三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「新作への道程は険しい」

2023-01-31 16:14:49 | 日記
「新作への道程は険しい」

 定期公演を無事に終えることができた私は、昼から市内の喫茶店で三村隆則阿波古事記研究会副会長と落ち合い、新作浄瑠璃の重要個所となるこれまで邪馬台国と呼ばれてきた国が、九州でもなく畿内でもなく、実は徳島にあったという見解をどのように構成していくかについて意見交換をした。
 要点は、魏志倭人伝にある記述を浄瑠璃の中でどう分かりやすく説明するかだと私は考えている。魏志倭人伝や古事記に詳しくない人にも浄瑠璃を楽しんでもらうための方策とは?新作への道程は険しい、私は思案橋のうえで佇むばかりだ。





「中村園太夫座定期公演」その4

2023-01-29 19:09:01 | 日記
「中村園太夫座定期公演」その4
~一谷ふたば軍記・熊谷陣屋の段~
 本公演の最後を飾るのは、中村園太夫座による一谷ふたば軍記・熊谷陣屋の段、人形が5体出て約1時間を要する大作である。現在、座員が10名の中村園太夫座単独では上演できないことから、赤松座にお手伝い頂いた。写真は、総大将の源義経が登場し、一同平伏しているところ。


「中村園太夫座定期公演」その3

2023-01-29 18:44:13 | 日記
「中村園太夫座定期公演」その3
~傾城阿波の鳴門・順礼歌の段~
 3番目となる演目は、徳島県で一番人気があり上演回数も一番多い傾城阿波の鳴門・順礼歌の段、演じるのは地元新野中学校民芸部である。特に、今年は語りの太夫を担当した女性部員が素晴らしかったと思う。民芸部の皆さん、中学校を卒業したら中村園太夫座に入ってね、先輩部員もいるよ!



「中村園太夫座定期公演」その2

2023-01-29 18:35:45 | 日記
「中村園太夫座定期公演」その2
~阿波遍路恋唄~
 2番目となる演目には、中村園太夫座による阿波遍路恋唄が登場した。私は、上演の前に緞帳の前に出てこの演目について説明を行った。それが終わると、今度は口上を担当した。それから、鐘を叩いたり最後の拍子木を打ったりもした。



「中村園太夫座定期公演」その1

2023-01-29 18:27:04 | 日記
「中村園太夫座定期公演」その1
~寿三人三番叟~
 公演のオープニングは、赤松座による寿三人三番叟である。軽妙なリズムに乗せて三体の人形が舞い踊る、それぞれに個性があって所作も面白い。赤松座にはこの一年を通じて本当にお世話になり、座員各位の真摯なお取組のお陰で今日の公演を成功裏に終えることができた。改めてお礼を申し上げたい。