三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「只今、猛勉強中」

2020-12-26 22:06:00 | 日記
「只今、猛勉強中」

 新年1月31日に阿南市文化会館・夢ホールで開催される中村園太夫座公演で、メインとして上演されるのは「玉藻前曦袂・道春館の段」(たまものまえ あさひのたもと・みちはるやかたのだん)という世話物である。
 昨日、座員各位にそのDVDが届いたので、年末年始にかけてじっくりと勉強しておくとしよう。上演時間は1時間ほど、筋書きを飲み込んで順番を間違うことのないように猛勉強は続くのである。



「ゆすらんめ」

2020-12-25 16:08:19 | 日記
「ゆすらんめ」

 本日、新野町にあるコメリで買い求めた苗木には「ゆすら梅」と書いてあったが、私は今日までずっと「ゆすらんめ」と思い込んでいた。名前がどっちであろうが構わないが、早く大きくなって「ゆすらんめ」が腹いっぱい食べれる日が来ることを待っている。小粒なサクランボと思って欲しい。



「だいだい(橙)やねえ」

2020-12-25 12:18:57 | 日記
「だいだい(橙)やねえ」

 評論家として高名だった故・竹村健一氏風に言えばこうなる。橙は迎春準備に欠かせないことから、我が家の畑に数年前から植えてある。今年は2個実を付けたので、玄関前のしめ縄に飾り付けようと思っている。



「クリスマスイブ」

2020-12-24 20:07:34 | 日記
「クリスマスイブ」

 農作業用にと、近くのコメリで長靴を買ってきた。折しも今日はクリスマスイブ、私がまだサンタクロースの正体を知らない頃、枕元に靴下を置いて寝ると、翌朝にプレゼントが置いてあったことが夢のような話であった。
 このクリスマスも、バレンタインデーも、最近のハロウィンも、元々、古来より我が国にある風習ではなく、営業的思惑も手伝って外国から輸入した異教徒の文化によるものだ。それがいつの間にか我が国の日常生活の中に根を張っている。これらはキリスト教文化といえるが、我が国の黎明期には儒教や仏教が外国から輸入され、長い時間をかけて日本のあらゆる分野に溶け込んでいる。幕末の尊王攘夷思想も、儒教、とりわけ朱子学に負うところが大きい。
 このように輸入された外国の文化は、いつの間にか我が国に適応するように加工及び取捨選択され、本来の姿と違ったものとなり生き続けている。この輸入した外国の文化や技術を、いつの間にか我が国に適用するように飲み込んでしまう力こそが日本文化の特筆すべき底力だと、私は常々考え続けている。
 我が国の文化を「猿真似」だと嘲笑する日本人がいることを承知しているが、それは世界中がそうなのであって、キリスト教もアルファベットもヨーロッパが発祥の地ではないことがそれを証明している。文化は、多文化と交流し刺激しあうことで新たな文化を生み出してきた歴史がある。
 幸いにして、我が国には多文化を受け入れて日本独自の文化として発展させる力がある。この「柔軟性」こそが日本の特筆すべき武器なのであって、国内で宗教戦争というものがほとんど発生していない要因ともなっている。それを、「猿真似」だと嘲笑するのは浅薄のそしりを免れないと思う。