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そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

どっかに行っちゃてよ人形たち

2022-10-22 05:03:56 | そらまめのひとりごと
実父が入院中はお話ししましたが、
92歳で透析をし(それしか助かる道が無く)
狭心症の検査も控えていて、病院からいつなんどき連絡が入るかと
正直気の休まるときのない日々を過ごしておりました。

ひとりで暮らす母もかなり心配で、暴走するタイプなので
こちらも連絡をまめに入れたり様子を見に行かないとならず。

くわえて、ダーリンが極めて稀な後腹膜腫瘍という病気にかかっており
再発性のために今回3回目のオペを控えておりました。

お義父さんの納骨もあり、いろいろ重なりすぎてました。
ダーリンの右顔面に帯状疱疹が出てしまい、お気の毒な有様です。
痛みと・・・見るからに悲惨、まさにお岩さんでした。

今は少しづつ回復に向かっていますが、入院日にオペの延期が決定しました。
免疫の下がってるときに大きな手術はしたくない。
脳にウィルスが入る可能性があるから・・・と、怖い説明を受けました。

張りつめていたものが切れたのか、その後
ひどい眩暈で(私が)、起き上がることもしばしままならず。

よく人から眩暈の話しは聞いてはいたものの、こりゃかなり気持ち悪い。
踏んだり蹴ったりとはこのことです。
夫婦そろって大殺界、年が変わればなんとかなりますよと
数日前にスタッフさんに言われた言葉がよみがえってました。

年が変わればって・・・・2か月以上先。
悲しくなってきます。
過度なストレスのようです。
お薬でかなり眩暈が取れてきましたが、
すぐに解決できる問題ではないので、しばらくは隣に
【どっかに行っちゃってよ人形】を連れて歩くしかないようです。

ああ、この人形・・・何体連れて歩かないといけないんだか。
想像したらコワッ!

と、そんな状況ですが
今とっても何かで苦しかったり悩んでる人は
ここにも苦しい人がいると思うと、少しは楽になったり
自分よりも人形たくさんいるよ!みたいに励まされたりしませんかねぇ

そういうわたしも、まだまだいろんなところで恵まれています。
もっと苦しかったりつらい人たちのことを考えたら
根性なさすぎですね。

でも、でも、弱虫なので
なんでもない毎日に早く戻りたいです。

ちなみに猫の相談もたくさん来ています。
やばい人形を引き連れながら、なんとか対応しています(笑)

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いばらの雨が降る~☂

2022-10-13 06:05:36 | そらまめのひとりごと
タイトルが穏やかではありませんが
本当に何だかなぁ~な毎日です。

先月、栃木県の義父が逝去し、間もなく納骨なのですが
納骨にはダーリンだけでお願いしました。

わたしの父が救急搬送されて、現在ICUです。
先週土曜日のことで・・・たぶん、もうダメかなと思いました。
92歳と高齢です。
慢性腎不全で数値も悪く、5パーセントしか機能していないようで
つまり末期です。
身体に水が溜まり、浮腫も起きていて、何より肺が白くなり
これって溺れているような状態です。
心臓もかなり悪いと言われました。

日曜日、血圧が220を超えてまたまたやばやばな状況になりました。

月曜日の朝連絡が入り、今後のことで話をしたいと・・・。
脱走したリーナベルちゃんがやっと見つかったと報告が入り
現地に向かってる最中に病院から電話でした。
リーナベルちゃんの生存が確認でき、次を対策できたので
取って返して病院へ向かいました。

今の現状を脱却するには血液透析するしかないけれど
高齢者の透析のリスクも丁寧に説明してくださいました。
みんなで話し合って、透析していただくことになりました。
心筋症もあり、麻酔の問題、感染症、アレルギー
今日が命日かもと覚悟して、あとは先生にお願いするしかありません。

高齢者なので、年齢的にはもうしかたないと思うのですが
落ち込んだり強がったり、子どものような母に
受け入れていくだけの時間を作ってあげたいと思いました。

このとき頭の中に浮かんだのが【希望】という言葉でした。

人間ってやっぱり希望が大切ですね。
透析が上手くいけば、また話ができるよと母を励ましました。

昨日、透析のおかげで水がだいぶ抜けて、強力酸素マスクが外せて、
母のお手紙を届けることができました。
今はコロナの問題があり、面会がNGです。
伝書バトみたいだと思いましたが
両親がお互いを思って暮らしていたことがよくわかり
娘としてはなんだかほわっとした気持ちでいます。
日ごろ喧嘩もんかで過ごしていたのに・・・。

