鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

小豆島に行って来た~2日目~

2016年08月20日 | 香川旅行
『小豆島に行ってきた~1日目~』のつづき。


小豆島2日目。

朝のエンジェルロード。潮が満ちてきて島付近は道がなくなってきてました。







朝から温泉入って、美味しい朝ごはんを食べて、ホテルをチェックアウトしたあと
最初に向かったのは重ね岩。

小豆島でいちばんのパワースポットと書いてある観光案内書もあり、
これは行かなあかんやろ。と意を決して・・・

でもすこし気が重いのは、400段以上の階段を登らないとたどり着かないらしいということだ。

朝から快晴。気温も高く、じっとしてるだけでも汗かくくらい暑い中、がんばって登りましたよ。




まだまだ続く階段・・・



やっと階段が終わったと思ったら、こんどは鎖伝いに急な坂を登る・・・
せっかく朝から温泉入ったのにすでに全身汗だく。体はガタガタに疲労してます。




やっと見えてきたぞーーー!!!

おぉ!あれが重ね岩か。“天からパワーが降り注ぐ”といわれているのも納得。

重ね岩に向かって左側がフェリーの航路にもなってる島の西側の海。反対側は崖です。





重ね岩は小瀬石鎚神社の御神体なのですって。




この辺りも大阪城築城の際、石垣にする石を切り出す丁場だったそうですが、
それにしてもこんなに大きな岩をこんな崖の上でどうやって重ねたのか。それとも自然にできたのか。
真実は謎なんやって。





神様はがんばって登ってきたご褒美をくださった。




頂上からの景色は最高でした!




行き交うフェリーも見える!

















下りは膝に来ますね。ハードやった・・・普段の自分の運動不足を身を痛感しました。







樹齢千年のオリーヴ大樹。
スペインのアンダルシア地方から、1万キロの海路を経て移植されたという樹齢千年のオリーブの木。



この木に比べたら、私の人生なんてあっという間なんやなぁ・・・









江洞窟(ごうどうくつ)。弁天さまを本尊としてお祀りする洞窟霊場。




岩場の地下に洞窟が。ここでお参りすれば、特に首から上の病に効験があるそうです。




梵字のかかれた大岩。






大観音。




ほんまに大きい。




大観音さまの胎内に入って、エレベーターで胸元の高さまで登りました。




仏歯の間。
なんとこの中にスリランカの仏歯寺から頂いたというお釈迦さまの歯が入っているらしい。




大観音さまの胸元の展望室から見た景色。








大観音さまの胎内には胎内仏がズラリでした。







中山の千枚田。




棚田の美しい光景の中にある竹製のでっかいドームは
瀬戸内国際芸術祭のアート作品『オリーブの夢』。



この作品は中にも入れるらしいが、重ね岩の階段と暑さですっかり体がガタついていたので、
下まで降りて行く気力と体力がなかった。



この近所にある“こまめ食堂”という食堂で昼ご飯を食べたかってんけど、
めっちゃ並んでたから早々に諦めた。




四方指展望台。標高777mの高原にある展望台。



すごい絶景で気持ちよかった~!!なのに、他に誰もいなかったよ!







寒霞渓。








山頂駅から空・海・渓谷を一度に楽しめる寒霞渓ロープウェイに乗りました。

これは秋にはめちゃくちゃ綺麗なはず。また秋に来よう!!




絶景です!!




紅雲駅に着いて、そこからまた山頂駅まで折り返し。

途中ヒヨコ岩があったよ!





小腹がすいたので、山頂駅でオリーブ牛コロッケバーガーを食べました。




前日閉まってた“なかぶ庵”にリベンジ。




生そうめん。ツルツルした食感が最高でした!!






瀬戸芸のアート作品を見るために醤の郷へ。

ええ感じの醤油蔵。





かつて小豆島にあった醤油屋さんの屋号紋いろいろ。




ありました。目的のアート作品。『オリーブのリーゼント』!!




記念に私もリーゼント!!





実はこのリーゼント、無人販売の屋台でもあるのだ!




