三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「ストックホルム合意を検証する」その50

2022-04-30 08:32:23 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その50
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

問12:北朝鮮側から、資料の提供依頼はあったのか。
・今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。

更問:拉致の可能性が排除されない883名の行方不明者のリストの提供依頼はあったのか。既に北朝鮮側に提供したのか。今後、提供する考えはあるのか。
・今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えを差し控えたい。

(参考)883名の行方不明者のリストについて
・883名については、警察が相談・届出等を受けるなどして拉致の可能性を排除できないとして捜査・調査している人数である。
・最近、新たに相談・届出等がなされた23名の事案について拉致の可能性を排除できない事案として追加し、公表した。
・この行方不明者については、拉致の可能性を含め、事件・事故、自殺等あらゆる可能性を視野に入れ、予断を持つことなく調べているものであり、この全てが拉致された方であると主張しているわけではなく、国内で発見される可能性も否定できないところ。
・また、政府認定拉致被害者以外の拉致された方が全て883名に含まれていると主張しているわけでもない。

問13:核・ミサイル問題について取り上げたのか。
・日本側から、核・ミサイル問題が日朝間の協議に与える影響について指摘した。
(これ以上の詳細は差し控えたい。)

~終わり~



「ストックホルム合意を検証する」その49

2022-04-30 08:13:31 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その49
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

問5:全体で1年をめどとする調査全体の段取りや見通しについて、どのようなやり取りが行われたのか。次に予想されるステップは何か。
・北朝鮮側からは、これまでは過去の資料を精査したり、現地調査をする等の準備段階であり、今後調査を深化させる段階に入る、その上でまとめの段階に入っていくとの説明があった。
・このような説明以上に、現時点で決まっていることはないが、日本側からは、具体的な情報を含む調査結果を速やかに通報するよう強く要求した。

問6:今後どのような形で北朝鮮側と協議を行っていく考えか。再び平壌を訪問することになるのか。
・現時点で決まっていることはない。北朝鮮側の調査の進捗を見極めつつ、今後検討していく。

更問:総理や外相が訪朝する可能性はあるのか。
・現時点で全く検討していない。

問7:今回の協議を受け、今後政府としてどのように対応していくのか。
・現時点で決まっていることはないが、今回の協議で得られた情報等を分析し、拉致被害者御家族を始めとする関係各方面の御意見にも耳を傾けながら、政府全体として総合的に検討していく。

問8:北朝鮮側から、日本による制裁解除、人道支援等の更なる措置や、遺骨発掘・回収への対価について要請はあったのか。
・北朝鮮側から、制裁解除や人道支援への言及は全くなかった。
・北朝鮮側からは、遺骨発掘・回収への対価を望んでいるとの報道は憶測に基づくものであり、そうした考えはないとの発言があった。
・いずれにせよ、日本側として現時点で更なる制裁解除や人道支援などを考えていることはない。

問9:北朝鮮側から、朝鮮総連本部の問題について要請はあったのか。
・なかった。

問10:同行取材を行ったTBSの記者の問題について、北朝鮮側に抗議したのか。
・日本側からソ・テハ委員長に対し、報道の自由について指摘し、日本側の考えを伝え議論した。

(先方の反応いかん)
・議論は平行線であった。
(これ以上の詳細は差し控えたい。)

問11:調査対象者との面会、調査現場の訪問、物証の取得等は行ったのか。
・行っていない。

~続く~

「金陵辺は咲いたものの」

2022-04-29 16:40:18 | 日記
「金陵辺は咲いたものの」

 金陵辺(キンリョウヘン)は、花が付く花茎の根元に日本蜜蜂(ニホンミツバチ)を誘引するフェロモンを出す蜜腺があり、このフェロモンにひかれてニホンミツバチがキンリョウヘンに集まってくるという。花は咲いたがミツバチは集まってこない、この世の中は蜂蜜のように甘くはないのだ。



「ストックホルム合意を検証する」その48

2022-04-27 22:09:25 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その48
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

問3:拉致被害者以外の分科会について、北朝鮮側からどのような説明があったのか。
・行方不明者分科会については、入国の経緯、身元、現在の状況を確認するための作業を実施しているとの説明があった。
・日本人遺骨分科会については、既に知られている日本人墓地等の調査・実態確認とともに、新たな埋葬地の発見に努めているとの説明があった。
・残留日本人・日本人配偶者分科会については、資料を分析するとともに、現地調査により証言を聴取し、人定事項等の確認に努めるとの説明があった。

更問:具体的な生存者情報や対象者数について、北朝鮮側から説明があったのか。
・今回の北朝鮮側の説明は、基本的に調査の現状についての説明であり、拉致問題を含め、新たな具体的な情報を含む調査結果の通報はなかった。
・これ以上の詳細については差し控えたい。

問4:今回、北朝鮮側から、調査結果に関する最初の通報が行われたと受け止めているのか。
・今回の協議では、特別調査委員会による調査の現状について詳細な説明を受けたが、具体的な情報を含む調査結果の通報はなかった。
・今後の先方からの説明・通報が、今回のように全体をまとめた形でなされるのか、あるいは随時連絡が来るのかを含め、現時点で決まっていることはない。
・政府としては、北朝鮮側が調査を迅速に行い、その結果を速やかに通報するよう、引き続き強く求めていく。

更問1:調査結果に関する通報時期について、どのようなやり取りが行われたのか。今後の見通しいかん。
・やり取りの詳細については差し控えるが、現時点で決まっていることはない。

更問2:報道によれば、今次協議において、北朝鮮側から遺骨調査が終了した旨の通告があった由であるが、事実関係いかん。
・そのような事実はない。
・今回の協議では、特別調査委員会による調査の現状について詳細な説明を受けたが、具体的な情報を含む調査結果の通報はなかった。

~続く~