もちろん一時的なものにすぎないとわかっていますが
このもしかしたらと思える時間があるのとないのとでは、
残された人の気持ちがまったく違ってしまいます。

さて、父の入院を抱えながら、実は来週
ダーリンが再再発の後腹膜腫瘍の摘出術に臨みます。
再発性のガンなので外科的手術をしていくしか方法はありませんが
ダーリンも動脈が1本狭窄しています。
以前よりリスクのある手術になります。

四面楚歌・・・とはこのことですかねぇ
いろいろ心配事が重なっています。

とはいうものの、そんな中でも助けを求めるおチビさんたちの話しは
後を絶ちません。
自分自身が動けないことが、本当に申し訳ないです。

できることは限られますが、できることならできるわけですから
そこを探すしかないし、何かを言い訳にすることはしたくないので
みんなに助けてもらいながら、進んで行こうと思います。

そんなわけで、ブログの更新が思いどおりいきません。
お知らせブログみたいになってることをお許しください。

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記録的大雨の被害

2022-09-25 05:18:22 | そらまめのひとりごと
一昨日の夜
かつてこれほど激しくスマホが緊急避難を告げるために
鳴り続けたことはありませんでした。

外は激しい雨・・・というか豪雨です。

わたしが暮らす場所は入っていませんでしたが
指定された中に入ってるみんなのことが心配でした。

リアルな動画も送られてきました。
またこれ以上降り続くとかなりまずいですと、
川の近くに住むみなさんは青くなっていました。
相当、怖い思いをしていたと思います。
雨のやむことをひたすら祈っていました。

翌日様子を聞いたら、室内で垂直避難しましたとか
稲刈り前の田んぼが・・・とか
捕獲予定だった猫の姿がどこにもないですとか
いろいろな情報が入ってきました。

昨日の夜、少し離れたご主人の実家が停電で断水で
水と食べ物を運びたいし、様子も見に行きたいと
あるスタッフさんから連絡が入りました。

床下浸水のようですが、高齢のお父様がおひとりで暮らしているそうです。
普段はともかく、こんなときはどれほど心細いことか。
また、飲料水の配給がないとか、どこかに取りに行くとかの
話しになれば、高齢者はそれだけですぐに困ってしまいます。

今日のバザーのリーダーさんですが
準備や品物の搬送や人手のことなど心配で連絡をくれたのです。
それは別の誰かに任せて、まずは被災したお父さんが最優先です。

バザーは規模を小さくすれば済む話ですし
他のメンバーさんがきっとがんばってくれますから。
ラインでもさっそく他のメンバーさんが
対応をいろいろ考えてくれていました。

みんなで助け合っていろんな場面を乗り切りたいですね。
そして被災されたみなさまが一日でも早く、
日常を取り戻せることを心から願っています。

当り前であることはとってもありがたいことです。
感謝して過ごすことを、忘れないようにしたいです。
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相談と言霊

2022-09-23 20:48:43 | そらまめのひとりごと
相談とは・・・・。

自身では判断が出来ないときや判断に迷うとき、
自分の意見・考えを聞いてもらいたいときや情報が欲しいときなどに、
意見や回答を参考にするためアドバイスをもらうこと。

ちょっと調べてみたらこんな感じで書いてあります。

猫のことで相談があります
とよく言われてアドバイスをしているのですが
みんながみんなとはもちろん言いませんが
何か勘違いをしている人がいらっしゃいます。

子猫を拾ってしまったとか、餌をあげて増やしてしまったとか
そういうことで相談すれば、すべてこちらで何とかしてくれるとか
なんとかならないならびっくり発言をしてみせるとか
そういうケースも非常に多いのです。