公衆トイレとして普通に使用可能だけど、
これも『おおきな曲面のある小屋』という立派なアート作品。






再び瀬戸芸のアート作品を見るために、二十四の瞳の映画村の近くまで移動。


醤油樽のバス停の待合所がカワイイ。







『愛のボラード』という作品。





私には芸術的センスまったくないので、
いったいいつどのようにしてこのようなアイデアが思い浮かぶのか不思議でしょうがないけど、
青い空と青い海にこのツルツルした大きな白いボラードが不思議とマッチしてました。






いつも目一杯とことんギリギリまで遊ぶタイプなんですけど、
フェリーに乗れずに小豆島を脱出できなかったら、次の日からの仕事に行けなくなるので
余裕持って早い目に土庄港へ。

土庄港のフェリーターミナルにもアート作品が・・・
手前の白い太鼓を叩くと布がはためく仕組みでした。







フェリーが港を出たあと、すぐデッキに出てみました。

岸壁で小学生くらいの女の子が遊んでいるのが見えたので、
大きく手を振ってみたら、思いっきり手を振り返してくれました。

遠くて女の子の顔もよくわからなかったけど、
小豆島最後の思い出は、女の子の最高のお見送りでした。


これだけで「また来たいな。」と強く思いました。



フェリーから朝必死で階段登った重ね岩が見えました。




重ね岩とフェリー。







無事高松に着いて、“まちのシューレ 963”で買った高松張子。
サザナミインコの丸ちゃんモデルらしい。





その後、四国在住の友人に教えてもらったお店で、高松名物の骨付き鳥を食べました。
食べやすいようにカットもしてくれました。

骨付き鳥はお店によって使っている鷄の品種や親鳥、若鳥、味付けなど、
それぞれちがうらしいですが、
このお店では希少な讃岐コーチンの若鳥を使用していて、
適度な噛みごたえとスパイシーな味付けでとても美味しかったです!








おわり。








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小豆島に行ってきた~1日目~

2016年07月30日 | 香川旅行
短期やけど仕事復帰するということで、復帰前最後の休日は小豆島で過ごしてきました。


大阪から神戸に行く阪神高速神戸線は朝の時間帯、毎回渋滞するので困ります。
以前は神戸空港に行くときも渋滞であわや飛行機に乗り遅れそうになり、
今回は私がトイレに行きたくなってどうしようもなくなり、途中で一旦高速を降りるというアクシデント。

