「わが心の風景」
今日、椿町を訪れたのは「キッチンマルシェ椿」に立ち寄るのが目的ではなく、旧船瀬温泉(現かもだ岬温泉)へと続く県道を走り続け、平松地区から望む椿泊湾を久しぶりに眺めてみたかったからだ。
53歳から55歳までの間、阿南市が直営している旧船瀬温泉に勤めたことは何度かお話ししてきたが、生まれてからほとんどの時間を田んぼと山に囲まれた農村地域で過ごしてきた私にとって、日々の生活の中で当たり前のように海を観ることはとても新鮮な経験であった。
特に、ここから観える椿泊湾には、朝な夕なに車を止めて立ち止まって何をするでもなく時間の許す限り眺めていたことを覚えている。心の平穏を保つことができた場所として今でも懐かしく想う、わが心の風景と呼ぶに相応しい。
今日、椿町を訪れたのは「キッチンマルシェ椿」に立ち寄るのが目的ではなく、旧船瀬温泉(現かもだ岬温泉)へと続く県道を走り続け、平松地区から望む椿泊湾を久しぶりに眺めてみたかったからだ。
53歳から55歳までの間、阿南市が直営している旧船瀬温泉に勤めたことは何度かお話ししてきたが、生まれてからほとんどの時間を田んぼと山に囲まれた農村地域で過ごしてきた私にとって、日々の生活の中で当たり前のように海を観ることはとても新鮮な経験であった。
特に、ここから観える椿泊湾には、朝な夕なに車を止めて立ち止まって何をするでもなく時間の許す限り眺めていたことを覚えている。心の平穏を保つことができた場所として今でも懐かしく想う、わが心の風景と呼ぶに相応しい。