なんとかならないなら、殺すとか、処分するとか
保健所に連れて行くとか・・・
それって完全に脅しですよね。

もちろん殺せば動物愛護法のもと、犯罪行為にあたりますし
自身で保護したりがんばれないのなら、行政を頼って引き取りに
出すことも、選択肢のひとつだと思います。

まずは助けたい意思を明確にしてくださる方でないと
こちらも真摯に対応するのは難しいです。

その場その場の状況や感情で、こんなつもりじゃなかっただの
本当はこうしたかっただの・・・。
その場しのぎの言い方をする人もいます。

自分の発した言葉を、一番先に聞いているのは自分自身です。
ころころ言い分を変えることに、なんの抵抗もない人たちが多くて
うんざりしてしまいますが・・・。

ここはある意味人生修行をさせてもらってると切り替えて
スタッフさんもがんばっています。

最後の最後まで、その子たちのためにどうしてがんばってくれないのかと
悲しくなることもあります。

言霊のパワーをあなどることなかれ・・・と思うわけです。
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満月とオリオン座

2022-09-13 06:17:24 | そらまめのひとりごと
義父の葬儀で栃木県にいましたが、戻ってきました。
穏やかな生活に・・・

な~んてわけないですね。
次から次からいろいろなことが待っています。
ひとつづつ、丁寧にこなしていこうと思います。
年度末まで、休む間もなしです。

年を重ねると、自分の用事だけではなく
周囲の出来事に合わせての用事が増えてきます。
それも含めて、自分のことなんでしょうけど。

子どもが生まれれば、合わせてお祝い事もあり
誰かが亡くなればそれに合わせての儀式も続きます。

ただ、そういう昔ながらの行事が決め事としてあるのって
そこで親族・知人・友人が顔を合わせる機会を作ってくれてるんでしょうね。
人って・・・誰かと必ず繋がってるものですから。

子どもの成長を喜び、故人を偲び
そういうことも大切だと改めて感じるわけです。

ダーリンの実家で数日過ごしましたが
秋の気配がいっぱいでした。

中秋の名月だよと満月を眺めた夜になんとオリオン座が。
冬の星座ですが・・・田舎で空気が澄んでいるせいですね。
ばっちり見えちゃったりして
不思議な気分でした。

本当はいつもそこに存在していて、ただ普段は見えてないだけのもの。
心の目もしっかりと開いておかないといけないってことかもしれません。

秋の子猫たちも続々と相談が来ています。
春生まれの子、夏生まれの子は良く育ちますが
秋以降に生まれた子は、無事に育たないことが多いです。

できることに限りがありますが、よりベターな方法を
いつも考えていたいと思っています。


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曖昧な記憶

2022-09-07 07:03:46 | そらまめのひとりごと
最後に交わした会話はどんなだったろう
最後にどんな風に笑ったっけ

人間の記憶なんて曖昧で、はっきりと思い出すことができません。

昨日、義父が入院先の病院で亡くなりました。

つい先日、娘の出産を喜んでくれて、長い間娘と電話していました。
誰と話してたの?の問いに
おじいちゃんだよって嬉しそうだった娘の表情から
きっと楽しい会話だったんだろうなぁって思います。

年老いてからの義父は足も悪く外に行くのを嫌がっていました。

義母と同じ病気、心筋梗塞、そして心不全。
わずか2週間の入院生活です。
コロナで面会も無理だと病院から言われていて
救急搬送されてから、誰にも見舞われることがなく
心細かったのではと思うと、やりきれないものがあります。

長患いする前に、もしかしたら周りに気を使う亡き義母が
迎えに来たのかもしれません。

不思議ですね。
亡くなったのは義父なのに、思い出すのは義母のことばかりです。
若かりし頃、いっしょに暮らしていたときの自分も
鮮やかに蘇ってきます。

な~んにも知らなくて、な~んにもできなくて
薄っぺらな自分を思い出し、少しため息です。

葬儀のため、しばらく浜松を離れます。
猫たちのことは信頼できるスタッフさんたちがいるので安心です。
新しい子の受け入れとか、新しい相談は受けられませんが
日常は滞りなく運ぶだろうと思います。

いろんな出来事が目まぐるしくやってきます。
そういう年齢になったということなんですね
そして、そういうことがやってくることは、実は実は
とても幸せなことで、多くの人と結びついていればこそなんだと
あらためて感じています。


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夏と共に去りぬ

2022-08-29 18:52:33 | そらまめのひとりごと
朝晩の気配がすっかり秋ですね。
里帰りしていた娘とお子様たちが、
夏の終わりと共に、自宅に帰っていきました。

車まで見送りましたが、動き出した車の助手席の窓を全開にして
赤ちゃんを片手に
ありがとね~ありがとね~・・・。
ご近所に響き渡るような大きな声で、何度も娘が叫んでました。

