいなぁ、とも思うけど、客観的に聞くと決して美声とちゃうもんなぁ・・・・
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急な階段を登った上にある月が丘神社へ。
階段の脇の木にはメグロさんが何羽もいました。
クジラやイルカや魚とおんなじくらい鳥が大好きな私は、うれしくて「かわいい~!」と叫びたい気持ちをグっと抑えて観察。
叫んだら逃げてまうもんな・・・でもいっぱい話し掛けてもうたけど。
メグロは母島にしか生息しない固有種で、国の特別天然記念物にも指定されている貴重な鳥さんなんだけど、
以外にも街中でも木々があるところでは普通に観察できます。
元々天敵のいない島で進化してきた鳥さんなので、野鳥でも警戒心は薄く、
そっと近づけばかなり間近で見ることができるんです。
スズメくらいの大きのとってもかわいい鳥さんです。
基本的につがいで行動し、夜眠るときもつがいでぴったり寄り添って眠るんだって!眠ってるところも見てみたいなぁ・・・
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神社でお参りしたあと、拝殿のうしろの散策路を歩いてみる。
石灰岩地質なので、ギザギザのラピエが見れます。
そろそろ帰ろうかなーと見下ろすと、
数時間後私が乗船する予定のははじま丸が入港してきました。
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母島ではごみ清掃車もメグロ!
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お世話になったユースホステル。
小笠原の玄関ではどこでも〝ぎょさん〟が並んでいる
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宿でくつろぎすぎちゃって、危うく船に乗り遅れそうになり、
見送りに来てくれたダイビングショップの人や、観光協会の方をドキドキさせてしまいました!…
走って走ってなんとか無事乗船。
さようなら。母島。さようなら、メグロさん。
バタバタしてちゃんと挨拶できなかったけど、お世話になったみなさんどうもありがとう☆
また来ます!
お見送りしてくれたみなさんありがとう
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本日の父島行きのははじま丸の船内はガラ空き。
どこでも好きな席に座り放題!ですが、クジラが見たくてほとんどデッキで過ごしてました。
寒かった~何回かクジラのブロウを見たあと、寒さに耐えきれず船内へ。
船内の窓からもずっと海を見てました。
南島の近くに来ると、夕ご飯の時間なんでしょうか?たくさんのカツオドリが飛んでいるのが見えて興奮。
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2時間ちょっとで無事父島に到着。民宿の人が港まで迎えにきてくれていました。
車に乗り込み、民宿大洋荘へ。
6畳の和室で個室、テレビ付きで、素泊まり1泊3150円!かなりお得なプライスです!
建物は結構年季入ってますが、場所も大村地区の中心にあり、買い物、食事になにかと便利。
Tさんとは隣同士のお部屋になりました。
早速明日から潜るダイビングショップをふたりで相談して決めます。
偶然にもふたりとも以前父島で使ったダイビングショップが同じだったので、
今回もそのショップを使って潜ろう、ってことになってたんだけど、
タイミング悪く、そのショップは違う仕事を入れちゃって明日からダイビングはできない、と断られちゃったのです・・・・・
島にダイビングショップがひとつしかない母島と違って、父島にはショップがたくさんある。
潜るのがメインのダイビング旅行では、ショップ選びが旅行の楽しさを左右する重要なポイントなのです。
母島で出会った他のダイバーさんの話や、内地に残してきた相方がマリンダイビングで調べてくれた情報なども考慮し、
最終的に、クルーザータイプで、トイレ、温水シャワー付きの船を持ち、
なにかと楽しませてくれそうなショップ、FISH EYEさんに決めました。
ショップが決まって、ホっとしたところで、Tさんとふたりで買い物に。
今回は素泊まりなので明日からの朝食や昼食用のパンやおにぎり、お菓子やカップラーメンなどを買い込む。
母島から来ると、父島がすごい都会に感じます。
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荷物を置いてすこし休憩したあと、今度は夕食を食べに出かけました。
おそばやさんで丼を食べ、そのままお酒も飲まずに何時間も居座りながらしゃべりまくった私とTさん。
Tさんは私より5つも若いけど、私なんかよりはるかに経験豊富なダイバーで、お互い今まで潜った海の話や、
この先潜ってみたい海の話で非常に盛り上がりました。
楽しすぎて時間を忘れ、宿に帰ったら入浴時間が終わりそうで、慌ててお風呂に入ったのでした。
そのあと荷物を全部リュックから出して、自分の部屋みたくして、ようやく落ち着きました。
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島にいると世の中のことが全然わからん。
とくに大阪の情報は皆無。
誰が知事になったのかもまだ知らない。
そろそろ大阪弁が恋しい。
明日のおが丸で誰か大阪人来ないかなあ…
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明日からは父島でのダイビング。
晴れるといいなあ~
水中でクジラに会えるといいなあ~☆
つづく・・・