三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「ストックホルム合意を検証する」その49

2022-04-30 08:13:31 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その49
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

問5:全体で1年をめどとする調査全体の段取りや見通しについて、どのようなやり取りが行われたのか。次に予想されるステップは何か。
・北朝鮮側からは、これまでは過去の資料を精査したり、現地調査をする等の準備段階であり、今後調査を深化させる段階に入る、その上でまとめの段階に入っていくとの説明があった。
・このような説明以上に、現時点で決まっていることはないが、日本側からは、具体的な情報を含む調査結果を速やかに通報するよう強く要求した。

問6:今後どのような形で北朝鮮側と協議を行っていく考えか。再び平壌を訪問することになるのか。
・現時点で決まっていることはない。北朝鮮側の調査の進捗を見極めつつ、今後検討していく。

更問:総理や外相が訪朝する可能性はあるのか。
・現時点で全く検討していない。

問7:今回の協議を受け、今後政府としてどのように対応していくのか。
・現時点で決まっていることはないが、今回の協議で得られた情報等を分析し、拉致被害者御家族を始めとする関係各方面の御意見にも耳を傾けながら、政府全体として総合的に検討していく。

問8:北朝鮮側から、日本による制裁解除、人道支援等の更なる措置や、遺骨発掘・回収への対価について要請はあったのか。
・北朝鮮側から、制裁解除や人道支援への言及は全くなかった。
・北朝鮮側からは、遺骨発掘・回収への対価を望んでいるとの報道は憶測に基づくものであり、そうした考えはないとの発言があった。
・いずれにせよ、日本側として現時点で更なる制裁解除や人道支援などを考えていることはない。

問9:北朝鮮側から、朝鮮総連本部の問題について要請はあったのか。
・なかった。

問10:同行取材を行ったTBSの記者の問題について、北朝鮮側に抗議したのか。
・日本側からソ・テハ委員長に対し、報道の自由について指摘し、日本側の考えを伝え議論した。

(先方の反応いかん)
・議論は平行線であった。
(これ以上の詳細は差し控えたい。)

問11:調査対象者との面会、調査現場の訪問、物証の取得等は行ったのか。
・行っていない。

~続く~

最新の画像もっと見る

コメントを投稿