ちょっと恥ずかしかったけど、正直ぐっときました。

家では、あっという間に大きな子供に戻って
横柄な態度を取っていましたが、娘なりに
ものすごく感謝してくれてたんだと思うと感慨深いです。

いつか自分の子どもや周囲に、その気持ちを返せるように
なってくれたらと思います。
やれるときにやっておいてあげられるのは
親にとっても幸せなことなんだと思いました。

また、こういう活動をしているにもかかわらず
譲渡会の運営、捕獲の相談、保護した猫のアドバイス、脱走した猫の対応
バザーなど
さまざまなことが止まることなく継続できたのは
猫と暮す会の活動を支えてくれてるスタッフさんや
支援者のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました。

それにしても・・・なになに、この疲れ方は?
と、思わないわけではないですが。
寝不足、肩こり、目の疲れ。

あぁ・・・かかった生活費、食費も
2倍どころの話ではありません。
身体もお財布もくたくたです。
貧乏暇なし金もなし・・・でしたっけ笑

さて、ここからまた新たなステージの始まりですね。

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てんやわんや

2022-08-20 10:59:33 | そらまめのひとりごと
このところ、所要に追われててんてこ舞いの毎日を過ごしています。
人生にはいろいろなところで節目があり
今はそれをこなすので、いっぱいいっぱいです。

でも一生懸命関わっておけば、いつかそれが
自分に帰ってこなくても
次の世代、次の世代に循環されていくのかなって思います。
というわけで、出産で里帰りしてる娘や子供たちに
付き合っているわたしです。

日中はウルトラマンの怪獣役ばかり押し付けられてへとへとです。
ミルク飲みの仔猫をはるかに上回る赤ちゃんの夜泣きで寝不足。
何かの耐久レースに参戦してるっぽい日々です。
もちろん仕事もあります。

そして、もう少しでわたしと同じ状況になるスタッフさんもいます。
おめでたいけどハードな毎日が待ってます。

スタッフさんたちには、それぞれ仕事や家庭があって
いつもコンスタントに猫たちに関わることができない個別の事情も
出てきます。
そんなときは声をかけ合って、みんなで乗り切っています。

ずっと時間を持て余して、暇で運営してる会ではないので

犬がいるとか、仕事があるとか、他に猫を飼ってるとか
いろんな言い訳をされて、拾った猫のめんどう見れないと言われると
えええ~!と思うこともしばしばです。
いっしょに頑張りましょうよの掛け声に、乗っかってもらいたいって
いつも思います。

てんやわんやな毎日ですけど、そのときできる精一杯が
座右の銘ですから、なんとかがんばってます笑

今のこの日々も、いつかきっとなつかしくなるんだろうって思います。
今がんばってることが、そういう風に過ごしてる自分が
未来の自分を助けるかもしれません。

先週の譲渡会はたくさんの子猫に、佳き縁がありました。
大切にしますの言葉に感謝し、
みなさんにフリマの商品もたくさん購入していただき、
がんばる力をもらったりしてます。
過去に繋がったみなさんが、支えてくださっての今なのです。

忙しい日常ですが、至る所に嬉しいことやありがとうのワードが隠れていて
それを見つけたときは、ワクワクします。
猫に関わったことで、いろんなことに気付けるようになりました。

明日の譲渡会も、猫たちにもわたしたちにも
素敵な出逢いがあることを祈っています。

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夏休みと猫

2022-08-11 11:04:56 | そらまめのひとりごと
夏休み、いろいろな予定を計画されている方
大勢いらっしゃるかと思います。
昨年、一昨年とコロナの影響で外出することもままならず
帰省することや旅行に行くこともできなかったわけですから
当然と言えば当然かとも思えます。

でも、特に大がかりな外出の予定を計画しない方も
これまた大勢いらっしゃるようです。

多様化された社会ですから、夏休みの過ごし方も様々でいいと思います。

猫と暮したいと日ごろ考えていらっしゃる方は、この夏休みに合わせて
猫を迎えるためのトライアルするのも
とってもいいことかなと思います。

お仕事をされている方は、特に出だしをゆっくりと過ごして
徐々に馴染んでいけたら、猫にとっても人にとっても
安心ですね。

この先、15年20年といっしょに暮らしていくわけですから
どこをポイントに選ぶのかも大切です。
室内で大切に育てていくと、猫たちは猫なりの愛情を送ってくれます。

言葉が通じるわけでもないし、何かお土産を持ってくるわけでもありません。
育てていく飼い主さん側が、その猫たちの発信する愛情のサインを
感じ取ってほしいと思います。

飼育するのは人間です。
でも、猫たちの贈り物を感じ取る能力を育てて
自分たちの心も向上させてもらいたいのです。
お互いに影響し合って、よりよい関係を築いていってもらいたいと思います。

これから猫と暮してみたいと思う方は
8月14日の佐鳴湖北岸管理棟の公園猫の相談会・展示会にいらしてください。

芝生広場ではフリマも同時開催しています。

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疲れる原因

2022-07-23 04:07:30 | そらまめのひとりごと
子猫の相談やら大人猫の相談やらひっきりなしです。

これまでも何度もお伝えして来ていますが、猫は見つけた方が
どうしたいかどうするのかだと思います。

ここにこういう猫がいるから、何とかして~という相談には
対応していません。
見かけて気の毒だと思うなら、まず保護して受診すればいいと思います。

その後、その子を自宅で飼うとか、飼えないならどなたか保護先を見つけて
そこから里親さんを探すとか、譲渡会を運営する団体に相談するとか
道を見つけていけばいいと思います。

自分自身は何もしないで騒ぐだけというのは、
助けたことにはならないと思うし、そういう相談はお断りしています。
できる努力はしてもらいたいといつも思ってしまいます。

もし、何もできないというのなら、何もしないという選択肢もあるわけです。
見過ごす自分がどうしても嫌なら、やはりがんばってもらうしかありません。

毎日毎日、相談があふれていて・・・
相容れない人が多すぎて。

猫を助けたいと決めたのなら、保護するところからはじまります。
保護するには、必要な道具もあります。
保護場所も必要です。
慣らさなければならなかったり、ミルクやフード、トイレの世話など
お金も手間も飼育にはかかってきます。
もちろん、衛生面、温度管理などの配慮も必要です。
成長に応じて駆虫薬も使用します。
ワクチン接種もします。
体調を崩せば、当然病院にもかからないといけなくなります。

やってみて初めてわかることもあるので、言葉の説明だけでは
なかなか理解しがたいのかもしれません。

こちらの誠意が伝わらなくて、とても残念な話になったり
必要経費の意味をまったく理解できない人たちもいて
そういうことで非常に疲れてしまいます。

相談された内容の、その向こう側には助けを待ってる子たちがいるのは
充分理解した上で、やはり相談してこられた方が
当方の考えている助けることに同意できないのなら、
お話しは流れてしまいます。

必要経費も払わずに保護だけを求められても
母猫の手術もせずに子猫の募集をしたいと言われても
子猫をわざわざ産ませて里親探しをしたいと言われても

そこは説明をした上ですが、お断りしています。

もちろん個別に自分でいいと思うやり方をすればいいだけのことです。
わたしたちの土俵に来て、つまり他人の敷地に入って来て
自分のやり方を通そうとされるのは困ります。

猫たちのことを一生懸命考えたりお世話するのは苦になりませんが
言葉の通じない人間関係に疲れる・・・と思ってしまいます。

何度か説明しても理解してもらえない人とは
たぶんずっと分かり合うことはないと思います。

また他の方が保護した猫たちのために、スタッフさんたちが
必死でお世話したり、なんとか里親さんを探してあげたいと
お話しをまとめたり、遠方にお届けしたりしています。
それって、当り前でもなんでもないことなのですが
なにか勘違いしている人もいます。

感謝されたくてみんなもやってるわけではありませんが
あまりの厚かましい態度に、ときどき
なんなんだと妙に納得できないこともあるわけです。

キャパシティーの問題もあるので、助けてあげられる数にも
上限があります。
できたらよき人間関係をはかれる方と、いっしょに猫たちのこと
考えていきたいと思ってしまいます。


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暑さと猫

2022-06-30 05:27:28 | そらまめのひとりごと
梅雨も明けて・・・猛暑
命の危険が伴う暑さです。。。なんてニュースが流れると
昔は絶対に使わなかった言葉だなぁって思います。

節電節電と言いながら、エアコンを使用するという
かなり矛盾したような話になんだかなぁな気分です。

暑いと、猫と暮す気も起きないんじゃないかと思っちゃったりします。
今の時期もですが、もう少し先になっても、子猫シーズンは続きます。
需要と供給ではありませんが・・・。
猫と暮したいと考える方が減少するのも困るなぁと。

子猫たちが順調に育つのが本当に嬉しくもあり
きみたち、あんまりぐんと成長しないでおくれよ~みたいな
これまた矛盾したことを考えたりもするわけです。

いろんな猫がたくさんいますから
譲渡会場にぜひ足を運んでもらえたらなぁって思います。

できたら、飛び込みでお越しいただくのは避けて
事前に予約を入れて、時間指定でお越しいただけたら助かります。

それから、遠方の方の審査はどうしても厳しくなってしまいます。
おひとり暮らしの方や、
年齢によっては保証人さんを立てていただくケースもあり
どうしても同伴していただきたいとお願いすることもあります。

数年先のことまではわからないので
できる限り今の時点で大丈夫だと思える方でないと、
猫たちをお譲りするのをためらってしまいます。

歳月が過ぎても、その子たちが幸せで過ごせる方に託したいと思います。
ぜひご理解ください。

この暑さでも猫と暮したいって方は
一生をともにする愛猫を、ぜひぜひホームページの中から
探し出してもらいたいです。

待ってるにゃん(=^・^=)💛
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回顧

2022-06-28 05:37:47 | そらまめのひとりごと
今年の6月を振り返って・・・悲しいことが多すぎて
どうしてこんなことがと思う日々の連続でした。

必死になってもどうにもならないことが続きました。

自分自身に起きたことも、
そしてスタッフさんの哀しみも心に流れ込んできます。
一瞬目の前が真っ暗になって、ラインの文字に涙しました。

送られた言葉。
その少し前に、向こう側で悲しすぎる事実が起きていて
それを受け止めてから報告してくれています。
その時のことを思うと、胸が締め付けられるようでした。
心が痛くなります。

これまで会で関わった子たちで逝ってしまったことを『またね』と
記録し残していますが
実は、記事として残していない子たちが複数いるのです。

理由は・・・。
いろいろです。

わたし自身が、心が弱っていて書けなかったとか
忙し過ぎて、PCの前に座っても気持ちを込めて書く余裕がなくて
そう考えてるうちに、いつの間にか季節が変わっていたり。

悼む気持ちだけでは、書くことができずにいました。

生きていたのに・・・たしかにそこでがんばっていたのに
なかったことにするつもりなどないのですが
申し訳ないことをしていました。

人の記憶は曖昧になっていきます。
いつしか忘れてしまうかもしれません。

回顧録は重たくて、辛くなる人も多いのかもしれないのですが
ひとつひとつ思い起こして書いていこうと思っています。

僕たち、わたしたちのこと忘れちゃったの?
と、ならないように・・・。

日々のことと同時に、何年か前のことが記事に入ってきます。
譲渡できて嬉しい話しやおもしろい内容とは違いますが
命と向き合ってるのですから、当然そこには悲しいお別れもあります。

1匹1匹のことをきちんと記録しておきたいと思います。

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夢を見たよ

2022-06-21 21:03:19 | そらまめのひとりごと
ずっとまとまって眠る時間がなくて
おかしな場所で眠ってしまうことがしばしばで

そんな中、夢をあまり見ないわたしなのに
夢を見ました。

あの子たちが、大きく育って
元気に里親さんのところに旅立っていく夢です。

良かったね~
幸せになってね
おめでとう

みんなのエールの中、嬉しくて、わくわくして
そんな風に送り出してる夢です。

目が覚めて・・・・あの子たちはもうこの場所にはいなくて
天使になったんだと思い出します。

いたはずの存在がある日ある時間を境に向こう側にいってしまう・・・。
見えない壁を乗り越えて、もう二度とわたしの手の届かない場所に
いってしまいました。

ぬくもりを残し、手の中で消えた幼子たち
助け切れなかった無念は、今もわたしの中をさまよったままです。

ちっぽけでできの悪い自分が、失った理由を探してて
誰に何の言い訳をしようって言うんだろう。

苦しいのに抱っこするとゴロゴロしてくれて
生きようとするその姿に、どれほど励まされたことか。
ただ、ただ幸せになってほしかった。
それだけなのに。

できることなら、やり直したい・・・。
もう無理だってわかってるけど。

逃げずに頑張ってきたつもりなのに、
神様あんまりだよって神様に文句を言いたい自分って
情けないほどちっちゃいですね。

夢でしか幸せにできなくなった子たちのこと
忘れたくないって思います。
たくさん泣いたら、また立ち上れるかな。


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時間がない~( ;∀;)

2022-06-18 17:46:08 | そらまめのひとりごと
子猫シーズン真っただ中に突入し、正直本当に四苦八苦しています。

少しでも助けてあげたいのは山々ですが
やはりキャパの問題もあり、また衛生面や感染症のリスクも配慮しながら
となると、限界はあるわけです。

ようやく魔界を抜けたかと思う間もなく
さらなる魔界に突入です。

小さな子猫たちの急変に、何年やっててもとまどうことや
顔面蒼白状態に陥ることしばしばです。
自分がパニックになってどうする・・・と言い聞かせてみても
どうしようもないときもあって
もちろんわたしもですが、スマホの向こうのスタッフさんの焦りとか
動揺が伝わってくることもあります。

書いておきたいことや、記録しておきたかったことも
日にちばかりがあっという間に過ぎていき、
あ~あみたいな状態です。
PC前で瞬間的に寝落ちしたりします。

たぶん前世でろくなことをしてこなかったせいなのか
現世で、徳を高めよと修行修行の日々なわけです。

そんなに忙しいならやめれば?などと言う人ももはや誰もおらず
自分で決めたわけだから頑張るしかないかと
結局そこにたどりつき・・・毎日過ごすうちに
知らぬ間にきっと秋とか冬とかになってるだろうと思うわけです。

がんばりどきです。

やれるうちはちゃんと考えてしっかりできることをやらないとって思います。
毎日、脳トレ筋トレやってるみたいですが
そういう毎日を過ごせていることに、感謝しないといけませんね。

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ふたたび

2022-05-18 08:44:00 | そらまめのひとりごと
この世でいちばん悲しいことは、子どもを失ってしまうことだと思います。

ある日突然そんなことが起きたら
息をするだけで痛くて苦しくて・・・。
普通ではいられないんだろうと思うのです。
普通が何かも考えられなくなるんだと思うのです。

時間がどう過ぎていくのかいかないのか
迷路をさまよう日々。
想像もできない深い深い闇だと思います。

できるのは、わたしの知っていた彼女との
想い出ばなしをさせてもらうことだけ。

楽しそうに笑っていたこと。
自分の子ども時代のことを一生懸命話してくれたこと。
大好きな猫の話しを聞かせてくれたこと。

わたしに、こっそり子猫を助けてと言ってきたこと。
ボロボロの年寄り猫のお世話が楽しいと言ってくれたこと。
ご飯を食べに行ったとき、食べられないものの入ってたお皿を
食べてって差し出してきたこと。

可愛い声で明るく笑っていました。
美しい横顔でした。
きれいな手をしていました。

何年か過ぎた今も、目に浮かぶのは可愛らしいままの彼女の笑顔です。

おふたりは、やっとほんの少し何かを探したいと思えるようになったと
お話ししてくださいました。

1匹の黒猫が・・・目には見えない縁という糸で
彼女とご両親を再び結び付けてくれた気がします。

彼女が愛したジャンケン君が4月25日に天に還っていき
おふたりはジャンケン君のような黒猫を希望されました。

オスはいなくて1匹だけいた黒猫の女の子。

小さな子猫は、まるで昔からこの場所を、
おふたりを知っているかのようになじんでいきました。
もしかしたら、彼女はここに帰ってきたかったのかもしれない
そう感じました。

ジャンケン君をきっかけに、わたしとの糸をたぐり・・・
その先にはなつかしい家族の待つ場所が。

帰りたかったよね。
いろいろあったかもしれないけれど
大好きだった場所、大好きだった家族のそばに戻りたかったよね。

きっと、理屈じゃなくて分かり合えるもの
感じるものがあるんじゃないかと思います。

黄泉の世界を行ったり来たりできるという猫の力を借りて
再会できたと信じています。
おふたりに少しずつかもしれませんが
心癒される時間が戻ってきてくれますように。



祈りがふたたび優しい家族の時間を戻してくれますように。

コメント
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