なんとかギリギリでトイレに間に合ってほんまによかった。
間に合わんかったらどうなってたんやろう。と考えただけで恐ろしい。

ピンチを切り抜けたあとは順調に淡路島を通過し、四国に上陸。
香川県の高松からフェリーに乗ります。

予定よりずいぶん早くフェリー乗り場に到着したので、
予約していたフェリーの1本前のフェリーに乗ることができました♪

フェリーに乗船すると、客室の売店周辺ではうどんをズルズルすすっているお客さんが多数。。。
さすがうどんの国・・・

今から行く小豆島は船でしかアクセスできない香川県の離島です。

フェリーに乗ってる時間は1時間ほどなので、ずっとデッキに出て海を見てました。

船旅って楽しいな~。



女木島、男木島、豊島などの瀬戸内の島々を見ながら、約1時間で小豆島の土庄港に到着。



瀬戸内の島々では“瀬戸内国際芸術祭”が開催されていて、
小豆島にもたくさんの作品が設置されてます。

その作品のひとつ。
島の特産品であるオリーブの葉を王冠の形に仕立てた彫刻『太陽の贈り物』という作品。




小豆島にはこどものころにも来たことあるねんけど、
そのときの記憶としては孔雀園に行ったことだけ覚えてるねん。

なんか小高い丘みたいなとこから、何羽もの孔雀がバサバサバサ~ッて飛んでくる
孔雀のフライトショーみたいなのに感動して、孔雀の羽をお土産に買って帰ったという記憶。

30年以上昔のことをずっと覚えてたくらい強烈な印象やったし、
また小豆島に来ることあったら再訪したいと思ってたけど、数年前に閉園してしまったらしい。

また見てみたかったなぁ・・・孔雀のフライトショー・・・

港から車を走らせるとすぐに、その孔雀園の看板だけが虚しく残ってたわ・・・




そんなわけで私の中の小豆島のイメージ1位は孔雀園。
そして2位以下は王道やけど、
『二十四の瞳』、『オリーブ』、『そうめん』、『醤油』かな。

今回の旅でも小豆島の三大名産品といえる『オリーブ』、『そうめん』、『醤油』は制覇しました。



まずはオリーブ。小豆島は日本のオリーブ発祥の地やねんて。

港から車で15分くらい走ったところにあるオリーブ公園。

エーゲ海に浮かぶミロス島と姉妹島になったことをきっかけに設置されたというギリシャ風車。




こうして見ると外国みたいです。




昼食は小豆島産オリーブオイルを楽しむカフェOLIVAZにて、野菜とチキンのパエリアを食べました。
下ごしらえから仕上げまで小豆島産のオリーブオイルを使用してるそうです。



サラダにもオリーブオイルにハーブソルトをかけただけでしたが、とても美味しくいただけました。



古代ギリシャにちなんだモニュメントも。





天皇陛下御手播種のオリーブ。
昭和25年に昭和天皇が小豆島で蒔かれたオリーブの種が、
こんなに立派な木に成長して現存しています。




オリーブ公園の道の駅では上質なオリーブオイルやさまざまなオリーブ製品が売っていて、
いろいろ買いたかったけど、お金に余裕がないので、
小豆島産のオリーブ油とオリーブ葉の抽出液を配合した化粧水だけ買いました。





とある案内書で透明度が高く、小豆島でいちばん美しいと書いてあったダイアモンドビーチ。



確かに透明度高いし綺麗☆肉眼で魚も見える。

なにより素晴らしいのは、こんな綺麗なビーチなのに人が全然いないということだ。

この日はめちゃくちゃ暑かったし、もうこれは泳ぐしかないな。と思ったけど、
着替えれそうな場所がボットンの公衆便所しかない。ボットン便所コワイねん。水着落としそうやし。
他になんの施設もないから、
上がったあとシャワーも浴びずベタベタで観光するのもちょっとイヤやったし、
海に入るのは諦めた・・・




坂手港にて。瀬戸内国際芸術祭作品『スター・アンガー 』。

ミラーボールの上に龍が。ゆっくりと回っていました。
太陽の光にも反射して綺麗でした。





四国在住の友人に教えてもらった生そうめんが美味しいというお店にはるばる来てみたら、
まさかの振替休日だった・・・HPのカレンダーでは休みって書いてなかってんけどな。。。がっかり。
でも確かに月曜が休日の場合は火曜が休みとは書いてあった。あーあ。


でも気を取り直して、ここまで来たら小豆島を一周してやろうじゃないの。と
小豆島一周プランがここで確定。


で、マルキン醤油。
小豆島ではかつて醸造家の数が約400もあった時代があるほどの醤油の島なのです。

駐車場に車を停めて降りた瞬間からすごい醤油臭。




その醤油に香りに包まれながら食べる醤油ソフトクリーム。
天然醸造蔵の木桶で仕込んだ「初しぼり生」しょうゆを使ってるらしいが、やっぱりしょっぱいぞ。








島の東側は海を見下ろせる気持ちのよい道が続きます。

小豆島は上質な花崗岩が採れることでも有名らしく、いろんなところで山の岩が採掘されていました。
こんなに削って小豆島は大丈夫なのか?と思うほど・・・

小豆島の石は大阪城の石垣に使われていて、
切り出されたものの大阪に運ばれることなく残った残石が
道の駅『大坂城残石記念公園』にもたくさん残ってました。









島の北側は島らしいのんびりした景色が続き、大阪生まれ大阪育ちで田舎のない私にとって
お盆やお正月に田舎に帰るという人たちの田舎って、こんな感じなのかな。
ってイメージするような景色でした。



島をぐるりと走って、再び入港した土庄港の近くまで来ました。

世界一狭い海峡の土渕海峡。ただのちっさい川みたい。



ってことは、小豆島って実はふたつの島やってんね。






土庄郵便局舎アートプロジェクトにより、外壁に年賀切手を散りばめられたオシャレなアート郵便局。





今宵のお宿にチェックイン。窓からエンジェルロードが見えるよ!






