そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

感激♡

2019-02-01 11:09:29 | 家族ができました
年が明けて、譲渡対象となっている子たちは正直ちょっと難易度があがってきてる子たちです。


何か問題があるわけではありませんが、新しい環境になじむためには少し時間が必要なタイプの子が多いのです。


また、保護時の体調面が思わしくなかったため、ちょっとの室温で涙目になったり食欲が落ちたりと。


時間さえあれば、また管理さえうまくやれたら、問題はないのですが。


なかなかどうしてどうして・・・・といったところです。


ですが、それでもきちんと真正面から向き合って、時間の経過とともに


ささやかながら変化することを、喜んで、見守ってくださる家族がなんと多いことか。


今回、片目の兄妹猫たちを2匹で迎えてくださったご家族。


気に入ったのはお子さん、お世話を一生懸命してくださったのは優しい奥様。


そして最後にこの子たちを幸せにしようと決断してくださった頼もしいご主人。


久々に、泣いてしまいました。


寒さも厳しくなってきた10月の終わりに、どぶの中で身を寄せ合って泣いていた小さな命。





他の兄弟猫たちは、どぶの中で命を落としていたのです。


ところが、拾った小学生の気持ちは無になり、2匹は処分に出されたのです。


前日の夜遅くに保護者から相談を受けていましたが、その話しぶりから


もしかして処分に出すのではと心配になり、


猫と暮らす会で引き受けることを行政に前もって話をしておいたのです。


処分に出したとわかったときは、なんとも哀しい気持ちでいっぱいでした。


せっかく子どもたちが助け出してきたのに・・・・。


複雑な想いはありましたが、この2匹があまりにも不憫でした。


わたし自身が、万が一里親さんが見つからなければ、


その一生を背負う覚悟を決めて引き受けたのです。






でも、たすきは預かってくれる人たちの手を経て、見事にゴールにたどり着きました。


ここからが、また新しいスタートです。


そして、他にも春生まれで、縁のなかった子や、譲渡会そのものに参加すらできなかった子が


スタッフさんの努力の甲斐あって里子に行くことが決まりました。


里親さんたちの優しくて暖かさの伝わる内容、いただくやり取りの中のひとつひとつの言葉にも


なんとか仲良くなりたい、大切に迎え入れたい想いがあふれているのです。


こちらも、感極まってうるうるしてしまいます。


そんな連絡をもらうたびに、数は少ないかもしれないけれど


懐の深い方たちの存在を確かめることができて・・・・。


方向音痴のわたしはどっちにだかも定かではありませんが、両手を合わせて


ありがとう、ありがとうをつぶやいてしまいます。


うまくいくことばかりではありませんが、あきらめなければ必ず


その子の持つ縁をつなぐことができると思っています。


縁をあきらめないというのは・・・とても大切なことなんですよね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする