そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

路上で尽きた命

2017-11-01 03:56:21 | いっしょに考えたいな
最近、道路で亡くなっている猫を自ら拾って斎場会館まで届けて下さる方が増えた気がします。


なんともなんともありがたいことです。


つい最近まで、絶対に猫を拾うことはできないと言っていた方がいますけど


立て続けに猫ちゃんの亡骸を斎場会館まで届けてくれています。


たしかに亡くなった骸は気持ちのいいものではありません。


時間がたてば臭いもきつくなります。


道路にはりついてしまった子もいます。


後続車が続くような道路は別ですが、そうではないなら・・・


せめて、道のすみにでもよけて何度もひかれることのないようにしてもらえたらと思います。


もし万が一何かの拍子で脱走した愛猫が、誰にもよけてもらうことなく何度も何度もひかれてしまったら


こんなに悲しいことってありません。


そして誰かのものでもない名もない野良ちゃんでも同じです。


弔う気持ちって大事なことだと思います。


触ることができないケースや自分では無理だと思うのなら、すぐに連絡ごみ受付センターにお電話して下さい。


浜松市はごみとして扱ってはいません。回収された子たちは、きちんと斎場会館に届けられて火葬されます。


それから、もしはねてしまった方は、その子はまだ息があるかもしれません。


負傷した子を扱ってくれるシステムも浜松市には用意されています。


そして、まだ助かるかもしれない命を見捨てることなどせずに向き合ってほしいと思うのです。


わたしはこれまで亡くなってるのかと思い拾いにユーターンして、まだ息のあるのに気づき


動物病院に駆け込んだことが2回あります。


どちらも復活しその後の生活をスタートし直すことができました。


でも、本来ならばこの子たちをはねた人が病院に連れて行ってあげてほしかったです。


起きた事実から逃げると、いつの日かわが身に跳ね返ってくるものです。


そういうことすら、教えないとできない世の中になっているのかと思うこともありますが


拾って弔ってくれる人も増えて来て、ほっとする話も聞こえてくるので


まだまだ捨てたもんじゃないのかなって・・・。


悼んでくれる人がいたかどうかって、大切なことですね。



この子は今年の7月19日


仕事帰りに路上で力尽きているところを見かけ、拾いに戻りました。


まだあたたかくて、ちょうど同じぐらいの子猫たちを育てていたこともあり


せつない想いで斎場に届けました。


生まれ変わって、まっすぐわたしのところに戻っておいでと見送りました。




コメント
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