昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

焼き鮎

2016-06-24 22:16:53 | お惣菜

今年初めての鮎を食った。
もちろん自宅でスーパーで買ってきたものを焼いたのである。養殖物に違いない。しかし二尾で480円もした。まあ季節の味覚である。
辻嘉一翁は著書『味覚三昧』で、鮎の醍醐味を味わう食べ方は、尻尾、鰭を折り取って、尾から齧り付き、肉を歯でしごきとるという何とも豪快な方法を提唱されている。
オカブはそんなことはしない。頭から齧り付いて、頭も骨もガリガリと齧り喰ってしまう。まあ邪道な喰い方は承知の上だ。
スーパーの鮎だが蓼酢が付いている。なんとも薄い情けない蓼酢だが、鮎を浸して食った。
かーたんは、相変わらず病人食。カレイの煮つけとグタグタに煮たほうれん草。かぼちゃの煮つけ。味噌汁。柔らかい御飯など。
来月からは、抗癌剤治療で、吐き気など現れる可能性もある。副作用に負けなければよいのだが・・・

若鮎や乙女傘さす小降り雨   素閑 



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