エンジェルロードは1日2回干潮時にだけ現れる砂の道。




その干潮時だけこの道を歩いて対岸の島に渡れるんです。




4月に鹿児島を訪れた際にも干潮時だけ現れる道を歩いて知林ヶ島という島に渡ってんけど、
知林ヶ島までは片道800メートルほで歩いて結構しんどかってんけど、
このエンジェルロードは小豆島の前島から対岸の中余島の間は長さも短く楽勝で渡れます。
(そういえば鹿児島日記も書いてないなぁ・・・)




映画のロケ地とかにもなったらしく、今や小豆島でいちばんの観光スポットなんだそう。




与島側から見た景色。手前の白いのが宿泊したホテル。





そこら中にできた潮だまりにはちっさいお魚とヤドカリがたくさんいました。






潮が引いた海岸の波打ち際には小さなフグがわらわら泳いでました。





エンジェルロードのすぐ手前にある約束の丘展望台。幸せの鐘鳴らしたよ♥





エンジェルロードって大切な人と手をつないで渡ると、砂州の真ん中で天使が舞い降りてきて、
願いを叶えてくれると言われてるらしい。
どんだけロマンティックやねん。と小っ恥ずかしくなるけど、ステキな場所です♥









このあとエンジェルロードも見える露天風呂の温泉に入浴。

ホテルの夕食は地魚の刺身や阿波地鶏のタタキ、小豆島の手延べそうめんや島野菜などなど、
盛りだくさんで美味しかったです。



つづく・・・









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一生お金に困らなくなる!?『銭形砂絵』を見に行ってきた

2016年05月22日 | 香川旅行
白鳥動物園に行ったあと、せっかくうどん県に来たんやからってことで、うどんを食べました。

通りすがりのお店やったけど、うどんはもちろん、
天ぷらがサクサクでめちゃくちゃ美味しかった!!





そしてさらにここまで来たんやからってことで足を伸ばして見に来たのは、銭形砂絵!







これは香川県観音寺市にある寛永通宝を模した巨大な砂絵。

写真でその存在だけは知ってたけど、詳細は知らんかったし、本物見たのもはじめて。

てっきり町おこしかなんかのために、最近作られたもんやと思ってたけど、説明書きには

『寛永10年(1633)藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られた』

と書いてあった!

300年以上前に作られたん!?しかも一晩で!!??すっげー。

諸説あるらしいが、どの説にしろ、
何百年も前に作られたということだけは変わりないみたい。


この砂絵、実は縦122m、横90mの楕円らしいねんけど、
はじめから上から見ることを想定して作られてるようで、
琴弾公園山頂の展望台からみると真円に見えます。




すごいなぁ~。と感心しながら見ててんけど、
この砂絵を、上からじゃなくて地上から見たらどんなんなん??と気になって、
すぐそばまで見に行ってみた。
(銭形の中を踏み入れることはできませんが、すぐ近くまでは行けます。)

結果・・・ただの盛り上がった砂でした。そらそうか。



「銭形を見た人は健康で長生き、おまけにお金にも不自由しない」らしいです!!

銭形を見た私は健康とお金という最強の武器を手に入れたも同然。
これで私の人生は安泰です!!!
今まではワーキングプアで貯金もぜんぜんないけど、
これから先の未来は明るい!(はず!)

ありがとう。銭形砂絵!!!


砂絵は夜になると緑のライトでライトアップされるらしいので、
次来ることがあれば夜の砂絵も見てみたい。


銭形砂絵がある有明浜。












帰ってきてから銭形砂絵について調べてたら、赤かぶ検事シリーズで
『銭形砂絵殺人事件』というのがあったので、買って読んでみた。



描写されている景色が、
実際に見てきたばかりなのでリアルに目に浮かんでよかってんけど、
殺しの方法が、訓練された大型犬によって噛み殺されるという話で、
犬恐怖症の私にとっては震えあがるような恐ろしいミステリーでした。。。









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